こういうことです・・・
私はNMAXとPCXで迷ってNMAXを買ったわけですが、かみさんはどちらかというとPCXのほうが好みのようです。
その理由を問うと「ライト周りが綺麗」「あの青い色が特に綺麗」「よく走ってるのを見かけるから」とのこと・・・

私の知り合いに先代モデルの綺麗な青メタに乗ってる人がいるので、それを見てあの色が気に入ったんでしょう。
私もあの色は好みなのですが、現行モデルにあの色ないんですよね・・・
あと現行のライト周りはLEDのラインが入って目立ちますね。
とまぁ、かみさん目線では装備や性能云々よりも見た目での判断と言うことになってしまうのは致し方ないでしょうね。

ということで・・・




なんとPCXもご購入・・・
あまり他の人と被りたくないので黒のツートーンを選択しました。

話は今年の夏に遡ります。
NMAXの新色が気に入って購入を決意した頃、私がふとある提案をします・・・

「あんたも小型二輪の免許取ってPCX買ったら?」と。
するとかみさんは「いやいや、そこまでしなくていい」と、何より忙しい最中に免許を取りに行くなんて面倒くさくてしょうがない、と。
だいたい通勤に使ってる今の50ccで十分だし、買い換えるにしてもまた50ccでいいから、とね。

かみさんが今乗ってるビーノは4ストになった最初のモデルで、発売後比較的すぐに購入した個体ですから、もうかれこれ13年以上乗ってることになります。
その間、様々な故障もあり、もらい事故もあり、私の助言を無視し続けてカバーを掛けずにいたため紫外線の餌食となり、もう満身創痍です。
黒樹脂部分は白く、ナンバーも真っ白なのをおまわりさんに指摘され、メッキは錆びに侵され、給油キャップのカバーは行方不明になり、接触不良でブレーキを握るとセルが回り、ライトが突然消えることも・・・
ですからこのビーノも買い換えを検討していたんです。

だからこれはいい機会だし、原二の世界においでと誘ったのですが頑なに拒みます・・・

それからしばらく50ccバイクの現状と問題点、今後の見通しなどを力説して説得を試みますが、なかなか首を縦に振りません。
技能教習は8時間しかないし、普通免許を持っているので学科も1時間だけ。
幸い大きな自動車学校が自宅から10分のところにあるので、仕事帰りにササッと寄ってチョロチョロッと乗ってきたらいいじゃん?
その間の様々なフォローは私も子供もしますから、どうだね?
今まで俺の言うことを聞いてきて後悔したことあるか?
騙されたと思って通ってみたら?

すると今まで頑として拒否し続けてきた彼女の気持ちに揺らぎが見られるようになります。
私はそれを感じるや否や行動に移します・・・
ある日「〇○に買い物行こう」と家族3人で車で出かけます。
そしてそのままそのスーパーの隣にある自動車学校へと・・・w

何?

驚くかみさんをよそ目にドアを開け、受付の綺麗なお姉さんに一言・・・

「彼女がですね、小型二輪の免許を取りたいそうです」

そして書類を一度持ち帰り、覚悟を決めろと言わんばかりにサインを要求。
かみさんも観念したのか渋々書類を書き上げ、後日めでたく入校となったわけです・・・

それから免許取得まで1ヶ月ちょっとかかりました。
平日の夕方以降、土日祝日はただでさえ教習希望者で混雑しますので、なかなか希望日時の予約が取れないんですね。
それでもなんとか無事延長することもなく卒業出来、晴れて普通二輪の免許証を手に入れたのです!
まぁ「普通二輪は小型二輪のAT車に限る」という条件は付いていますがw

そして教習に通い始めてすぐに私とかみさんはお世話になっているバイク屋に「NMAXとPCXください」と注文をしに行きます。

へ?

