2009,06,21, Sunday
「なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪へ行ってこようと思う」
夏目漱石の弟子である内田百けん(”けん”は門構えに月)という作家の「阿房列車」という作品の有名な一節です。
彼は列車の旅が大好きでして、借金をしてまで乗るほど・・・
その列車の旅とは、誰に会うとか何を見るとかの目的は一切無く、ただ列車に乗ることだけが目的のような旅です。
しかも、目的もないのに出かけるのだから二等や三等には乗りたくない、つまり行きは生涯一度きりの”目的のない旅”ですから一等でなければ嫌なのです。
そんな彼も帰りは”家に帰る”という目的が発生しますので、そういう目的がある旅(つまり帰路)は三等でも構わないというなんとも面白いお方ですw
日本初の”鉄チャン”ともいわれている彼の「阿房列車」は私も大好きでして、活字が嫌いなこの私も何度も読んだことがあります。
で、本日のタイトルにあるように、私も列車の旅に出かけてきました。
今回の行き先は長崎ですから・・・
なんにも用事がないけれど、列車(汽車ではないのでw)に乗って長崎へ行ってこようと思います。
さて、その列車に乗るために6月20日の朝、博多駅より新幹線で小倉まで乗ります。
小倉で在来線に乗り換えて門司港まで・・・
朝日を浴びる門司港駅・・・
この日は朝からいいお天気でした。
駅前で受付を済ませ、飲み物やお菓子を買い込んでホームに上がります。
1番のりばはすでにカメラを抱えた多くの人たちがおり、そこで私の目の前に現れたのが・・・
そう、ブルートレインです・・・
またも・・・ですw
今回は、JR九州旅行の企画する「ありがとうブルートレイン」の第1弾として、門司港~長崎間(筑豊本線経由)を往復する企画です。
前回は同区間(鹿児島本線経由)で門司車掌区の企画した「リバイバルさくら・あかつき」があり、門司港発か長崎発、もしくは往復共と任意で選べましたが、今回はそれを往復セットで一泊旅行ということになっております。
「リバイバルあかつき」では往復ハガキでの申し込みに落選したもののキャンセル発生で運良く乗ることが出来ましたが、今回はめでたく当選の通知を頂きました^^
で、今回は長崎で一泊できるため、日頃「また汽車ぽっぽに乗りたい」と言っていた子供も一緒に参加することにしたのです。
そうこうしているうちに推進運転で「あかつき」がゆっくりと1番のりばに入線してきました。
相も変わらずカメラを抱えた大勢がひしめき合ってこの光景を撮っています。
とりあえず私たちは車内に荷物を置いて先頭へ・・・
今回「あかつき」と「みずほ」を牽引するのはディーゼル機関車のDE10。
筑豊本線の桂川~原田間は非電化ですので電気機関車であるED76は使えません。
ED76も「富士・はやぶさ」廃止後は客車列車を牽くこともなくなったため、残念ながら今後は廃車されることになるだろうと思います。
で、今回は車両の入れ替え作業等で活躍する中型のDE10重連での運転となりました。
出来れば「出雲」などを牽いていた幹線用の強力なDD51で牽いてもらいたかったのですが、九州にはDD51はもうありませんので仕方ありません・・・
前回の「リバイバルあかつき」は門司港行きの幕がないため「門司港」の張り紙を貼り付けられていましたが、今回は「あかつき 長崎」と本来の姿に^^
さぁ、奥にある鉄道記念館の581系に見送られ、汽笛一声門司港駅を出発です!
