2025,08,23, Saturday
この夏ある計画を持ち上げていたのですが、2,3ヶ月前からいろいろと準備をしてようやく完成しました。

今回、新たにPCを組みました。
Windows10のサポート終了が迫っており、今のPCはそのままではWin11のシステム要件に適合しません。
まぁwin10の延命方法やシステム要件の回避もできないことはないのですが、まぁこの機会に新たに組み直そうと思った次第です。
情報収集とパーツの選定その他諸々で全てのパーツが揃ってから完成するまで2週間ほど時間がかかってしまいました。
毎日ちょこちょこ進めていけばいいのですが、なかなか時間が取れず・・・
とりあえず最小構成でBIOSの更新をするところまで進めて、あとは少しずつ進めてようやく完成です。

メモリが写ってませんが、こちらが今回使用したパーツです。
これらをぶち込むケースも今回新たに買いました。
今まで同じような作業を数回経験してはいるのですが、毎回浦島太郎状態で事前の情報収集などの準備で時間を取られました・・・
前回が2020年だったので5年ぶりとなりますが、個人的にはそれほど長いブランクではないと思っていました。
しかしこの業界は以前よりもかなり速くアップデートされてきていますので、私の頭のアップデートが追いついていきませんw
ですからネットを駆使して得たたくさんの情報の中からある程度時間をかけて自分なりに答えを出しました。
以下、今回のPCのスペックを載せておきます。
CPU:Intel Core Ultra7 265K
M/B:ASUS ROG STRIX Z890-F GAMING WIFI
グラボ:N/A
メモリ:Crucial CP2K16G56C46U5 (DDR5-5600 16GBx2)
SSD: Sandisk(旧 Western Digital) SN7100 (1TBx1+2TBx2)、Sandisk Ultra3D SSD(SATA 2TB)
HDD:Western Digital WD40EZRZx2(4TBx2)
電源:Corsair RM850e
CPUクーラー:Noctua NH-U12A chromax.black
ケースファン:(フロント)Noctua NF-A14x25 G2 PWM Sx2-PP、(リア)Noctua NF-A14x25 G2 PWM
光学ドライブ:Pioneer BDR-212JBK
PCケース:Fractal Design Define7
モニタ:EIZO EV2740X
キーボード:東プレ Realforce R2-JP4-BK
マウス: Logicool MX MASTER3
黄色が旧PCからの使い回しです。
CPUは今回もIntelを選んだのですが、ここ最近はAMDの勢いがすごいですよね・・・
ただ私のような使い方では別にどっちを選んでもいいんじゃね?ってことで、今まで贔屓にしていたIntelに決定。
U7にするかU5にするか迷ったのですが、ちょっと前に大幅値下げがあってU7の265Kがかなり手に入れやすい価格になっていたのと、U5の245Kとの価格差がそれほど大きくないってことでU7の265Kにしました。
まぁでも値下げと言っても5年前に組んだときの価格と比べると驚くほど高くなってますよね・・・
M/Bはこれまた贔屓にしているASUSから選びましたが、M/Bも驚くほど高価になりました。
前回のは同じASUSのZ390-F GAMINGでいわば同クラスのモデルでしたが2万円でしたからね・・・
これが今回は6万オーバーで3倍以上w
だから実は当初TUFシリーズにしようと思っていたんですよ。
理由は当然価格とスペックです。
ROGシリーズは私には明らかにオーバースペックであり、TUFシリーズどころかその下のPRIMEシリーズで十分だってことは私自身よーく分かっています。
でもね・・・
まぁM/Bにはコストをかけてもいいんだ、と自分に言い聞かせてますw
グラボは今回も載せませんでした。
CPU内蔵グラフィックもゲームをしなければ十分使えますね。
今回のCPUの内蔵グラフィックはさらに良くなっているようなので、大きな不満が出てこなければこのままで行こうと思います。
メモリは一番人気のCrucialです。
価格と信頼性においてこの選択はベストだと思います。
SSDはSandisk(旧 Western Digital)のPCI-Express Gen4モデルで、これも1,2を争う人気モデルですね。
Gen5モデルのSN8100も考えたのですがGen4との差がどれほど体感できるのか疑問でしたし、価格も考えたらこちらが最適解だと思いました。
システム用に1TB、そしてデータ用に2TBを2枚買いました。
ところでWestern DigitalとSandiskの関係性は皆さんご存じの通りでSandiskはWestern Digitalの傘下にあります。
しかしWestern Digitalは今年に入ってフラッシュメモリ関連事業をSandiskに移管したため、現在ではSSDなどのフラッシュメモリに関してはSandiskが担当しWestern DigitalはHDD専業になったそうです。
ということでこのSN7100の基板にもしっかりとSandiskとプリントされていました。
ストレージはこのほかにSATAのSSDとHDD2台を旧PCから持ってきてぶち込んであります。
電源は旧PCで使っていたモデルの後継機種です。
電源も使い回そうかと思ったのですが、旧PCも新PCが安定するまでは稼働できる状態にしておきたいので新たに買いました。
昔の電源をストックしておけばよかったとちょっと後悔してますw
CPUクーラーも旧PCで使っていたモデルの色違い。
Noctua特有のあの色じゃなく真っ黒。
今回はヒートシンクに被せるカバーも買ってみました。
ケースファンは今回14cmに。
このNF-A14x25 G2は静かでよく冷えると人気で旧PCでも使っていたNF-A12x25のデザインを踏襲したモデル。
実際ものすごく静かで、今まで使ってきてファンの音を意識した瞬間が一度もありませんでした。
ですから今回新たに登場した14cmモデルを選んでみましたが、こちらも当然のごとく普段使いではほぼ無音です。
ただ残念ながらブラックモデルはまだ発売されていないので、ケースファンだけNoctua特有のうんこ色がかなり目立ってしまっています。
光学ドライブは旧PCから移植。
パイオニアはとうとう光ディスク事業から撤退してしまったため、光学ドライブもすでに生産終了。
ですから大切に使っていきたいと思います・・・
PCケースは旧PCと同じFractal DesignのDefine7にしました。
それまで使っていたDefineR6と大きくは違わないのですが、サイドパネルがネジ止めじゃなくワンタッチで外れるようになったのはものすごくありがたいです^^
モニタはEIZOのEV2740Xを引き続き使います。
旧PCを組んだときはEV2785を使っていたのですが、去年突然画面が映らなくなりました。
電源は入るが映らない、ケーブルを替えあれこれ試したのですがやっぱり映らない・・・
それ以前に使っていたCX240に繋ぐとちゃんと使えたので、普通に考えてEV2785がこっぱげたということになります。
修理して使うか迷ったのですが、保証もちょうど切れたあとだったので思い切って買い換えました。
キーボードは旧PCを組んだときは東プレのRGBモデルだったんですけど、その後スコールをぶちまけて一切反応しなくなりました。
RGBのLEDはしっかり点灯してるくせに入力が一切できないという悲しい結末を迎えR2に買い換え。
今回もこのR2を使います。
マウスは個人的に神マウスと崇めるMX MASTER3、あの伝説のMX Revolutionの後継機です。
これも使い倒してボロくなってきているので予備として現行の3sを買っておこうか思案中・・・
以上、今回組んだPCの構成と雑感でした。
現在は以前と同じように使える環境になりつつありますが、気になっていたwin11も特に違和感なく使えるので一安心・・・
あとは細かい設定を煮詰めていこうと思っています。
さぁ次に組むのは何年後か・・・
この先何台組むことができるか・・・
そろそろPCの寿命より自分自身を気にしなければならない歳になってきましたw

今回、新たにPCを組みました。
Windows10のサポート終了が迫っており、今のPCはそのままではWin11のシステム要件に適合しません。
まぁwin10の延命方法やシステム要件の回避もできないことはないのですが、まぁこの機会に新たに組み直そうと思った次第です。
情報収集とパーツの選定その他諸々で全てのパーツが揃ってから完成するまで2週間ほど時間がかかってしまいました。
毎日ちょこちょこ進めていけばいいのですが、なかなか時間が取れず・・・
とりあえず最小構成でBIOSの更新をするところまで進めて、あとは少しずつ進めてようやく完成です。

