最終日・・・
朝方ブルッときて目が覚めます。
この日もとても天気が良く、空は青空です。
しかし山の中ということもあってかなり冷えます。
日中は暑いくらい気温が上がるので、体調の管理には気をつけなければ・・・

朝食を済ませて朝風呂に入ります。
その後は本日最終日のルート確認を行いチェックアウト・・・

さて、どこに行くか・・・

旅の前にちょっと調べたところ、この奥の方に「奥祖谷観光周遊モノレール」というものがあることを知ります。
何にもない山の中を約70分、人の歩く程度の速さでゆっくり進むモノレールです。
詳細はググってもらうとして、とにかくこのモノレールになんか惹かれるんですよね・・・
だから出来れば最終日の朝に寄って帰ろうと思っていたんですが、時間的な理由で断念しました。
というのもそのモノレールはこの宿からだいたい30km弱東にあり、車でも片道1時間近くはかかりそう。
往復2時間、モノレールに1時間、合計3時間をここで使ってしまうとあとはどこにも立ち寄る余裕がありません・・・
残念ですが、このモノレールはまた機会があった時に・・・ということで諦めました。

しかし!

神は見放していなかった・・・




なんとすぐ近くにこんな乗り物が・・・






宿のすぐ下に「祖谷ふれあい公園」という施設があって、そこに全長430mを約7分かけて一周するモノレールがあるんですね。
奥祖谷のそれは全長が4.6Kmですから、ここはそれの約10分の1です。
規模は圧倒的に小さいですが、まぁ雰囲気だけでも楽しめればいいかなって。


子供とかみさんを先に送り出し、あとから私が一人で乗って出発・・・










まぁこんな感じで山の中を進んでいきます。
秋は紅葉が綺麗だそうです。

一周回って戻ってくると大勢の子供連れがモノレール乗り場に並んでいます。
我が子もまた乗りたいと言い出しますが、あまりゆっくりしていられませんので「今度はもっとでっかいのに乗せてやるから」と、いつになるか分からない今度を約束して何とかなだめます。




これが昨晩泊まった宿です。
手前が大浴場と食事処、奥が本館でさらに奥に隠れて見えませんが別館もあります。
斜面に建っていてそれぞれの階数が一致しないので移動時はちょっと戸惑います。

さぁ、そろそろ出なければあとがきつい。
天気にも恵まれとても心地よかった祖谷の地を離れ、車は国道32号線を北上してある場所に向かいます・・・




| 旅::四国巡り | 20:18 | comments (0) | trackback (0) |
旅の終わり・・・
ふれあい公園から出る前にナビの設定をします。
目的地を入力すると県道32号線~国道32号線~国道192号線~県道8号線と進むように指示が・・・
しかし前日大歩危まで走った国道32号線がとても気持ちよかったので、大歩危まで戻ってそのまま国道32号線を北上することに。

道幅はそれほど広いというわけでもないし、舗装も特段綺麗というわけでもない。
しかし小さなコーナーもなくて車の流れもいいので走っていて気持ちいいんですね。
その国道32号線で三好市まで行き、井川池田インターから徳島自動車道に乗ります。
そして西に向かって川之江ジャンクションで高松自動車道に入り大野原インターで降りて国道11号線へ。
しばらくして県道8号線を北に進むとそこは観音寺です・・・

観音寺といえば・・・






そう、あの銭形平次が投げるヤツです。

この銭形砂絵、昔から一度この目で見たかったんですよ^^
琴弾山の一方通行を登っていくと展望台があり、そこから砂絵を眺めるとおなじみの光景が広がっていました。
実は展望台はこの画像を撮った場所のちょいと横にあって、観光客の大半はその展望台ではなく大きな岩の上から撮っています。
こちらの方が目の前が開けていて、家族での記念撮影には向いていますね。




さらにちょっと場所を変えるとこのように正面になります。

日が西に傾いてきた時間帯のほうが影がいい感じになるんでしょうが、そんな時間までここにいたら帰宅は夜遅くなりますのでムリw
見るものは見たし、さっさと山を下りますw