夏目漱石の弟子である内田百けん(”けん”は門構えに月)という作家の「阿房列車」という作品の有名な一節です。
彼は列車の旅が大好きでして、借金をしてまで乗るほど・・・
その列車の旅とは、誰に会うとか何を見るとかの目的は一切無く、ただ列車に乗ることだけが目的のような旅です。
しかも、目的もないのに出かけるのだから二等や三等には乗りたくない、つまり行きは生涯一度きりの”目的のない旅”ですから一等でなければ嫌なのです。
そんな彼も帰りは”家に帰る”という目的が発生しますので、そういう目的がある旅(つまり帰路)は三等でも構わないというなんとも面白いお方ですw
日本初の”鉄チャン”ともいわれている彼の「阿房列車」は私も大好きでして、活字が嫌いなこの私も何度も読んだことがあります。
で、本日のタイトルにあるように、私も列車の旅に出かけてきました。
今回の行き先は長崎ですから・・・
なんにも用事がないけれど、列車(汽車ではないのでw)に乗って長崎へ行ってこようと思います。
さて、その列車に乗るために6月20日の朝、博多駅より新幹線で小倉まで乗ります。
小倉で在来線に乗り換えて門司港まで・・・
朝日を浴びる門司港駅・・・
この日は朝からいいお天気でした。
駅前で受付を済ませ、飲み物やお菓子を買い込んでホームに上がります。
1番のりばはすでにカメラを抱えた多くの人たちがおり、そこで私の目の前に現れたのが・・・
そう、ブルートレインです・・・
またも・・・ですw
今回は、JR九州旅行の企画する「ありがとうブルートレイン」の第1弾として、門司港~長崎間(筑豊本線経由)を往復する企画です。
前回は同区間(鹿児島本線経由)で門司車掌区の企画した「リバイバルさくら・あかつき」があり、門司港発か長崎発、もしくは往復共と任意で選べましたが、今回はそれを往復セットで一泊旅行ということになっております。
「リバイバルあかつき」では往復ハガキでの申し込みに落選したもののキャンセル発生で運良く乗ることが出来ましたが、今回はめでたく当選の通知を頂きました^^
で、今回は長崎で一泊できるため、日頃「また汽車ぽっぽに乗りたい」と言っていた子供も一緒に参加することにしたのです。
そうこうしているうちに推進運転で「あかつき」がゆっくりと1番のりばに入線してきました。
相も変わらずカメラを抱えた大勢がひしめき合ってこの光景を撮っています。
とりあえず私たちは車内に荷物を置いて先頭へ・・・
今回「あかつき」と「みずほ」を牽引するのはディーゼル機関車のDE10。
筑豊本線の桂川~原田間は非電化ですので電気機関車であるED76は使えません。
ED76も「富士・はやぶさ」廃止後は客車列車を牽くこともなくなったため、残念ながら今後は廃車されることになるだろうと思います。
で、今回は車両の入れ替え作業等で活躍する中型のDE10重連での運転となりました。
出来れば「出雲」などを牽いていた幹線用の強力なDD51で牽いてもらいたかったのですが、九州にはDD51はもうありませんので仕方ありません・・・
前回の「リバイバルあかつき」は門司港行きの幕がないため「門司港」の張り紙を貼り付けられていましたが、今回は「あかつき 長崎」と本来の姿に^^
さぁ、奥にある鉄道記念館の581系に見送られ、汽笛一声門司港駅を出発です!
2009,06,22, Monday
門司港を出ると門司、小倉と客扱いの停車があり、その後しばらくすると鹿児島本線と分かれて左にカーブ。
短絡線の折尾駅を通過していよいよ筑豊本線を走行です。
かつて私が小学生の頃、寝台特急「あかつき」は新大阪(大阪)~長崎・佐世保間に2往復運転されていました。
そのうち1往復は長崎本線の肥前山口で長崎編成と佐世保編成を併結し、鹿児島本線経由で運転。
そしてもう1往復の佐世保編成が筑豊本線を経由し、門司で鹿児島本線経由の長崎編成と併結される形になっていました。
この後者の「あかつき2号」は、長崎と佐世保からそれぞれ単独で門司まで行きますので、肥前山口~原田間は同じ名前の「あかつき2号」が2本続けて走行するという光景を目にすることが出来ました。
その筑豊本線経由が廃止されたのが1985年のこと・・・
それ以来ブルートレインが筑豊本線を走ることはなく、今回の運転は実に24年ぶりということになります。
残念ながら私はこの筑豊「あかつき」には乗ったことがありません。
私がいつも乗車していた博多駅を通ることはありませんので、乗るためにはわざわざ鳥栖まで出なければなりませんでしたからね・・・
子供心に「博多を通らないなんて許せん!」と嫌っていたので、博多を通る「あかつき2号」の長崎編成にも乗ることはありませんでしたw
そんな思いで見ていた「あかつき」ですが、「あかつき4号」「明星・あかつき」にはしっかり乗っていたりします^^;
その筑豊「あかつき」のリバイバル運転は順調に進み、直方、新飯塚と客扱いの停車していきます(当時は直方、飯塚に停車)
新飯塚を出ると20分ほどで筑前内野駅に到着。
