2012,11,14, Wednesday
昨晩、カレーでも食いに行こうとココイチに向かったときのことです。
車に乗り込みキーをひねってエンジンをかけます。
するとメーター内に見慣れない表示が・・・
なんだろう・・・
って考えるまでもなく、見ての通り「左のヘッドライトかフォグランプが切れてますぜ」という警告表示。
いきなりバーナーが逝ったってか?
とライトスイッチをオンにしてみますが、ヘッドライトはちゃんと点灯しますしフォグランプもしかり。
そしてヘッドライトが点灯すると警告灯は消えます。
これって・・・
E34時代、後付けHIDでほぼ全ての人が経験したであろう“あれ”が頭をよぎります。
その“あれ”とは、いきなりポーン!という音とともに表示される「DIP BEAM」の表示。
つまりはヘッドライトの警告灯です。
ライトの警告灯はライトスイッチON時に検知するホットモニターと、ライトスイッチOFF時にも検知するコールドモニター両方を備えています。
今回の事例はヘッドライト点灯時は警告灯が消えることからコールドモニターということですね。
E34の場合はヘッドランプが点灯しない程度のごく僅かな電気を流してバルブのフィラメントが切れているか否かを判断しており、フィラメントが切れていれば電気が流れずエラーを出す仕組みでした。
ですからハロゲンランプからHIDに換えるとその僅かな電流ではバラストを流れきれずエラーが出てしまうんです。
これを回避するにはハロゲンバルブと同等の抵抗値を持つ抵抗をかまし、ライトスイッチONの時は抵抗を通さないようリレーで制御してやればいいわけです。
ただ、E34の時は常にモニタしているわけではないみたいで警告灯は時々しか点灯しませんでした。
ですからその警告は無視し続けキャンセラーを入れることなく今のE46に乗り換えることになったのです。
さて、今回の警告灯の原因は何かを考えます。
私のE46は元々がハロゲンランプ仕様で、後にボッシュのリプレイス用HIDライトユニット(リトロニックキット)に変更してあります。
リプレイス用とは言ってもライトユニットは純正と同じもので、これに警告灯のキャンセラーが付属していました。
このキャンセラーこそ先述のエラーを回避するための装置ですが、E46ではこれをパルス電流でモニターしているためコンデンサを使って回避しているようです。
ヘッドライト自体は正常に点灯するわけですから、今回はほぼ間違いなくこのキャンセラーの異常でしょう。
ということでキャンセラーを見てみます・・・
この中央にあるタバコの箱よりもちょいと大きめの物体がそれで、ライトユニットの手前に割り込ませてあるだけです。
そしてそのキャンセラーの端っこに「FUSE」と書かれたプラグを発見。
電気系で何かあったらまずはヒューズを疑いますが、単なるヒューズ切れであることを祈ります・・・
ちなみにこの画像は右ライトのキャンセラーです。
エラーを吐いた左側のキャンセラーはエアクリボックスとライトの僅かな隙間に挟まっており、そのプラグを外す作業に手間取ります。
ちょいと大きめのマイナスドライバーをグイッと押し込んで回すとポコッと外れますが、このまま引き上げると落としそうになります。
まぁ運良くドライバーの先がプラグの溝にしっかり嵌まっていたのでゆっくりと引き抜くことが出来ました。
これが外したプラグです。
そのプラグに小さめのガラス管ヒューズが嵌まっていました。
このヒューズ、中の線は一見して切れているようには見えません。
ちょいと不安になってきたので、念のためエラーの出なかったほうのヒューズも併せて祈る思いでテスターを当ててみました。
エラーの出たほうだけは反応なし・・・
よっしゃ、これでヒューズ切れは確定^^
ちなみにこのヒューズにはESKAというドイツのメーカーの刻印が入っており、M500/250Cという刻印もあります。
恐らくこれは250V/0.5Aという意味だと思いますが、一応ググってみるとその通り^^
しかしそんなヒューズは持ち合わせていないため、ドライブがてらハンズマンまで行って買ってきました。
帰宅後、買ってきたヒューズをプラグに嵌めて慎重にキャンセラーに戻します。
せっかくですから今回は左右両方交換しておきました。
装着後キーをひねると・・・何も出ません^^
結局、今回のエラーは単なるヒューズ切れということですが、まだ安心は出来ませんね。
経年劣化や振動などで切れたのならいいですが、キャンセラー自体の故障が原因で切れたのであれば厄介です。
後者であればまたすぐにヒューズが飛ぶでしょうから、今後要観察ですねw
しかしE46の警告灯ってわかりやすいですね・・・
音こそ鳴りませんが、モニターしてる場所のどこが異常なのか一目瞭然です。
E34の時は文字で、しかもデフォルトではドイツ語なので慣れるまでなんの警告なのかすら分かりませんでしたから。
しかも点灯と同時に鳴る「ポーン!」というあの音の心臓に悪いこと悪いこと・・・w
車に乗り込みキーをひねってエンジンをかけます。
するとメーター内に見慣れない表示が・・・
なんだろう・・・
って考えるまでもなく、見ての通り「左のヘッドライトかフォグランプが切れてますぜ」という警告表示。
いきなりバーナーが逝ったってか?