と驚く社長にかみさんが教習所に通っていることを話すと喜んでくれて・・・
それから長々と話をして見積もりを出してもらうと、その場で支払を済ませます。

あとはそれぞれの入荷を待つだけとなったのですが・・・

このときNMAXの納期が遅れていることを知ります。
PCXはメーカーに在庫があるので比較的すぐに納車できるそうですが、出来れば2台一緒に納車をお願いしたいですよね。
ですからNMAXが入荷するまでPCXの納車も待ってもらうことにしました。

しかしその後、NMAXの入荷予定が11月中旬に遅れ、今後さらに遅れる可能性も出てきたためPCXだけ先に納車してもらうことにしました。

そしてかみさんが卒検を無事クリアして試験場で講習を受けて免許証を手にしたその日、PCXが一足先に我が家にやってきました。
ちなみに私のDトラ125なんですが、自賠責の期限があまり残っておらず、ヘタするとNMAXの納車までに切れてしまう可能性もありました。
ですからPCXはDトラ125と入れ替えとなり、この日でお別れと相成りました・・・

PCXの納車からちょうど1ヶ月後、私のNMAXも無事納車され、ボロボロに朽ち果てかろうじて動いていたビーノも引き取られていきました。

NMAXが来るまでPCXはかみさんと交互に乗っていたのですが、非常に乗りやすいバイクですね。
静かで振動も少なく、ソフトなサスペンションで乗り心地もかなり良いです。
かみさんは最初その大きさに驚いていましたが、今では慣れて軽快なライディングを見せてくれてます。

「私は本当に騙されて教習所に通うことになった」

「もう二度とこんな面倒な事はしたくない」

「125ccである必要性を感じない」

と散々嫌みを言われてきましたが、今では・・・

「むっちゃ乗りやすい」

「ライトが明るい」

「何より楽」

べた褒めw
とにかく排気量の違いによる動力性能の違いが一番大きいようで、幹線道路でも遠慮せずに走れることがうれしいようです。
何はともあれ、これで夫婦揃っての原二生活が新たに始まりました・・・

今後はPCXとNMAXの乗り比べなど、気が向いたら書いてみようかと思います。





| モーターサイクル | 00:19 | comments (0) | trackback (0) |
Next To The MAX・・・
先月末にヘルメットを買い換え、ようやく新旧のヘルメットを入れ替える時がやってきました。
私がヘルメットを買い換えた理由は、単に古くなったからというだけではありません・・・




こいつがやってきたからです^^

ヤマハのNMAX。
Dトラ125を下取りに出してこいつを買いました。
バイクを乗り換えるんだからついでにメットも・・・というわけです。




Dトラ125もそれなりに楽しいバイクではありましたが、気に入らないヶ所も多々ありまして・・・

・初期モデルなので冬場は5000rpmまでアイドルアップしてうるさい。
・不人気車ゆえにカスタムパーツが少ない。
・あちこちすぐに錆びる。
・5速が4速とクロス気味でイマイチ使えない。
・収納スペースは無いと思っていい。

などなど・・・

まぁパーツが少ないとかはそれほど問題ではなかったのですが、大人のオモチャとしてはイジるのも楽しみの一つなわけでして、その選択肢が少ないのは残念。
あと錆びに関してはまぁkawasakiですから「オイル漏れ=オイルが入っている証拠」くらいにおおらかな気持ちでいたのですが、一度も触っていないパーツの塗膜があちこち浮いてきてサビサビってのは閉口しましたw
ミッションに関しては4速と5速が近すぎてイライラする・・・

最後に一番気に入らなかった部分は収納スペースです。
まぁこの手のバイクに収納スペースを望むべきではありません。
荷物を入れたい人はリアにボックスを付ければ済む話ですが、このスタイルはどうしても好きになれないんですよね・・・
MTでガンガン走ろうにも非力なエンジンで5速は使えねぇし、いっそ利便性を優先してスクーターにするか!

