なんにも用事がないけれど・・・
「なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪へ行ってこようと思う」

夏目漱石の弟子である内田百けん(”けん”は門構えに月)という作家の「阿房列車」という作品の有名な一節です。
彼は列車の旅が大好きでして、借金をしてまで乗るほど・・・
その列車の旅とは、誰に会うとか何を見るとかの目的は一切無く、ただ列車に乗ることだけが目的のような旅です。
しかも、目的もないのに出かけるのだから二等や三等には乗りたくない、つまり行きは生涯一度きりの”目的のない旅”ですから一等でなければ嫌なのです。
そんな彼も帰りは”家に帰る”という目的が発生しますので、そういう目的がある旅(つまり帰路)は三等でも構わないというなんとも面白いお方ですw

日本初の”鉄チャン”ともいわれている彼の「阿房列車」は私も大好きでして、活字が嫌いなこの私も何度も読んだことがあります。


で、本日のタイトルにあるように、私も列車の旅に出かけてきました。
今回の行き先は長崎ですから・・・

なんにも用事がないけれど、列車(汽車ではないのでw)に乗って長崎へ行ってこようと思います。


さて、その列車に乗るために6月20日の朝、博多駅より新幹線で小倉まで乗ります。
小倉で在来線に乗り換えて門司港まで・・・




朝日を浴びる門司港駅・・・
この日は朝からいいお天気でした。

駅前で受付を済ませ、飲み物やお菓子を買い込んでホームに上がります。
1番のりばはすでにカメラを抱えた多くの人たちがおり、そこで私の目の前に現れたのが・・・



そう、ブルートレインです・・・
またも・・・ですw

今回は、JR九州旅行の企画する「ありがとうブルートレイン」の第1弾として、門司港~長崎間(筑豊本線経由)を往復する企画です。
前回は同区間(鹿児島本線経由)で門司車掌区の企画した「リバイバルさくら・あかつき」があり、門司港発か長崎発、もしくは往復共と任意で選べましたが、今回はそれを往復セットで一泊旅行ということになっております。
「リバイバルあかつき」では往復ハガキでの申し込みに落選したもののキャンセル発生で運良く乗ることが出来ましたが、今回はめでたく当選の通知を頂きました^^
で、今回は長崎で一泊できるため、日頃「また汽車ぽっぽに乗りたい」と言っていた子供も一緒に参加することにしたのです。




そうこうしているうちに推進運転で「あかつき」がゆっくりと1番のりばに入線してきました。
相も変わらずカメラを抱えた大勢がひしめき合ってこの光景を撮っています。
とりあえず私たちは車内に荷物を置いて先頭へ・・・




今回「あかつき」と「みずほ」を牽引するのはディーゼル機関車のDE10。
筑豊本線の桂川~原田間は非電化ですので電気機関車であるED76は使えません。
ED76も「富士・はやぶさ」廃止後は客車列車を牽くこともなくなったため、残念ながら今後は廃車されることになるだろうと思います。
で、今回は車両の入れ替え作業等で活躍する中型のDE10重連での運転となりました。
出来れば「出雲」などを牽いていた幹線用の強力なDD51で牽いてもらいたかったのですが、九州にはDD51はもうありませんので仕方ありません・・・




前回の「リバイバルあかつき」は門司港行きの幕がないため「門司港」の張り紙を貼り付けられていましたが、今回は「あかつき 長崎」と本来の姿に^^




さぁ、奥にある鉄道記念館の581系に見送られ、汽笛一声門司港駅を出発です!

| 鉄道::ありがとうブルートレイン第1弾「みずほ・あかつき」の旅 | 23:39 | comments (0) | trackback (0) |
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