「あさかぜ」みたいな「はやぶさ」って・・・
クソ重いグレゴリーを担いで階段を上り下りして改札を出ます。
しかしなにやら改札が騒々しい・・・
何かトラブルかな?と私はそれを横目にコインロッカーへ急ぎます。
そしてカメラ関係をドンケに移してどこへ行くか考えよう・・・
その前に8日の個室が空いてないか聞いてみようと緑の窓口へ向かいました。
その途中なにやら騒がしい改札の前を通るとホワイトボードに衝撃の文字が!

「本日のはやぶさ号は熊本~博多間運休」

は?

なに運休て?

昨晩の大雨の影響で・・・?

あああああ!
昨日は博多で打ち切ったのか~!
私と同じようにこの掲示板を見たと思われる乗客たちが改札で駅員に質問しています。
騒々しかったのはこれか・・・

これを見て急いで窓口へ行きます。
「はやぶさ」の切符を見せて「どうしたらいい?」と聞くと・・・
16:10発の「有明」に乗り、そして小倉で「はやぶさ」に乗り換えろだと。

オイオイオイ

俺はここから「はやぶさ」に乗るためにわざわざ博多から出てきたんだぞ!
まぁ博多まで運休になったのは仕方ないので諦めよう。
しかし、何故に小倉まで「有明」に乗らなければならないんだ?
しかも「自由席」に乗れだと?(当然ですがw)
俺はオロネの切符を持っているんだからグリーンに乗せろよ!

なんて思いながら駅員に「博多で連絡できないの?」と問うと「博多だとはやぶさに追いつけないんですよ」と・・・

うーん、しかし諦めたくないな・・・
なにげに時計を見ると15:00。
駅員に「15:10発の有明なら博多で乗れますよね?」と聞くと、時刻表をめくりながら「そ・う・ですね・・・」と。
そして「この列車で承認もらえるか聞いてきますね」と言って奥の部屋へ・・・

急いで出てきた彼の手には承認を受けた業務連絡書がありました。
ちなみにその内容は・・・

「各関係カレチ(車掌、つまり客扱い列車長の電略) 、駅長殿。
本書をお持ちのお客様は、はやぶさ号熊本~博多運休のため便宜乗車願います。乗車列車は熊本15時10分発 特急有明22号 博多駅はやぶさ乗り換え。
原券を払い戻ししない条件 自由席にご乗車下さい。
旅客指令○○社員承認」

とあります。
しかも熊本発の時間と列車名、そして乗換駅が書き換えられて訂正印が押されています。
恐らく本日「はやぶさ」に乗車するお客のためにすでに用意されていたものをコピーして書き直したのでしょう。
しかしコピーで大丈夫なの??

とにかくこれをもらってすぐにロッカーに入れたバッグを取り出し、大急ぎでホームへ向かいます。
自由席に乗る乗客の列に並び、バッグを降ろす間もなく列車が入線。

ふう・・・

ここに来る前の博多駅では「はやぶさ」運休のことは(恐らく)告知されていなかったと思います。
まぁ博多駅にいる人は博多駅で乗るのが普通ですから、別に熊本~博多間の運休を知らせる必要もないでしょうし・・・
何よりこの手の情報が詳細に分かる2chですが、私も出発寸前までチェックしていました。
いつもなら「○~○間定通」「○時間遅れてる」「○○駅○分遅発」とか速報のように書き込まれるのですが、ここでも「博多打ち切り」や「運休」などの書き込みはありませんでした。
ですから私はこんなことになっているとは知らずに熊本へ出てきたわけです。
それが今、また博多まで戻ることになろうとは・・・w

まぁたまにはこういうことを経験するのもいいでしょう。

さて、検札にきた車掌に「業務連絡書」を見せます。

「あ、ああ~ハイハイ、分かりました」だと。

オイオイ、謝罪の言葉はなしか?
熊本に着いてすぐ博多まで戻るハメになったってことはどうでもいい。
熊本から博多まで1時間半の「はやぶさ」の旅を奪われたのが非常に残念でなりませんw

しかし、残念なことばかりではありませんでした。
実は熊本駅の窓口で承認を待つ間、8日発の上り「富士」の個室が空いていないか尋ねたところ幸運なことに一つだけ「ソロ」が空いていました。
しかも奇数番(1F進行方向向き)の真ん中寄り^^
7日発下り「富士」のシングルデラックスから速攻で乗変しました。

