高すぎやろ・・・
ちょっと前の話になりますが、何となく自分の車を眺めているときにあることに気がつきました。




我がF30のフェンダーにはMスポーツのMエンブレムが付いているのですが、その三色部分に違和感を感じました・・・

なんか薄くね?




SSRとそっくりなあの三色部分ですが、明らかに色あせています・・・
しかもなんかシミのような部分もあって、かなり気になります。
まぁかなり小さいパーツなんで遠目には全然分からないのですが、一度気になるともう放っておけません。
その後すぐに購入すべくディーラーに連絡して価格を聞いたのですが、正直驚きました。

あんな小さなパーツでしかもクロムメッキされたプラにシールを貼っただけの代物ですから、それほど高価なものではないと思っていたわけです。
まぁでもボンネットのエンブレムも「はぁ?」ってなるほど値上げしてきたBMWですから、高くてもせいぜい5,6千円程度ではないかと思って返答を待っていると・・・


9812円です、と。

左右で9800円ですか・・・まぁそんなもんかと思っていたところ衝撃の事実が・・・

なんと1つ9812円だと言うじゃありませんか!
ってことは左右で2つ買えば諭吉が2人も去って行くことになります。

あんなモノひとつで一諭吉かよ・・・
BMW史上最小のMエンブレムのくせに価格は他のMエンブレムとほぼ同じとかどういうことだよ・・・
どうするかな~

ネットでは安く買えるのではないかとPCで検索してみたんですが、なんと純正品はネットのほうが高かったりしますw
ディーラーならBMWカードの支払いで5%引きになるなと、その瞬間に担当者に発注しましたが担当者も「まさかアレがこんなにするとは思ってもいませんでした」と申し訳なさそうでしたw

輸入車などのこういったエンブレムなどが比較的高価になっているのは流用を防ぐ意味合いもあると何かで読んだ気がします。
縁もゆかりもない他の車に使われるのを防ぐ、つまりブランドイメージを下げたくないという一面もあるのだと書いてあった気がしますが、真相は分かりません。
それに流用したい人は高くても買うでしょうから、BMWでいうならばアルピナのように車検証と購入理由を提示しないと買えないシステムにしないとダメでしょうw
アルピナの場合エンブレムひとつで5万円以上なんてのが普通みたいですから、流用を防ぐ効果は大いにあるでしょうね。
まぁ、エンブレムというのはオーナー自身も頻繁に交換する消耗パーツじゃありませんし、どうしても見た目に反して高価になってしまうのかもしれません・・・

ところでエンブレムといえばBMWのボンネットのエンブレムなんですが、私自身今まで2度購入経験があります。
初めて購入したのは私のE34時代で2003年の4月、価格は2450円でした。
きわめて良心的な価格だと思いますが、当時はそうとも言えませんでした。
というのも、あの時代のボンネットエンブレムはメッキされたプラの土台に青と白にプリントされたプラフィルムが貼り付けてあるだけの簡素なモノだったため、経年劣化(紫外線などでのひび割れや内部結露など)ですぐにペロンと剥がれるんですよw
運転中に目の前をヒラヒラ~となにやら飛んでいったなと思ってあとで見てみると、銀色の土台だけになっているなんてことがフツーに起きていました。
そんな耐久性に難ありのエンブレムですから、それくらい安くないと困るわけですw
そして2度目に買ったときはE90時代で2014年の3月で6573円でした。
この時に「倍以上に上がったのか」と思ったのを覚えています。
ただですね、このボンネットエンブレムは高くても仕方ないと思わせるくらいの大きな仕様変更がなされていました。
それまでのフィルム式を改めて、表面が剥がれて飛んでいかない仕様になったんです。
しかもロゴやラインのメッキ部分が盛り上がっていて立体感のある構造になっています。
その後、ひび割れや退色もなく、これならあの価格でも文句はないかな・・・って思っていたのですが、それも今では9000円近くするようですね。
それも先述した理由からなのでしょうか?

まぁそんなわけでぼったくりフェンダーMエンブレムを購入して本日交換をすることになったのですが、外したエンブレムを見てあることに気がつきます・・・




右側に外した古いエンブレムを並べていますが、上が左側で下が右側です。
よく見ると明らかに右側のほうが退色が激しいですよね・・・

これには思い当たる節があります。

日当たりです。

我が家の車庫は南向きで西側が大きく開けています。
東側には実家の車があり、カーポートの屋根もあるため日光にさらされる時間はそれほどではありませんが、西側になる右側は日光にさらされる時間が長くなり退色が激しくなったと思われます。
しかしまたいずれ退色して・・・って思いますが、そもそもこのあと5年以上もこの車に乗っているかどうか正直分からないわけで、あまり気にしていませんw




というわけできれいになったMエンブレムですが、そもそも「M」とはなんぞや?ということについて今後書いてみようかと思っています。

| 車::F30・いじり | 01:57 | comments (2) | trackback (0) |
コメント
はじめまして。
いや〜、ほんとに小さいエンブレムですね
10円玉と比べると小ささがよくわかります。(笑)
ところで、古い話で申し訳ありませんが、E90のアダプティブヘッドライトの件、その後何か分かりましたでしょうか?
実は、先日購入したE90のヘッドライトがまさに同じ状況です。ディーラーに見てもらってもよくわからない感じです。
致命的な不具合でもないのですが、気になります。
(左ハンドル仕様?自分の車は右ハンドルです。)
| 松 | EMAIL | URL | 21/06/21 21:05 | 9Qj6hzrQ |
松 さん、初めまして。
ちょっとコメントに気づくのが遅くなりまして申し訳ありません。

アダプティブヘッドライトの件ですが、結論から申し上げますとこれが正常動作のようです。
ヘッドライトの配光は市街地モード、幹線道路モード、高速道路モードの3パターンに大別されますのでご説明いたします。

まずは基本となる幹線道路モードです。
これは走行時の速度が概ね50-100km/hの時で、アダプティブヘッドライトOFF時の配光もこれと同じとなり、この位置が基準となります。

次に、それ以上の速度になると高速道路モードとなり、右側のライトが基準よりわずかに右下に移動し、左側のライトは極わずかに上に移動します。

そして0-50km/hの速度域での動作が市街地モードとなり、右ライトのみ基準より右下に移動します。
この状態があのときブログにアップした際のモードということになりますね。

ちなみに市街地モードでの移動範囲は高速道路モードの時よりもかなり大きくなります。

最後にフォグモードというのもあるようで、フォグライトを点灯しているときには市街地モードと幹線道路モードにおいて動作し、右ライトは右下に移動します。
このときにハイビームを点灯させると配光は基準位置に戻ります。
フォグモードでの横方向への移動範囲は市街地モードと高速道路モードの中間あたりになるようです。

以上が左側通行の日本仕様における動作ですが、右側通行の車は当然逆の動きになります。

というわけで、あの動きは不具合などではなく正常というわけです。
あのときは歩道側云々書きましたけど、要は車道における配光の変化というものを考えて作られたということになりますね。

これでお分かりいただけましたでしょうか?
| ごりぽん | EMAIL | URL | 21/07/01 00:07 | tZ2aw9ss |
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