ここでは一応運転停車ではありますが、ドア扱いをして乗客のみの撮影会が開催されました。
ここでは乗客以外の立ち入りを制限し、乗客達だけで線路に降りて撮影することが出来ました。
こうやって見ると年配の方が結構いますね~
この日は快晴で気温も高く、ちょっと歩いただけで汗が噴き出してきます。
改札の外で一服して周りを見渡すと、地元の人たちやあちこちからやってきたと思われるギャラリーが大勢外から見学しています。
こんな小さな駅にこれだけの人が集まることもそうそうないでしょうね・・・
撮影のための停車時間は29分間。
時間的にも余裕があるため、みんなまったりとしています^^
そんな中、今回も当然のごとく参加されているあの宇都宮照信氏は記念館の写真を撮るためか忙しそうにしていました。
今回もシングルデラックスは写真展示や業務スペースとして使用されていましたが、その隣の車両は乗客用にソロから開放B寝台車に差し替えられていました。
決して力持ちとは言えないDE10ですから、このように重連での運転となっています。
これがDD51の重連だったらもっと迫力あっただろうに・・・
さて・・・
あっという間に撮影タイムは終了・・・
そして列車は冷水越えの長いトンネルを抜け、原田で鹿児島本線に入りました。
あ、そうそう・・・
筑前内野を出てすぐに本日の弁当が配られました。
薄暗い中での撮影でお見苦しいですが、こんな感じでした。
包み紙は「あかつき」のテールマークですね^^
製造は「かしわめし」で有名な東筑軒。
その”かしわめし”で「あかつき」のヘッドマークを表現しています。
弁当を食べ終えてから前回同様にクイズ大会が催されたあと、途端に睡魔が襲いかかってきました。
昨晩は準備などでほとんど寝ていませんので、私は時々うつらうつらと・・・
かみさんと子供は2段ベッドの上段に上ってゆっくりお昼寝^^
ちょっと寝たい・・・と思えば、周りを気にせずすぐに寝られるのが寝台車のいいところですね。
私たちのお向かいさんも子供連れでしたが、同じように上段で一眠りしていました^^
さぁさぁ、列車は風光明媚な有明海沿いでスキール音を響かせながら走行していきます。
沿線のあちこちではたくさんのカメラがこちらを睨み付けています・・・
特に有名ポイントだと思われる場所なんかは、それはもうすごいことになっています^^;
そして日も傾きかけてきた15時41分、終点長崎駅に到着です。
門司港からここ長崎まで6時間もかけて走ってきましたが、着いてみるといつもあっという間に感じますね・・・
「あかつき」が回送されていったあと、あらかじめ決められた今夜の宿にそれぞれが別れていきます。
この企画で宿泊に利用される宿はJR九州ホテルやチサングランドなど長崎駅近くのホテル・・・
しかし、今回私たちは別途料金を払って稲佐山観光ホテル泊まることにしました。
その送迎バスに揺られてゆっくりと稲佐山を登っていくのでありました・・・
短絡線の折尾駅を通過していよいよ筑豊本線を走行です。
かつて私が小学生の頃、寝台特急「あかつき」は新大阪(大阪)~長崎・佐世保間に2往復運転されていました。
そのうち1往復は長崎本線の肥前山口で長崎編成と佐世保編成を併結し、鹿児島本線経由で運転。
そしてもう1往復の佐世保編成が筑豊本線を経由し、門司で鹿児島本線経由の長崎編成と併結される形になっていました。
この後者の「あかつき2号」は、長崎と佐世保からそれぞれ単独で門司まで行きますので、肥前山口~原田間は同じ名前の「あかつき2号」が2本続けて走行するという光景を目にすることが出来ました。
その筑豊本線経由が廃止されたのが1985年のこと・・・
それ以来ブルートレインが筑豊本線を走ることはなく、今回の運転は実に24年ぶりということになります。
残念ながら私はこの筑豊「あかつき」には乗ったことがありません。
私がいつも乗車していた博多駅を通ることはありませんので、乗るためにはわざわざ鳥栖まで出なければなりませんでしたからね・・・
子供心に「博多を通らないなんて許せん!」と嫌っていたので、博多を通る「あかつき2号」の長崎編成にも乗ることはありませんでしたw
そんな思いで見ていた「あかつき」ですが、「あかつき4号」「明星・あかつき」にはしっかり乗っていたりします^^;
その筑豊「あかつき」のリバイバル運転は順調に進み、直方、新飯塚と客扱いの停車していきます(当時は直方、飯塚に停車)
新飯塚を出ると20分ほどで筑前内野駅に到着。
ここでは一応運転停車ではありますが、ドア扱いをして乗客のみの撮影会が開催されました。
ここでは乗客以外の立ち入りを制限し、乗客達だけで線路に降りて撮影することが出来ました。
こうやって見ると年配の方が結構いますね~
この日は快晴で気温も高く、ちょっと歩いただけで汗が噴き出してきます。
改札の外で一服して周りを見渡すと、地元の人たちやあちこちからやってきたと思われるギャラリーが大勢外から見学しています。
こんな小さな駅にこれだけの人が集まることもそうそうないでしょうね・・・
撮影のための停車時間は29分間。