メモリが写ってませんが、こちらが今回使用したパーツです。
これらをぶち込むケースも今回新たに買いました。
今まで同じような作業を数回経験してはいるのですが、毎回浦島太郎状態で事前の情報収集などの準備で時間を取られました・・・
前回が2020年だったので5年ぶりとなりますが、個人的にはそれほど長いブランクではないと思っていました。
しかしこの業界は以前よりもかなり速くアップデートされてきていますので、私の頭のアップデートが追いついていきませんw
ですからネットを駆使して得たたくさんの情報の中からある程度時間をかけて自分なりに答えを出しました。
以下、今回のPCのスペックを載せておきます。
CPU:Intel Core Ultra7 265K
M/B:ASUS ROG STRIX Z890-F GAMING WIFI
グラボ:N/A
メモリ:Crucial CP2K16G56C46U5 (DDR5-5600 16GBx2)
SSD: Sandisk(旧 Western Digital) SN7100 (1TBx1+2TBx2)、Sandisk Ultra3D SSD(SATA 2TB)
HDD:Western Digital WD40EZRZx2(4TBx2)
電源:Corsair RM850e
CPUクーラー:Noctua NH-U12A chromax.black
ケースファン:(フロント)Noctua NF-A14x25 G2 PWM Sx2-PP、(リア)Noctua NF-A14x25 G2 PWM
光学ドライブ:Pioneer BDR-212JBK
PCケース:Fractal Design Define7
モニタ:EIZO EV2740X
キーボード:東プレ Realforce R2-JP4-BK
マウス: Logicool MX MASTER3
黄色が旧PCからの使い回しです。
CPUは今回もIntelを選んだのですが、ここ最近はAMDの勢いがすごいですよね・・・
ただ私のような使い方では別にどっちを選んでもいいんじゃね?ってことで、今まで贔屓にしていたIntelに決定。
U7にするかU5にするか迷ったのですが、ちょっと前に大幅値下げがあってU7の265Kがかなり手に入れやすい価格になっていたのと、U5の245Kとの価格差がそれほど大きくないってことでU7の265Kにしました。
まぁでも値下げと言っても5年前に組んだときの価格と比べると驚くほど高くなってますよね・・・
M/Bはこれまた贔屓にしているASUSから選びましたが、M/Bも驚くほど高価になりました。
前回のは同じASUSのZ390-F GAMINGでいわば同クラスのモデルでしたが2万円でしたからね・・・
これが今回は6万オーバーで3倍以上w
だから実は当初TUFシリーズにしようと思っていたんですよ。
理由は当然価格とスペックです。
ROGシリーズは私には明らかにオーバースペックであり、TUFシリーズどころかその下のPRIMEシリーズで十分だってことは私自身よーく分かっています。
でもね・・・
まぁM/Bにはコストをかけてもいいんだ、と自分に言い聞かせてますw
グラボは今回も載せませんでした。
CPU内蔵グラフィックもゲームをしなければ十分使えますね。
今回のCPUの内蔵グラフィックはさらに良くなっているようなので、大きな不満が出てこなければこのままで行こうと思います。
メモリは一番人気のCrucialです。
価格と信頼性においてこの選択はベストだと思います。
SSDはSandisk(旧 Western Digital)のPCI-Express Gen4モデルで、これも1,2を争う人気モデルですね。
Gen5モデルのSN8100も考えたのですがGen4との差がどれほど体感できるのか疑問でしたし、価格も考えたらこちらが最適解だと思いました。
システム用に1TB、そしてデータ用に2TBを2枚買いました。
ところでWestern DigitalとSandiskの関係性は皆さんご存じの通りでSandiskはWestern Digitalの傘下にあります。
しかしWestern Digitalは今年に入ってフラッシュメモリ関連事業をSandiskに移管したため、現在ではSSDなどのフラッシュメモリに関してはSandiskが担当しWestern DigitalはHDD専業になったそうです。
ということでこのSN7100の基板にもしっかりとSandiskとプリントされていました。
ストレージはこのほかにSATAのSSDとHDD2台を旧PCから持ってきてぶち込んであります。
電源は旧PCで使っていたモデルの後継機種です。
電源も使い回そうかと思ったのですが、旧PCも新PCが安定するまでは稼働できる状態にしておきたいので新たに買いました。
昔の電源をストックしておけばよかったとちょっと後悔してますw
CPUクーラーも旧PCで使っていたモデルの色違い。
Noctua特有のあの色じゃなく真っ黒。
今回はヒートシンクに被せるカバーも買ってみました。
ケースファンは今回14cmに。
このNF-A14x25 G2は静かでよく冷えると人気で旧PCでも使っていたNF-A12x25のデザインを踏襲したモデル。
実際ものすごく静かで、今まで使ってきてファンの音を意識した瞬間が一度もありませんでした。
ですから今回新たに登場した14cmモデルを選んでみましたが、こちらも当然のごとく普段使いではほぼ無音です。
ただ残念ながらブラックモデルはまだ発売されていないので、ケースファンだけNoctua特有のうんこ色がかなり目立ってしまっています。
光学ドライブは旧PCから移植。
パイオニアはとうとう光ディスク事業から撤退してしまったため、光学ドライブもすでに生産終了。
ですから大切に使っていきたいと思います・・・
PCケースは旧PCと同じFractal DesignのDefine7にしました。
それまで使っていたDefineR6と大きくは違わないのですが、サイドパネルがネジ止めじゃなくワンタッチで外れるようになったのはものすごくありがたいです^^
モニタはEIZOのEV2740Xを引き続き使います。
旧PCを組んだときはEV2785を使っていたのですが、去年突然画面が映らなくなりました。
電源は入るが映らない、ケーブルを替えあれこれ試したのですがやっぱり映らない・・・
それ以前に使っていたCX240に繋ぐとちゃんと使えたので、普通に考えてEV2785がこっぱげたということになります。
修理して使うか迷ったのですが、保証もちょうど切れたあとだったので思い切って買い換えました。
キーボードは旧PCを組んだときは東プレのRGBモデルだったんですけど、その後スコールをぶちまけて一切反応しなくなりました。
RGBのLEDはしっかり点灯してるくせに入力が一切できないという悲しい結末を迎えR2に買い換え。
今回もこのR2を使います。
マウスは個人的に神マウスと崇めるMX MASTER3、あの伝説のMX Revolutionの後継機です。
これも使い倒してボロくなってきているので予備として現行の3sを買っておこうか思案中・・・
以上、今回組んだPCの構成と雑感でした。
現在は以前と同じように使える環境になりつつありますが、気になっていたwin11も特に違和感なく使えるので一安心・・・
あとは細かい設定を煮詰めていこうと思っています。
さぁ次に組むのは何年後か・・・
この先何台組むことができるか・・・
そろそろPCの寿命より自分自身を気にしなければならない歳になってきましたw
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2025,08,10, Sunday
今年は梅雨明けがバカみたいに早かったせいで「夏」がえらく長く感じます。
まだ8月も半分以上残っていますし、まだまだこのクソ暑い日々を過ごさなければならないのか・・・
前回の記事からすでに3ヶ月、毎日平々凡々な日々を過ごしているので特に書くことなかったんですが、今日は久しぶりに書いてみようと思います。
実はちょっと前からある乗り物に乗ってみたいと思っていまして、この連休にそれを実行してきましたので長くなりそうですが記事に残しておこうと思います。
8月9日早朝、まだ暗い中で車を走らせ博多駅に向かいます。
今日はここから「ソニック」で大分まで向かいます・・・
JR九州の特急には久しぶりに乗りましたね。
今回のソニックは883系のグリーン車だったのですが、なんとシートはモケット地に変更されてましたw
まぁ私が以前乗ったときから883系の本革シートはあちこちひび割れてちょっと見た目がアレな感じだったので、あれから数年経ちさらに酷くなっていたのかもしれません。
ということでモケット地に張り直されていましたが、まぁ個人的にはこちらの方が好みです。
レザーは座面が滑るんですよね・・・
そんなシートがリニューアルされたソニック883系に乗って大分まで向かいます。
小倉でシートを転換し、日豊本線を快走。
振り子車両の性能を遺憾なく発揮し、定刻の9時32分に大分到着。

駅ビルが新しくなって初めての大分駅。
かなり立派な駅になっていて驚きました。
屋上には広場もあり、博多駅にもあるような「鉄道神社」もあるそうです。
今回はここでの時間があまり取れませんので、またの機会に訪れてみようと思います。
ここからバスに乗ってとある場所まで向かいます。
時間にして10分ほどで目的地に到着。
なにやら真新しい小綺麗な建物があります・・・

