2009,03,23, Monday
小倉駅を出ると左手に「門司車掌区」の建物が見えます。
その建物の前で数人の社員が大きく手を振って見送っているのが見えました。
このリバイバル「あかつき」に乗務している車掌も当然門司車掌区の所属。
門司車掌区と言えば九州に存在する最古の車掌区であり、かつては日本の三大車掌区の一つと言われていました。
もともと門司駅に併設されていたのですが、火災で焼失して現在はこの小倉駅の東側にあります。
その門司車掌区が2007年で100周年となり、今回それを記念して「さくら」「あかつき」のリバイバル運転となったわけです。
そして幸運にもそのリバイバル「あかつき」に乗ることができ、感慨無量であります^^
しかしその旅もあと僅かで終わり・・・
門司駅を出て10分足らず、いよいよ終点門司港に到着です。

ここ門司港も大勢のファンが待ちかまえていました。
私もあれこれ撮ってみたかったのですが、かみさんをほったらかしにするわけにもいかず、またこの人混みで上手く撮るのは困難ですw
日はだいぶ傾いて思いっきり逆光のアングルですがご容赦を・・・

「車掌長」と刺繍されたエンジ色の腕章を付けた車掌の白い制服も懐かしいですね~
昔はこの優等列車の白い制服(夏場だけだったかな?)が大好きでね・・・^^;
あの宇都宮氏も愛用のナッパ服(いわゆる当時の作業服)を着ていましたね~^^
また彼には記念撮影にも快く応じていただき感謝しております。
下車後は記念館用の写真を撮るために忙しそうでしたが、そんな中でも常にニコニコしてとても優しい方でした^^
しかしこの駅はとても雰囲気がいいですね。
年季の入った設備がブルトレとよくマッチしています。
かつて九州鉄道の本社、そして門司鉄道管理局、さらにJR九州本社のあったこの門司港駅がリバイバル「あかつき」の終着駅となったことに無常を感じてなりません・・・
さぁ、あまり長居すると帰宅が遅くなりますので、名残惜しいですが回送を見送ってすぐに門司港をあとにしました。
これで「はやぶさ」「富士」「さくら」「あかつき」のリバイバル運転は全て終了となりました。
今後この車両がどのような運命をたどるのか・・・
個人的には季節運行の臨時列車として残して欲しいのですが、果たしてJR九州が残してくれるかどうか・・・
鉄道にほとんど興味のないかみさんですが、そんな彼女も今回の旅は「とても楽しかった」そうです。
のんびりと車窓を眺めながら、そして弁当を食べながら客車に揺られて旅をする・・・
5時間以上の旅でしたが、彼女はとても短く感じたそうです。
トンネルばかりで、しかも車窓を眺める余裕さえ与えない新幹線のあの狭いイスに縛り付けられるのは苦痛以外の何者でもありません。
人々の生活様式でスローライフなるものが注目されたりしてますが、皮肉なことに鉄道に対して客の多くが求めているのは「スピードと安さ」。
それではこんな”スロー”な列車が淘汰されてしまうのも致し方ないのかもしれませんね。
なんとも世知辛い世の中になったものです・・・
さて、最後に今回の旅で頂いた記念品などをご紹介します。

これは行程表などを一式入れておくケース。

中身はこんな感じ・・・
真ん中は行程表、右はスタフ(運転士が運転席に掲示しておく行路表)をそのまま模したいわば”ミニスタフ”、そして左が車補(車内補充券)を模した乗車券。
この乗車券にはちゃんと席番も記載されており(ここでは消してあります)背景にはブルトレのヘッドマークがちりばめられています^^
スタフは先頭車両で運転席を覗くとすぐに分かると思いますので、見たことのある方も多いと思います。


これは嬉しい記念品であるホイッスル。
検札スタンプをイメージした刻印も入っています。


そしてこれは乗車証です。
「富士・はやぶさ」でもらった下関車掌区の乗車証より造りと見栄えが劣るのは残念ですが、これもいい記念になります。

最後は弁当に入っていた御品書・・・
「この春、九州から旅立つブルートレインは姿を消してしまいましたが、これからもずっと皆様の思い出の中で【蒼い列車】が走り続けることをお祈り致しております」
いえ・・・
私はまたいつの日か、九州ブルトレ復活の日が来ると信じています。