というわけでこのNMAXを買うことにしたのですw

ではなぜNMAXにしたのか・・・

まずは125ccクラスという排気量。
ファミリーバイク特約は複数台持ちにはありがたい特約です。
高速を利用することも考えていませんし、125ccがベストという判断からです。
あとはスタイルですね。
アドレスやリードのようなフラットフロアよりもスタイリッシュなところです。
ということでホンダのPCXとこのNMAXの二者択一になったわけですが、単に好みでNMAXを選びました^^
ちなみにかみさんは「PCXとNMAXどっちが好み?」と聞くと、PCXと即答でしたw

とここまでは去年の秋の出来事です。

買うと決めたはいいが、どうも好みのカラーリングがなかったんです。
赤メタはちょっと派手だし、黒メタはオーソドックス過ぎるし・・・
ってことで白メタに決めていたのですが、内心どこかで何かが引っかかっていたんです。
差し色がシルバーじゃなくて黒っぽい色だとなおいいのにとか・・・

そんな中途半端な気持ちでいたため購入に踏み切れず、気がつけば今年も夏が終わろうとしていました。
そんな8月の終わりにNMAXのカラーリングが変更されました。
白に変更はなかったのですが、黒のほうはホイールも黒になってサイドのカバーとグラブバーもシルバーからガンメタに変わっています。
これを見た瞬間「これだ!」と即決したのです。
あのときさっさと白を買わなくてよかった・・・


さて、このNMAXに関してスペックなどはあえて書きませんが、エンジン性能やボディサイズなどはPCXとほぼ同じですね。
違いといえばNMAXのほうはリアブレーキがディスクでタイヤも太いタイプを履いています。
灯火類はヘッドライトがLEDですが、オールLEDのPCXと違ってウインカーやポジション、尾灯は電球です。
燃料タンクが6.6Lで、PCXの8.0Lと比べるとかなり少ないですが、長距離走行することはないでしょうから6.6Lもあれば十分。




個人的に気に入らないのはこのテールランプの造形です。
もうちょっとスタイリッシュ出来なかったものでしょうか・・・
まぁお尻を眺める事ってあまりないですからいいんですが、フロントが好みなだけに残念な部分です。

というわけでこのNMAX、お店に注文して1ヶ月以上待たされてようやく我が家にやってきました。
8月のマイナーチェンジでこの黒モデルに一目惚れし、9月下旬に注文したときにはメーカーにも黒だけ在庫がありませんでした。
その時点で納期は10月下旬という話だったのですが、その後11月中旬に延期されます。
生産しているマレーシアからいつやってくるかさえメーカーも把握出来ないようで、もしかしたら12月にずれ込む可能性もあるとのことでしたが、なんとか今月中にやってきてくれました。
ちなみに近場の別のショップには黒モデルの在庫があったのですが、人柄のいい社長とその息子さん達のお世話になると決めていたのでひたすら待つことにしたのでした・・・

かみさんはPCXのほうが好みのようで何度も「PCXのほうがよくない?」と言ってましたし、私がNMAXに決めたあとも何となく不満そうw

俺にどうしろと?



そうか・・・
そういうことか!

どういうことかはまた今度・・・

| 独り言 | 21:57 | comments (0) | trackback (0) |
ヘルメットを買い換え・・・
かみさんが原チャリで通勤を始めて早十数年。
それ以来使い続けてきたヤマハのジェットヘルメット(drift)もすでにボロボロ・・・
メーカーの謳う耐用年数などお構いなしの骨董品です。
内外装共に使用に耐える状況じゃなくなりつつありますので、いい加減買い換えようということで買ってきました・・・




Arai CLASSIC MOD の山城オリジナルモデルで、今回は子供の分も含めて白黒二つ購入。
子供はまだ10歳の女の子なのですが、身長はすでに150cmあり足のサイズは24cmとビッグサイズ・・・
ブーツなんかかみさんのと取っ替え引っ替えして履いてますw
そして驚いたことにヘルメットのサイズまでかみさんと同じMサイズでして、キッズ用のヘルメットなど到底入りません。
ということで全く同じヘルメットを色違いで購入した次第です・・・




かみさんのは黒でOGK kabuto のバブルシールドを、子供のは白で同じくOGK kabuto のスウィングベッキーシールドを取り付け。
子供もバブルシールドがいいと言っていたのですが、あれで後ろに乗せるとシールドが背中に当たって嫌なんですよねw