建物の看板らしいものは特になく、入り口に掲げられたシンプルなサインがおしゃれでセンスがいいですね。
そこに書いてある「HOV.OTA」の文字は「ホボッタ」と読むらしいです。
いったい何のことかよく分かりませんが、その下に小さく「ホーバーターミナル おおいた」とあります。
そう、ここは大分(西大分)と大分空港を結ぶホーバークラフトのターミナルなんです。
ホーバークラフトに関しては私が子供のころから大分で運航されていたのは知っており、それが15年ほど前に廃業していたのも知っていました。
それが今年、新たに第一交通産業が設立した大分第一ホーバードライブ株式会社の運航で復活したのです。
国東半島に移転した大分空港は交通の便があまりよくなく、その改善策として1970年代から大分ホーバーフェリーという会社がホーバークラフトを運行していたのですが、利用者の減少と莫大な維持費などの影響で債務超過となり会社は解散します。
そして今から5年ほど前、公共交通機関のアクセスの悪さはやはり改善しなくてはならないということで、大分県が初期投資を負担して民間に運営を任せる形で復活することが決まったというわけです。
決まったはいいけど、運行開始までかなり時間を要しました。
ターミナルの建設や各関連施設の整備は当然ですが、乗務員の習熟訓練が難航したようです。
浮いている船体を安全に正確に操縦するのはかなり難しいようで、これまで数回物損事故が起きてしまいました。
しかし去年の11月、訓練も兼ねて土日限定で別府湾を周遊する航路で運航を開始。
そして今年の7月26日、大分~大分空港間の定期運航が始まったのです。
無事に運行開始の記事を見つけた私はこの連休中に乗りに行こうと決めたわけでして、かみさんと子供も乗ってみたいとのことでしたので3人で予約。
予約はまだLINEからでしかできないですが、いずれアプリも使えるようになるようです。
しかし電話やPCでの予約が今後できるのかどうかは何もアナウンスされていないので、スマホを持っていない人は現地で購入するしかないんですかね・・・
ちなみに料金は空港アクセス、別府湾周遊ともにWEB決済なら大人2000円、小児1000円で、現地決済だとそれぞれ2500円と1250円になっています。
ということで早速ターミナルに・・・と思ったのですが、建物の横からホーバーが近くで見えるじゃないですか・・・

うーん、格好いいですね~
大きなプロペラが左右に2機、これで推進・操舵をするわけですが、果たしてどんな感じなのか楽しみでなりません。



出発時刻も近づき、ゲートが開くと皆一様に写真を撮って乗船。
前方左右のハッチを開けて乗り込むのがとてもかっこよくてテンション上がりますw

この便はほぼ満席に近いほどお客さんが多かったのですが、早めに並んでいたおかげで無事窓際をゲット。
ワクワクドキドキで出航を待ちます。

外はこんな感じ。
このあとファンが回ってエアが送り込まれるとフワッと船体が浮きます。
おお~
何とも言えない声が一様に上がり、ゆっくりと後ろに下がりながら旋回します。
この動きが今まで経験したことのない動きでちょっと驚きます。
そして緩やかなスロープを降りて海上に出るわけですが、陸上から海上にそのまま出て行くことにちょっと戸惑います。
浮いていると頭では分かっていても何せ初めてのことですからびっくりしますよ、ホント・・・

海上へは拍子抜けするほどスムーズに出て、ここからホーバークラフトの本領発揮です。
最高時速約80km/hで海面をすっ飛ばしていくのですが、いやいやホントに速いです。
感覚としては松山で乗ったスーパージェットと何となく似たような感じですかね。
天気は曇り時々小雨で、海面は若干波立っている程度。
浮いているとはいえ海面との接触で小刻みにゴツゴツと振動を感じますが、不快なものではありません。
そしてこの船は水面に舵がないので進路を変えるとドリフトのような動きをします。
すぐに船首を進行方向に向けて修正するのですが、このドリフト時の動きが楽しくて終始にやけていた私でありましたw
30分くらいかけて大分空港にやってきましたが、空港西側にある結構長い専用通路に上陸するとゆっくりとターミナルまで向かいます。
この通路は以前運航していた時のものを再利用しているようです。
当時のホーバークラフトはS字の通路をラダーの操作だけでドリフト走行していたそうですが、今回は時間をかけて慎重に向きを変えながらゆっくりゆっくりターミナルに向かっていました。


いや~、むっちゃ楽しかったです。
子供も独特な動きに大喜びで楽しかったようでよかったです^^
乗り物酔いしやすいかみさんも全然問題なかった様子で、やはりのドリフトするときの動きが遊園地のアトラクションみたいで面白かったようです。
想像以上に楽しかったので、今度は別府湾周遊の便にも乗ってみたいですね。

さて、ここ大分空港からは飛行機で福岡まで戻り・・・ません。
大分交通のエアライナーというバスで別府に向かいます。
別府北浜のバス停で降車し、目の前のトキハ別府店で昼食を・・・
ここで私が「ときわ」を連呼しているとかみさんが「ときは」じゃないの?とw
さすがに九州の人間じゃないと知らないですよね・・・
鹿児島の山形屋も「やまかたや」と教えると「え?これたいていみんなやまがたやって読むよね・・・」と驚いてましたもんねw

以前、ここ別府で食べた東洋軒のとり天定食。
今回は車じゃないので本店まで行かずにこのトキハの中にあるお店で食べました。
3つの味が全て楽しめる食べ比べ定食。
あおさのとり天は本店にあったかな・・・?
ちなみにここのお店はフードコートの中にあるのでちょっと不安でもあったのですが、熱々でジューシーなとり天をポン酢とお塩でおいしくいただきました^^
価格も1500円しないくらいなのでよろしいんじゃないでしょうか・・・
あとこのフードコートにはあの別府冷麺の「六盛(ろくせい)」も入ってました。
別府の有名店2店がここで食べられるのはいいですね。
さぁ、あとは歩いて別府駅に向かいます。
雨の予報だったので傘を持っては来ていましたが、結局使うことはありませんでした。
時折強く降るときもあったのですが、私たちが外に出ているときはそれを見計らっていたかのように止んでいてくれました。

あの強い日差しもなく比較的涼しい中、5分くらいテクテク歩いて別府駅に到着。
駅ナカであれこれおみやげを買ってシアトルズコーヒーでしばらく休んでホームへ・・・

別府駅の駅名標は独特でいいですよね・・・
平仮名で「べっぷ」と温泉マークがいい味出してます。
さて帰りはソニックではなく別の列車で帰ります。

12年ぶりの「ゆふいんの森」です。
このキハ71もリニューアル工事からすでに20年以上経過していますが、今も元気に頑張っています。
JR九州の定期列車の中ではダントツに人気のある列車ですね。
この日はボックスシートはすでに満席だったので、通常の座席で博多まで戻ります。
久しぶりの別府駅でしたが、もう今は中央に2本あった留置線は撤去されちゃって、ポカンと開いたスペースがちょっと寂しい感じです・・・
ここから大分まで下り、久大本線を経由して博多まで3時間半の旅です。
途中、由布院からは大量の観光客(大半は中国人たち)で車内はたちまち満席に・・・
外国人観光客のマナー云々言われていますが、この日は比較的穏やかでしたね。
車内で中国語が飛び交っていましたが、あの人たちにしては気を遣っているのでしょう、かなり抑えてくれていましたのでうるさく感じることはありませんでした^^;
日本でのルールやマナーってものが少しづつではあるけども浸透しているのかな?と思いました。
18時12分、定刻から2分遅れで博多に到着。
たった2分でお詫びの放送を入れる日本の鉄道会社はどうかしてると、遅延が当たり前の国から来た人にとってはその光景は驚きでしかないでしょう・・・w
というわけで大分日帰りの旅は無事に終わりました。
念願だったホーバークラフトに乗れて何も言うことはありません。
想像以上に面白い乗り物だったので、またいつか乗りに行こうと思います。
一人2000円でアレが体験できるんですから何処ぞのテーマパークのアトラクションなんかよりも遙かにいいですよw
ところで最近ある作業をしていましてすぐに終わらせたいのですが、なかなか時間が取れずに作業が進みません。
火曜からまた仕事なので何とかそれまでには目処が立つよう進めたいと思います・・・
まだ8月も半分以上残っていますし、まだまだこのクソ暑い日々を過ごさなければならないのか・・・
前回の記事からすでに3ヶ月、毎日平々凡々な日々を過ごしているので特に書くことなかったんですが、今日は久しぶりに書いてみようと思います。
実はちょっと前からある乗り物に乗ってみたいと思っていまして、この連休にそれを実行してきましたので長くなりそうですが記事に残しておこうと思います。
8月9日早朝、まだ暗い中で車を走らせ博多駅に向かいます。
今日はここから「ソニック」で大分まで向かいます・・・
JR九州の特急には久しぶりに乗りましたね。
今回のソニックは883系のグリーン車だったのですが、なんとシートはモケット地に変更されてましたw
まぁ私が以前乗ったときから883系の本革シートはあちこちひび割れてちょっと見た目がアレな感じだったので、あれから数年経ちさらに酷くなっていたのかもしれません。
ということでモケット地に張り直されていましたが、まぁ個人的にはこちらの方が好みです。
レザーは座面が滑るんですよね・・・
そんなシートがリニューアルされたソニック883系に乗って大分まで向かいます。
小倉でシートを転換し、日豊本線を快走。
振り子車両の性能を遺憾なく発揮し、定刻の9時32分に大分到着。

