プラグ交換・・・
私のE46は去年の車検時に最小限の整備でお願いしましたので、今回1年点検としてある程度念入りに見てもらいました。
その際、エンジンオイルの漏れが発見されたのでその箇所のパーツを一式交換し、バッテリーも交換。
そしてラジエターのサブタンクを予防的交換をして・・・
そろそろフロントのブレーキローターが限界とのことでしたが、来年の車検時に交換することにしました。
さらにプラグの交換も勧められたのですが、プラグなんて自分で交換できます(それに安上がりw)のでプラグはオーダーせず点検終了。

ということで、今日は車のプラグを交換しました。
今のE46が前回プラグを換えたのは前々回の車検の時だったと思いますので、かれこれ3年になりますか・・・
まぁエンジンは絶好調なので急いで換える必要はないのですが、気になっていたプラグが手に入りましたので交換することにしました。




そのプラグとはこれ・・・
ボッシュのプラチナイリジウムフュージョンで、以前E34に付けていたプラチナ+4という同じボッシュの4極タイプの中心電極がイリジウムとプラチナ合金になったタイプです。

では早速交換作業に入ります。




まずボンネットを開けます。
現れたのは2.2リッターのM54型直列6気筒エンジン。
以前のE34は2世代前のM50エンジンでしたが、デザインは似たような感じですね。
しかしこう見るとエンジンがやたら室内側に追い込まれていて、奥の方の作業性はあまりよくなさそう・・・
フロントのオーバーハングを短くし、さらにエンジンマウントをフロントアクスルよりも後方へ・・・と極力車体中央に配置してマスの集中化を図った結果ですので仕方ありませんね^^
ちなみにBMWのDOHC直6NAエンジンはM50の次はM52→M54→N52(現行)という風に変化してきています。

次にヘッドカバーを取り外します。
「BMW」の文字の左右2カ所にメクラ蓋がありますので、マイナスドライバーなどでこじって外して中のナット(10mm)を外します。
そしてオイルフィラーキャップを外してヘッドカバーを外します。




ヘッドカバーが外れるとこのようにイグニションコイルの登場。
このM54エンジンもM50と同様にダイレクトイグニションですから、コイルがプラグホールに突き刺さっています。
ゴミが入るのを防ぐため、忘れずにフィラーキャップを閉めておきましょう。




これがコイルのアップ。
金属のストッパーを持ち上げてコネクタを外すとコードとコイルが分割できます。
コイルは左上と右下のボルト(10mm)で留まっています。

コイルがフリーになるとあとは引き抜くだけなのですが、E34と違って5番と6番は内側に入り込んで非常に作業がしづらいですね。
上を覆っているエアフィルターのカバー類を取れば楽にアクセスできるのですが、今回はそのまま作業します。
5番までは何とかスムーズに終了。
問題は6番・・・
エクステンションを付けたままではプラグレンチがプラグホールに入りませんので、先にプラグレンチだけ落としてあとからエクステンションを入れ、さらにそれからラチェットを装着します。
この辺は車載のプラグレンチを使えば楽なのかな・・・?

とにかく全て作業は終了。




新旧のプラグを見てみます。
純正のプラグも接地電極は4極ですが、メーカーはNGKです。
中心の電極が所々欠け落ちている箇所もあり、やはり交換してよかったです。

最後に交換後のインプレ・・・
といっても特に大きな違いは感じられません。
アクセルのつきが若干よくなった?って感じる程度で、それもプラシーボかもしれませんしwww
だいたいプラグで大きな効果は期待してませんから^^;

| 車::E46・メンテ | 20:34 | comments (0) | trackback (0) |
ローター交換・・・
今日はE46のブレーキローター(フロント)を交換しました。
前回の車検時に担当者から「そろそろですね・・・」と言われていまして、確かにローターがかなり摩耗してきていました。
走行距離はまだ5万kmにも達していませんが、パッドもローターもよく削れるようになっているので減るのがかなり早いですね。
そんなすり減ったローターのせいかブレーキングの感覚が以前とはちょいと違う・・・
言葉では言い表しにくいのですがあまり楽しくないんですよねw

ですから次回の車検時(今年)に交換しようと思っていたのですが、去年の終わり頃BMWのHP上でE46とE39を対象としたキャンペーンが今年3月末まで開催されることを知ります。
オイルとフィルター、ワイパーブレードなど、またブレーキローターとパッドのセット(フロント、リア)が通常の価格よりも若干安くで提供されています。
そのキャンペーンを知ったとき「よし、3月に換えよう!」と私は決めていたのでした。

で、本日の午前中にディーラーに持ち込み作業を依頼した。
ショールーム内のテーブルでコーヒーをいただき雑誌を読みながら待つこと約30分・・・
雑誌を読み終えて隣に置いてある5シリーズ・グランツーリスモに乗り込んで遊んでいる私に「終わりましたよ~」と担当者の声。

あ、もう終わり?