あとついでに・・・




私もAraiのASTRAL-Xに買い換えました^^
今まで使っていたAraiのPROFILEも丸8年が経とうとしています。
内外装共に綺麗な状態ですが、こちらもいい機会ですからと買い換えることにしました。
私はArai頭なのかSHOEIはどうもしっくりこないんですよね。
ですからこれまで全てAraiを使い続けてます。

ちなみに色はPROFILEと同じグラスブラックですが、本当は大好きな白(グラスホワイト)にしたかったんですよね。
バイク好きならご存じのキリンに感化されたわけではないのですが、ヘルメットは単色の白が一番好きな色です。
それでもグラスブラックにしたのは、XL帽体は「白いとすごく頭でっかちに見える」という家族の意見が一致したからw
最近のモデルは被り口?の卵形がキツくなってきていて、昔ならLサイズでも頭は余裕で入っていたのに今のモデルはまずムリでしたw










このモデルの大きな特徴としては、シールドシステムがおなじみアドシスからVASに変更され、さらにプロシェードが装備されていること。
このプロシェード、簡単に言えばバスの運転席にあるサンシェードのような物です。
シェードのみの開閉が可能で、クリアとスモークをシールド交換なしで使えるということですね。
シェードのサイズが小さくないか?と思いましたが、実際に被ってみると違和感は感じません。
ただ一つ難点を挙げれば、お世辞にも格好いいとは言えない点ですかね・・・
その点、SHOEIはインナーシールドでスマートに対応させて見た目も文句なしに格好いいのですが、Arai頭の私にはその選択の余地はありませんw
Araiとしてはシールドをインナー方式にすると帽体における前頭部の強度が落ちてしまうという理由でプロシェードの方式にしたそうですが、致命的と言えるほど強度が落ちるものをSHOEIが世に出すとも考えにくく、
その辺はちょっと首を傾げざるを得ません。
まぁとにかく見た目だけ気にしなければ使用に関してはプロシェードの方式でも私は全く問題なしです。

ただ、ただ一つ声を大にして言いたい!

Araiさん・・・
ヘッドのマークは通常のステッカーか、せめて丸枠ありのタイプにしてくれ!
文字のみのロゴってなんか・・・
RX-7RRの次に位置するモデルなのに、なんか安っぽく見えるのは私だけだろうか・・・?

まぁ剥がしてステッカー貼るという手がありますが、傷を覚悟の上で既存のステッカーを剥がすってのも気が引けるのでガマンしますw

さぁ、今回はかみさんと子供、そして私のと3つも一気にヘルメットを購入したわけですが、そうさせた理由は単に「古くなったから」だけではなく、ある事柄が契機となったのです・・・
その「あること」とはまた後ほど。

| モーターサイクル | 00:15 | comments (0) | trackback (0) |
かつての要衝へ・・・
奥出雲おろち号は宍道駅で方向転換し、トロッコ客車が先頭となり木次線に入ります。
それまでの山陽本線とは違い線形はかなり悪く、列車は左右に揺さぶられながらゆっくりと進んでいきます・・・
この木次線は2001年に自動閉塞化されるまで、JR西日本に残る最後のタブレット閉塞路線でした。
私が子供の頃に祖父母の家まで行くのによく利用していた筑肥線もタブレットを持った駅員をよく見かけましたね。
ホームの端にあった鉄の棒で渦を巻いた奇妙な形のタブレット受器も鮮明に覚えています。

そんなローカル線を沿線の樹木の葉っぱに車体を叩かれ、ゴトゴトと揺られながらゆっくりと中国山地に向かって走って行きます。
この日は小雨が降ったり止んだりで、木々の枝葉は濡れています。
その濡れた枝葉で車体側面が叩かれるわけですが、この列車は窓のないトロッコ車両・・・
当然豪快な水しぶきを浴びることになります。
ロケーションの事もあり敢えて進行方向右側を取っていた私は幸いにしてその水しぶきを浴びることはあまりありませんでしたが、
多くが山側になる左側のお客さんは注意が必要ですw




