2020,04,05, Sunday
ここ数日、若干大きめの荷物が複数届きました。
まずはこれ・・・
DENONのPMA-60(プリメインアンプ)です。
AVアンプのAVR-X4500Hで組んだシステムに満足できなかったわけではありません。
これはPCで使います。
なぜPCにアンプが必要か?
簡単に言えばPCのオーディオ環境を大きく変えるため・・・です。
ちょっと前に流行った?USB-DACを使ったPCオーディオを組んでみたいなぁって1年ほど前から考えていたのですが、PC作り替えに合わせて決行することにした次第です。
それだけなら安いUSB-DACだけ買っておけば今のシステムでもOKなんですが、スピーカーはアンプ内蔵のアクティブスピーカーではなく、ホームオーディオで一般的なパッシブスピーカーを使ってみたくなったのです・・・
まぁ今のスピーカーもそこそこいい音で鳴ってくれていますけど、やはりちょいと物足りないと感じるんですよね。
左のが今使っているFOSTEXのPM0.4cというアクティブスピーカーです。
右のはその前に使っていたスピーカーで、ローランドがかつて展開していたEDIROLブランドのMA-10Aです。
MA-10Aは大昔に中古で購入して使っていたのですが、晩年はボリュームは思いっきりガリッてましたし、ハムノイズもひどかったので3年前にPM0.4cに買い換えたわけです。
そのPM0.4cはモニタースピーカーらしくとても素直な音で好感が持てますが、やはりそのフラットな特性はちょっとおもしろくないな・・・と思うようになります。
ってな訳でパッシブスピーカーへの変更を模索していたわけですが、そのためにはまずはPCからの信号を増幅するアンプが別途必要になりますし、USB-DACも使ってみようということになりました。
最初は安価な中華アンプとUSB-DACを組み合わせて使おうと思っていました。
しかし長年「アンプ」と名のつくものにはDENONを選んできた私ですから、できればこれもDENONを選びたい。
そこで見つけたのがPMA-60というUSB-DAC内蔵のプリメインアンプでした。
大きさは30cm四方に収まるほどコンパクトで縦置きもできるのでデスクトップで使うにはいいですね。
最近PMA-150Hというネットワーク機能を持たせた上位モデルが出ましたが、そこまでの機能はいらないかな・・・と検討から外しました。
何よりその大きさとPMA-60の約2倍というその価格がそうさせたといっていいでしょうw
PMA-60で一つ気になるのはこのモデルは電源周りにトラブルを抱えていたということ。
今のロットは改善されていると聞きましたが、こればかりは使ってみなければ分かりません・・・
あと、USB-DACの性能をフルに発揮するには使い手にもある程度の能力が求められるということ。
まぁその辺は実際に使い始めてから書いてみようと思います。
肝心のスピーカーは早い段階で2つに絞ったのですが、購入直前まで悩みに悩みました。
機種はB&Wの607とDALIのMENUETなんですが、果たして選んだのはどちらか・・・
まずはこれ・・・
DENONのPMA-60(プリメインアンプ)です。
AVアンプのAVR-X4500Hで組んだシステムに満足できなかったわけではありません。
これはPCで使います。
なぜPCにアンプが必要か?
簡単に言えばPCのオーディオ環境を大きく変えるため・・・です。
ちょっと前に流行った?USB-DACを使ったPCオーディオを組んでみたいなぁって1年ほど前から考えていたのですが、PC作り替えに合わせて決行することにした次第です。
それだけなら安いUSB-DACだけ買っておけば今のシステムでもOKなんですが、スピーカーはアンプ内蔵のアクティブスピーカーではなく、ホームオーディオで一般的なパッシブスピーカーを使ってみたくなったのです・・・
まぁ今のスピーカーもそこそこいい音で鳴ってくれていますけど、やはりちょいと物足りないと感じるんですよね。
左のが今使っているFOSTEXのPM0.4cというアクティブスピーカーです。
右のはその前に使っていたスピーカーで、ローランドがかつて展開していたEDIROLブランドのMA-10Aです。
MA-10Aは大昔に中古で購入して使っていたのですが、晩年はボリュームは思いっきりガリッてましたし、ハムノイズもひどかったので3年前にPM0.4cに買い換えたわけです。
そのPM0.4cはモニタースピーカーらしくとても素直な音で好感が持てますが、やはりそのフラットな特性はちょっとおもしろくないな・・・と思うようになります。