駅ビルが新しくなって初めての大分駅。
かなり立派な駅になっていて驚きました。
屋上には広場もあり、博多駅にもあるような「鉄道神社」もあるそうです。
今回はここでの時間があまり取れませんので、またの機会に訪れてみようと思います。
ここからバスに乗ってとある場所まで向かいます。
時間にして10分ほどで目的地に到着。
なにやら真新しい小綺麗な建物があります・・・

建物の看板らしいものは特になく、入り口に掲げられたシンプルなサインがおしゃれでセンスがいいですね。
そこに書いてある「HOV.OTA」の文字は「ホボッタ」と読むらしいです。
いったい何のことかよく分かりませんが、その下に小さく「ホーバーターミナル おおいた」とあります。
そう、ここは大分(西大分)と大分空港を結ぶホーバークラフトのターミナルなんです。
ホーバークラフトに関しては私が子供のころから大分で運航されていたのは知っており、それが15年ほど前に廃業していたのも知っていました。
それが今年、新たに第一交通産業が設立した大分第一ホーバードライブ株式会社の運航で復活したのです。
国東半島に移転した大分空港は交通の便があまりよくなく、その改善策として1970年代から大分ホーバーフェリーという会社がホーバークラフトを運行していたのですが、利用者の減少と莫大な維持費などの影響で債務超過となり会社は解散します。
そして今から5年ほど前、公共交通機関のアクセスの悪さはやはり改善しなくてはならないということで、大分県が初期投資を負担して民間に運営を任せる形で復活することが決まったというわけです。
決まったはいいけど、運行開始までかなり時間を要しました。
ターミナルの建設や各関連施設の整備は当然ですが、乗務員の習熟訓練が難航したようです。
浮いている船体を安全に正確に操縦するのはかなり難しいようで、これまで数回物損事故が起きてしまいました。
しかし去年の11月、訓練も兼ねて土日限定で別府湾を周遊する航路で運航を開始。
そして今年の7月26日、大分~大分空港間の定期運航が始まったのです。
無事に運行開始の記事を見つけた私はこの連休中に乗りに行こうと決めたわけでして、かみさんと子供も乗ってみたいとのことでしたので3人で予約。
予約はまだLINEからでしかできないですが、いずれアプリも使えるようになるようです。
しかし電話やPCでの予約が今後できるのかどうかは何もアナウンスされていないので、スマホを持っていない人は現地で購入するしかないんですかね・・・
ちなみに料金は空港アクセス、別府湾周遊ともにWEB決済なら大人2000円、小児1000円で、現地決済だとそれぞれ2500円と1250円になっています。
ということで早速ターミナルに・・・と思ったのですが、建物の横からホーバーが近くで見えるじゃないですか・・・

うーん、格好いいですね~
大きなプロペラが左右に2機、これで推進・操舵をするわけですが、果たしてどんな感じなのか楽しみでなりません。



出発時刻も近づき、ゲートが開くと皆一様に写真を撮って乗船。
前方左右のハッチを開けて乗り込むのがとてもかっこよくてテンション上がりますw

この便はほぼ満席に近いほどお客さんが多かったのですが、早めに並んでいたおかげで無事窓際をゲット。
ワクワクドキドキで出航を待ちます。

外はこんな感じ。
このあとファンが回ってエアが送り込まれるとフワッと船体が浮きます。
おお~
何とも言えない声が一様に上がり、ゆっくりと後ろに下がりながら旋回します。
この動きが今まで経験したことのない動きでちょっと驚きます。
そして緩やかなスロープを降りて海上に出るわけですが、陸上から海上にそのまま出て行くことにちょっと戸惑います。
浮いていると頭では分かっていても何せ初めてのことですからびっくりしますよ、ホント・・・

海上へは拍子抜けするほどスムーズに出て、ここからホーバークラフトの本領発揮です。
最高時速約80km/hで海面をすっ飛ばしていくのですが、いやいやホントに速いです。
感覚としては松山で乗ったスーパージェットと何となく似たような感じですかね。
天気は曇り時々小雨で、海面は若干波立っている程度。
浮いているとはいえ海面との接触で小刻みにゴツゴツと振動を感じますが、不快なものではありません。
そしてこの船は水面に舵がないので進路を変えるとドリフトのような動きをします。
すぐに船首を進行方向に向けて修正するのですが、このドリフト時の動きが楽しくて終始にやけていた私でありましたw
30分くらいかけて大分空港にやってきましたが、空港西側にある結構長い専用通路に上陸するとゆっくりとターミナルまで向かいます。
この通路は以前運航していた時のものを再利用しているようです。
当時のホーバークラフトはS字の通路をラダーの操作だけでドリフト走行していたそうですが、今回は時間をかけて慎重に向きを変えながらゆっくりゆっくりターミナルに向かっていました。


いや~、むっちゃ楽しかったです。
子供も独特な動きに大喜びで楽しかったようでよかったです^^
乗り物酔いしやすいかみさんも全然問題なかった様子で、やはりのドリフトするときの動きが遊園地のアトラクションみたいで面白かったようです。
想像以上に楽しかったので、今度は別府湾周遊の便にも乗ってみたいですね。

さて、ここ大分空港からは飛行機で福岡まで戻り・・・ません。
大分交通のエアライナーというバスで別府に向かいます。
別府北浜のバス停で降車し、目の前のトキハ別府店で昼食を・・・
ここで私が「ときわ」を連呼しているとかみさんが「ときは」じゃないの?とw
さすがに九州の人間じゃないと知らないですよね・・・
鹿児島の山形屋も「やまかたや」と教えると「え?これたいていみんなやまがたやって読むよね・・・」と驚いてましたもんねw

以前、ここ別府で食べた東洋軒のとり天定食。
今回は車じゃないので本店まで行かずにこのトキハの中にあるお店で食べました。
3つの味が全て楽しめる食べ比べ定食。
あおさのとり天は本店にあったかな・・・?
ちなみにここのお店はフードコートの中にあるのでちょっと不安でもあったのですが、熱々でジューシーなとり天をポン酢とお塩でおいしくいただきました^^
価格も1500円しないくらいなのでよろしいんじゃないでしょうか・・・
あとこのフードコートにはあの別府冷麺の「六盛(ろくせい)」も入ってました。
別府の有名店2店がここで食べられるのはいいですね。
さぁ、あとは歩いて別府駅に向かいます。
雨の予報だったので傘を持っては来ていましたが、結局使うことはありませんでした。
時折強く降るときもあったのですが、私たちが外に出ているときはそれを見計らっていたかのように止んでいてくれました。