時間的にも余裕があるため、みんなまったりとしています^^
そんな中、今回も当然のごとく参加されているあの宇都宮照信氏は記念館の写真を撮るためか忙しそうにしていました。
今回もシングルデラックスは写真展示や業務スペースとして使用されていましたが、その隣の車両は乗客用にソロから開放B寝台車に差し替えられていました。
決して力持ちとは言えないDE10ですから、このように重連での運転となっています。
これがDD51の重連だったらもっと迫力あっただろうに・・・
さて・・・
あっという間に撮影タイムは終了・・・
そして列車は冷水越えの長いトンネルを抜け、原田で鹿児島本線に入りました。
あ、そうそう・・・
筑前内野を出てすぐに本日の弁当が配られました。
薄暗い中での撮影でお見苦しいですが、こんな感じでした。
包み紙は「あかつき」のテールマークですね^^
製造は「かしわめし」で有名な東筑軒。
その”かしわめし”で「あかつき」のヘッドマークを表現しています。
弁当を食べ終えてから前回同様にクイズ大会が催されたあと、途端に睡魔が襲いかかってきました。
昨晩は準備などでほとんど寝ていませんので、私は時々うつらうつらと・・・
かみさんと子供は2段ベッドの上段に上ってゆっくりお昼寝^^
ちょっと寝たい・・・と思えば、周りを気にせずすぐに寝られるのが寝台車のいいところですね。
私たちのお向かいさんも子供連れでしたが、同じように上段で一眠りしていました^^
さぁさぁ、列車は風光明媚な有明海沿いでスキール音を響かせながら走行していきます。
沿線のあちこちではたくさんのカメラがこちらを睨み付けています・・・
特に有名ポイントだと思われる場所なんかは、それはもうすごいことになっています^^;
そして日も傾きかけてきた15時41分、終点長崎駅に到着です。
門司港からここ長崎まで6時間もかけて走ってきましたが、着いてみるといつもあっという間に感じますね・・・
「あかつき」が回送されていったあと、あらかじめ決められた今夜の宿にそれぞれが別れていきます。
この企画で宿泊に利用される宿はJR九州ホテルやチサングランドなど長崎駅近くのホテル・・・
しかし、今回私たちは別途料金を払って稲佐山観光ホテル泊まることにしました。
その送迎バスに揺られてゆっくりと稲佐山を登っていくのでありました・・・
2009,06,23, Tuesday
今晩宿泊する宿は稲佐山の中腹に位置する稲佐山観光ホテル。
一人あたりプラス6000円(夕・朝の2食付き、子供は無料)でこのホテルに泊まることにしたのですが、6000円が高いか安いかそんなことはどうでもいいんですw
あらかじめ決められていたホテルでは夕食は付きませんので、子供を連れてどこで何を食べるか・・・などの心配をしなくて済みます。
また、せっかく長崎に泊まるのだから綺麗な夜景を楽しめるほうがいいですからね^^
その稲佐山観光ホテルに到着後、明日朝までのスケジュールや各種説明があり、ようやく部屋のベッドでゴロンと横になります。
今回利用する部屋は全室オーシャンビューの曙館にあるツインルーム。
オーシャンビューってカッコよく言ってますが、つまりは港と長崎の街並みを見下ろせる部屋ってことです^^;
しばらくベランダで一服しながら外を眺め、それぞれ風呂に入ってスッキリすることにしました。
その後ゆっくりするまもなく夕食ですw
夕食は長崎の伝統料理である卓袱料理。
ここに宿泊する他の3組の乗客達とテーブルを囲んで楽しくおいしく頂きました^^
しかしこの卓袱料理、お吸い物からスタートして刺身の盛り合わせやハトシ、焼きサザエ、ブリの照り焼きにエビ、ブタの角煮饅頭、煮魚、野菜の煮物、フカのおよごし(味噌和え)、皿うどん、スープ等々かなりのボリュームです。
とてもじゃありませんが全て食べきることは不可能ですw
デザートのあと、最後はおしるこで終了~
何度も言いますが、食べきれませんw
まぁ聞けば中国でのもてなし料理と同じで食べきれないほど出てくるのが普通だそうで、たとえ食べきれずに残したとしても気にしなくていいみたいです^^;
このとき内心「これだけで6000円の元は取れるんじゃねぇか・・・?」なんて思いましたが、今になって思えばプラス6000円でも安いくらいではないでしょうかね。
さて、たっぷり2時間近くかけて夕食をいただいたあと、一旦部屋に戻ります。
そしてすぐに着替えてホテルの送迎バスに乗り込んで稲佐山の展望台に行ってみました。
長崎有数の観光スポットである展望台からの夜景。
土曜日とあって多くの観光客で混雑していましたが、頃合いを見計らって撮ってみました。
残念なことに夕方から厚い雲が空を覆ってきましたので、どうもスッキリした夜景にはなりませんでしたね・・・
展望台の中にあるレストランでくつろいだあと、またバスに乗ってホテルに戻りました。
時計を見るとすでに22時過ぎ!
子供もあちこち連れ回されてさぞかし疲れたことでしょう。
日頃やんちゃで手が付けられないこの子もさすがに眠そうに・・・
してないやん!
