2025,05,04, Sunday
出雲市駅に到着して次に乗る列車までちょっと時間があります。
別に腹も減っていないので駅前で一服したりボケ~と座ってまったりとします。
周りは観光客がかなり多く、結構な数があるコインロッカーは全て使用中で、大きな荷物を抱えた人が何人もガッカリした顔をしていましたw
高架下に手荷物の預かり所があったと思うのですが、今もあるのかちょっと分かりません。
昔はそこそこ大きな駅の構内には必ず有人の手荷物預かり所ってのがあったのですが、今はホントに少なくなりましたね。
駅の中で荷物を運んでくれていた赤帽とか今の若い人は知らないだろうな~
さて、これから乗る列車についてですが、定期列車ではありません。
臨時列車ですが観光列車でもありません。
その列車とは・・・

サンライズ出雲です。
しかしただのサンライズじゃありません、92という数字が付与されていることからも分かるように臨時のサンライズ出雲92号です。
これは年末年始やお盆、GWなど多客期に運転される臨時列車で、今年のGWは上りが5月2日、下りが5月3日の1往復が運転されます。
さらにこの臨時サンライズは出雲のみとなっており、岡山でのサンライズ瀬戸との併結は行わず単独の7両で運転されます。
できれば瀬戸の方も臨時で運転してくれれば嬉しいのですが、これは列車の編成数の問題で不可能です。
サンライズで使用している285系電車は1編成あたり7両で、それが合計5編成あります。
瀬戸と出雲がそれぞれ1編成づつ往復で使用するので4編成が毎日動いています。
そして残った1編成が予備として西出雲にある後藤総合車両所の出雲支所に常置されており、この予備編成を多客期に臨時のサンライズ出雲91,92号として運転しているわけです。
この臨時サンライズが鉄道ファンたちには大人気でして、その一番大きな理由は定期列車より長い時間乗車できるということでしょうか。
たとえば私が今回乗る上りの92号は出雲市駅を14時05分に出発し、東京駅着が翌朝の6時23分です。
定期列車が18時57分発の翌7時08分着ですから臨時の方が4時間以上長く乗っていられるわけです。
しかも臨時の出雲市発が真っ昼間なので、明るい時間帯の伯備線の車窓も楽しめます。
そんなわけで大人気のこの臨時サンライズですが、問題は人気故に切符が取れないこと・・・
私も過去にGWや盆の便を何度も挑戦しましたが、かすりもしません。
特に個室はインターネットの予約サービスであるe5489では超絶なタイミングでたまたま・・・ってケースじゃない限り購入はほぼ不可能です。
つまりみどりの窓口で駅員に10時ちょうどにマルスを打ってもらう、これしか方法はないと思っていいでしょう。
あとはキャンセルを狙って頻繁にチェックするしかありません。
その購入困難なレアものの切符ですが、今回ついに・・・ついに手に入れることができました。
4月2日の9時半ころですか、南福岡駅まで向かいました。
そして窓口の駅員に臨時サンライズの10時打ちをお願いしたところ受け付けてもらいました。
事前に情報をマルスに入力するのですが、入力を担当した駅員が臨時列車の入力でちょっと分からないことがあったらしく戸惑っています。
ちょいと不安になったのですが、すぐにベテランとおぼしき駅員が助太刀にやってきて無事入力完了。
幸い先約もなく10時ちょうどに打ってくれるとのことで、他のお客も対応を待っていますので私は窓口の外で待つことにしました。
そして10時ピタリ、私もスマホで参戦してみたのですが全く繋がりません。
かろうじて繋がってもすでに満席の表示・・・
リロードするもやはり繋がらず、繋がっても満席表示の繰り返しであえなく撃沈です。
窓口の方が気になりますが、他のお客さんの対応もあったりで動きがよく分かりません。
やっぱり取れなかったかな・・・と思っていると、駅員が小走りで私の元にやって来ました。
お客さん、取れましたよ!!
まるで自分のことのように嬉しそうに知らせてくれた駅員の顔を見てうれしさよりも驚きの方が大きかったです。
まさか取れるとは・・・
駅員もちょっと驚いていた様子で、お互い興奮気味に購入の手続きを進めます。
乗車券はまだルートを定めていなかったので、今回はこの特急・寝台券のみ買って帰りました。
と、事の経緯はこんな感じです。
南福岡の駅員さん、ありがとうございました^^
苦節〇年、ようやく手に入れた臨時サンライズの切符を手に今ここ出雲市まで意気揚々とやってきたわけでして、もうあとは入線してくる285系を楽しみに待つだけです。
と、その前にコンビニで食料などを調達するのですが、乗車時間が長いのでかなり多めに買っておきます。
そして大きな買い物袋をぶら下げた大勢の同志たちと同じようにホームで入線を待ちます。

定期列車とは違って1番のりばに入線してきました。
出発まであまり時間がありませんので、さっさと撮影して乗り込みましょう・・・

真夏でもこんなに明るい時間に出発前のサンライズを見ることはありませんので、まぁ貴重といえば貴重ですかね。
今回確保した個室は1階の喫煙シングルです。
若干2階の方が広いのですが、充分快適に過ごせる広さです。
ちなみにソロはかなり狭くてちょっと私には厳しいですが、喫煙者の私には一切ご縁のない個室ですねw
さぁあと少しで出発ですが、すでに車掌による検札が始まっていました。
すでに満室状態ですので、早めに対応した方がいいという判断でしょう。
そして14時05分、定刻にサンライズ出雲92号は青空の下を東京に向けて走り出しました・・・

