2014,01,04, Saturday
皆様、新年明けましておめでとうございます。
雑記帳2014、本日スタートです。
昨月は仕事が激務でなかなか記事を書くことが出来ませんでしたが、ネタは仕込んでおりました^^
そのネタの一つを本年1発目として記したいと思います。
題名に「もう限界・・・」とありますが、いったい何が限界なのか?というと・・・
私が愛用しているマウス(ロジクールのMX-R)です。
今から7年近く前の2007年に購入後、扱い方が悪いのか製品に問題があったのか分かりませんが、充電不良を起こすようになりました。
具体的には、マウスを充電台に差してインジケーターの動作を確認。
正常に充電できているはずなのにインジケーターが1日経っても増えない、つまり充電できていないという症状が現れました。
使いたいときに使えないのは我慢ならん、ということで2010年にもう1台新たに購入。
そして新しくなった充電台に古いマウスを乗せてみると、なんとちゃんと充電できるようになったんですw
ということでそれから4年間は古いほうを予備にして使い続けてきました。
しかし、その間に新しいほう(後期型)のマウスがチャタリングを起こすようになりました。
まだ症状が軽いうちは文章のコピーがしづらい程度で済んでいたのですが、次第に悪化していきます・・・
ここで予備のマウスを引っ張り出して交代したものの、その後このマウスにもついにチャタリングが発症してしまいました。
どうする・・・
新しいほうはまだ保証期間内だが、メーカーは修理せず代替品を送ってよこすとか・・・
すでにMX-Rは販売が終了していましたので、別の機種になるということです。
そんなの許せん。
何か解決策はないものかといろいろ調べてみましたが、根本的にはスイッチ交換しかなさそうです。
面倒くさいな・・・と思っていたところ「電源切ってクリック長押しを続けると静電気が逃げて回復する」という書き込みを発見。
早速試したところ確かに効果があるようで、明らかにチャタリングの症状は軽減されました。
しかし軽くなっただけでなくなったわけではありません。
使っているうちにまた症状が重くなり、クリック長押しで回復・・・とこれの繰り返し。
しかしそれもいずれ効果がなくなってきて、もう我慢の限界です。
こうなったらスイッチを交換するしか手はありません。
ということでスイッチの型番を調べ、交換方法をググり、必要な道具を揃えてスイッチを買いに行くことになりました。
買いに行った先はマルツパーツ館。
博多のマルツはいつの間にか移転して場所が変わっていましたw
店に入ってマイクロスイッチの棚を探します。
小さなパーツが入った箱がズラっと並んだ棚からそれを探すのはかなり面倒w
何とか目当てのスイッチ(オムロンのD2F-01F)を発見したのですが、なんと在庫は2個限り。
よかった、2個あれば両方のマウスの左クリックスイッチを交換出来る・・・
さぁこれで準備はOK。
作業開始です。
これがMX-Rです。
万が一失敗したときに後悔しないよう、古いほうの前期型から始めます。
裏返しにしてソールを剥がすとトルクスねじが4カ所にあります。
それをT6のトルクスドライバーで外します。
カバーを外すとフラットケーブルが基板に付いていますので、コネクタの黒っぽい部分を持ち上げてケーブルを外します。
これでカバーがはずれました。
前期型ですので充電池は端子が露出したタイプのL-LL11。
電池を取り出して2カ所のねじを外すと電池の土台がはずれます。
さらにホイールユニットを止めてあるねじを外してユニットも取り外します。
しかし汚いw
そうするとあとは基板のみです。
この基板がねじ止めだったら楽なんですが、実ははんだ付けで固定されてます。
この充電用端子部分が基板と繋がっているので、そのはんだを吸い取り線で吸い取ってやります。
ちなみに私が使っている温調はんだごてに付いてるこて先は鉛筆のような細い円錐状のB型と呼ばれるタイプ。
しかしこれだと熱がしっかりと伝わりにくいのでマイナスドライバーのようなD型のこて先を使いました。
基板が外れたら裏返しにしてスイッチのはんだも吸い取ります。
こちらは足が3本ありますので、とりあえず3カ所ともはんだをある程度吸い取ってから1本ずつ溶かしながら押し出すようにします。
ある程度スイッチが浮いてきたら基板を傷つけないように優しく引き抜きます。
残ったはんだもきれいに吸い取ればあとは新しいスイッチをはんだ付けして基板と充電端子もはんだ付けします。
これでやっかいな作業は終了です。
あとは各部の清掃と動作確認をして組み立てます。
電源を入れてPC上での動作と充電の確認をして終了です。
これでチャタリングともおさらばです。
ただ、スイッチのサイズが元々のスイッチよりも微妙に大きい(高い)ようで、左ボタンを放した時にスイッチのバネで突き上げられるように「カタッ」と音がするようになりました。
スイッチの基盤への取り付けもしっかりと問題なく出来ましたので、おそらくサイズの微妙な違いがその違和感を生んでいるのでしょう。
左が元から付いていたスイッチで、右が今回取り付けたスイッチ。
外見はほぼ同じなんですが、中身はかなり違いがありますね。
左のスイッチは中国製で接点もかなり単純な構造ですが、日本製の右のスイッチは接点部分はしっかりとした作りになっています。
スイッチのケース自体は双方で同サイズなのですが、スイッチを押す小さなボタンの高さがどうも微妙に違うみたい。
ならばこの小さなボタンを入れ替えてみたらどうだろう?
