西郷どん効果か・・・
念願だった宿に別れを告げて目指すは鹿児島市街。
時間があれば国道223から国道10号線に出て錦江湾沿いをドライブするのもいいのですが、今回はそれほどゆっくりする時間はないだろうと思い鹿児島空港から九州道に乗って市街地に向かいます。

この日の目当ては・・・

・黒豚のとんかつを食すこと
・むじゃきの白くまを食すこと
・明石屋の軽羹をはじめとした郷土のお菓子を買うこと

以上、全て食べ物w

とんかつはいつも「あぢもり」で食べていましたが、今回は鹿児島中央駅前にある「とんかつ川久」というお店にしました。
お昼前に着いたのですが、店の前には誰も並んでない・・・

あれ?

かなりの人気店で大勢並ぶと聞いていたのですが、店の前には人っ子一人いません。
まさか休みか?と思い店の中を覗くとちゃんと営業中・・・
店員に聞けば「並んでお待ち下さい」と・・・
並んでって、どこに・・・と表を見ると、いましたいました、道を挟んで向かいに並んでいますw
しかもこの時間には日光が燦々と照りつけ、その日差しをさえぎる物もないのでみんな汗だくでじっと待っていますw

何かの罰ゲームでしょうか?

店の前は日陰になっているのになぜここに?

他の店の邪魔にならないようにという店の配慮ですか?
それだとしたらこの猛暑の炎天下に客を待たせる店の対応には問題があると言わざるをえません。
しかし客の一人が「なんでこっちに並んでるの?」ってブツブツ言っていましたので、どうも店側の指示じゃないよう様子。
まぁあれこれ言ってもどうしようもありませんので、黙って待ちますw

小一時間待ってようやく入店。
私と子供は上黒豚ロースカツ、かみさんは同ヒレカツの定食をオーダー。
店員からの「少しお時間がかかりますがよろしいですか?」の言葉にも「全然問題ありません!」と間髪を入れず、揚げ上がるのをじっと待ちます・・・

外で待ち 中でも待って ご対面

と、ここで画像をお見せしたかったのですが、なんと食事の画像は一切無し。
そもそもカメラを車に置いてきていましたし、目の前に出された後はテンション上がって食べることしか頭にありませんでした。
せめてスマホで撮っておけばよかったのですが・・・
気になる人はググって下さいw

肝心のお肉はレアで揚げられほんのりピンク色。
優に厚さ3cmはあるだろうそれはジューシーで絶品!
ソース、柚子味噌、醤油ベースの計3種類のタレで楽しむことが出来ますが、個人的には醤油だれが好みかな。
正直塩のみでも十分ですよね、これ。

とにかく柔らかくてジューシーなボリュームのあるとんかつは鹿児島に行ったら是非一度食べてみることをおすすめします。

さて、腹一杯になった後は天文館に向かいます。
路面電車で行こうと思ったのですが、とにかく人が多いんですよ・・・
前回来たときよりもはるかに多い。
だから路面電車もバスも人でいっぱいなんで、どうしよう・・・
しかも猛暑の昼下がりですから・・・

本音を言わせてもらえば、つまりは「歩きたくない」ってわけですw

ということで速攻でタクシーに飛び乗りましたw

5分ほどの距離ですが運転手さんも嫌な顔一つしません。
聞けば今年は人も多いし何より暑すぎて、短距離でもタクシーを使う客が多いとか・・・
人の多さはやはりNHKの大河ドラマ「西郷どん」効果だそうです。

そしてあっという間に天文館に到着。
丁度むじゃきの南側で降ろしてもらいお店へ・・・

人・人・人・・・
何かイベントでもやってるのか?と思うほどの人・・・
これ、みんな並んでるの?と思いきや、みんな手に何か持っています。
よく見るとこれ、ハンディサイズの白くまじゃないですか!
ソフトクリームのコーンの上端をお皿みたいに広げた容器に白くまが乗ってるじゃないですか。
お店で食べるレギュラーサイズよりも小さめなのですが、レギュラーサイズが大きすぎwなのでこの大きさで丁度いい。
よって、並ばずして白くまにありつけました^^