これで東京に一泊できる・・・助かった・・・

当初は7日のお昼に叔母さんの職場付近で落ち合っておみやげを渡し、その後昼飯食べて大宮の鉄道博物館に行く予定でした。
そしてその日の18:03発の「富士」に乗車するという強行軍となるはずでした。
それが一泊できるなら叔母さん宅でゆっくりできますし、何より「風呂」に入ることができますw

有明の座席で退屈な時間を過ごし、16時半頃に博多到着。
「はやぶさ」は17:33発ですから1時間ホームで待ちます。
その間叔母さんに連絡して一泊できることになったことを話すと「私も仕事が残っていたので助かった」と・・・
なんでも依頼された記事の締め切りが7日だったとかで、これで今日は徹夜しなくて済むと大喜び・・・

大迷惑じゃんwww

しかしこれで私も気兼ねなく東京へ行くことができます。
叔母さんの家に行くのもかれこれ20年ぶりなので楽しみです。

さて、そうこうしていると「はやぶさ」が入線してきます。



何事もなかったように博多駅の3番線に滑り込んできます。
中には当然乗客の姿はありません。
停車時間こそ短いものの、こう見ると博多始発の列車そのもの・・・

あ、昔の「あさかぜ」を思い出すな~
当時の「あさかぜ」の24系25型の編成は、機関車の轟音に続き線路のジョイント音だけを響かせながら、静かにゆっくりと4番のりばに入線してきたものです。
あの頃は長編成のブルトレは4番のりばに入線していましたが、今は工事の関係でそのホームの前側が使用できませんし、ホーム自体も昔とはずいぶん変わりました。
しかし、博多に止まる九州ブルトレで唯一残った客車6両の短い「はやぶさ」には3番のりばだろうが4番のりばだろうが関係ありませんw
昔はホームの屋根のないところまで目一杯に止まっていたのに・・・

さぁ、停車時間はわずかですので急いで乗車します。



これが1人用個室A寝台の「シングルデラックス」です。
オロネ25の0番台から改造されたオロネ15の3000番台です。
改造に伴い形式変更されたとはいえ、寝台設備は当初からほとんど変わらない元祖「シンデラ」です。
「あけぼの」や今は亡き「あかつき」のシングルデラックスは開放寝台からの改造で室内も広く豪華なのですが、このオロネ15-3000番台は室内の前後長が短くちょいと窮屈に感じます。

実はシングルデラックスに乗るのは生まれて初めてなんです。
子供の頃よく乗っていた「あさかぜ1/4号」にも同じ車両があった(当時はまだシングルデラックスの愛称はなかった)のですが、寝台料金の高さゆえ親に「個室A寝台に乗りたい」とも言えず、今年「なは・あかつき」のシングルツインに乗るまで開放B寝台しか乗ったことがなかったんです。
で、今回初めてA個に乗ることになったのですが、この車両に乗る目的がもう一つありました。
それがこれ・・・



このヘッドマーク・・・
昔のタオルには「あさかぜ」「出雲」「はやぶさ」「富士」の組み合わせだったと思うのですが、今は「さくら」「はやぶさ」「富士」となっています。
白地に赤桜のマークが懐かしいですが、すでにその「さくら」も廃止されてしまいましたね・・・

さてこのシングルデラックスですが、「独房」と揶揄されただけあってその狭さは否めません。
個室内の洗面台は重宝しますが、これが邪魔で窓側に座ると膝が入りません。
それを考えると「富士・はやぶさ」に乗るなら「ソロ」がオススメですね。
ベッド部のヘッドクリアランスは制限されますが、この「シングルデラックス」よりゆったり座れますし、料金も半額以下(開放B寝台と同じ)なのでコストパフォーマンスもいいです。

しかし生まれて初めてのシングルデラックス。
25年ほど前から一度は乗ってみたいと思っていたこの車両。

感慨無量っすw

そんな昔のことを思い出しながら外を見ていると、徐々に日が傾いてきました。
そろそろ小倉へ到着します。
小倉を出ると「富士・はやぶさ」の一大イベントが催される門司駅へ止まります。


| 鉄道::2008年夏「富士・はやぶさ」の旅 | 19:31 | comments (0) | trackback (0) |
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