2008,05,02, Friday
ハウステンボスから帰ってきた翌朝、見上げれば抜けるような青空が広がっていました。
この日は一日家でゆっくりするつもりだったのですが、こんな時に家に籠もっているのはなんか損した気分になりますw
ということで前から一度行ってみたかった門司港へ行ってきました。
高速に乗って1時間ほどで到着。
しかし駐車場入り口には長い車列が・・・
やっと駐車して外に出ると辺りは綺麗に整備されてます。
ここは「門司港レトロ地区」として開発されており、展望室や商業施設などの近代的な建物がレトロな建物に混じってちょっと不思議な雰囲気です。
あちこちに出店が軒を連ね、観光客で賑わっていました。
今回はある場所へ行くのが目的ですので、その場所まで歩いてみます。
まず目に飛び込んできたのは旧門司税関です。
なんでもここでジュディーオングのサイン会があるとかで大勢の人が並んでいます。
カメラなんて向ける気になりません・・・
その向かいにあるのがこれ・・・

国際友好記念図書館です。
なかなか歴史ある建物・・・と思いきや、平成6年に建てられた“複製”です。
背後にそびえ立って邪魔している黒い建物は「レトロハイマート」という高層マンションで、その31階に展望室があります。
その後海峡プラザなどの商業施設などをみて門司港駅を目指しますが、そろそろ腹が減ってきました^^;
ちょうど「伽哩本舗」があったので焼きカレーを食べて腹ごしらえします。
ここの伽哩本舗で食べなくても博多で食べられるんですけどね・・・
さて、門司港駅の登場です。

この駅は30年近く前、親戚の家に来たとき以来です。
あれからその姿は何ら変わっていない・・・はずw

これは「帰り水」と言う名前が付いていました。
この駅が建てられたのが1914年で、この水道はその当時からあるそうです。
門司港駅は九州の玄関口として賑わっていましたが、この水道の水が外地から引き上げてきた人などを「お帰りなさい」と癒してくれたのでしょう。

門司港駅の横に立っているこの古いビルは旧三井物産門司支店です。
私には「門鉄ビル」のほうがしっくり来ますね^^;
これは1937年に三井物産が建てました。
戦後の財閥解体により国鉄の手に渡り、国鉄九州総局、門司鉄道管理局がここに置かれます。

その後国鉄民営化で発足したJR九州の本社も2001年に博多駅中央街に移転するまでここにありました。
現在は使用されておらず中にも入ることができません。
そのお向かいに立っているお洒落な建物は・・・

1921年に建てられた旧門司三井倶楽部です。
これは三井物産門司支店の社交倶楽部で、その後に門鉄倶楽部として利用されていた建物です。
1990年に現在の場所に移築されました。
さて、いよいよ目的地に到着です・・・

そう、九州鉄道記念館です^^
規模は小さいのですが、前から一度行ってみたかったんですよね。

入るとすぐにC591やボンネット型の481系、そして電車寝台の581系などが展示されています。
その横のスロープを上がると本館の登場。

この建物は九州鉄道本社として明治24年に建てられたもの。
九州鉄道といえば九州初の鉄道会社。
いわば現在のJR九州の元祖のようなもんです。
その後明治40年に鉄道国有法により買収され国有化。
昭和24年、先ほど登場した門鉄ビルに移るまで鉄道管理局がここに置かれていました。
昭和62年の国鉄民営化後は国鉄清算事業団の九州支所となり、今から5年前に記念館として生まれ変わりました。
この建物、現在の入り口は当時の裏口にあたります。
国道3号線に面した当時の玄関は現在使われていません。
さて、この記念館の中はというと・・・
古い資料の展示、運転シミュレータ、明治時代の車両を再現したり大きな鉄道模型、そして売店や喫茶店まであります。
さぁ、これで私の欲求は満たされましたので帰りましょう。
しかしこのまますんなり帰ってはかみさんに申し訳ありません。
罪滅ぼしにと買い物のお供をさせていただきましたw
この日のラストショットはこれ・・・