この元気はどこから湧いて出てくるのでしょうか・・・w
しかしやはり眠かったのでしょう、しばらくするとコテンと眠ってしまいました^^
さぁ、明日はいよいよ復路の「みずほ」に乗車します。
ホテルの出発は8時30分頃ですので、私たちもそろそろ寝ることにしましょう。
寝る前にベランダからの夜景を撮ってお休みなさい・・・
一人あたりプラス6000円(夕・朝の2食付き、子供は無料)でこのホテルに泊まることにしたのですが、6000円が高いか安いかそんなことはどうでもいいんですw
あらかじめ決められていたホテルでは夕食は付きませんので、子供を連れてどこで何を食べるか・・・などの心配をしなくて済みます。
また、せっかく長崎に泊まるのだから綺麗な夜景を楽しめるほうがいいですからね^^
その稲佐山観光ホテルに到着後、明日朝までのスケジュールや各種説明があり、ようやく部屋のベッドでゴロンと横になります。
今回利用する部屋は全室オーシャンビューの曙館にあるツインルーム。
オーシャンビューってカッコよく言ってますが、つまりは港と長崎の街並みを見下ろせる部屋ってことです^^;
しばらくベランダで一服しながら外を眺め、それぞれ風呂に入ってスッキリすることにしました。
その後ゆっくりするまもなく夕食ですw
夕食は長崎の伝統料理である卓袱料理。
ここに宿泊する他の3組の乗客達とテーブルを囲んで楽しくおいしく頂きました^^
しかしこの卓袱料理、お吸い物からスタートして刺身の盛り合わせやハトシ、焼きサザエ、ブリの照り焼きにエビ、ブタの角煮饅頭、煮魚、野菜の煮物、フカのおよごし(味噌和え)、皿うどん、スープ等々かなりのボリュームです。
とてもじゃありませんが全て食べきることは不可能ですw
デザートのあと、最後はおしるこで終了~
何度も言いますが、食べきれませんw
まぁ聞けば中国でのもてなし料理と同じで食べきれないほど出てくるのが普通だそうで、たとえ食べきれずに残したとしても気にしなくていいみたいです^^;
このとき内心「これだけで6000円の元は取れるんじゃねぇか・・・?」なんて思いましたが、今になって思えばプラス6000円でも安いくらいではないでしょうかね。
さて、たっぷり2時間近くかけて夕食をいただいたあと、一旦部屋に戻ります。
そしてすぐに着替えてホテルの送迎バスに乗り込んで稲佐山の展望台に行ってみました。
長崎有数の観光スポットである展望台からの夜景。
土曜日とあって多くの観光客で混雑していましたが、頃合いを見計らって撮ってみました。
残念なことに夕方から厚い雲が空を覆ってきましたので、どうもスッキリした夜景にはなりませんでしたね・・・
展望台の中にあるレストランでくつろいだあと、またバスに乗ってホテルに戻りました。
時計を見るとすでに22時過ぎ!
子供もあちこち連れ回されてさぞかし疲れたことでしょう。
日頃やんちゃで手が付けられないこの子もさすがに眠そうに・・・
してないやん!
この元気はどこから湧いて出てくるのでしょうか・・・w
しかしやはり眠かったのでしょう、しばらくするとコテンと眠ってしまいました^^
さぁ、明日はいよいよ復路の「みずほ」に乗車します。
ホテルの出発は8時30分頃ですので、私たちもそろそろ寝ることにしましょう。
寝る前にベランダからの夜景を撮ってお休みなさい・・・
2009,06,24, Wednesday
前夜はなるべく早く寝よう・・・と思っていたのですが、子供が寝静まったあとの時間というのは親にとっては大変貴重な時間です。
ぼんやり外を眺めたり、他愛もない会話をしたり、ただコーヒーを飲みながらタバコの煙を揺らしたり・・・
こういう一時って夫婦には、特に仕事と家事の両立で大変な思いをしているかみさんには唯一の息抜きといってもいいでしょう。
ですから私たちが床についたのは日付を大幅に回ってからとなってしまいました。
そして翌朝。
かみさんは私が目覚めるずっと前から化粧で大忙しですw
私は明らかに寝不足で、どうも頭がスッキリとしません。
とりあえず一服しようとベランダに出てみたのですが、予報通り空模様もスッキリとしません・・・
どんよりとした厚い雲が空を覆い、雨が降っているのかいないのかよく分からないような曖昧なお天気w
外を走る車の音で路面は濡れているだろうということは察し取れますが、雨自体は恐らく強く降っていないようです。
周りの木々は久しぶりの雨で青さを増し、それまで些か元気のなかった紫陽花も「この雨を待っていたぞ!」と俄然やる気を見せています。
9日の入梅から10日以上経ってようやく梅雨らしくなってきましたね。
出来れば今日までは晴れて欲しかったのですが、お天道様の都合ですのでやむを得ません・・・
しかし我が子だけは青空の下に咲くヒマワリのように元気いっぱいで、朝からご機嫌でキャッキャとはじけてます^^;
さて、6時半過ぎにレストランで朝食です。
朝食後、チェックアウトの準備を終えて8時半にホテルをあとにしました。
長崎駅には9時前に到着し、28分に入線してくる「みずほ」に備えて急いでお土産や飲み物などを買ってホームに出ます。
長崎駅構内にある長崎運輸センター(つまり車両基地)には、14系寝台車6両が門司港からの冷水越えで疲れた体を休めています。
そこにこれから門司港までの「みずほ」の牽引を担う重連のDE10がヘッドマークを掲げて入ってきました。
ちなみに、この運輸センターはこの先早岐に移転することが決まっています。
「さくら」「みずほ」「あかつき」などのブルトレが並んでいたここがなくなるのかと思うと寂しくなりますね・・・
機関車を連結してしばらくすると一旦引き上げて、その後推進運転でホームに入ってきました。
この瞬間を撮ろうとホームには多くのギャラリー(私もですがw)がおり、事情を知らない他の人たちは「一体何があるの?」と目を丸くして見ていましたね。
長崎駅は3面5線(1~4番のりば)の頭端式ホームですから、真後ろから狙う人たちはここから狙います。
隣はキハ200系のシーサイドライナーです。
お次に先頭へ・・・と歩いていくと、機関車の真横からたくさんのカメラが何かを撮っています。
なんだ?