ってな訳でパッシブスピーカーへの変更を模索していたわけですが、そのためにはまずはPCからの信号を増幅するアンプが別途必要になりますし、USB-DACも使ってみようということになりました。
最初は安価な中華アンプとUSB-DACを組み合わせて使おうと思っていました。
しかし長年「アンプ」と名のつくものにはDENONを選んできた私ですから、できればこれもDENONを選びたい。
そこで見つけたのがPMA-60というUSB-DAC内蔵のプリメインアンプでした。
大きさは30cm四方に収まるほどコンパクトで縦置きもできるのでデスクトップで使うにはいいですね。
最近PMA-150Hというネットワーク機能を持たせた上位モデルが出ましたが、そこまでの機能はいらないかな・・・と検討から外しました。
何よりその大きさとPMA-60の約2倍というその価格がそうさせたといっていいでしょうw
PMA-60で一つ気になるのはこのモデルは電源周りにトラブルを抱えていたということ。
今のロットは改善されていると聞きましたが、こればかりは使ってみなければ分かりません・・・
あと、USB-DACの性能をフルに発揮するには使い手にもある程度の能力が求められるということ。
まぁその辺は実際に使い始めてから書いてみようと思います。
肝心のスピーカーは早い段階で2つに絞ったのですが、購入直前まで悩みに悩みました。
機種はB&Wの607とDALIのMENUETなんですが、果たして選んだのはどちらか・・・
2020,04,09, Thursday
スピーカーはデスクに載せるため、一応脚となるインシュレーターやスタンドを考えなければなりません。
置いて載せるだけのインシュレーターや、円錐形のスパイクなどが考えられますが、スパイクはスピーカーの底にネジが切ってないとちょいと面倒ですし、インシュレーターもスピーカーをちょいと動かしたいときに位置調整が面倒くさいですw
ですから小さくて手頃なスタンドを探していたのですが、気になったスタンドを見つけたので試しに買ってみました・・・
ISO Acoustics というカナダのメーカーのスタンド(ISO-130)です。
主にモニタースピーカー向けの商品のようですが、付属のアタッチメントで微妙な角度をつけることもできるのでデスクトップスタンドとして使うのにちょうどいいかなと思って買ってみました。
ベースとパイプで構成されるスタンドですが、このパイプを嵌める部分がゴムというところに特徴があり、つまり無駄な振動はここで抑えてやるということです。
ゴムを貼ったインシュレーターと似たような効果を狙ってるわけでしょうか・・・
スパイクとボードなどでしっかりと固定した方がいいんじゃないか?って思っている私ですが、そもそもデスクトップで使用するわけですからデスク自体の振動やその下の空間との反響なども抑えなきゃ意味ないかなとも思うわけで・・・
まぁしかしサイズもちょうどいいしセッティングも楽だし、とりあえず使ってみるかとなったわけです。
次にスピーカーケーブルですが・・・
メインで使っているB&WのCM8 S2 に使っているZONOTONEが結構気に入ったので、今回もZONOTONEにしました。
モデルは6NSP-Granster 2200αです。
メインで使っているのは廃盤となっているMeisterシリーズの4芯タイプである6NSP-4400S Meisterです。
この2芯タイプの現行版が今回購入したケーブルとなります。
まぁ予想していたとはいえ2芯でも結構硬いケーブルなので、狭いデスクトップでの取り回しが気になるところです。
このケーブルにつなぐ端子は8mmのYラグとaudioquestのバナナプラグ。
いずれも圧着タイプを選びました。
Yラグはオーディオ用でも何でもないニチフの2Y-8。
これをばら売りしているところが周辺にはなかった(2Y-6までならあったのに・・・)ので、100個入りの箱を買ってきました。
価格は800円前後だったので1個あたり10円もしないという超破格値な訳ですが、ムダに100個もあるのでコストパフォーマンスに優れているとは言いにくいですねw
あと、このバナナプラグは一般販売はされていないのですが、とあるショップがメーカーに承諾を取った上で補修用部品を小売りしてくれています。
これらの端子を圧着するのは丸形端子に対応した圧着工具が必要ですが、幸いなことに過去に電気配線をいじる際にいろいろ買ってあったので・・・
ホーザンのオープンバレル端子用(P-706)、F型コネクター用(P-716)、そして裸圧着端子用(P-75)の3種類が手元にありますw
その中のP-75を使ってカシメてやれば一発です。