その建物の前で数人の社員が大きく手を振って見送っているのが見えました。
このリバイバル「あかつき」に乗務している車掌も当然門司車掌区の所属。
門司車掌区と言えば九州に存在する最古の車掌区であり、かつては日本の三大車掌区の一つと言われていました。
もともと門司駅に併設されていたのですが、火災で焼失して現在はこの小倉駅の東側にあります。
その門司車掌区が2007年で100周年となり、今回それを記念して「さくら」「あかつき」のリバイバル運転となったわけです。
そして幸運にもそのリバイバル「あかつき」に乗ることができ、感慨無量であります^^
しかしその旅もあと僅かで終わり・・・
門司駅を出て10分足らず、いよいよ終点門司港に到着です。

ここ門司港も大勢のファンが待ちかまえていました。
私もあれこれ撮ってみたかったのですが、かみさんをほったらかしにするわけにもいかず、またこの人混みで上手く撮るのは困難ですw
日はだいぶ傾いて思いっきり逆光のアングルですがご容赦を・・・

「車掌長」と刺繍されたエンジ色の腕章を付けた車掌の白い制服も懐かしいですね~
昔はこの優等列車の白い制服(夏場だけだったかな?)が大好きでね・・・^^;
あの宇都宮氏も愛用のナッパ服(いわゆる当時の作業服)を着ていましたね~^^
また彼には記念撮影にも快く応じていただき感謝しております。
下車後は記念館用の写真を撮るために忙しそうでしたが、そんな中でも常にニコニコしてとても優しい方でした^^
しかしこの駅はとても雰囲気がいいですね。
年季の入った設備がブルトレとよくマッチしています。
かつて九州鉄道の本社、そして門司鉄道管理局、さらにJR九州本社のあったこの門司港駅がリバイバル「あかつき」の終着駅となったことに無常を感じてなりません・・・
さぁ、あまり長居すると帰宅が遅くなりますので、名残惜しいですが回送を見送ってすぐに門司港をあとにしました。
これで「はやぶさ」「富士」「さくら」「あかつき」のリバイバル運転は全て終了となりました。
今後この車両がどのような運命をたどるのか・・・
個人的には季節運行の臨時列車として残して欲しいのですが、果たしてJR九州が残してくれるかどうか・・・
鉄道にほとんど興味のないかみさんですが、そんな彼女も今回の旅は「とても楽しかった」そうです。
のんびりと車窓を眺めながら、そして弁当を食べながら客車に揺られて旅をする・・・
5時間以上の旅でしたが、彼女はとても短く感じたそうです。
トンネルばかりで、しかも車窓を眺める余裕さえ与えない新幹線のあの狭いイスに縛り付けられるのは苦痛以外の何者でもありません。
人々の生活様式でスローライフなるものが注目されたりしてますが、皮肉なことに鉄道に対して客の多くが求めているのは「スピードと安さ」。
それではこんな”スロー”な列車が淘汰されてしまうのも致し方ないのかもしれませんね。
なんとも世知辛い世の中になったものです・・・
さて、最後に今回の旅で頂いた記念品などをご紹介します。

これは行程表などを一式入れておくケース。

中身はこんな感じ・・・
真ん中は行程表、右はスタフ(運転士が運転席に掲示しておく行路表)をそのまま模したいわば”ミニスタフ”、そして左が車補(車内補充券)を模した乗車券。
この乗車券にはちゃんと席番も記載されており(ここでは消してあります)背景にはブルトレのヘッドマークがちりばめられています^^
スタフは先頭車両で運転席を覗くとすぐに分かると思いますので、見たことのある方も多いと思います。


これは嬉しい記念品であるホイッスル。
検札スタンプをイメージした刻印も入っています。


そしてこれは乗車証です。
「富士・はやぶさ」でもらった下関車掌区の乗車証より造りと見栄えが劣るのは残念ですが、これもいい記念になります。

最後は弁当に入っていた御品書・・・
「この春、九州から旅立つブルートレインは姿を消してしまいましたが、これからもずっと皆様の思い出の中で【蒼い列車】が走り続けることをお祈り致しております」
いえ・・・
私はまたいつの日か、九州ブルトレ復活の日が来ると信じています。

コメント
コメントする
この記事のトラックバックURL
http://white-momiji.chicappa.jp/tb.php/197
トラックバック
TOP PAGE △