木次駅に到着。
この列車が出雲市延長日ではないときの本来の始発駅です。
この画像の反対になる北側には木次鉄道部があり、留置線には木次線を走行する列車の車庫もあります。
おろち号の車両も普段はこの車庫に留置されています。

木次駅を出るとまた山間部に入っていきます。
車内販売では木次乳業の牛乳も販売していますが、こちら九州では一部のスーパーでも取り扱っているのであまり新鮮さはありませんw
途中の駅で乗り込んできた売り子さんから買った仁多牛弁当はおいしかったですね。
まだ暖かくて柔らかい牛肉とほんのり甘いタマネギ、しつこくない味付けが気に入りました。
また亀嵩駅や八川駅では有名なそば弁当を買うこともできますが、出雲そばは出雲入りしたときに食べたので今回は見送りました。




車内照明はマリンランプのような白熱灯で、トンネルに入って車内が暗くなると中央付近に飾られているヤマタノオロチが浮かび上がります。




列車は出雲坂根駅に到着。
ここでは若干停車時間が長めですので、ホームに降りて散策。
ホーム横には延命水という有名な湧き水を自由に頂くことができますし、おいしい焼き鳥もその場で焼いてくれますのでおすすめ。
このあと列車は国内には3路線4ヶ所にしかない3段式(Z型)のスイッチバックで山を登っていきます。
その4ヶ所とはこの出雲坂根駅と肥薩線の大畑駅、真幸駅、そして豊肥本線の立野駅です。
4ヶ所中3ヶ所が九州なんですね・・・
大畑と真幸は昔乗ったブルトレのリバイバル列車で経験済みです。
特に大畑駅のループ線と組み合わされたスイッチバックは圧巻でした。
残念ながら立野のスイッチバックは未経験です。
南阿蘇鉄道のトロッコ列車に乗るため立野駅には行きましたが車だったんで、いつか九州横断特急で体験したいと思っていたのですが・・・
去年の大地震で甚大な被害が出て、豊肥本線は肥後大津~阿蘇間が不通となって復旧の見通しはまだ立っていません。
ななつ星をはじめ観光列車にも影響が及んでいますし、なんとか復旧してくれることを祈っています。

九州以外で唯一の三段式スイッチバック駅であるここ出雲坂根でおろち号は方向転換し、バックで急坂を登っていきます。
しばらく登ったあと、もう一度方向転換して登っていくと・・・




生い茂る木々の隙間から眼下に出雲坂根駅が確認できます。
こうやって列車はJR西日本の駅で一番高い場所にある三井野原駅まで160mあまりを必死に登っていくわけです・・・
ちなみに日本最大のスイッチバックと呼ばれるのは豊肥本線の立野駅のスイッチバックで、隣の赤水駅との標高差は約190mとのこと。







国道314号線の奥出雲おろちループと、その先にある三井野原大橋が見えます。
このループ橋のおかげで道路交通の便は格段によくなり、陰陽連絡という使命は完全に鉄道から道路にバトンタッチされたと言えるでしょう。
しかしこの道路、通行量はお世辞にも多いとは言えません。
道路事情が格段によくなったわけですが、周辺地域は過疎化と高齢化。
仕方ないのかなぁ・・・




さて、いよいよ列車は終点備後落合駅に到着です。
ここは芸備線の駅ですが木次線の終点でもあります。
昔は急行列車も運転され、重要拠点駅でした。
ですから当然大勢の職員が配置され、広い構内では入れ替え作業などで賑わっていたそうです。
しかしその後優等列車も廃止され、今や無人駅となっています。




駅前にはコンビニはおろか自動販売機すらありません。
約1kmほど先に「ドライブイン落合」というお店があるのですが、そこまで歩いて行くしかありません。
初日の記事で書いたとおり、ここで新見方面の列車を2時間待つのは拷問とも言えます。
三次方面は臨時列車がすぐ連絡していて、この日もおろち号から降りたお客はほとんどその臨時列車に乗っていきました。
しかし私たちは三次方面に用はないわけで、結局おろち号でまた戻る事にしたのです。