あの強い日差しもなく比較的涼しい中、5分くらいテクテク歩いて別府駅に到着。
駅ナカであれこれおみやげを買ってシアトルズコーヒーでしばらく休んでホームへ・・・

別府駅の駅名標は独特でいいですよね・・・
平仮名で「べっぷ」と温泉マークがいい味出してます。
さて帰りはソニックではなく別の列車で帰ります。

12年ぶりの「ゆふいんの森」です。
このキハ71もリニューアル工事からすでに20年以上経過していますが、今も元気に頑張っています。
JR九州の定期列車の中ではダントツに人気のある列車ですね。
この日はボックスシートはすでに満席だったので、通常の座席で博多まで戻ります。
久しぶりの別府駅でしたが、もう今は中央に2本あった留置線は撤去されちゃって、ポカンと開いたスペースがちょっと寂しい感じです・・・
ここから大分まで下り、久大本線を経由して博多まで3時間半の旅です。
途中、由布院からは大量の観光客(大半は中国人たち)で車内はたちまち満席に・・・
外国人観光客のマナー云々言われていますが、この日は比較的穏やかでしたね。
車内で中国語が飛び交っていましたが、あの人たちにしては気を遣っているのでしょう、かなり抑えてくれていましたのでうるさく感じることはありませんでした^^;
日本でのルールやマナーってものが少しづつではあるけども浸透しているのかな?と思いました。
18時12分、定刻から2分遅れで博多に到着。
たった2分でお詫びの放送を入れる日本の鉄道会社はどうかしてると、遅延が当たり前の国から来た人にとってはその光景は驚きでしかないでしょう・・・w
というわけで大分日帰りの旅は無事に終わりました。
念願だったホーバークラフトに乗れて何も言うことはありません。
想像以上に面白い乗り物だったので、またいつか乗りに行こうと思います。
一人2000円でアレが体験できるんですから何処ぞのテーマパークのアトラクションなんかよりも遙かにいいですよw
ところで最近ある作業をしていましてすぐに終わらせたいのですが、なかなか時間が取れずに作業が進みません。
火曜からまた仕事なので何とかそれまでには目処が立つよう進めたいと思います・・・
| 旅::その他 | 22:50 | comments (x) | trackback (x) |
2025,05,06, Tuesday
サンライズ出雲92号は14時05分、定刻に出雲市駅を出発しました。
ひとまず伯耆大山から伯備線に入り岡山駅を目指しますが、特急列車とはいえ臨時列車ですからあちこちで列車交換などの停車があります。
具体的にどこで停まるかは一応決まってはいるのですが、ダイヤの乱れなどそのときの状況に応じて対応しなければなりません。
そして客扱いの停車ではないので当然時刻表にも載っていません。
さらにこの日は前日からの強風の影響で伯備線内で倒木が発生して数本の「やくも」が運休していました。
その後も「やくも」は8→4両に減車されての運行だったりとダイヤが乱れている中での運転となりました。
出雲市を出発して伯備線の最初の停車駅である新見には17時ころ到着。
定期のサンライズは出雲市を出て2時間20分ほどで新見に着くのですが、この臨時サンライズはここまで3時間掛けてやってきました。


日は少し傾いてきましたが、この時期ではまだまだ昼間と変わらない明るさです。
ここ新見駅は伯備線における主要駅で、姫路駅を起点とする姫新線の終点でもあり、山間部を貫く伯備線の中では比較的大きな駅です。
10分ほどの停車で列車は新見駅を出発します。
その後は通常であれば30分ほどで到着する備中高梁駅に約1時間、そしてそこからまた1時間近くかけて倉敷駅に向かいます。
山陽本線に入ると水を得た魚のようにスピードアップするのですが、それでも定期列車ほどではありません。
岡山到着が19時41分と、出雲市からここまで5時間半かかりました。
この時点で定期列車との所要時間差は約2時間というわけで、岡山以降も同じペースでの運転となりそうです。
さてここ岡山ではサンライズ瀬戸との併結作業はありませんのでギャラリーはそれほど多くはありません。
ここでは9分停車なので多くの乗客が列車を降りてコンコースに駆け上がり、私もそれに続きます。
理由は食料調達ですw
ここまで5時間半、そしてここから10時間以上、乗客の多くはその大半を寝ずに過ごす筈ですから腹も減ります。
と、考えることは皆同じなわけで、食料を調達すべく売店に赴きますが時すでに遅し・・・
2日の夜ともなると仕事帰りのサラリーマンをはじめ、GWの旅行客でごった返しており、弁当という弁当はすでに売り切れ・・・
あれこれ悩んでいるうちに発車しちゃいますので、適当に飲み物だけ買って車内に戻ります。
まぁとりあえずツマミ系のちょっとした物ならまだ手持ちにありますので、それでしばらく我慢します。
このあと大阪で14分の停車時間がありますので、それがラストチャンスです・・・
そして岡山を出発して姫路、三ノ宮と停車していき、22時15分ころ大阪に到着。
ここ大阪でも大勢の乗客が買い出しで急ぎ足・・・
大勢の客がひしめくコンコースの中、店はどこかと探す目線の先にコンビニの姿を発見。
ここで食料を買い足してちょいと早めに車内に戻りました。

大阪を出たら翌朝6時前の横浜まで客扱い停車はありません。
買い込んだ物が腹の中に入ると途端に眠くなりますw
京都を通過して米原での運転停車まではハッキリ覚えてますが、その後はウトウト・・・
目を覚ましてはウトウトの繰り返しで名古屋、静岡、と列車の進行具合を時々確認。
4時過ぎになると空がうっすらと明るくなり、富士山のシルエットが浮かび上がってとても幻想的でした。
沼津、熱海、小田原と列車は進み、5時56分の定刻に横浜に停車。
休日で人もまばらな横浜駅のホームを横目に列車はラストスパート・・・
そして6時23分、こちらも定刻に終着駅東京に到着です。


相変わらず大勢のファンに取り囲まれるサンライズ出雲ですが、この臨時は7両と短い編成をいつもとは違う9番線のプラットホーム中程まで滑り込ませています。
無事に私たちを送り届けてくれたサンライズ出雲92号をしっかりと見送り、このあと7時08分に隣の8番線にやってくる定期のサンライズ瀬戸・出雲を出迎えました。
さて、私の念願だった臨時サンライズの旅は長いようであっという間に終わってしまいました。
寝台列車に乗るといつも思うのが「あっという間」だということ。
これが座席車だととてつもなく長く感じるんでしょうが、やはり横になれるというのは楽ですね。
何度乗っても飽きることのない列車ですので、またすぐに乗りたい症候群がやってくるってところがちょっと厄介ではあります。
さぁこのあとは長居せず、東京なんてどこも見るところはありませんのでさっさと帰ります。
GW期間中は全席指定の「のぞみ」ですが、博多までの列車はほぼ全て満席です。
まぁだろうね、ということで臨時サンライズの切符が取れた時点でサクッと予約しておきました。
ちなみに東海道・山陽新幹線は近距離なら普通車でお全然かまいませんが、東京~博多間を全区間新幹線で移動する際は必ずグリーン車を選んでいます。
理由は普通車とは快適度が全く違うからです。
明らかに静かだし、広くゆったりとしたシートは1000km以上の移動では到着時の疲労度が段違いです。
またこれは多客期や大きくダイヤが乱れているときなどでもメリットがあります。
たとえば乗客が大勢乗り込もうとしているとき、全席指定でも席数以上の客が乗ることは可能なんですよね。
自由席特急券しか持っていなくても乗車自体は可能です。
その際は普通車のデッキを立席利用するのが原則となりますが、グリーン車はデッキなども含めてその列車のグリーン券を持っていない客はその車両自体に立ち入ることができません。
特に夏場の台風シーズン、計画運休で大幅にダイヤが乱れたときなどは、デッキだけでなく車内にまで乗客を詰め込むことがありますが、この場合も原則的にグリーン車には立ち入れません。
ただ最終列車など特に事情がある場合はグリーン車の中にも入れるケースはあるかと思いますが、基本ないと思っていいでしょう。
あとこれは通常時にも言えることなのですが、車内の通り抜けもグリーン車では原則不可であると思ってください。
急いで飛び乗って自席に向かうためやむなく移動ってケースはよくあるかと思いますが、こういったやむを得ない場合を除いてグリーン車の切符を持たない乗客は立ち入れません。
混雑しているため他の車両のトイレを使うとか、そういった理由での通り抜けはできないんですよ・・・
そのため、在来線も含めて一般的にはグリーン車などの優等車両は編成の端部に組み込まれることが多いです。
通り抜けを含め他の客の立ち入りを防ぐためです。
しかし東海道・山陽新幹線のグリーン車は8から10号車と編成の真ん中にあります。
これは下車時の移動距離を考えてホーム中央付近に降りられる位置に組み込まれています。
そういった理由で長距離ではグリーン車を利用することが多いわけですが、やはりネックは価格です。
しかしEX予約で7日前までであれば約24000円で買えます。
まぁ普通車ならもっと安いのですが、グリーン車でこの価格なら一考の価値ありだと思いますね。
ただ年末年始やGW、お盆などの最繁忙期は割引がわずかとなり約30000円と正規料金との差は1000円程度とお得感は激減しますが、その時期は仕方ないでしょう・・・w
確かに5時間という乗車時間は飛行機と比較した場合の大きなデメリットでもありますが、東京駅についてそこから福岡に帰ることを考えたらそのまま新幹線に乗った方が楽です。
途中で乗り換えて羽田まで行って搭乗手続きをして・・・というのはいちいち面倒臭いんで、LCCを利用していくら安く乗れるとしても急ぎでない場合は新幹線を私は選びます。
旅先での時間を多く取りたいって場合は断然飛行機だと思いますが、私の場合はほぼないケースだと思っています。
なぜなら列車に乗るのが目的だから・・・w
とまぁ長々と書き綴ってきましたが、無事に博多まで戻ってきました。
途中、乗客が多すぎて各列車の停車時間が延びたため若干の遅延がありましたが、博多到着は5分程度の遅れでした。
特に東海道区間は列車本数が異次元の多さですから、ちょっとでもイレギュラーが発生したらたちまちスローダウンしてしまいます。
それでも安全に大きな混乱もなく運行しているのはすごい事だと思いますがいかがでしょうか・・・
それでは今年中にまたサンライズの旅ができることを願って終わろうと思います。

