東京は今日も暑かった・・・
2008年8月8日。
08/08/08となんとも縁起のよさそうなこの日、朝から晴れていいお天気です。
しかし今日もかなり暑く、ここ東京地方は猛暑日となりました・・・

昨晩寝たのがかなり遅かったため、起きたのは昼過ぎw
叔母さんはすでに仕事に出かけ、私一人で新聞を読みながらコーヒーをすすります。
今日は18時03分発の「富士」でここ東京を離れる日ですが、嬉しいやら寂しいやら・・・
久しぶりに世田谷の家に来たのでもうしばらくここにいたいと思うのですが、私もそうそう長期間休んでられませんw

とりあえず一度シャワーを浴び、そして荷物をまとめて家をあとにします。
そしてこの炎天下、重いバッグを抱えて歩くと瞬く間に汗が噴き出してきます。

さっきシャワーを浴びたばかりなのに・・・

あまりにも暑いので、駅前のコンビニでちょいと休憩して切符を買います。
すっかり様変わりしてしまった駅の様子を目に焼き付け、各駅停車に乗り込みます。
そして20分ほどで新宿に到着。
そのままJRの中央線に乗り換え東京へ・・・

荷物をコインロッカーに入れようと思ったのですが、今日はどこも空いていません。

そうか、金曜日か・・・

学生たち、家族連れ、観光客、そして何かスポーツの大会があったのでしょうか、大勢の中学?高校?の生徒たち・・・

もうすごい人で、コンコースはごった返しています。
何カ所か回ってようやく空きロッカーを見つけました^^;

さぁ、おみやげを買いますか・・・
しかし東京のおみやげって悩みますよね。
菓子系でこれだ!っていうモノがありません。
ヤケに長い行列があるなと思って見に行くと、東京ばな奈w

他にないのかよ!

もう一つの行列は東京カンパネラというお菓子。
初めて見るものなので買ってみました(食べてみましたが、なんの変哲もないチョコのラングドシャwww)

ここで東京銘菓「ひよこ」を買って帰り、福岡の”本家”「ひよこ」と食べ比べてみるか?
とバカなことを考えてみたりw

悩みに悩み抜いておみやげを買い、ちょいと休憩。
そして冷房がガンガン効いている東京エキッチンでまたアイスティーを飲み一服。
時計を見ると17時前、そろそろ弁当と飲み物やおつまみを買ってホームに上がります。

10番のりばはカメラを抱えた人が結構いますね。
私も17時20分頃入線してくる「富士・はやぶさ」を撮るべくカメラを取り出します。



今日の1レを下関まで引っ張るのはこの43号機。
このあと機関車は9番線で機回しされて逆側に連結されます。
ちなみに隣にいるのはE3系の秋田新幹線「こまち」です。



区名札の「関」は下関車両管理室所属ということで、横の流れ星マークは「寝台特急」を表しています(寝台急行は色が反転されます)



機関車を切り離し、このあと9番線を通って品川方面へ・・・



来ました来ました^^
かなりゆっくりと通過していきます。



最後尾になる「富士」のスハネフ。
「富士・はやぶさ」は上下とも「富士」が編成の後ろになります。
横の人のようにスチルカメラとビデオカメラの二刀流で撮影している方も結構います。



今日乗るのは一人用個室B寝台の「ソロ」です。
個室は1階と2階が互い違いに配置されており、2階は通路と室内の間が階段となっています。
1階のベッドの上が2階の床で、1階の天井上が2階のベッドという構造です。
寝台料金は開放B寝台と同じなので、切符が真っ先に売れる車両です。
下りでは奇数番の1階が進行方向向きとなりますが、私が乗るのも1階。



かつては「西鹿児島(日豊線経由)」だったのですが、そのあと宮崎まで短縮されて日本最長距離特急の座を「はやぶさ」に譲ります。
その後、南宮崎まで一駅延伸されましたが、現在は大分までの運転となっています。

さて、車両に乗り込んだときに車内放送が・・・

「本日、はやぶさの4号車は冷房が故障しておりご迷惑をおかけします、お詫び申し上げます・・・」

えええ~!

このクソ暑い日に冷房故障かよ!

車掌にいろいろ聞いてみると「関係各所に修理を依頼したが修理できなかった」「終点熊本までこの状態」「途中の駅で氷を追加搬入する」とのこと。
私もこの車両に行ってみましたが・・・

そこはサウナでした・・・マジで。

日中は炎天下に留置されていた車両ですので、車内の温度は想像以上。
「富士・はやぶさ」の予備車両は熊本にしかないため車両の入れ替えも不可能。
最近は乗車率が高く、特に本日は金曜日ということで寝台は満席で、他の車両への移動も不可能。
ということで4号車の乗客はこれから熊本まで18時間弱あそこで過ごさなければならないのです。
通路には大量の氷が置かれていますが、そんなもの焼け石に水です。
「金返せ~!」って言いたくなりますよね。
規則では、このまま4号車に乗車する場合は寝台料金と特急料金のそれぞれ半額(この場合は合計4750円)が払い戻されますが、あの中じゃ満足に寝ることなんてできないと思いますので寝台料金は全額払戻して欲しいでしょうね・・・

4号車の乗客の方々、心中お察し申し上げます。

幸い、私の乗るソロを含め4号車以外の車両は正常です。
たまたま4号車に乗車した人は不運だったとしか言いようがありませんね・・・

さて、18時3分。
定刻に東京駅を出発しました。
しばらくして車掌が検札に回ってきたようで、そばの部屋で対応している声が聞こえます。
そろそろ私のところか・・・と切符を用意していたのですが、その車掌慌ててどこかへ行ってしまったようですw
結局横浜を出るまで検札はなく、やってきた若い車掌も非常に疲れ切った表情をしています。
4号車の対応で大変なんでしょう・・・

その後、熱海を出たところで「このあと静岡で氷を積み込みます」と車内放送。
日が落ちて4号車の車内温度は若干落ちてはいますが、空調が止まっているせいで空気が澱んでいます。
乗客も皆一様に足下の氷の上で団扇をパタパタ・・・
そしてその氷で冷やした缶ビールで談笑中^^



これは静岡駅での様子。
停車時間は僅かですので大急ぎで運び入れます。
このあと前に向かってダッシュしていきました。
ここで足下に注目・・・
サクラ、ミズホ(消えかかっていますが)、イズモ、4号車・・・
いずれもすでに廃止されたブルートレイン(出雲の名は電車寝台のサンライズ出雲として存続)たちです。
そして東海道スジのブルトレで唯一残った「富士・はやぶさ」もこんな状態でボロボロwww

悲しくなります。。。


さて、自室で弁当を食べたあと照明を消して外を眺めます。
豊橋を過ぎた辺りで空の様子が怪しいのに気付きます。
雨こそ降っていませんが稲光がすごい・・・
名古屋、岐阜と過ぎてもそれは変わらず・・・
そして小雨が降ってきました・・・
雷雨で抑止食らって遅れたりしないだろうな・・・

個人的には急ぎの旅ではないので遅れは大歓迎なのですが、JRとしては列車の運行上避けたいし、その後の予定もある乗客は遅れてもらいたくないでしょう。
結局その後悪化する気配もなく通常運転でした。

さて、大阪を過ぎた辺りで眠くなってきました・・・
今回は徹夜する気だったのですが、歳のせいかどうしてもこの睡魔に勝てませんw
よって、携帯のアラームを広島到着時刻に設定して寝ることにしました。

| 鉄道::2008年夏「富士・はやぶさ」の旅 | 20:49 | comments (0) | trackback (0) |
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