このところほぼ毎日聴いているCDがあります。
Tim Riesの「The Rolling Stones Project」というSACD(2chステレオ)で、去年の秋に購入したものです。





なぜこれを買ったかというと・・・
なんでもいいからSACDで良さそうなヤツはないかと某電気店内にあるCDショップのSACDコーナーを訪れたんですよ。
SACD自体店頭であまり見かけませんので、このショップは結構ありがたいですね(といっても品揃えはかなり少ないですが^^;)
特に欲しいものがなくても、この店に来るとこのコーナーを覗くのが習慣となってしまいました。


さて、そこでたまたまこのSACDを見つけたのですが・・・

Tim Riesって誰?

ローリングストーンズ?

なんの関係が??


訳も分からずただRolling Stonesの文字につられて買ってきたのです。
その後気づいたのですが、帯に「1999年からストーンズのツアーに参加しているサックス奏者、ティム・リース・・・」と書いてあり、曲目も全てストーンズの曲です。
で、ライナーノーツを読むと、どうもこれは「彼がストーンズの曲をアレンジしたもので、しかもジャズ」だということが分かりました。
帰宅後早速聴いてみたのですが・・・



すばらしい!


ストーンズのメンバーであるロン・ウッド、キース・リチャーズ、チャーリー・ワッツも参加しており、なんとノラ・ジョーンズも歌っております。
多くはインストゥルメンタルなのですが、「Wild Horses」でのノラ・ジョーンズのボーカルには参りました、正直「この一曲だけでも買う価値はあった」と思いましたよ。


ちなみにこのSACDはハイブリッドなので、CD部をCD-Rに焼いて車専用にしています。

さて、最後にもう一枚・・・




ダイアー・ストレイツのベスト版です。
大御所のベスト版なので、別になんてことないように思いますが、実はこのCDはHDCDなんです。
このCDは去年の夏頃買ったのですが、HDCDだと知らずに買ってしまったんです。
そのころ所有のアンプやプレーヤーは共にHDCDデコーダを装備しておらず、高音がやたらと強調されてかなり耳障りな音で、それ以来お蔵入りに・・・


しかし、その後アンプが運良く?壊れて買い直し、めでたくHDCDをHDCDの音で聴けるときがきました。

おお!

以前とはぜんぜん違うじゃん!


耳障りだった高音域は見事に変換され、きれいにバランスよく鳴っています。
マーク・ノップラーのあのウーマントーンギターサウンド、そしてボブ・デュランばりのボーカルはより深みを増した感じです。
SACD並とまではいきませんが、ダイナミックレンジも広く明らかに普通のCDとは違う音ですね。
しかし、やはりちょいと不自然さを感じるところもありますね~
耳障りではないのですが、やはり何となく誇張された感じというかなんというか・・・
まぁアメリカで開発されたこのHDCD自体あまり普及している感じはありませんね。
このCDを聴いて「元々のダイナミックレンジが広いクラシック向けかな?」と感じましたので、J-POPなどには向いていないと思われます。
そのことも日本で普及しない原因の一つかな?なんて感じております・・・



| 音楽 | 02:29 | comments (0) | trackback (0) |
グラミー賞
今年は2月9日に授賞式がありますね。
wowowでは生中継するということで、是非この日は仕事を休んででも見たいと思っています。


しかし最近のグラミー、というより洋楽界全般なのですが、どうも面白くありません。
若いミュージシャンがたくさん出てくることはいいことなのですが、何となく皆似たり寄ったりで「個性」をあまり感じません。
またビジュアルはいいけど肝心の歌唱力が・・・と思わせることもたまにあり、何となく「J-POP」とたいして変わらないな~なんて思うこともあります。


といっても、私の感じたこれらはほんの一部であり、J-POPなどとは比較になりませんね・・・

去年大ブレイクしたカニエ・ウエストも今年ノミネートされており、またポール・マッカートニーも!
彼もまだまだ健在ですね~
また常連のU2も同様で、去年に続いて受賞出来るか気になるところです。


ポール・マッカートニーやU2以外のベテランにも頑張ってもらいたいですね。
あのローリングストーンズもニューアルバムを出してツアーを続けています。
1963年に結成され、すでに今年で43年!
さらに私の一番のお気に入りであるクイーンも、今年ボーカルにポール・ロジャースを迎えて20年ぶりの日本公演を行いました。
もちろん私も福岡ドームに見に行ったのですが、感動もんでしたね~
すでに50歳を越えたメンバーですが、そのパワフルでエネルギッシュなサウンドは衰えていませんでした。