ひとまず伯耆大山から伯備線に入り岡山駅を目指しますが、特急列車とはいえ臨時列車ですからあちこちで列車交換などの停車があります。
具体的にどこで停まるかは一応決まってはいるのですが、ダイヤの乱れなどそのときの状況に応じて対応しなければなりません。
そして客扱いの停車ではないので当然時刻表にも載っていません。
さらにこの日は前日からの強風の影響で伯備線内で倒木が発生して数本の「やくも」が運休していました。
その後も「やくも」は8→4両に減車されての運行だったりとダイヤが乱れている中での運転となりました。
出雲市を出発して伯備線の最初の停車駅である新見には17時ころ到着。
定期のサンライズは出雲市を出て2時間20分ほどで新見に着くのですが、この臨時サンライズはここまで3時間掛けてやってきました。


日は少し傾いてきましたが、この時期ではまだまだ昼間と変わらない明るさです。
ここ新見駅は伯備線における主要駅で、姫路駅を起点とする姫新線の終点でもあり、山間部を貫く伯備線の中では比較的大きな駅です。
10分ほどの停車で列車は新見駅を出発します。
その後は通常であれば30分ほどで到着する備中高梁駅に約1時間、そしてそこからまた1時間近くかけて倉敷駅に向かいます。
山陽本線に入ると水を得た魚のようにスピードアップするのですが、それでも定期列車ほどではありません。
岡山到着が19時41分と、出雲市からここまで5時間半かかりました。
この時点で定期列車との所要時間差は約2時間というわけで、岡山以降も同じペースでの運転となりそうです。
さてここ岡山ではサンライズ瀬戸との併結作業はありませんのでギャラリーはそれほど多くはありません。
ここでは9分停車なので多くの乗客が列車を降りてコンコースに駆け上がり、私もそれに続きます。
理由は食料調達ですw
ここまで5時間半、そしてここから10時間以上、乗客の多くはその大半を寝ずに過ごす筈ですから腹も減ります。
と、考えることは皆同じなわけで、食料を調達すべく売店に赴きますが時すでに遅し・・・
2日の夜ともなると仕事帰りのサラリーマンをはじめ、GWの旅行客でごった返しており、弁当という弁当はすでに売り切れ・・・
あれこれ悩んでいるうちに発車しちゃいますので、適当に飲み物だけ買って車内に戻ります。
まぁとりあえずツマミ系のちょっとした物ならまだ手持ちにありますので、それでしばらく我慢します。
このあと大阪で14分の停車時間がありますので、それがラストチャンスです・・・
そして岡山を出発して姫路、三ノ宮と停車していき、22時15分ころ大阪に到着。
ここ大阪でも大勢の乗客が買い出しで急ぎ足・・・
大勢の客がひしめくコンコースの中、店はどこかと探す目線の先にコンビニの姿を発見。
ここで食料を買い足してちょいと早めに車内に戻りました。

大阪を出たら翌朝6時前の横浜まで客扱い停車はありません。
買い込んだ物が腹の中に入ると途端に眠くなりますw
京都を通過して米原での運転停車まではハッキリ覚えてますが、その後はウトウト・・・
目を覚ましてはウトウトの繰り返しで名古屋、静岡、と列車の進行具合を時々確認。
4時過ぎになると空がうっすらと明るくなり、富士山のシルエットが浮かび上がってとても幻想的でした。
沼津、熱海、小田原と列車は進み、5時56分の定刻に横浜に停車。
休日で人もまばらな横浜駅のホームを横目に列車はラストスパート・・・
そして6時23分、こちらも定刻に終着駅東京に到着です。


相変わらず大勢のファンに取り囲まれるサンライズ出雲ですが、この臨時は7両と短い編成をいつもとは違う9番線のプラットホーム中程まで滑り込ませています。
無事に私たちを送り届けてくれたサンライズ出雲92号をしっかりと見送り、このあと7時08分に隣の8番線にやってくる定期のサンライズ瀬戸・出雲を出迎えました。
さて、私の念願だった臨時サンライズの旅は長いようであっという間に終わってしまいました。
寝台列車に乗るといつも思うのが「あっという間」だということ。
これが座席車だととてつもなく長く感じるんでしょうが、やはり横になれるというのは楽ですね。
何度乗っても飽きることのない列車ですので、またすぐに乗りたい症候群がやってくるってところがちょっと厄介ではあります。
さぁこのあとは長居せず、東京なんてどこも見るところはありませんのでさっさと帰ります。
GW期間中は全席指定の「のぞみ」ですが、博多までの列車はほぼ全て満席です。
まぁだろうね、ということで臨時サンライズの切符が取れた時点でサクッと予約しておきました。
ちなみに東海道・山陽新幹線は近距離なら普通車でお全然かまいませんが、東京~博多間を全区間新幹線で移動する際は必ずグリーン車を選んでいます。
理由は普通車とは快適度が全く違うからです。
明らかに静かだし、広くゆったりとしたシートは1000km以上の移動では到着時の疲労度が段違いです。
またこれは多客期や大きくダイヤが乱れているときなどでもメリットがあります。
たとえば乗客が大勢乗り込もうとしているとき、全席指定でも席数以上の客が乗ることは可能なんですよね。
自由席特急券しか持っていなくても乗車自体は可能です。
その際は普通車のデッキを立席利用するのが原則となりますが、グリーン車はデッキなども含めてその列車のグリーン券を持っていない客はその車両自体に立ち入ることができません。
特に夏場の台風シーズン、計画運休で大幅にダイヤが乱れたときなどは、デッキだけでなく車内にまで乗客を詰め込むことがありますが、この場合も原則的にグリーン車には立ち入れません。
ただ最終列車など特に事情がある場合はグリーン車の中にも入れるケースはあるかと思いますが、基本ないと思っていいでしょう。
あとこれは通常時にも言えることなのですが、車内の通り抜けもグリーン車では原則不可であると思ってください。
急いで飛び乗って自席に向かうためやむなく移動ってケースはよくあるかと思いますが、こういったやむを得ない場合を除いてグリーン車の切符を持たない乗客は立ち入れません。
混雑しているため他の車両のトイレを使うとか、そういった理由での通り抜けはできないんですよ・・・
そのため、在来線も含めて一般的にはグリーン車などの優等車両は編成の端部に組み込まれることが多いです。
通り抜けを含め他の客の立ち入りを防ぐためです。
しかし東海道・山陽新幹線のグリーン車は8から10号車と編成の真ん中にあります。
これは下車時の移動距離を考えてホーム中央付近に降りられる位置に組み込まれています。
そういった理由で長距離ではグリーン車を利用することが多いわけですが、やはりネックは価格です。
しかしEX予約で7日前までであれば約24000円で買えます。
まぁ普通車ならもっと安いのですが、グリーン車でこの価格なら一考の価値ありだと思いますね。
ただ年末年始やGW、お盆などの最繁忙期は割引がわずかとなり約30000円と正規料金との差は1000円程度とお得感は激減しますが、その時期は仕方ないでしょう・・・w
確かに5時間という乗車時間は飛行機と比較した場合の大きなデメリットでもありますが、東京駅についてそこから福岡に帰ることを考えたらそのまま新幹線に乗った方が楽です。
途中で乗り換えて羽田まで行って搭乗手続きをして・・・というのはいちいち面倒臭いんで、LCCを利用していくら安く乗れるとしても急ぎでない場合は新幹線を私は選びます。
旅先での時間を多く取りたいって場合は断然飛行機だと思いますが、私の場合はほぼないケースだと思っています。
なぜなら列車に乗るのが目的だから・・・w
とまぁ長々と書き綴ってきましたが、無事に博多まで戻ってきました。
途中、乗客が多すぎて各列車の停車時間が延びたため若干の遅延がありましたが、博多到着は5分程度の遅れでした。
特に東海道区間は列車本数が異次元の多さですから、ちょっとでもイレギュラーが発生したらたちまちスローダウンしてしまいます。
それでも安全に大きな混乱もなく運行しているのはすごい事だと思いますがいかがでしょうか・・・
それでは今年中にまたサンライズの旅ができることを願って終わろうと思います。

| 鉄道::その他 | 17:21 | comments (x) | trackback (0) |
2025,05,04, Sunday
出雲市駅に到着して次に乗る列車までちょっと時間があります。
別に腹も減っていないので駅前で一服したりボケ~と座ってまったりとします。
周りは観光客がかなり多く、結構な数があるコインロッカーは全て使用中で、大きな荷物を抱えた人が何人もガッカリした顔をしていましたw
高架下に手荷物の預かり所があったと思うのですが、今もあるのかちょっと分かりません。
昔はそこそこ大きな駅の構内には必ず有人の手荷物預かり所ってのがあったのですが、今はホントに少なくなりましたね。
駅の中で荷物を運んでくれていた赤帽とか今の若い人は知らないだろうな~
さて、これから乗る列車についてですが、定期列車ではありません。
臨時列車ですが観光列車でもありません。
その列車とは・・・