別に腹も減っていないので駅前で一服したりボケ~と座ってまったりとします。
周りは観光客がかなり多く、結構な数があるコインロッカーは全て使用中で、大きな荷物を抱えた人が何人もガッカリした顔をしていましたw
高架下に手荷物の預かり所があったと思うのですが、今もあるのかちょっと分かりません。
昔はそこそこ大きな駅の構内には必ず有人の手荷物預かり所ってのがあったのですが、今はホントに少なくなりましたね。
駅の中で荷物を運んでくれていた赤帽とか今の若い人は知らないだろうな~
さて、これから乗る列車についてですが、定期列車ではありません。
臨時列車ですが観光列車でもありません。
その列車とは・・・

サンライズ出雲です。
しかしただのサンライズじゃありません、92という数字が付与されていることからも分かるように臨時のサンライズ出雲92号です。
これは年末年始やお盆、GWなど多客期に運転される臨時列車で、今年のGWは上りが5月2日、下りが5月3日の1往復が運転されます。
さらにこの臨時サンライズは出雲のみとなっており、岡山でのサンライズ瀬戸との併結は行わず単独の7両で運転されます。
できれば瀬戸の方も臨時で運転してくれれば嬉しいのですが、これは列車の編成数の問題で不可能です。
サンライズで使用している285系電車は1編成あたり7両で、それが合計5編成あります。
瀬戸と出雲がそれぞれ1編成づつ往復で使用するので4編成が毎日動いています。
そして残った1編成が予備として西出雲にある後藤総合車両所の出雲支所に常置されており、この予備編成を多客期に臨時のサンライズ出雲91,92号として運転しているわけです。
この臨時サンライズが鉄道ファンたちには大人気でして、その一番大きな理由は定期列車より長い時間乗車できるということでしょうか。
たとえば私が今回乗る上りの92号は出雲市駅を14時05分に出発し、東京駅着が翌朝の6時23分です。
定期列車が18時57分発の翌7時08分着ですから臨時の方が4時間以上長く乗っていられるわけです。
しかも臨時の出雲市発が真っ昼間なので、明るい時間帯の伯備線の車窓も楽しめます。
そんなわけで大人気のこの臨時サンライズですが、問題は人気故に切符が取れないこと・・・
私も過去にGWや盆の便を何度も挑戦しましたが、かすりもしません。
特に個室はインターネットの予約サービスであるe5489では超絶なタイミングでたまたま・・・ってケースじゃない限り購入はほぼ不可能です。
つまりみどりの窓口で駅員に10時ちょうどにマルスを打ってもらう、これしか方法はないと思っていいでしょう。
あとはキャンセルを狙って頻繁にチェックするしかありません。
その購入困難なレアものの切符ですが、今回ついに・・・ついに手に入れることができました。
4月2日の9時半ころですか、南福岡駅まで向かいました。
そして窓口の駅員に臨時サンライズの10時打ちをお願いしたところ受け付けてもらいました。
事前に情報をマルスに入力するのですが、入力を担当した駅員が臨時列車の入力でちょっと分からないことがあったらしく戸惑っています。
ちょいと不安になったのですが、すぐにベテランとおぼしき駅員が助太刀にやってきて無事入力完了。
幸い先約もなく10時ちょうどに打ってくれるとのことで、他のお客も対応を待っていますので私は窓口の外で待つことにしました。
そして10時ピタリ、私もスマホで参戦してみたのですが全く繋がりません。
かろうじて繋がってもすでに満席の表示・・・
リロードするもやはり繋がらず、繋がっても満席表示の繰り返しであえなく撃沈です。
窓口の方が気になりますが、他のお客さんの対応もあったりで動きがよく分かりません。
やっぱり取れなかったかな・・・と思っていると、駅員が小走りで私の元にやって来ました。
お客さん、取れましたよ!!
まるで自分のことのように嬉しそうに知らせてくれた駅員の顔を見てうれしさよりも驚きの方が大きかったです。
まさか取れるとは・・・
駅員もちょっと驚いていた様子で、お互い興奮気味に購入の手続きを進めます。
乗車券はまだルートを定めていなかったので、今回はこの特急・寝台券のみ買って帰りました。
と、事の経緯はこんな感じです。
南福岡の駅員さん、ありがとうございました^^
苦節〇年、ようやく手に入れた臨時サンライズの切符を手に今ここ出雲市まで意気揚々とやってきたわけでして、もうあとは入線してくる285系を楽しみに待つだけです。
と、その前にコンビニで食料などを調達するのですが、乗車時間が長いのでかなり多めに買っておきます。
そして大きな買い物袋をぶら下げた大勢の同志たちと同じようにホームで入線を待ちます。

定期列車とは違って1番のりばに入線してきました。
出発まであまり時間がありませんので、さっさと撮影して乗り込みましょう・・・

真夏でもこんなに明るい時間に出発前のサンライズを見ることはありませんので、まぁ貴重といえば貴重ですかね。
今回確保した個室は1階の喫煙シングルです。
若干2階の方が広いのですが、充分快適に過ごせる広さです。
ちなみにソロはかなり狭くてちょっと私には厳しいですが、喫煙者の私には一切ご縁のない個室ですねw
さぁあと少しで出発ですが、すでに車掌による検札が始まっていました。
すでに満室状態ですので、早めに対応した方がいいという判断でしょう。
そして14時05分、定刻にサンライズ出雲92号は青空の下を東京に向けて走り出しました・・・

| 鉄道::その他 | 11:09 | comments (x) | trackback (0) |
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