長崎ランタンフェスティバル2008
2月21日まで開催されている長崎ランタンフェスティバルに行ってきました。
以前から一度は行きたいと思っていたのですが、見頃は日が落ちてからですので必然的に「泊まり」で行くことになります。
ですからかみさんと二人で泊まりがけ・・・って機会がなかなか作れず、このたびようやく行くことが出来ました。

って、行ったのは私一人ですが・・・^^;

小さな子供もいることですし、別にかみさんが嫌がったわけではありませんけどね。
それより私はまた別の用事があって長崎まで行くことにしたわけで、今回はどうしても一人で・・・ということになりました。

さて、長崎までは車ではなくJRを利用しました。
車で行くとちょいとあとが大変なことになりますので・・・
利用した列車は当然「かもめ」です。
この列車は昔からある特急列車で、佐世保行きの「みどり」と併結して運転されることもあります。
今回は一度乗ってみたかった“白いかもめ”です。



白い車体にレザーシートの豪華な列車です。
フロントにあるかもめのオーナメントが「マツダ」っぽく感じるのは私だけでしょうか・・・^^;

この列車の特徴の一つに「振り子式」というのがあります。
コーナーで乗客にかかる遠心力を下側に逃がすため車体が内側に傾く構造です。
高校時代にも振り子列車「しなの」に乗ったことがありますが、乗り心地が非常に気持ち悪かったですね~
あの頃の振り子列車は車体の揺れがすぐに収まらないというか、コーナーと車体とのバランスが崩れるというか・・・
あの印象があったので、今回の「白いかもめ」はどうかな?と思っていたのですが、今の振り子列車は自動制御式とのことで以前のような不快感はあまりないようです。



早速乗車です。
静かで且つスムーズですね。
気になった振り子の動作もそれほど気になりません。
十数年ぶりの振り子列車で最初はおしりが気持ち悪かったのですが、すぐに慣れます。
感覚的に言えば、車では遠心力により体が傾きますが、振り子列車はそれがバイクに乗っているかのような感じで・・・
おしりが座席に押しつけられる感じです。
鳥栖まではかなりのスピードで走ってきました。
小刻みな揺れは気になりましたが、コーナーでのあの感覚は私は気に入りました。

長崎本線に入って肥前山口を過ぎるととたんにペースが落ちます。
まぁここから先は一部を除いて単線区間で、途中信号停止で何度か止められてしまいますからね・・・
有明海を左手に望みながら進み、諫早を出るとしばらくして長崎到着です。



久しぶりの長崎駅ですね。
今はフェスティバルの真っ最中で、しかも金曜日の夕方とあって観光客がかなり多かったです。
まだ外は明るいので、日が落ちるのを待ちながらゆっくりと周辺を散策しているとようやく薄暗くなってきました。
いざ会場へ・・・
とはいうものの、最初はどこへ行けばいいのかよくわからず、人の流れについて行ってみると商店街へ・・・



おお~
アーケードの中は全てこのような状態で、非常に綺麗でした。
しかしこの人の多さですから、上ばかり見て歩いているとぶつかりますんで気をつけて・・・

会場は一カ所ではなく数カ所にあり、そこではいろんなお店やイベントが行われています。
また一段と人が多くなりテレビカメラもあちらこちらにあって、仕事や学校が終わった人、観光客、またフェスの関係者たちで大賑わいですね。


ちなみにここに写っている豚は本物です^^;


こんなのや・・・


こんなの・・・


全て手持ちだったので苦労しましたが、一応全てフラッシュ無しで撮影できました。
ってレンズが16-50だったので、内蔵のストロボではケラレてしまいますから・・・^^;



この辺になると空は完全に暗くなり、ランタン(中国提灯)の明かりがさらに華やかに感じます。
やはり春節を祝う中国のお祭りらしく、あちこちで爆竹の音がしてます。
また龍踊り(じゃおどり)、獅子舞、パレードなどで楽しませてくれます。