おおお、運転時刻表ですね。
長崎から佐賀までの時刻表を運転士が見せてくれていました。
3番のりばがだいぶ空いてきましたので、また移動して全体を撮影。
このとき思ったのですが、晴れていれば思いっきり逆光になりそうですから曇天でよかったかもしれませんね。
あらら・・・
この日の方向幕は「臨時」ですか・・・
「みずほ 門司港」の幕は当然ありませんけど、この前のリバイバル「あかつき」のように「みずほ」の方向幕に”門司港”の紙でも貼ってくれればよかったのに・・・
うーん、これはかなりショックwww
まぁ、臨時で間違いないんですけど、せっかくの「ありがとうブルートレイン」って企画なんですから、もうちょっと考えて欲しかったですね。
気がつけばもう10時になろうかとしています。
長崎発が10時2分ですから、そろそろ車内へ入るとしましょう。
しばらくするとディーゼル機関車が元気に汽笛を鳴らし、いつもの2倍の轟音を鳴り響かせながら長崎駅を出発しました。
さあ、いよいよ生涯最初で最後の乗車になるであろう「みずほ」の出発です。
ぼんやり外を眺めたり、他愛もない会話をしたり、ただコーヒーを飲みながらタバコの煙を揺らしたり・・・
こういう一時って夫婦には、特に仕事と家事の両立で大変な思いをしているかみさんには唯一の息抜きといってもいいでしょう。
ですから私たちが床についたのは日付を大幅に回ってからとなってしまいました。
そして翌朝。
かみさんは私が目覚めるずっと前から化粧で大忙しですw
私は明らかに寝不足で、どうも頭がスッキリとしません。
とりあえず一服しようとベランダに出てみたのですが、予報通り空模様もスッキリとしません・・・
どんよりとした厚い雲が空を覆い、雨が降っているのかいないのかよく分からないような曖昧なお天気w
外を走る車の音で路面は濡れているだろうということは察し取れますが、雨自体は恐らく強く降っていないようです。
周りの木々は久しぶりの雨で青さを増し、それまで些か元気のなかった紫陽花も「この雨を待っていたぞ!」と俄然やる気を見せています。
9日の入梅から10日以上経ってようやく梅雨らしくなってきましたね。
出来れば今日までは晴れて欲しかったのですが、お天道様の都合ですのでやむを得ません・・・
しかし我が子だけは青空の下に咲くヒマワリのように元気いっぱいで、朝からご機嫌でキャッキャとはじけてます^^;
さて、6時半過ぎにレストランで朝食です。
朝食後、チェックアウトの準備を終えて8時半にホテルをあとにしました。
長崎駅には9時前に到着し、28分に入線してくる「みずほ」に備えて急いでお土産や飲み物などを買ってホームに出ます。
長崎駅構内にある長崎運輸センター(つまり車両基地)には、14系寝台車6両が門司港からの冷水越えで疲れた体を休めています。
そこにこれから門司港までの「みずほ」の牽引を担う重連のDE10がヘッドマークを掲げて入ってきました。
ちなみに、この運輸センターはこの先早岐に移転することが決まっています。
「さくら」「みずほ」「あかつき」などのブルトレが並んでいたここがなくなるのかと思うと寂しくなりますね・・・
機関車を連結してしばらくすると一旦引き上げて、その後推進運転でホームに入ってきました。
この瞬間を撮ろうとホームには多くのギャラリー(私もですがw)がおり、事情を知らない他の人たちは「一体何があるの?」と目を丸くして見ていましたね。
長崎駅は3面5線(1~4番のりば)の頭端式ホームですから、真後ろから狙う人たちはここから狙います。
隣はキハ200系のシーサイドライナーです。
お次に先頭へ・・・と歩いていくと、機関車の真横からたくさんのカメラが何かを撮っています。
なんだ?