サンライズ出雲です。
しかしただのサンライズじゃありません、92という数字が付与されていることからも分かるように臨時のサンライズ出雲92号です。
これは年末年始やお盆、GWなど多客期に運転される臨時列車で、今年のGWは上りが5月2日、下りが5月3日の1往復が運転されます。
さらにこの臨時サンライズは出雲のみとなっており、岡山でのサンライズ瀬戸との併結は行わず単独の7両で運転されます。
できれば瀬戸の方も臨時で運転してくれれば嬉しいのですが、これは列車の編成数の問題で不可能です。
サンライズで使用している285系電車は1編成あたり7両で、それが合計5編成あります。
瀬戸と出雲がそれぞれ1編成づつ往復で使用するので4編成が毎日動いています。
そして残った1編成が予備として西出雲にある後藤総合車両所の出雲支所に常置されており、この予備編成を多客期に臨時のサンライズ出雲91,92号として運転しているわけです。
この臨時サンライズが鉄道ファンたちには大人気でして、その一番大きな理由は定期列車より長い時間乗車できるということでしょうか。
たとえば私が今回乗る上りの92号は出雲市駅を14時05分に出発し、東京駅着が翌朝の6時23分です。
定期列車が18時57分発の翌7時08分着ですから臨時の方が4時間以上長く乗っていられるわけです。
しかも臨時の出雲市発が真っ昼間なので、明るい時間帯の伯備線の車窓も楽しめます。
そんなわけで大人気のこの臨時サンライズですが、問題は人気故に切符が取れないこと・・・
私も過去にGWや盆の便を何度も挑戦しましたが、かすりもしません。
特に個室はインターネットの予約サービスであるe5489では超絶なタイミングでたまたま・・・ってケースじゃない限り購入はほぼ不可能です。
つまりみどりの窓口で駅員に10時ちょうどにマルスを打ってもらう、これしか方法はないと思っていいでしょう。
あとはキャンセルを狙って頻繁にチェックするしかありません。
その購入困難なレアものの切符ですが、今回ついに・・・ついに手に入れることができました。
4月2日の9時半ころですか、南福岡駅まで向かいました。
そして窓口の駅員に臨時サンライズの10時打ちをお願いしたところ受け付けてもらいました。
事前に情報をマルスに入力するのですが、入力を担当した駅員が臨時列車の入力でちょっと分からないことがあったらしく戸惑っています。
ちょいと不安になったのですが、すぐにベテランとおぼしき駅員が助太刀にやってきて無事入力完了。
幸い先約もなく10時ちょうどに打ってくれるとのことで、他のお客も対応を待っていますので私は窓口の外で待つことにしました。
そして10時ピタリ、私もスマホで参戦してみたのですが全く繋がりません。
かろうじて繋がってもすでに満席の表示・・・
リロードするもやはり繋がらず、繋がっても満席表示の繰り返しであえなく撃沈です。
窓口の方が気になりますが、他のお客さんの対応もあったりで動きがよく分かりません。
やっぱり取れなかったかな・・・と思っていると、駅員が小走りで私の元にやって来ました。
お客さん、取れましたよ!!
まるで自分のことのように嬉しそうに知らせてくれた駅員の顔を見てうれしさよりも驚きの方が大きかったです。
まさか取れるとは・・・
駅員もちょっと驚いていた様子で、お互い興奮気味に購入の手続きを進めます。
乗車券はまだルートを定めていなかったので、今回はこの特急・寝台券のみ買って帰りました。
と、事の経緯はこんな感じです。
南福岡の駅員さん、ありがとうございました^^
苦節〇年、ようやく手に入れた臨時サンライズの切符を手に今ここ出雲市まで意気揚々とやってきたわけでして、もうあとは入線してくる285系を楽しみに待つだけです。
と、その前にコンビニで食料などを調達するのですが、乗車時間が長いのでかなり多めに買っておきます。
そして大きな買い物袋をぶら下げた大勢の同志たちと同じようにホームで入線を待ちます。

定期列車とは違って1番のりばに入線してきました。
出発まであまり時間がありませんので、さっさと撮影して乗り込みましょう・・・

真夏でもこんなに明るい時間に出発前のサンライズを見ることはありませんので、まぁ貴重といえば貴重ですかね。
今回確保した個室は1階の喫煙シングルです。
若干2階の方が広いのですが、充分快適に過ごせる広さです。
ちなみにソロはかなり狭くてちょっと私には厳しいですが、喫煙者の私には一切ご縁のない個室ですねw
さぁあと少しで出発ですが、すでに車掌による検札が始まっていました。
すでに満室状態ですので、早めに対応した方がいいという判断でしょう。
そして14時05分、定刻にサンライズ出雲92号は青空の下を東京に向けて走り出しました・・・

別に腹も減っていないので駅前で一服したりボケ~と座ってまったりとします。
周りは観光客がかなり多く、結構な数があるコインロッカーは全て使用中で、大きな荷物を抱えた人が何人もガッカリした顔をしていましたw
高架下に手荷物の預かり所があったと思うのですが、今もあるのかちょっと分かりません。
昔はそこそこ大きな駅の構内には必ず有人の手荷物預かり所ってのがあったのですが、今はホントに少なくなりましたね。
駅の中で荷物を運んでくれていた赤帽とか今の若い人は知らないだろうな~
さて、これから乗る列車についてですが、定期列車ではありません。
臨時列車ですが観光列車でもありません。
その列車とは・・・

サンライズ出雲です。
しかしただのサンライズじゃありません、92という数字が付与されていることからも分かるように臨時のサンライズ出雲92号です。
これは年末年始やお盆、GWなど多客期に運転される臨時列車で、今年のGWは上りが5月2日、下りが5月3日の1往復が運転されます。
さらにこの臨時サンライズは出雲のみとなっており、岡山でのサンライズ瀬戸との併結は行わず単独の7両で運転されます。
できれば瀬戸の方も臨時で運転してくれれば嬉しいのですが、これは列車の編成数の問題で不可能です。
サンライズで使用している285系電車は1編成あたり7両で、それが合計5編成あります。
瀬戸と出雲がそれぞれ1編成づつ往復で使用するので4編成が毎日動いています。
そして残った1編成が予備として西出雲にある後藤総合車両所の出雲支所に常置されており、この予備編成を多客期に臨時のサンライズ出雲91,92号として運転しているわけです。
この臨時サンライズが鉄道ファンたちには大人気でして、その一番大きな理由は定期列車より長い時間乗車できるということでしょうか。
たとえば私が今回乗る上りの92号は出雲市駅を14時05分に出発し、東京駅着が翌朝の6時23分です。
定期列車が18時57分発の翌7時08分着ですから臨時の方が4時間以上長く乗っていられるわけです。
しかも臨時の出雲市発が真っ昼間なので、明るい時間帯の伯備線の車窓も楽しめます。
そんなわけで大人気のこの臨時サンライズですが、問題は人気故に切符が取れないこと・・・
私も過去にGWや盆の便を何度も挑戦しましたが、かすりもしません。
特に個室はインターネットの予約サービスであるe5489では超絶なタイミングでたまたま・・・ってケースじゃない限り購入はほぼ不可能です。
つまりみどりの窓口で駅員に10時ちょうどにマルスを打ってもらう、これしか方法はないと思っていいでしょう。
あとはキャンセルを狙って頻繁にチェックするしかありません。
その購入困難なレアものの切符ですが、今回ついに・・・ついに手に入れることができました。
4月2日の9時半ころですか、南福岡駅まで向かいました。
そして窓口の駅員に臨時サンライズの10時打ちをお願いしたところ受け付けてもらいました。
事前に情報をマルスに入力するのですが、入力を担当した駅員が臨時列車の入力でちょっと分からないことがあったらしく戸惑っています。
ちょいと不安になったのですが、すぐにベテランとおぼしき駅員が助太刀にやってきて無事入力完了。
幸い先約もなく10時ちょうどに打ってくれるとのことで、他のお客も対応を待っていますので私は窓口の外で待つことにしました。
そして10時ピタリ、私もスマホで参戦してみたのですが全く繋がりません。
かろうじて繋がってもすでに満席の表示・・・
リロードするもやはり繋がらず、繋がっても満席表示の繰り返しであえなく撃沈です。
窓口の方が気になりますが、他のお客さんの対応もあったりで動きがよく分かりません。
やっぱり取れなかったかな・・・と思っていると、駅員が小走りで私の元にやって来ました。
お客さん、取れましたよ!!
まるで自分のことのように嬉しそうに知らせてくれた駅員の顔を見てうれしさよりも驚きの方が大きかったです。
まさか取れるとは・・・
駅員もちょっと驚いていた様子で、お互い興奮気味に購入の手続きを進めます。
乗車券はまだルートを定めていなかったので、今回はこの特急・寝台券のみ買って帰りました。
と、事の経緯はこんな感じです。
南福岡の駅員さん、ありがとうございました^^
苦節〇年、ようやく手に入れた臨時サンライズの切符を手に今ここ出雲市まで意気揚々とやってきたわけでして、もうあとは入線してくる285系を楽しみに待つだけです。
と、その前にコンビニで食料などを調達するのですが、乗車時間が長いのでかなり多めに買っておきます。
そして大きな買い物袋をぶら下げた大勢の同志たちと同じようにホームで入線を待ちます。