とライトスイッチをオンにしてみますが、ヘッドライトはちゃんと点灯しますしフォグランプもしかり。
そしてヘッドライトが点灯すると警告灯は消えます。
これって・・・
E34時代、後付けHIDでほぼ全ての人が経験したであろう“あれ”が頭をよぎります。
その“あれ”とは、いきなりポーン!という音とともに表示される「DIP BEAM」の表示。
つまりはヘッドライトの警告灯です。
ライトの警告灯はライトスイッチON時に検知するホットモニターと、ライトスイッチOFF時にも検知するコールドモニター両方を備えています。
今回の事例はヘッドライト点灯時は警告灯が消えることからコールドモニターということですね。
E34の場合はヘッドランプが点灯しない程度のごく僅かな電気を流してバルブのフィラメントが切れているか否かを判断しており、フィラメントが切れていれば電気が流れずエラーを出す仕組みでした。
ですからハロゲンランプからHIDに換えるとその僅かな電流ではバラストを流れきれずエラーが出てしまうんです。
これを回避するにはハロゲンバルブと同等の抵抗値を持つ抵抗をかまし、ライトスイッチONの時は抵抗を通さないようリレーで制御してやればいいわけです。
ただ、E34の時は常にモニタしているわけではないみたいで警告灯は時々しか点灯しませんでした。
ですからその警告は無視し続けキャンセラーを入れることなく今のE46に乗り換えることになったのです。
さて、今回の警告灯の原因は何かを考えます。
私のE46は元々がハロゲンランプ仕様で、後にボッシュのリプレイス用HIDライトユニット(リトロニックキット)に変更してあります。
リプレイス用とは言ってもライトユニットは純正と同じもので、これに警告灯のキャンセラーが付属していました。
このキャンセラーこそ先述のエラーを回避するための装置ですが、E46ではこれをパルス電流でモニターしているためコンデンサを使って回避しているようです。
ヘッドライト自体は正常に点灯するわけですから、今回はほぼ間違いなくこのキャンセラーの異常でしょう。
ということでキャンセラーを見てみます・・・
この中央にあるタバコの箱よりもちょいと大きめの物体がそれで、ライトユニットの手前に割り込ませてあるだけです。
そしてそのキャンセラーの端っこに「FUSE」と書かれたプラグを発見。
電気系で何かあったらまずはヒューズを疑いますが、単なるヒューズ切れであることを祈ります・・・
ちなみにこの画像は右ライトのキャンセラーです。
エラーを吐いた左側のキャンセラーはエアクリボックスとライトの僅かな隙間に挟まっており、そのプラグを外す作業に手間取ります。
ちょいと大きめのマイナスドライバーをグイッと押し込んで回すとポコッと外れますが、このまま引き上げると落としそうになります。
まぁ運良くドライバーの先がプラグの溝にしっかり嵌まっていたのでゆっくりと引き抜くことが出来ました。
これが外したプラグです。
そのプラグに小さめのガラス管ヒューズが嵌まっていました。
このヒューズ、中の線は一見して切れているようには見えません。
ちょいと不安になってきたので、念のためエラーの出なかったほうのヒューズも併せて祈る思いでテスターを当ててみました。
エラーの出たほうだけは反応なし・・・
よっしゃ、これでヒューズ切れは確定^^
ちなみにこのヒューズにはESKAというドイツのメーカーの刻印が入っており、M500/250Cという刻印もあります。
恐らくこれは250V/0.5Aという意味だと思いますが、一応ググってみるとその通り^^
しかしそんなヒューズは持ち合わせていないため、ドライブがてらハンズマンまで行って買ってきました。
帰宅後、買ってきたヒューズをプラグに嵌めて慎重にキャンセラーに戻します。
せっかくですから今回は左右両方交換しておきました。
装着後キーをひねると・・・何も出ません^^
結局、今回のエラーは単なるヒューズ切れということですが、まだ安心は出来ませんね。
経年劣化や振動などで切れたのならいいですが、キャンセラー自体の故障が原因で切れたのであれば厄介です。
後者であればまたすぐにヒューズが飛ぶでしょうから、今後要観察ですねw
しかしE46の警告灯ってわかりやすいですね・・・
音こそ鳴りませんが、モニターしてる場所のどこが異常なのか一目瞭然です。
E34の時は文字で、しかもデフォルトではドイツ語なので慣れるまでなんの警告なのかすら分かりませんでしたから。
しかも点灯と同時に鳴る「ポーン!」というあの音の心臓に悪いこと悪いこと・・・w
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