このケーブルは方向性があるのでスピーカー側がYラグでアンプ側がバナナ端子と間違わないように取り付けました。
メインのケーブルは切りっぱなしでしたが。今回は熱収縮チューブと絶縁カバーを使って若干見た目にも配慮しました。
さぁこれであとはこのスピーカーとアンプを繋ぐのみですが、これはまた後ほど・・・
置いて載せるだけのインシュレーターや、円錐形のスパイクなどが考えられますが、スパイクはスピーカーの底にネジが切ってないとちょいと面倒ですし、インシュレーターもスピーカーをちょいと動かしたいときに位置調整が面倒くさいですw
ですから小さくて手頃なスタンドを探していたのですが、気になったスタンドを見つけたので試しに買ってみました・・・
ISO Acoustics というカナダのメーカーのスタンド(ISO-130)です。
主にモニタースピーカー向けの商品のようですが、付属のアタッチメントで微妙な角度をつけることもできるのでデスクトップスタンドとして使うのにちょうどいいかなと思って買ってみました。
ベースとパイプで構成されるスタンドですが、このパイプを嵌める部分がゴムというところに特徴があり、つまり無駄な振動はここで抑えてやるということです。
ゴムを貼ったインシュレーターと似たような効果を狙ってるわけでしょうか・・・
スパイクとボードなどでしっかりと固定した方がいいんじゃないか?って思っている私ですが、そもそもデスクトップで使用するわけですからデスク自体の振動やその下の空間との反響なども抑えなきゃ意味ないかなとも思うわけで・・・
まぁしかしサイズもちょうどいいしセッティングも楽だし、とりあえず使ってみるかとなったわけです。
次にスピーカーケーブルですが・・・
メインで使っているB&WのCM8 S2 に使っているZONOTONEが結構気に入ったので、今回もZONOTONEにしました。
モデルは6NSP-Granster 2200αです。
メインで使っているのは廃盤となっているMeisterシリーズの4芯タイプである6NSP-4400S Meisterです。
この2芯タイプの現行版が今回購入したケーブルとなります。
まぁ予想していたとはいえ2芯でも結構硬いケーブルなので、狭いデスクトップでの取り回しが気になるところです。
このケーブルにつなぐ端子は8mmのYラグとaudioquestのバナナプラグ。
いずれも圧着タイプを選びました。
Yラグはオーディオ用でも何でもないニチフの2Y-8。
これをばら売りしているところが周辺にはなかった(2Y-6までならあったのに・・・)ので、100個入りの箱を買ってきました。
価格は800円前後だったので1個あたり10円もしないという超破格値な訳ですが、ムダに100個もあるのでコストパフォーマンスに優れているとは言いにくいですねw
あと、このバナナプラグは一般販売はされていないのですが、とあるショップがメーカーに承諾を取った上で補修用部品を小売りしてくれています。
これらの端子を圧着するのは丸形端子に対応した圧着工具が必要ですが、幸いなことに過去に電気配線をいじる際にいろいろ買ってあったので・・・
ホーザンのオープンバレル端子用(P-706)、F型コネクター用(P-716)、そして裸圧着端子用(P-75)の3種類が手元にありますw
その中のP-75を使ってカシメてやれば一発です。
このケーブルは方向性があるのでスピーカー側がYラグでアンプ側がバナナ端子と間違わないように取り付けました。
メインのケーブルは切りっぱなしでしたが。今回は熱収縮チューブと絶縁カバーを使って若干見た目にも配慮しました。
さぁこれであとはこのスピーカーとアンプを繋ぐのみですが、これはまた後ほど・・・
2020,04,12, Sunday
さて、アンプとスピーカースタンド、ケーブルの準備はOKなので残るはスピーカー本体です。
B&Wの607とDALIのMENUETで迷っていましたが、熟考を重ねてたどり着いた答えは・・・
DALIのMENUET です。
まずどの辺で迷っていたのかと言いますと・・・
・大きさ
・価格
・デザイン
・音質
など。
そんな条件の下、最終的に607とMENUETの2つに絞られたわけですが、ここでなぜMENUETを選んだのか・・・
デザインと音質、ですかね。
音質に関してはヨドバシ博多での試聴による判断になるのですが、607はメリハリがあって元気がよく、この点に関してはB&Wをメインで使っているので納得できます。
MENUETは607ほどキレキレではなく、粒立ちはしっかりとしながらも絶妙な柔らかさが心地いいです。
ここでマイナスポイントをあげるとしたら607はちょっと高音が刺さるかな?