おおお、運転時刻表ですね。
長崎から佐賀までの時刻表を運転士が見せてくれていました。
3番のりばがだいぶ空いてきましたので、また移動して全体を撮影。
このとき思ったのですが、晴れていれば思いっきり逆光になりそうですから曇天でよかったかもしれませんね。
あらら・・・
この日の方向幕は「臨時」ですか・・・
「みずほ 門司港」の幕は当然ありませんけど、この前のリバイバル「あかつき」のように「みずほ」の方向幕に”門司港”の紙でも貼ってくれればよかったのに・・・
うーん、これはかなりショックwww
まぁ、臨時で間違いないんですけど、せっかくの「ありがとうブルートレイン」って企画なんですから、もうちょっと考えて欲しかったですね。
気がつけばもう10時になろうかとしています。
長崎発が10時2分ですから、そろそろ車内へ入るとしましょう。
しばらくするとディーゼル機関車が元気に汽笛を鳴らし、いつもの2倍の轟音を鳴り響かせながら長崎駅を出発しました。
さあ、いよいよ生涯最初で最後の乗車になるであろう「みずほ」の出発です。
2009,06,25, Thursday
長崎を定時に出発し、いよいよ「みずほ」の旅が始まりました。
外は相変わらず小雨が降ったり止んだりですが、沿線では多くのカメラマンが列をなしています。
特に有明海沿岸の有名ポイントは山の斜面に数十人はいるでしょうか、足場の悪い中ひしめき合って「みずほ」の勇姿を撮ろうとスタンバイしてます。
また、沿線の地元住民もたくさん見送りに来て手を振っていますので、私たち乗客も手を振り応えます。
以前、この”手を振る”話を友人にしたところ「なんで手を振るの?」と彼に笑われたことがありますが、昔・・・少なくとも私が子供の頃、特にブルートレインなどの長距離列車ではそれはごく普通の行動であり光景でした。
「行ってらっしゃ~い」
「行ってきま~す」
なんの繋がりもない赤の他人同士の小さなコミュニケーション。
今や鉄道も高速化して、窓の外の景色はあっという間に右に左に流れていきます。
通過する駅の駅名標を見て「今は○○か~」なんてことも出来ませんし、外で誰かが手を振っているなんてこともよく分かりません。
また、猛スピードで通り過ぎていく列車に手を振ろうとする人もいないでしょうw
なんとも味気ない・・・
さぁ、そうこうしているうちに昼食の時間がやってきました。
本日の弁当は・・・
往路と同じように「みずほ」のテールマーク^^
紙、もしくはプリントの質が悪いのか、あまり綺麗じゃありませんw
肝心の中身はこんな感じ・・・
そぼろとタマゴで「みずほ」のマークを表現してますが、茶色のそぼろは青のりのほうがイメージに近いと思うんですがw
味に関してはまぁ普通でしょうか・・・
やはり以前の「リバイバルあかつき」の弁当にはかないませんね~^^;
さて、ここは肥前鹿島駅です。
本来は運転停車ですからドアは開かないのですが、愛煙家からの要求があったのかホームで喫煙できるよう急遽手配していただきドア扱い停車となりました。
狭いホームで対向の列車もやってきますから、駅員や各関係者は気配り目配りで大変だったでしょう。
そして「みずほ」は原田駅から筑豊本線に入ります。
車内放送で「宇都宮さんは今回冷水越えの写真撮影に回っております」と・・・
そういえば「みずほ」では見かけませんでした。
昨日は「あかつき」の車内で大忙しで、今日は小雨の降る冷水峠で「みずほ」の撮影ですか・・・
お疲れ様です。
その後、冷水峠付近で彼の姿を探しましたが、あの大勢のカメラマンの中に彼の姿を見つけることは出来ませんでした・・・
復路の筑前内野でも撮影会は行われました。
しかし停車時間は往路の半分の15分しかありませんし、今回は線路に降りることが出来ません。
ですからホームの先端ギリギリに止まった機関車を前から撮影することは出来ませんでした。
また、昨日は乗客以外の駅構内立ち入りが出来ないようある程度チェックしていたのですが、今日はそれほど厳しくないのか乗客以外の人も多く入っていたようです。
そしてあっという間に撮影会は終わり、終点門司港まで残り僅かとなりました。
子供とかみさんは上段でお昼寝中で、周りの子供達の声も何となく小さくなったよう・・・
主なイベントも終わり、終着駅に向かう列車の中で疲れや眠気のせいか寝ている乗客もそこそこいるようです^^;
まぁ好きなときに自由に寝れるのが寝台車のいいところですし、そういう楽しみ方ももちろんアリでしょう。
途中、新飯塚、直方、小倉、門司と客扱い停車で下車される方もいらっしゃいました。
小倉を出るとゴソゴソと下車の準備をし、ぼんやりと外を眺めるだけです・・・
そして17時14分、終点門司港に到着。
はぁ・・・終わった・・・
いつも思うのですが、終着駅のホームに降り立った瞬間いつも「あっという間だったな・・・」と名残惜しくなります。
「今度またブルトレに乗りに行くかな・・・」
「博多から出雲市まで出てサンライズ出雲で東京に行き、上野からあけぼの、青森から日本海ってルートで乗るのもいいな・・・」