しばらくすると三次方面から列車がやってきました。
降りたお客はほぼ全てここからおろち号に乗るお客でしょうw




当駅到着から出発まで20分ほどですが、すでに大勢のお客さんが乗り込んでいます。
どうやら団体のお客もいるようで、往路よりもなんだか賑やかでした・・・


復路に関しては特に何も書くことはありません。
来たときと同じですからw
ただこの帰りの車中では思いがけない人に出会いました。

帰りは主にクーラーの効いた控え車にいたのですが、ある時声を掛けられます・・・


「すみません、もしかして福岡の・・・?」

ああ!
なんでこんなところにいるんですか?
ええ~?

ってな感じでね、昔の同僚で今は別の支店に勤務する方とバッタリ出会ったのです。
話を伺うと、彼はこの木次線が大好きで年に何度も訪れているそうです。
しかもただ好きってだけではないようで、後々ここに移住しようと計画をしているらしく、こちらでの仕事もある程度目星がついているとのこと。
この辺で知り合った人たちも大勢いて、いろいろとお世話になっているみたいでした。
移住の話も本気のようでして、まだ独身だし思い切ったことに挑戦するのもいいでしょう。

頑張って!

知り合いのところに寄っていく、と八川駅で降りた彼を見送り、列車はいつの間にか木次駅に到着します。

木次駅で乗り換え宍道駅で特急「やくも」に乗り換えます。
僅かな時間なのですが、結構疲れているし、蒸し暑いし、特急料金なんて気にしてられませんw




空はあいにく曇り空。
雨こそ降ってはいませんが、宍道湖の上にはどんよりとした雲がかかっています。
天気がよければここは見事な夕日が見られるんだろうに、まぁ仕方ありません・・・

松江駅で降りてバスに乗り、一畑電車の松江しんじ湖温泉駅に向かいます。
託送サービスをお願いしていた荷物を受け取り、ホテルへ・・・
この日の宿は松江しんじ湖温泉駅から歩いてすぐのホテル一畑。
レイクビューの部屋ですが、この天気じゃ夕日なんて期待できませんので適当に飯でも食いに行きました・・・



| 旅::山陰の旅 | 16:23 | comments (0) | trackback (0) |
ヤマタノオロチ・・・
出雲大社から出雲市駅に戻ってきてすぐ横にあるツインリーブスホテルにチェックインします。
あらかじめ送っておいたスーツケースも部屋に運び入れてあり、早速シャワーを浴びて着替えます。
今回は素泊まりで、夕食は外に食べに行くことにしていますので、それまでちょいと一休み・・・

そして午後7時前にホテルを出て5分、ホテルのすぐ横にある居酒屋さんに向かいました。
ここでは島根産の「のどぐろ」料理をいろいろ頂きました。
残念ながら食べるのに夢中で画像は一切ありません・・・w
東の金目鯛、西のアカムツと呼ばれる高級魚で、そのアカムツの別名が「のどぐろ」です。
文字通り喉の奥が黒く見えることから付けられたそうですが「アカムツ」よりも「のどぐろ」のほうが名前としての知名度は高いんじゃないかな?
造り、寿司、焼き、煮、いずれも美味でした。
このお店、事前に「ホテルの近くでのどぐろを食べられるお店」で検索して予約していたのですが、まさかホテルのすぐ横にこんなお店があるとはありがたい。
ちなみに、真っ先に出てきた突き出しの「白ばい貝」の煮付けが絶品!
突き出しの時点でテンション上がっちゃいまして、もう気になった物はあれこれたらふく食べてきました^^

満足度の高い食事のあと、ちょいと早めに就寝。
翌日は(いつもより)若干早めに起きて荷物の整理をします。
このあと出雲市から列車の旅をして最終的には松江に向かうのですが、スーツケースを転がして行く気にはなれないので一畑電車の「手荷物託送サービス」を利用しました。
これは一畑電車の電鉄出雲市駅から松江しんじ湖温泉駅まで荷物を送ってくれるというサービスです。
同じようなサービスで「荷物お宿お届けサービス」というのもあり、こちらは指定のホテルまで送ってくれます。
当初こちらを利用しようと思ったのですが、取り扱う出雲市駅の観光案内所が8時30分からしか開いてないんです。
列車の出る時間までには15分ほどあるのですが、バタバタしたくないので駅までの託送サービスにしました。