時刻はちょうどお昼頃。
腹も減ってきたし、何か食べて帰ろう。

って、そういえばここは香川県・・・
香川県といえばうどん県・・・
うどん県に来たならばうどんを食して帰らねば・・・


ってわけで、どこか近場でうどんを食べることにしたのですが、どこがいいんですかね?
んなことグーグル先生に聞いても「ここから好きな場所選んで行けば?」って、膨大な数の店データを返されるだけでして・・・
ですから近場で目にとまった「つるや」といううどん屋さんに行くことにしました。




まぁ見た目は普通のお店ですが、駐車場が半端なく広いw
そして店内に入り、無難にきつねうどんとぶっかけうどんを注文。
店員が下がったと思ったらすぐにうどんがテーブルにドンと出てきます。

ちなみに私は地元の牧のうどんってお店が好きで良く行くのですが、店の雰囲気がとても似ていますね。
慌ただしく動く店員と、熱気のこもった店内、そして黙々と麺をすするお客・・・

肝心の味ですが、肉ぶっかけが特に美味かった。
麺のコシとその甘めの汁がいい塩梅。
普通のきつねうどんはまぁ普通に美味いですw
福岡のあの柔らかい麺に慣れている人は「やっぱ違うわ」って思うかもしれません。
牧のうどんの硬麺は文字通りただ硬い麺って感じですが、それにもっとコシがある感じというか、弾力があってモチモチしてます。

ここであることに気がつきます。
お客さんの多くがおでんを食べているということ・・・

店内には中央におでんも置いてあり、セルフで好きな具を取って食べることが出来ます。
あとで分かったのですが、香川県のうどん屋には必ずといっていいほどおでんが置いてあるそうです。
あちらでは「うどん+おでん」は当たり前だそうです・・・

かなり煮込まれて黒々としたおでんも食べてみたかったのですが、あまり腹が膨れると運転に支障を来しますので諦めました。


さて、砂絵も見られたしうどんも食べられた。
あとは無事に自宅に辿り着けることを願うだけです・・・

車はその後国道11号線を北上し、さぬき豊中インターから高松自動車道に乗り西へ・・・
ナビは東に向かって瀬戸大橋を渡れと言いますが、イヤです。
ここからひたすら西に向かい、いよ小松ジャンクションで今治小松自動車道へ・・・
そしていったん国道196号線(今治バイパス)に降りて西瀬戸自動車道に乗ります。

そう、あのしまなみ海道です^^
いくつもの島に架けられた橋を渡って本州は広島県の尾道に渡ります。




来島海峡SAでの一枚。
お約束の100円双眼鏡で子供が橋を眺めます・・・

と思いきや、なんか明後日の方向を見ています。

「おいおい、橋はあっちだぞ?」と言っても聞きません。

すると満面の笑みで「おとうさん、船がいっぱい見えるよ」と・・・

どんだけ船が好きなんだよw

さて、このあたりで雲行きが怪しくなってきました。
時折ポツポツと雨も落ちてきたので、少し急ぎます。

そしてその後はいくつもの橋を渡り、いよいよ本州です。
国道2号線を経て福山西インターから山陽自動車道に乗り、あとは自宅まで高速道路を降りることはありません。
あとは余計なことも考えずにただまっすぐ進むだけ。
ですが、ここから福岡まで遠いっすよ・・・
車の流れは順調で快適なのですが、下手に飛ばして捕まるのはゴメンです。
一応、流れに合わせてアクセルを踏み続けます・・・

そして広島を過ぎ、岩国、徳山、防府・・・
その先で中国自動車道に入って小郡、美祢ときてようやく下関です。

照明に照らされて美しい関門橋を渡り、いよいよ九州へ・・・
太宰府インターから都市高に入り自宅近くのコンビニで買い物をし、午後8時前に無事帰宅。

観音寺のうどん屋を出たのが午後1時半頃ですから、それから約7時間ですか・・・


続き▽
| 旅::四国巡り | 00:37 | comments (2) | trackback (0) |

  
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