リスニングポイントがある程度取れる状況ならまだいいんでしょうけど、静かな自室でのニアフィールドではどうだろうか?と気になりました。
あとボックスの仕上げが塩ビなのはいいとして、色がマットな黒か白だけというのがちょっと・・・w
MENUETに関しては外装は突板仕上げで言うことはありませんし、音も全体的にバランスがよくてニアフィールドにも向いていると思いました。
背面のバスレフポートも斜め下を向いており、背後が壁のデスクトップという限られたスペースを考えたらありがたい装備ですが、ここで大きな問題となるのはその価格・・・
左右ペアの価格が607は実売7万円を切っているのに対してMENUETは実売10万弱。
3万円の差は小さくはありませんよね。
ならば607に決まりかと言われると即決できない自分がいるわけでして・・・
では最終的にMENUETに決めた理由は何なのか・・・
それは唐突にやってきた「MENUET SE 発売」のお知らせでした。
SE(Special Edition)は前回30周年記念モデルがありましたが、見た目は現行MENUETとほとんど変わりません。
しかし今回のSEは見た目が今までにないハイグロス仕上げだったんですね・・・
ただ価格を見て愕然とします・・・
ペアで実売17万・・・
ムリだ・・・
けど欲しい・・・
土下座をして「おまえ以外に一目惚れしたのはこれだけだ」と、歯の浮くような文句で許しを請い、渋々OKをもらいます。
そしてかみさんの気持ちが変わらないうちにポチッと・・・
うーん、607と3万円の差であーだこーだ言っていたのがバカらしいw
突板は杢目が特徴的なワイルドウォールナットで、DALI曰く木の根元にできる瘤の部分(バール材)だそうです。
ウォールナットのバールといえばE90の内装パネルにオプションで設定されてたのを思い出しました。
一般的にバールと言えばもっと激しい杢目になるのですが、DALIのこれは五月蠅くない程度の杢目でいい感じです。
これにクリアを何層も重ねて磨いているわけですが、その仕上げは見事ですね。
DALIのトップモデルであるEPICONは塗装の厚さだけで2mmあるそうですが、見たところこれはそこまではやってなさそうです。
しかし丁寧に磨き上げられたボディは非常に美しく、もはや言うことはありません。
私はサランネットを付けない主義なので外してますが、サランネット取り付け用の穴がスピーカーユニットの固定ネジ部に紛れていてぱっと見分からないようになっています。
地味ですがよく考えて上手く処理していますよね。
作業担当者のイニシャルが記載されたシリアルプレートはノーマルモデルのステッカーとは違ってアルミ製のプレートになっています。
スピーカーターミナルはEPICONと同じ大型のタイプ。
内部配線は銀コート無酸素銅でネットワーク回路もチューニングが施され、ムンドルフ製のコンデンサを採用とのことですが、まぁこの辺は正直よく分かりませんw
最初はここにバナナプラグで刺そうと思ったのですが、背後のスペースが狭いので硬いケーブルを回すにはバナナよりもYラグの方がいいと判断しましたが、結果的に正解でした・・・
セッティングするとこんな感じです。
PCが足下右側にあるので、ケーブルを短くできるようアンプも右側に配置。
スピーカーは若干内側に向けてます。
DALIは内振りを推奨していませんが、その理由はドームとリボンの2つツイーターで構成されたモジュールが音の拡散性を高くしているからとのことです。
しかしMENUETはこのハイブリッドツイーターモジュールではありません。
じゃいろいろ自分で試してみるか・・・と、とりあえずほんのわずかに内に振って配置してみました。
振り幅をいろいろ変えてみたのですが、今のところ画像よりもちょい正面寄りに向けて落ち着いています。
これからいろいろ聴いているうちにベストなポジションを見つけようと思います。
肝心の音に関してですが、いい感じです^^
試聴したときよりも中高音が若干艶っぽくなったかなぁ?
聴いている環境が違いすぎますから気のせいかもしれませんが、いい意味で音の印象がわずかに違います。
ここ最近はクラシック(ピアノがメインですが)ばかり聴いていますので、今までとは明らかに違うキレと抜けの良さにニンマリです。
ただ、今の段階ではまだwindows標準の共有モードで音を出していますので音質はベストではありません。
ですから今後は何らかの再生ソフトを使ってASIOやWASAPIの排他モードも試してみたいと思いますので、これからしばらくその辺の勉強をしてみようと思います。
B&Wの607とDALIのMENUETで迷っていましたが、熟考を重ねてたどり着いた答えは・・・
DALIのMENUET です。
まずどの辺で迷っていたのかと言いますと・・・
・大きさ
・価格
・デザイン
・音質
など。
そんな条件の下、最終的に607とMENUETの2つに絞られたわけですが、ここでなぜMENUETを選んだのか・・・
デザインと音質、ですかね。
音質に関してはヨドバシ博多での試聴による判断になるのですが、607はメリハリがあって元気がよく、この点に関してはB&Wをメインで使っているので納得できます。
MENUETは607ほどキレキレではなく、粒立ちはしっかりとしながらも絶妙な柔らかさが心地いいです。
ここでマイナスポイントをあげるとしたら607はちょっと高音が刺さるかな?
