2009,06,15, Monday


唐突ですが・・・
上の画像は2枚ともE46のシフトパネルですが、見比べて違いが分かりますか?
実は上は前期モデルで下が後期モデルのステップトロニック用シフトカバーとパネルなんですが、シフトカバーの+と-の表記が逆になっています。
この+と-はステップトロニック(レバーを左に倒し、前後の操作でシフトのアップダウンを操作できます)のシフト方向を指しています。
このステップトロニック・・・
前期モデルでは奥に押してシフトアップするのですが、これが実に使いづらい・・・

車が加速すると体はシートに押しつけられる格好になりますので、シフトアップは当然手前に引くほうが自然です。
しかし前期モデルはこのように”押してアップ”というなんとも不自然な操作を要求していますw
実際、E46にステップトロニックが搭載された直後から、ネット上では「シフトアップは引くほうがよくないか?」という意見が多く見られ、私も同意見でした。
そして2001年後半・・・
それまでの多くの不満の声がメーカーに届いたのか、フェイスリフト後の後期モデルでは+-が逆に変更されました。
さて・・・
私のE46も2001年モデルですが、フェイスリフト前の前期モデルなのでステップトロニックは”押してアップ”ですw
実は2000年秋以降にエンジンがM52からM54に変更され、その他いくつかの機能、装備が後期モデル同様に変更されています。
ですから前期モデルも2種類に大別することが出来、私の車の場合は”ハーフモデル”などと呼ばれています。
特に吹け上がりのいいM54エンジンやアクセルバイワイヤー等々中身はほとんど後期モデルと変わりありません。
しかしステップトロニックのシフトは前期モデルのまま・・・
後期モデルと同様に出来ないかなぁ・・・
とググってみますと、やっぱり同じことを考えていたオーナーが多くいるようです。
このステップトロニックは電気的に信号を送ってシフトチェンジさせているだけですから、その信号を送る配線をちょちょっと弄ってやればOKのようです。
具体的には”あるコネクタ”の配線を2本入れ替えるだけなのですが、当然ながら自己責任での作業となります。
詳しい方法はググればすぐにヒットしますので、ここではあえて画像や詳しい方法は載せません。
以上のように簡単に+と-を入れ替えることは出来ます。
しかしシフトカバーの表示はそのままですので、表示とは逆の操作をしなくてはなりません。
まぁこれは表示を見なければ問題ないし・・・
っていうかいつも見ませんのでそのままでも構わないのですが、やはりここも後期用のシフトカバーに交換せねば気が済みませんw
早速そのカバーを検索してみると、なんと日本国内での価格は約15000円もするようです・・・
樹脂製カバーの中にいくつか電球を入れて点灯させるだけのあのカバーが・・・
バカらしくて新品をオーダーする気になどなれず、当然のごとくオークションでの出品をひたすら待つ日々を送っておりました。
と・・・
ここまで長々と語ってきましたが、最初の画像にある後期用のヤツが先日オークションでゲットしたカバー&パネルです。
嬉しいことにカバー周辺のパネルもMスポーツ用のブラックキューブでして、傷や汚れも見あたらないため既存のパネルごと交換することにしました。
ちなみにこのMスポ用のブラックキューブパネルは、カーボンの織り目を模したような柄が刻印されたアルミ製で、ディーラー価格はなんとウッド製(ミルテ)と同じ!

これが交換後の様子・・・
パッと見は以前と何ら変わりありません。
中央部のシフトカバーにあったタバコによる焦げ痕が無くなったくらいですwww
ただ+と-の表示が以前とは逆になり、表示に反した操作をしなくてよくなりました^^
その後試乗をして異常がないことを確認。
これで大きな不満点は解消されました^^
さて、あとはETCの車載器を移設しようと思っていますが、いつになるやら・・・w
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