今考えると、このころ(60~80年代)の音楽が一番好きですね。
ビートルズ、Tho Who、クイーン、ストーンズ、スティング(ポリス)、エリック・クラプトン(クリーム)、ブラックサバス、ワム、ビージーズ、ダイアー・ストレイツ、カルチャークラブにデッド・オア・アライブ、バナナラマやオリビア・ニュートン・ジョンなどなど・・・
特に今は亡きクイーンのボーカルであるフレディー・マーキュリーやスティング、ジョージマイケル(ワム)の歌唱力、エリック・クラプトンやマーク・ノップラー(ダイアー・ストレイツ)のギターはたまりません^^
ブラックサバスのオジー・オズボーンはとてつもない個性を発揮してますし、同じサバスのトミー・アイオミは「渋い!」の一言で、その2人のギャップが面白いです。


こう挙げてみると、全てブリティッシュですね~(ビージーズはイギリス生まれですがデビューはオーストラリアで後にイギリスに戻る)
まぁブリティッシュ以外にもボブ・デュラン、ビリー・ジョエルやシンディ・ローパー、サイモン&ガーファンクルにカーペンターズ、シカゴやガンズ・アンド・ローゼズ、ベンチャーズ、ビーチボーイズなども好きですがね^^;


そして番外編として「ブライアン・セッツァー」ですね。
彼はアメリカ出身ですが「ストレイ・キャッツ」というトリオバンド(彼のギターとスタンディングドラムにウッドベース)を引き連れてイギリスでデビューしました。
ネオロカビリーという言葉を知ったのも彼らのおかげですし、チャック・ベリーやジーン・ビンセント、エディ・コクランやバディ・ホリー、リトル・リチャードなどの50年代ロック、ロカビリーもよく聴くようになりました。
そのブライアン・セッツァーはストレイ・キャッツ解散後「ブライアン・セッツァー・オーケストラ」というビッグバンドを結成して活動してます。
彼も「おっさん」の域に達してしまい、その中年太りした体型がそれを物語っています^^;
しかし、ギターテクニックはもはや完成されてきたと言ってもいいと思いますね。
彼にグレッチを弾かせたら天下無敵です。


今や彼もグラミーを取るくらいになり、日本でもCMなどで耳にしてご存じの方も多いと思います。
しかしストレイ・キャッツ時代(15年以上前ですね)は、私の周りで知っている人間は誰一人おらず、レンタルCDなんかもほとんどありませんでした。
川崎のクラブ・チッタで行われたライブがたまたまテレビで放送されていて、その録画ビデオは宝物でしたね~


そもそも、ストレイ・キャッツを知ったのは「イカ天(平成名物TV・いかすバンド天国)」でグランプリを取った「リトル・クリーチャーズ」を見たときでした。
彼らはグランプリを取ったと記憶してますが、その時「ストレイ・キャッツ」のことを話していたんですね。
で、「ストレイ・キャッツってなんだ?」とレンタルCDショップへ走ったわけです。
しかしその当時は、福岡の田舎では今みたいに大きなチェーン店は見かけませんでした(知らなかっただけ?)
そして数店回ってようやく1枚のベスト版を見つけて借りてきました。


いや~、かなり衝撃を受けましたね。
エレキギター(グレッチ6120)、ウッドベース、ドラムのみのシンプルな構成なのですが、スピード感、リズム感、そしてブライアンの声に惚れ惚れしましたよ^^;


はぁ、テレビで彼らの特集を大々的にやってくれないかな~?


| 音楽 | 14:35 | comments (0) | trackback (0) |
MY LIVES by BILLY JOEL
私の大好きなシンガーソングライターの一人であるビリー・ジョエルですが、1993年に「River Of Dreams」を発表して以来12年以上オリジナルアルバムを出していません。
その間、ライブ盤やベスト盤を幾つか出してきましたが、もう彼はロック、ポップスの詩は書かないようです。
ピアニストだった父に4歳の頃からピアノを習った彼「ピアノマン」はクラシックへの思い入れが強く、2001年にオリジナルのクラシックアルバムを発表していますね。
ただ、ロック、ポップスを捨てたわけではなく、ライブ活動は幾つか行ってきました。
エルトン・ジョンとのツアーで元気な姿を見せていましたが、アルコール依存症や事故による入院などであまりいいニュースがありませんでしたね。
しかし、アルコール依存症についてはリハビリを乗り越え「今後一切アルコールは飲まない」と明言し、昨年秋には3度目の結婚をし、今年からアメリカで単独ツアーを開始・・・
と、ファンにはうれしいニュースも飛び込んできました。
そのうちニューヨークはマディソン・スクエア・ガーデンで行われるツアー11公演のチケットがあっという間に完売したらしく、これは2000年に記録したブルース・スプリングスティーンの10公演完売を破り、追加の12公演目も決定したそうです。
是非日本でもコンサートを開催してほしいですね~