リスニングポイントがある程度取れる状況ならまだいいんでしょうけど、静かな自室でのニアフィールドではどうだろうか?と気になりました。
あとボックスの仕上げが塩ビなのはいいとして、色がマットな黒か白だけというのがちょっと・・・w
MENUETに関しては外装は突板仕上げで言うことはありませんし、音も全体的にバランスがよくてニアフィールドにも向いていると思いました。
背面のバスレフポートも斜め下を向いており、背後が壁のデスクトップという限られたスペースを考えたらありがたい装備ですが、ここで大きな問題となるのはその価格・・・
左右ペアの価格が607は実売7万円を切っているのに対してMENUETは実売10万弱。
3万円の差は小さくはありませんよね。
ならば607に決まりかと言われると即決できない自分がいるわけでして・・・
では最終的にMENUETに決めた理由は何なのか・・・
それは唐突にやってきた「MENUET SE 発売」のお知らせでした。
SE(Special Edition)は前回30周年記念モデルがありましたが、見た目は現行MENUETとほとんど変わりません。
しかし今回のSEは見た目が今までにないハイグロス仕上げだったんですね・・・
ただ価格を見て愕然とします・・・
ペアで実売17万・・・
ムリだ・・・
けど欲しい・・・
土下座をして「おまえ以外に一目惚れしたのはこれだけだ」と、歯の浮くような文句で許しを請い、渋々OKをもらいます。
そしてかみさんの気持ちが変わらないうちにポチッと・・・
うーん、607と3万円の差であーだこーだ言っていたのがバカらしいw
突板は杢目が特徴的なワイルドウォールナットで、DALI曰く木の根元にできる瘤の部分(バール材)だそうです。
ウォールナットのバールといえばE90の内装パネルにオプションで設定されてたのを思い出しました。
一般的にバールと言えばもっと激しい杢目になるのですが、DALIのこれは五月蠅くない程度の杢目でいい感じです。
これにクリアを何層も重ねて磨いているわけですが、その仕上げは見事ですね。
DALIのトップモデルであるEPICONは塗装の厚さだけで2mmあるそうですが、見たところこれはそこまではやってなさそうです。
しかし丁寧に磨き上げられたボディは非常に美しく、もはや言うことはありません。
私はサランネットを付けない主義なので外してますが、サランネット取り付け用の穴がスピーカーユニットの固定ネジ部に紛れていてぱっと見分からないようになっています。
地味ですがよく考えて上手く処理していますよね。
作業担当者のイニシャルが記載されたシリアルプレートはノーマルモデルのステッカーとは違ってアルミ製のプレートになっています。
スピーカーターミナルはEPICONと同じ大型のタイプ。
内部配線は銀コート無酸素銅でネットワーク回路もチューニングが施され、ムンドルフ製のコンデンサを採用とのことですが、まぁこの辺は正直よく分かりませんw
最初はここにバナナプラグで刺そうと思ったのですが、背後のスペースが狭いので硬いケーブルを回すにはバナナよりもYラグの方がいいと判断しましたが、結果的に正解でした・・・
セッティングするとこんな感じです。
PCが足下右側にあるので、ケーブルを短くできるようアンプも右側に配置。
スピーカーは若干内側に向けてます。
DALIは内振りを推奨していませんが、その理由はドームとリボンの2つツイーターで構成されたモジュールが音の拡散性を高くしているからとのことです。
しかしMENUETはこのハイブリッドツイーターモジュールではありません。
じゃいろいろ自分で試してみるか・・・と、とりあえずほんのわずかに内に振って配置してみました。
振り幅をいろいろ変えてみたのですが、今のところ画像よりもちょい正面寄りに向けて落ち着いています。
これからいろいろ聴いているうちにベストなポジションを見つけようと思います。
肝心の音に関してですが、いい感じです^^
試聴したときよりも中高音が若干艶っぽくなったかなぁ?
聴いている環境が違いすぎますから気のせいかもしれませんが、いい意味で音の印象がわずかに違います。
ここ最近はクラシック(ピアノがメインですが)ばかり聴いていますので、今までとは明らかに違うキレと抜けの良さにニンマリです。
ただ、今の段階ではまだwindows標準の共有モードで音を出していますので音質はベストではありません。
ですから今後は何らかの再生ソフトを使ってASIOやWASAPIの排他モードも試してみたいと思いますので、これからしばらくその辺の勉強をしてみようと思います。
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