ということでボタンを入れ替えたスイッチをもう片方の後期型MX-Rに取り付けてみました。
大正解!
最初からこうしておけばよかったw
雑記帳2014、本日スタートです。
昨月は仕事が激務でなかなか記事を書くことが出来ませんでしたが、ネタは仕込んでおりました^^
そのネタの一つを本年1発目として記したいと思います。
題名に「もう限界・・・」とありますが、いったい何が限界なのか?というと・・・
私が愛用しているマウス(ロジクールのMX-R)です。
今から7年近く前の2007年に購入後、扱い方が悪いのか製品に問題があったのか分かりませんが、充電不良を起こすようになりました。
具体的には、マウスを充電台に差してインジケーターの動作を確認。
正常に充電できているはずなのにインジケーターが1日経っても増えない、つまり充電できていないという症状が現れました。
使いたいときに使えないのは我慢ならん、ということで2010年にもう1台新たに購入。
そして新しくなった充電台に古いマウスを乗せてみると、なんとちゃんと充電できるようになったんですw
ということでそれから4年間は古いほうを予備にして使い続けてきました。
しかし、その間に新しいほう(後期型)のマウスがチャタリングを起こすようになりました。
まだ症状が軽いうちは文章のコピーがしづらい程度で済んでいたのですが、次第に悪化していきます・・・
ここで予備のマウスを引っ張り出して交代したものの、その後このマウスにもついにチャタリングが発症してしまいました。
どうする・・・
新しいほうはまだ保証期間内だが、メーカーは修理せず代替品を送ってよこすとか・・・
すでにMX-Rは販売が終了していましたので、別の機種になるということです。
そんなの許せん。
何か解決策はないものかといろいろ調べてみましたが、根本的にはスイッチ交換しかなさそうです。
面倒くさいな・・・と思っていたところ「電源切ってクリック長押しを続けると静電気が逃げて回復する」という書き込みを発見。
早速試したところ確かに効果があるようで、明らかにチャタリングの症状は軽減されました。
しかし軽くなっただけでなくなったわけではありません。
使っているうちにまた症状が重くなり、クリック長押しで回復・・・とこれの繰り返し。
しかしそれもいずれ効果がなくなってきて、もう我慢の限界です。
こうなったらスイッチを交換するしか手はありません。
ということでスイッチの型番を調べ、交換方法をググり、必要な道具を揃えてスイッチを買いに行くことになりました。
買いに行った先はマルツパーツ館。
博多のマルツはいつの間にか移転して場所が変わっていましたw
店に入ってマイクロスイッチの棚を探します。
小さなパーツが入った箱がズラっと並んだ棚からそれを探すのはかなり面倒w
何とか目当てのスイッチ(オムロンのD2F-01F)を発見したのですが、なんと在庫は2個限り。
よかった、2個あれば両方のマウスの左クリックスイッチを交換出来る・・・
さぁこれで準備はOK。
作業開始です。
これがMX-Rです。
万が一失敗したときに後悔しないよう、古いほうの前期型から始めます。
裏返しにしてソールを剥がすとトルクスねじが4カ所にあります。
それをT6のトルクスドライバーで外します。
カバーを外すとフラットケーブルが基板に付いていますので、コネクタの黒っぽい部分を持ち上げてケーブルを外します。
これでカバーがはずれました。
前期型ですので充電池は端子が露出したタイプのL-LL11。
電池を取り出して2カ所のねじを外すと電池の土台がはずれます。
さらにホイールユニットを止めてあるねじを外してユニットも取り外します。
しかし汚いw
そうするとあとは基板のみです。
この基板がねじ止めだったら楽なんですが、実ははんだ付けで固定されてます。