さて、先月にはビリーファンのバイブルとなるであろうCD&DVDのセットが発売になりました。

タイトルは「MY LIVES」で、CD4枚とDVD1枚のセットです。
DVDは1994年にフランクフルトで行われた「River Of Dreams Tour」のライブ映像が、そして4枚のCDは今までの未発表曲、未収録曲を多く収録しています。
特に彼が10代の時に参加していたバンド時代の曲や、過去のヒット作のリミックスバージョンやデモバージョンなどは「お宝」です^^


そんなセットを私が買わないはずはありません。
発売後すぐにでも買うつもりでしたが、なぜか昨日になってようやく手に入れることになりました。
なぜかと言えば・・・


アメリカ輸入盤と国内盤の価格差が3000円位あるんですよ。

国内盤は9450円なのに輸入盤だと6000円強で買えます。
しかも輸入盤のDVDは日本でも再生可能とのことだし、国内盤でも字幕は記録されていません。
CDも双方に違いはありませんから「輸入盤でも問題ねぇよな~、でもやっぱ国内盤がいいかな~?」なんて散々迷っていたんです^^;


しかし、今日たまたまCDショップで実物を見てしまうと…いてもたってもいられなくなりました。
ここはドーンと諭吉一枚出して買ってやりましたよ^^;





ちなみに表紙の絵は、彼の尊敬するレイ・チャールズから名前を取ったという愛娘「アレクサ・レイ(現在20歳!)」が過去に書いたものだそうです。
さて帰宅後、輸入盤を買わなくて良かったとしみじみ思いました。
付属のライナーノーツは各曲について、またビリーのバイオグラフィーもアマチュア時代にさかのぼって解説されており感激しました。


肝心の曲に関してですが・・・

ビリーファンなら買うべし!! です。


10代の若々しい声、また正規バージョンとはひと味違ったレゲエバージョンやデモバージョン、トランペットソロがロングバージョンの「ザンジバル」など、とても楽しめる内容ですよ~



| 音楽 | 01:03 | comments (0) | trackback (0) |
ブライアンセッツァー!
最近は彼のことをご存じの方も多くなったようですが、簡単にご紹介を・・・

1959年NY生まれ。
10代の彼は弟らとNYで活動していましたが、後にスリム・ジム・ファントムとリー・ロッカーの3人でストレイ・キャッツを結成し1980年にイギリスに渡りデビューアルバムを発表します。
1984年に一度解散しますが1986年に再結成。
1993年をもって活動を休止しましたが、解散はしていないと記憶しています。
その後彼はソロとして活動しますが、すぐにブライアンセッツァーオーケストラを結成し今日に至ります。
日本ではペプシのCMなどで認知度も上がり、最近はいろんなシーンで彼の音楽を耳にすることが多くなりましたね。
またその昔、バディ・ホリーと共に飛行機事故で亡くなったリッチー・バレンスを描いた映画「ラ・バンバ」にエディ・コクラン役で出ており、その中で「サマータイムブルース」を熱演しました。

そんな彼ですが、早々に今年秋のジャパンツアーの日程が発表されました。
昨年は来てくれなかったので、今年は絶対来るはず・・・と思っていましたが、まさかこんなに早い時期に発表するとは^^;

さて、気になるのは公演地です。
3年前(だったかな?)は福岡での開催がなく車で広島まで見に行ったのですが、ちと疲れました。
で今年はどうかな?と日程を見てみると・・・

ありました!
10月25日にZEPP FUKUOKA の文字が!

今年は彼のグレッチサウンドが聴けると思うとたまりません^^;
彼にグレッチを弾かせたら天下無敵ですね。

10代の頃にはすでに完成の域に達していましたが、年を重ねてさらに磨きがかかっていますね。

さぁ、これからチケットの発売日等の情報が待ち遠しいです。
おそらく発売は6月前後かな?と思っておりますが、もうすでにドキドキしております^^;

以下にジャパンツアーの日程を記しておきます。

10/23 大阪(ZEPP)
10/25 福岡(ZEPP)
10/26 名古屋(厚生年金会館)
10/27 東京(厚生年金会館)
10/28    〃
10/30    〃



| 音楽 | 23:17 | comments (0) | trackback (0) |
チケット発売日決定!
BRIAN SETZER & THE NASHVILLAINS のジャパンツアーが10月23日より始まりますが、このチケットの発売日は6月24日であると公式HPにて発表されました~
プロモーターが気になりますが、今年も呼び屋さんはUDOさんかな?

さて、今回はオーケストラではなくカルテットでの来日です。
ストレイキャッツ時代を知っている私にとってはヒジョーにありがたいのですが、やはりストレイキャッツとして来日して欲しいですね。
つい最近ヨーロッパでやってくれたんだから、是非日本でも・・・
と思うファンはかなーり多いと思いますよ^^

6月24か~
その日は丁度仕事が休みなんですけど・・・

先行予約のアナウンスを心待ちにしております^^


| 音楽 | 16:12 | comments (0) | trackback (0) |

  
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