量は少なめとはいえ、その食感と味はそのまま。
口に入れたとたん溶けていくあのフワッとした氷はハンディサイズでも変わりはありませんでした。

これで十分やろ

また並ぶんだろうなぁって思っていたので良かった^^

体の中から冷やした後はまたまた速攻でタクシーを拾って駅まで戻ります。
そして駅の中でいろいろと買い物をするわけですが、明石屋のかるかんだけは外せません。
蒸気屋やその他いろんなお店がある中、やはり甘さ控えめでしっとりもっちりの明石屋が好み。
しかも餡の入ったかるかん饅頭じゃなく、餡の入っていない「かるかん」です。
そのかるかんも切って個別包装したものではなく、切っていない棹物がおすすめ。

そのかるかんをはじめいろんな物を買い込んで駐車場へ・・・

駐車場はあえて駅に直結したアミュプラザの東駐車場にしました。
他の駐車場よりも料金は高めですが、移動のことを考えたら少しでも駅に近いほうがいいかと・・・

しかしこの駐車場、落とし穴がありました・・・

この中央駅前は慢性的に渋滞しており、特に週末や休日はもの凄いことになるそうです。
実際この日も入庫は楽でしたが出庫が地獄でした。
数十分かけて1Fに降りてきたと思えば出口から駅前の大通りまで数十分、そしてその通りを抜けて国道225号線に出るまで数十分・・・
1時間半近くかけてようやく流れに乗って走ることが出来ました。
タクシーの運転手も「鹿児島中央駅東口に集中してしまう構造がこの大渋滞を引き起こしているんですよ」と頭をかいていました。

やっとの思いで渋滞を抜け、次に向かうのは指宿。
薩摩半島の稜線部にある指宿スカイラインでいくか、海岸に沿って国道226号線で行くか悩んだのですが、天気もいいしと国道226号線を選択。

しかしこれは裏目に出たか・・・

途中まではいいんですよ、片側2車線でスムーズに流れています。
しかしその先から1車線になるととたんに流れが止まります。
ノロノロ運転で何時間経ったでしょうか?
指宿市内のある程度開けた場所になってようやく車がばらけ、やっと宿に到着。
気がつけばもう17時を回っています。
こんなことならちょっと遠回りでもスカイラインで来たほうが良かったかもしれません・・・




この日の宿は「吟松」というホテル。
ここ指宿も何となく雲仙と同じ臭いがします。
所々に廃業したホテルがあったり、ちょっとひなびた感じが似ていますね。
まぁでも指宿は他にはあまりないものもありますので、一度は行っておきたかったんですよね。

それが砂むし温泉。

この宿からすぐのところに「砂むし会館 砂楽」という大きな砂むし温泉の施設があるので18時頃行ってきました。

すっぱになって浴衣を着、サンダルを履いて海岸に降り、頭にタオルを巻いて砂の上に寝て砂をかけてもらいます。
地熱で温められた砂が体全体を蒸し上げていきます・・・
砂に覆われた体はドクンドクンという脈を強く感じるようになり、5分もするとかなり熱くなってきますがガマン・・・
だいたい15分から20分くらいでしょうか、ガマンならんと砂から這い出ます。
その後施設内の風呂やシャワーで砂を洗い流し、浴衣を回収ボックスに入れて着替えて終了~

上がった後はとにかく気持ちいい。
熱々の温泉から上がった後とはまた違う気持ちよさです。
また夕方に行って良かった。
日中は恐らく地獄のような熱さだったと思いますw

さぁ宿に戻り部屋の露天風呂にも入って夕食。
その後は毎度のごとく部屋でまったりタイムw

そして翌日の道程を考えながら床につきました・・・

| 旅::宮崎・鹿児島2018 | 01:03 | comments (0) | trackback (0) |
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