荷物を詰め替え、一畑電車の電鉄出雲市駅に向かいます。
小さな窓口で荷物の託送サービスをお願いしてまたホテルに戻ります。
そして8時過ぎにホテルをチェックアウトしてJRの出雲市駅に向かいます。
列車の出発まではまだ時間がありますが、飲み物などを買い込んでホームに・・・








奥出雲おろち号。
12系客車を改造した2両の客車をディーゼル機関車のDE15が牽きます。
2両ある客車のうち1両はスハフ12を改造したスハフ13で、窓を取っ払い木製の椅子とテーブルを備え付けたいわば「トロッコ」車両。
本来は主に「お尻」だった車両ですが、車掌室を運転席に改造してヘッドライトを装備し、ちょっと変わった「顔」になってますw
もう1両は同じスハフ12のシートを簡易リクライニングにした程度の改造で冷暖房完備。
主に悪天候時などに“避難”するための控え車両です。
とはいっても天候にかかわらず指定券と同じ番号の座席がいつでも利用できます。

この列車、本来は木次線の木次~備後落合間を結んでいるのですが、週末や祝日には往路を出雲市発とした列車も設定されてます。
まさにこの日がその出雲市延長の日でした。

さて、この奥出雲おろち号ですが、前々から一度は乗ってみたいと思っていましたがなかなか実現できませんでした。
今回やっと実現できたわけですが、この列車前後の旅程で悩まされました。
その一つに備後落合での接続がすこぶる悪いということ。
広島方面なら上下線で短時間での接続が可能(とはいっても臨時列車次第w)ですが、新見方面(伯備線で松江まで)の接続は無に等しいです。
無いことはないのですが、備後落合での待ち時間が2時間以上とか何かの罰ゲームですか?
備後落合駅周辺にはコンビニはおろか自販機すらありませんw
もはや秘境駅です。
1kmほど歩けばドライブインがありますが・・・微妙な距離w
ということで、福岡→出雲市→広島→福岡(もしくはその逆)という案も考えたのですが、この時期に広島の宿を取るのは至難の業です。
終戦記念日直前ですから、駅周辺のホテルはほぼ満室。
広島では単に乗り換え地として割り切って宿泊しなければいいのですが、せっかく行くならちょっとは観光したいですよね・・・
ということで、出雲・松江をメインとした旅程を組んで間にこの列車を入れて乗ることにしました。

もう一つの悩みは、この列車はかなり人気があるということ・・・
つまり希望する日の切符が取れるかどうか、ということです。

発売日はもちろん10時打ちを依頼しましたが、なんとあえなく玉砕してしまいますw
復路は取れたのですがなんと往路が満席。
駅員曰く「この埋まり具合は恐らくツアーで押さえられてます」とのこと。
2週間くらい前に開放されるかもしれないのでチェックしてみてください、と・・・
翌日、次の日の切符も狙ったのですが、今度はなんと復路が満席。
仕方ない、宿の予約も含めて両方押さえておいてどちらか空席が出るのを期待して寸前まで待つことにしました。
その後、駅員の言ったとおりちょうど2週間前に指定券の開放があったようで無事希望日の往路が取れました。
ということで今回、初日は飛行機で出雲に向かって出雲大社を拝み、2日目に往復おろちに乗って3日目は松江観光と、ほぼ事前に検討していたとおりの内容で旅程を組むことができました。

さて、列車は定刻に出雲市駅を出発し、山陰本線を東へ走ります。






宍道駅で方向転換します。
右側の山陰本線をやってきた列車は左側の線路を通って木次線に入り、山間部をゆっくりと走って行くことになります・・・

| 旅::山陰の旅 | 00:35 | comments (0) | trackback (0) |

  
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