定期列車とは違って1番のりばに入線してきました。
出発まであまり時間がありませんので、さっさと撮影して乗り込みましょう・・・

真夏でもこんなに明るい時間に出発前のサンライズを見ることはありませんので、まぁ貴重といえば貴重ですかね。
今回確保した個室は1階の喫煙シングルです。
若干2階の方が広いのですが、充分快適に過ごせる広さです。
ちなみにソロはかなり狭くてちょっと私には厳しいですが、喫煙者の私には一切ご縁のない個室ですねw
さぁあと少しで出発ですが、すでに車掌による検札が始まっていました。
すでに満室状態ですので、早めに対応した方がいいという判断でしょう。
そして14時05分、定刻にサンライズ出雲92号は青空の下を東京に向けて走り出しました・・・

| 鉄道::その他 | 11:09 | comments (x) | trackback (0) |
2025,05,03, Saturday
GWが始まり、中には4月26日から11連休って方もいるようで羨ましい限りです。
今年は私もちょいと休みをいただきまして、先日一人旅に出てきました。
2日の朝、ちょっと早めに博多駅に向かいます。
GWとはいえ平日ということもあって人ではそれほど多くありません。
ここ最近JR九州の改札を通ってないなぁ、なんて思いながら新幹線乗り場へ・・・
今回は短距離ですのでのぞみ以外の自由席でいいかなと思ったのですが、WESTERポイントの超特典きっぷが使えたのでのぞみの指定席を利用します。
こういう企画もののきっぷはかなりお得ですので、行き先や旅行の予定が上手く合えば使わない手はありません。
博多を出て30分ほど、ほんのわずかの時間ですが下車します。

降り立ったのは昭和の香りがぷんぷん漂うかつての「おごほり駅」こと新山口駅。
ここからスーパーな気動車に乗って北上します。

乗車する列車は「スーパーおき」で出雲市まで向かいます。
出雲市まで行くとなればその先はどうするのかもうお分かりだと思いますが、とりあえず乗車・・・
前回乗ったときは下からの突き上げが酷くて苦痛の3時間半だったのですが、なんと今回は乗り心地がかなり改善されてました。
線路のメンテナンスなのか、果たして車両の個体差だったのか、理由は分かりませんが今回は酷い突き上げを感じることはありませんでした。
まぁ考えられるのは乗車位置、かなぁ・・・
前回は車両後方の台車に近い部分だったのですが、今回は丁度真ん中。
一般的に車両中央のほうが車端部よりも乗り心地はいいと言われていますが、まさに今回はそのケースだったのかと思います。
ただね、あまりにも違いが大きすぎるのでそれだけが理由なのかちょっと・・・
まぁとにかく大きな不満もなく出雲市駅に到着し途中下車します。
ちなみに今回出雲市に向かうにあたって新山口から「スーパーおき」で行くか、岡山から「やくも」で行くか悩んだんですよね。
単に車両の善し悪しで言えば圧倒的に「やくも」に軍配が上がるのですが、「スーパーおき」で行った方が運賃が安いから、ただそれだけですw
新幹線の超特典きっぷの方は指定席特急券と乗車券がセットになったきっぷになるのですが、正規料金の25%相当のポイントで買えちゃいます。
また「スーパーおき」のWESTERポイント特典きっぷは特急券のみですが半額相当のポイントで乗れます。
つまり今回は博多→新山口までの新幹線指定席特急券と乗車券、そして「スーパーおき」の指定席特急券は企画券で料金0円のいわゆる「0円券」ということになります。
こういうきっぷが席数限定で売り出されますのでWESTERポイントが貯まっていれば積極的に使った方がいいですね。
さて、出雲市に到着したのは昼過ぎです。
ここからさらにある列車に乗車するのですが、こんな時間に乗る列車とはなんぞや?
続きは次回・・・

今年は私もちょいと休みをいただきまして、先日一人旅に出てきました。
2日の朝、ちょっと早めに博多駅に向かいます。
GWとはいえ平日ということもあって人ではそれほど多くありません。
ここ最近JR九州の改札を通ってないなぁ、なんて思いながら新幹線乗り場へ・・・
今回は短距離ですのでのぞみ以外の自由席でいいかなと思ったのですが、WESTERポイントの超特典きっぷが使えたのでのぞみの指定席を利用します。
こういう企画もののきっぷはかなりお得ですので、行き先や旅行の予定が上手く合えば使わない手はありません。
博多を出て30分ほど、ほんのわずかの時間ですが下車します。

降り立ったのは昭和の香りがぷんぷん漂うかつての「おごほり駅」こと新山口駅。
ここからスーパーな気動車に乗って北上します。

乗車する列車は「スーパーおき」で出雲市まで向かいます。
出雲市まで行くとなればその先はどうするのかもうお分かりだと思いますが、とりあえず乗車・・・
前回乗ったときは下からの突き上げが酷くて苦痛の3時間半だったのですが、なんと今回は乗り心地がかなり改善されてました。
線路のメンテナンスなのか、果たして車両の個体差だったのか、理由は分かりませんが今回は酷い突き上げを感じることはありませんでした。
まぁ考えられるのは乗車位置、かなぁ・・・
前回は車両後方の台車に近い部分だったのですが、今回は丁度真ん中。
一般的に車両中央のほうが車端部よりも乗り心地はいいと言われていますが、まさに今回はそのケースだったのかと思います。
ただね、あまりにも違いが大きすぎるのでそれだけが理由なのかちょっと・・・
まぁとにかく大きな不満もなく出雲市駅に到着し途中下車します。
ちなみに今回出雲市に向かうにあたって新山口から「スーパーおき」で行くか、岡山から「やくも」で行くか悩んだんですよね。
単に車両の善し悪しで言えば圧倒的に「やくも」に軍配が上がるのですが、「スーパーおき」で行った方が運賃が安いから、ただそれだけですw
新幹線の超特典きっぷの方は指定席特急券と乗車券がセットになったきっぷになるのですが、正規料金の25%相当のポイントで買えちゃいます。
また「スーパーおき」のWESTERポイント特典きっぷは特急券のみですが半額相当のポイントで乗れます。
つまり今回は博多→新山口までの新幹線指定席特急券と乗車券、そして「スーパーおき」の指定席特急券は企画券で料金0円のいわゆる「0円券」ということになります。
こういうきっぷが席数限定で売り出されますのでWESTERポイントが貯まっていれば積極的に使った方がいいですね。
さて、出雲市に到着したのは昼過ぎです。
ここからさらにある列車に乗車するのですが、こんな時間に乗る列車とはなんぞや?
続きは次回・・・

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