「休み取れるかな・・・」
「んな金ねぇか・・・」
などと思っているうちに、もう「みずほ」は回送のためホームを離れていきます。
「あかつき」「みずほ」の旅はあっという間に終わり、列車もあっという間に引き上げていきました・・・^^;
線路は続くよ、どこまでも・・・
遥かな町まで、僕たちの楽しい旅の夢、繋いでる・・・
ありがとう、ブルートレイン・・・
さて、明日は番外編として今回の旅で手に入れたモノなどをご紹介したいと思っております。
外は相変わらず小雨が降ったり止んだりですが、沿線では多くのカメラマンが列をなしています。
特に有明海沿岸の有名ポイントは山の斜面に数十人はいるでしょうか、足場の悪い中ひしめき合って「みずほ」の勇姿を撮ろうとスタンバイしてます。
また、沿線の地元住民もたくさん見送りに来て手を振っていますので、私たち乗客も手を振り応えます。
以前、この”手を振る”話を友人にしたところ「なんで手を振るの?」と彼に笑われたことがありますが、昔・・・少なくとも私が子供の頃、特にブルートレインなどの長距離列車ではそれはごく普通の行動であり光景でした。
「行ってらっしゃ~い」
「行ってきま~す」
なんの繋がりもない赤の他人同士の小さなコミュニケーション。
今や鉄道も高速化して、窓の外の景色はあっという間に右に左に流れていきます。
通過する駅の駅名標を見て「今は○○か~」なんてことも出来ませんし、外で誰かが手を振っているなんてこともよく分かりません。
また、猛スピードで通り過ぎていく列車に手を振ろうとする人もいないでしょうw
なんとも味気ない・・・
さぁ、そうこうしているうちに昼食の時間がやってきました。
本日の弁当は・・・
往路と同じように「みずほ」のテールマーク^^
紙、もしくはプリントの質が悪いのか、あまり綺麗じゃありませんw
肝心の中身はこんな感じ・・・
そぼろとタマゴで「みずほ」のマークを表現してますが、茶色のそぼろは青のりのほうがイメージに近いと思うんですがw
味に関してはまぁ普通でしょうか・・・
やはり以前の「リバイバルあかつき」の弁当にはかないませんね~^^;
さて、ここは肥前鹿島駅です。
本来は運転停車ですからドアは開かないのですが、愛煙家からの要求があったのかホームで喫煙できるよう急遽手配していただきドア扱い停車となりました。
狭いホームで対向の列車もやってきますから、駅員や各関係者は気配り目配りで大変だったでしょう。
そして「みずほ」は原田駅から筑豊本線に入ります。
車内放送で「宇都宮さんは今回冷水越えの写真撮影に回っております」と・・・
そういえば「みずほ」では見かけませんでした。
昨日は「あかつき」の車内で大忙しで、今日は小雨の降る冷水峠で「みずほ」の撮影ですか・・・
お疲れ様です。
その後、冷水峠付近で彼の姿を探しましたが、あの大勢のカメラマンの中に彼の姿を見つけることは出来ませんでした・・・
復路の筑前内野でも撮影会は行われました。
しかし停車時間は往路の半分の15分しかありませんし、今回は線路に降りることが出来ません。
ですからホームの先端ギリギリに止まった機関車を前から撮影することは出来ませんでした。
また、昨日は乗客以外の駅構内立ち入りが出来ないようある程度チェックしていたのですが、今日はそれほど厳しくないのか乗客以外の人も多く入っていたようです。
そしてあっという間に撮影会は終わり、終点門司港まで残り僅かとなりました。
子供とかみさんは上段でお昼寝中で、周りの子供達の声も何となく小さくなったよう・・・
主なイベントも終わり、終着駅に向かう列車の中で疲れや眠気のせいか寝ている乗客もそこそこいるようです^^;
まぁ好きなときに自由に寝れるのが寝台車のいいところですし、そういう楽しみ方ももちろんアリでしょう。
途中、新飯塚、直方、小倉、門司と客扱い停車で下車される方もいらっしゃいました。
小倉を出るとゴソゴソと下車の準備をし、ぼんやりと外を眺めるだけです・・・
そして17時14分、終点門司港に到着。
はぁ・・・終わった・・・
いつも思うのですが、終着駅のホームに降り立った瞬間いつも「あっという間だったな・・・」と名残惜しくなります。
「今度またブルトレに乗りに行くかな・・・」
「博多から出雲市まで出てサンライズ出雲で東京に行き、上野からあけぼの、青森から日本海ってルートで乗るのもいいな・・・」
「休み取れるかな・・・」
「んな金ねぇか・・・」
などと思っているうちに、もう「みずほ」は回送のためホームを離れていきます。
「あかつき」「みずほ」の旅はあっという間に終わり、列車もあっという間に引き上げていきました・・・^^;
線路は続くよ、どこまでも・・・
遥かな町まで、僕たちの楽しい旅の夢、繋いでる・・・
ありがとう、ブルートレイン・・・
さて、明日は番外編として今回の旅で手に入れたモノなどをご紹介したいと思っております。
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