遊んでいた535iGTに別れを告げて担当者から作業内容についての説明を受けます。
そして支払いは当然カードでw
点検整備などの費用が5%オフになるBMWカードは重宝します。
車検時などではその5%が結構な金額になるので侮れませんw

さて、交換後にパッドとの当たりが出るまで1時間ほど走ってみたのですが、それまでとは明らかに違います。
キャリパーはOHなどしていないためここまで変わるとは思っていなかったのですが、それまでの曖昧なフィーリングが改善されました。
よく「ドイツ車のブレーキは真綿で締め付けるよう・・・」って言われますが、まさにそれですね。
ブレーキペダルを踏んでいくと、その踏力と制動力のバランスが気持ちいいというか・・・
踏んだ瞬間は国産車と違って”甘い”感じで、初めての人は「効かない」と感じるかもしれません。
しかしその後はリニアに制動力が立ち上がっていきます。
どの速度域でも安定していますしチョンと踏んだり引きずったり、様々なケースでコントロールしやすく安心して踏めます。
特に制動時にパッドがローターに吸い付いていくようなあの独特の感触は病みつきになりますw

このブレーキ(フィーリングやコントロール性など)に関しては国産車と輸入車(特にドイツ車)では大きく違うところですね。
国産車は一般的に踏んだ瞬間にガツンと効きますが、そこからの制動力の立ち上がりが緩い感じ・・・
強く踏めばそれなりに効いて何ら問題はありませんが、慣れていないと「ホントに止まるか?」と思うこともあります。

なぜここまで違うのか?

それぞれの国のスピードレンジの違いもあるでしょう。
公道で200km/h以上からのフルブレーキングなんて日本では考えられませんし、一般的にはそこまでの性能は要求しないでしょうからね。
またダストによる”汚れを嫌う”ってのも関係するかもしれません。
つまりメーカーの考え方の違いです。

あ、ダストといえば・・・
そう、ドイツ車のブレーキはダストがわんさか出ます。
2、3日乗っているとフロントホイールは真っ黒になりますw
このダストの多さに悩む人も多いはずですが、これに対して国内外のいろんなメーカーが「制動力は純正と同等だがダストが少ない」ってパッドを出しています。
で、私もE34時代に有名どころの低ダストパッド(あえて商品名は出しませんw)を2つ試したことがあります。
確かにダストは少なくて洗車が楽になりました。
しかし効き味がどれも気に入らない。
制動力自体に大きな不満はなかったのですが、あの”吸い付く”感じがないんですよ・・・

最終的には「やっぱり純正が一番」という結論に到りました。
汚れはこまめに洗えばいいことですしね^^

| 車::E46・メンテ | 01:23 | comments (0) | trackback (0) |
車検・・・
今月は我がE46の4回目(満9年)の車検を迎えておりました。
車検の時はいつも「一体いくらかかるだろうか・・・」と担当者からの電話にビクビク怯えていたのですが、今回は割と楽観的・・・

というのも、去年の定期点検の際に水回り、燃料、オイル関係の怪しい箇所は全てやりましたし、3月にはブレーキローターとパッド、そしてオイルを交換していたのであまり大げさなことにはならないだろう、と。

ただ気がかりなのはタイヤと足まわりのブッシュ類のへたり具合といったところ。

で、先週末に車が戻ってきたのですが・・・

予想していたよりもかなり安く上がりました^^
タイヤはかなり微妙だったようですがギリギリセーフで、ブッシュ類はフロントスタビのみで済みました。
お約束のロアアームをはじめ他の箇所はまだ大丈夫とのことで一安心^^

あとは各ベルト類、インテークブーツにアイドルプーリー、そしてブレーキオイルなどです。

実はこのほかにパワステのホースからオイル漏れがあったのですが・・・
これは漏れといってもまだ”滲み”レベルで慌てて交換するほどでもないということで、今回は見送りました。
何せこのホース2本がバカみたいに高いんで、ディーラーの担当者も「今回はやめておきましょうか」と^^;

これで無事車検は終了・・・

そして今日、あるものが家に届きました。




黄色い箱にBOSCH BOSCH BOSCHの赤い文字・・・
しかも想像していたよりもかなり大きい箱で送られてきました。
早速開けてみると・・・




今度は少し小さめの箱が出てきましたw

そして中にはさらに小さな箱が・・・
そう、実はこれはマトリョーシカで・・・

ンなはずはない。
しかしちょっと期待して小さな箱を開けてみたところ・・・




よかった、ちゃんと商品が出てきました^^;
で、これは何かというと、エアコンのマイクロフィルターです。
実はこのフィルターも車検時に交換を勧められたのですが、これは工賃払ってまでディーラーでやってもらうことはありません。
純正のフィルターは5000円以上しますが、ボッシュの同じヤツならネットで3000円で買えます。
ちなみにこれは純正と同じチャコール(活性炭入り)ですが、チャコール無しなら2000円ほどで買えるようです。