この充電用端子部分が基板と繋がっているので、そのはんだを吸い取り線で吸い取ってやります。
ちなみに私が使っている温調はんだごてに付いてるこて先は鉛筆のような細い円錐状のB型と呼ばれるタイプ。
しかしこれだと熱がしっかりと伝わりにくいのでマイナスドライバーのようなD型のこて先を使いました。
基板が外れたら裏返しにしてスイッチのはんだも吸い取ります。
こちらは足が3本ありますので、とりあえず3カ所ともはんだをある程度吸い取ってから1本ずつ溶かしながら押し出すようにします。
ある程度スイッチが浮いてきたら基板を傷つけないように優しく引き抜きます。
残ったはんだもきれいに吸い取ればあとは新しいスイッチをはんだ付けして基板と充電端子もはんだ付けします。
これでやっかいな作業は終了です。
あとは各部の清掃と動作確認をして組み立てます。
電源を入れてPC上での動作と充電の確認をして終了です。
これでチャタリングともおさらばです。
ただ、スイッチのサイズが元々のスイッチよりも微妙に大きい(高い)ようで、左ボタンを放した時にスイッチのバネで突き上げられるように「カタッ」と音がするようになりました。
スイッチの基盤への取り付けもしっかりと問題なく出来ましたので、おそらくサイズの微妙な違いがその違和感を生んでいるのでしょう。
左が元から付いていたスイッチで、右が今回取り付けたスイッチ。
外見はほぼ同じなんですが、中身はかなり違いがありますね。
左のスイッチは中国製で接点もかなり単純な構造ですが、日本製の右のスイッチは接点部分はしっかりとした作りになっています。
スイッチのケース自体は双方で同サイズなのですが、スイッチを押す小さなボタンの高さがどうも微妙に違うみたい。
ならばこの小さなボタンを入れ替えてみたらどうだろう?
ということでボタンを入れ替えたスイッチをもう片方の後期型MX-Rに取り付けてみました。
大正解!
最初からこうしておけばよかったw
コメント
マウスもキーボードも直接触れる機械なので、こだわりは理解できます。スイッチの形状まで違うとはおどろきでした。
ワイヤレスは便利なんですが、マウスとキーボードはどちらもワイヤードの方が私は好きです。
ワイヤレスは便利なんですが、マウスとキーボードはどちらもワイヤードの方が私は好きです。
| モーリン | EMAIL | URL | 14/01/04 09:50 | Muz1DP8. |
MX-Rのサムホイールとフリースピンはとても気に入っているのでこれの後継機を待ち望んでいるのですが、メーカーは作る気がないようですw
ですから自分でスイッチ交換してでも使い続ける所存です。
ワイヤーの有無ですが、マウスやキーボードに関してはあまりこだわりはありません。
キーボードはワイヤレスの機種を使ったことがないので何ともいえませんがw
あ、ネット回線だけは「無線?んなもん信用できん!」と有線ですw
まぁこれも子供がタブレットとかを使うようになればルーターの無線機能を使うことになるかと思いますけどね^^
ですから自分でスイッチ交換してでも使い続ける所存です。
ワイヤーの有無ですが、マウスやキーボードに関してはあまりこだわりはありません。
キーボードはワイヤレスの機種を使ったことがないので何ともいえませんがw
あ、ネット回線だけは「無線?んなもん信用できん!」と有線ですw
まぁこれも子供がタブレットとかを使うようになればルーターの無線機能を使うことになるかと思いますけどね^^
| ごりぽん | EMAIL | URL | 14/01/04 22:01 | 3HMiJft2 |
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