駐車場を囲んでいる壁なのですが、実はこれレトロハイマートの建っている場所にあった門司港最古の赤煉瓦倉庫の壁なんです。
北九州市が門司港レトロ事業を始めた頃、地元の業者が転売目的でこの倉庫を買収したのですが折り合いが付きませんでした。
すると業者は反対を押し切ってこの貴重な建物を取り壊してしまったんですね・・・
その時壁だけは保存されて現在は駐車場を囲んでいるわけです。
これはいわば門司港の“嘆きの壁”ですね。
この日は一日家でゆっくりするつもりだったのですが、こんな時に家に籠もっているのはなんか損した気分になりますw
ということで前から一度行ってみたかった門司港へ行ってきました。
高速に乗って1時間ほどで到着。
しかし駐車場入り口には長い車列が・・・
やっと駐車して外に出ると辺りは綺麗に整備されてます。
ここは「門司港レトロ地区」として開発されており、展望室や商業施設などの近代的な建物がレトロな建物に混じってちょっと不思議な雰囲気です。
あちこちに出店が軒を連ね、観光客で賑わっていました。
今回はある場所へ行くのが目的ですので、その場所まで歩いてみます。
まず目に飛び込んできたのは旧門司税関です。
なんでもここでジュディーオングのサイン会があるとかで大勢の人が並んでいます。
カメラなんて向ける気になりません・・・
その向かいにあるのがこれ・・・

国際友好記念図書館です。
なかなか歴史ある建物・・・と思いきや、平成6年に建てられた“複製”です。
背後にそびえ立って邪魔している黒い建物は「レトロハイマート」という高層マンションで、その31階に展望室があります。
その後海峡プラザなどの商業施設などをみて門司港駅を目指しますが、そろそろ腹が減ってきました^^;
ちょうど「伽哩本舗」があったので焼きカレーを食べて腹ごしらえします。
ここの伽哩本舗で食べなくても博多で食べられるんですけどね・・・
さて、門司港駅の登場です。

この駅は30年近く前、親戚の家に来たとき以来です。
あれからその姿は何ら変わっていない・・・はずw

これは「帰り水」と言う名前が付いていました。
この駅が建てられたのが1914年で、この水道はその当時からあるそうです。
門司港駅は九州の玄関口として賑わっていましたが、この水道の水が外地から引き上げてきた人などを「お帰りなさい」と癒してくれたのでしょう。

門司港駅の横に立っているこの古いビルは旧三井物産門司支店です。
私には「門鉄ビル」のほうがしっくり来ますね^^;
これは1937年に三井物産が建てました。
戦後の財閥解体により国鉄の手に渡り、国鉄九州総局、門司鉄道管理局がここに置かれます。

その後国鉄民営化で発足したJR九州の本社も2001年に博多駅中央街に移転するまでここにありました。
現在は使用されておらず中にも入ることができません。
そのお向かいに立っているお洒落な建物は・・・

1921年に建てられた旧門司三井倶楽部です。
これは三井物産門司支店の社交倶楽部で、その後に門鉄倶楽部として利用されていた建物です。
1990年に現在の場所に移築されました。
さて、いよいよ目的地に到着です・・・

そう、九州鉄道記念館です^^
規模は小さいのですが、前から一度行ってみたかったんですよね。

入るとすぐにC591やボンネット型の481系、そして電車寝台の581系などが展示されています。
その横のスロープを上がると本館の登場。

この建物は九州鉄道本社として明治24年に建てられたもの。
九州鉄道といえば九州初の鉄道会社。
いわば現在のJR九州の元祖のようなもんです。
その後明治40年に鉄道国有法により買収され国有化。
昭和24年、先ほど登場した門鉄ビルに移るまで鉄道管理局がここに置かれていました。
昭和62年の国鉄民営化後は国鉄清算事業団の九州支所となり、今から5年前に記念館として生まれ変わりました。
この建物、現在の入り口は当時の裏口にあたります。
国道3号線に面した当時の玄関は現在使われていません。
さて、この記念館の中はというと・・・
古い資料の展示、運転シミュレータ、明治時代の車両を再現したり大きな鉄道模型、そして売店や喫茶店まであります。
さぁ、これで私の欲求は満たされましたので帰りましょう。
しかしこのまますんなり帰ってはかみさんに申し訳ありません。
罪滅ぼしにと買い物のお供をさせていただきましたw
この日のラストショットはこれ・・・

駐車場を囲んでいる壁なのですが、実はこれレトロハイマートの建っている場所にあった門司港最古の赤煉瓦倉庫の壁なんです。
北九州市が門司港レトロ事業を始めた頃、地元の業者が転売目的でこの倉庫を買収したのですが折り合いが付きませんでした。
すると業者は反対を押し切ってこの貴重な建物を取り壊してしまったんですね・・・
その時壁だけは保存されて現在は駐車場を囲んでいるわけです。
これはいわば門司港の“嘆きの壁”ですね。
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