では早速交換してみましょう。

まずはボンネットを開けます・・・




バルクヘッド付近にフィルターの収まる場所があり、赤い丸で囲んだロックを90°回してカバーを外します。
そしてフィルターを取り替えてカバーを閉め、ボンネットを閉じて終わり。

そうです、たったこれだけなんで慣れれば1分で出来ますw

しかし私はE34時代は自分で交換したことがありませんでした。
一度自分でやってみようとネットで調べてみたのですが、かなり面倒臭そうなんですよね。
運転席のパネルを外してエバポレーターまでアクセスして・・・
右ハンドル車は特に面倒なようで、あるHPでは「慣れてない人は腰や背中を痛める可能性大」と物騒なことが書いてありました。
それを見て、ある意味拷問のような姿勢を強いられて痛い思いをするのは・・・嫌だなぁ~、とw
ですからE34のマイクロフィルターは黙ってディーラーに任せてました^^;




最後に、外したフィルターの汚れ具合ですが・・・
細かい埃や植物の種(タンポポ?)らしきものがたくさん付着していますが、予想していたほど汚れてはいませんでした。

さて、これで残るはタイヤのみ・・・

最近はそのことで毎日あれこれと考えているのですが、交換は早くてもボーナスが出てからになりそうです。

| 車::E46・メンテ | 16:31 | comments (2) | trackback (0) |
嫌な黄ばみ・・・
今年でちょうど10年経過した我がE46、お肌の調子もそろそろ衰えを見せ始めてきました。
特に最近気になっているのはサイドマーカーのレンズ。
紫外線の影響かどうかは分かりませんが無色透明のレンズが黄ばんで見苦しい姿に・・・
表面に付いたものなら磨けば取れますが、コンパウンドで磨いても綺麗にならないのでどうやらこの色に染まってしまったようですw




ということでサイドマーカーのレンズを交換すべくディーラーで購入。




交換方法は至って簡単です。
前方にスライドさせればパカッと外れます。
スライドさせても外れにくい場合は後端に内張はがしなどを突っ込めばOK。




交換後のそれは・・・
一目瞭然ですね。
元はこんな色だったんだw




バルブのアンバーが気になりますのでクロームコーティングされたバルブ(5Wウェッジ球)に交換。
これで作業は終了です。
しかしこんなパーツが一つ3675円もしますw
ボンネットのエンブレムも以前は2500円くらいだったのが今や5000円以上します(ただ品質は大幅に向上)し、昨今の円高など「知るもんか」とばかりにパーツの価格は年々上がっていますね・・・

ところで、今あるモディファイを決行中です。
なんの確信もなしにやってみようと思い始めたことなのでうまくいくかどうか分かりませんが、あと数日後には分かるでしょう。

| 車::E46・メンテ | 19:58 | comments (0) | trackback (0) |
10年選手・・・
我がE46もすでに10年経ち、そろそろ補修を要する箇所がボチボチ出始めてきました。
エンジンは絶好調なのですが、ボディはごく小さな傷や洗車程度では落ちない汚れが目立って来ました。
外装はいずれプロの手によってリフレッシュしてもらうつもりなので、今は見て見ぬ振りをしていますw

内装は比較的綺麗で、E34の時のように天井が垂れ下がったり、ドアの内張が浮いてきたりなんてことは今のところありません。
ただ、Cピラーカバーの布が一部剥がれてきており、ミラーで後方確認するたびに目に飛び込んできて気になっていました。
それを今回自分で補修してみました。

Cピラーのカバーを外すには、リーディングランプをカバーから外してコネクタを抜きフリーにします。
カバーは上部2箇所のクリップで止まっていますので、ランプの収まっていた穴から上方に指を入れて手前に引っ張ってカバーを外します。




これが外したカバーです。
リアウインドウ側の縁が剥がれてきています・・・
まぁこれは天井と違ってスポンジを挟んだ素材ではないため、比較的楽に補修できそうです。




ここで登場するのがこの接着剤。
E34でもお世話になったヤツです。
しかしかなり前に使ったきりですので、ちゃんと使えるかどうか心配でしたが中身は大丈夫っぽい・・・
とりあえずこいつで補修してダメならやり直せばいいやw




って事でさくっと貼り合わせてこの通り。
幸い平面部のみでしたのでしわが寄ることもなく綺麗に張り直せました。
気になるのは耐久性ですが、もし速攻で剥がれてくるような事があれば次は新品で行きますw

| 車::E46・メンテ | 23:51 | comments (0) | trackback (0) |

  
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