もうちょっと見てみたかったのですが、そろそろ例のもう一つの用事のために長崎駅へ戻ることに・・・




さて、19時47分発の列車が19時30分頃入線してきますので、それまでに弁当を買ってホームで待ちます。
駅弁を買うのも何年ぶりでしょうか・・・
ホームの端で待っているとカメラを抱えた人が続々集まってきます。
お目当ては・・・
「あかつき」です。
先日ここでも書きました京都行き寝台特急「なは・あかつき」の長崎編成。
来月14日で「なは」とともに廃止されることになり、名残を惜しむファンらがカメラ片手に大勢やってくるわけです。

そう、私も廃止前に一度はと思って長崎まできたのですが・・・

写真を撮るだけでは飽き足りませんので、15日に長崎~京都間の乗車を決意したのでした。

というわけで、明日から“「なは・あかつき」乗車記”なるものをここで2,3日にわたって記していこうと思います^^;

| 旅::その他 | 23:58 | comments (0) | trackback (0) |
疲れた・・・
昨日の話になりますが、桜を見てきました。
巷のソメイヨシノはもう葉桜になってしまいましたが、今回は去年も見に行った一心行の大桜です。
去年の経験から、見に行くなら比較的早い時間がいいと思い朝早く起きたのですが、子供の世話や準備などで出たのは8時半w
ルートは、九州道で益城熊本空港I.C.~県道36号線~県道206号線~県道28号線~県道39号線~国道325号線です。
去年は熊本I.C.~国道57号線~国道325線と分かりやすい簡単なルートで行ったのですが、目的地まであと数kmというところで大渋滞にはまり酷い目に遭いました。
すぐそこに桜が見えているのに駐車場に入れるまで1時間以上もかかりましたから、今回はその南側を走るルートを選んでみました。

結果は大正解でした^^
県道39号線と国道325号線の交差点から渋滞(国道325号線が上下線とも駐車場入り口を先頭に大渋滞のため)しましたが、それもわずか数分のガマンでしたし駐車もスムーズ。
それでも到着したのはお昼前。
高速を降りてからは非常に快調だったのですが、その前の高速でロスしてしまいまして・・・
前日寝たのが2時過ぎで、起きたのは5時半。
当然寝不足なわけでして、とてもノンストップ運転なんてできる状態ではありません^^;
ですから所々で小休止しながら走りましたので、ちょいと到着が遅れました。
もしここで去年と同じルートで行っていたら・・・と思うとゾッとしますw

さて、一年ぶりの対面です。



去年は子供がまだお腹の中にいたので、今回は初めて3人で見る一心行の大桜ですね。
ちょうど今満開で、会場では祭りも開催されていてかなりの人出です。
去年行ったときよりははるかに多いと思います。

しかしこの桜、写真を撮るのが目的で行くのならライトアップされた夜をオススメします。
昼間はそれで綺麗なのですが、いかんせんたった1本だけですから“それしか撮るものがない”んですよ。
思いっきり寄って何かと絡めて・・・と思っても、それが「一心行」と分かるように撮るのは難しいんですよね・・・
またこの桜はソメイヨシノとは違う山桜なので、どうしても茶や緑の葉っぱが目立ちます。
また花びらも若干茶色っぽくて鮮やかなピンクではありませんので余計難しいのではないかと思います。



しかしこの桜には惹かれる何かがありますね。
パターゴルフの芝で覆われた広い場所にポツンと立っています。
近くには観光バスも止まれるような舗装された駐車場もありますしトイレもあります。
この時期以外は何を目当てに人が来るのでしょうか?
そんな場所に一本だけのこの桜ですが、春を迎えるまで雨風にジッと耐えているのかと思うと「また来年来るからな」と思わずにはいられなくなる何か不思議な力があるようです。

風雨といえばこの桜、数年前に落雷で真ん中の幹がやられて可哀想な姿になってしまいました。



以前はこれが綺麗な半円を描いていたのかと思うと残念でなりません・・・

| 旅::その他 | 20:07 | comments (0) | trackback (0) |
門~関~門・・・
今日は関門海峡をグルッと一周してきました。
実は、昨日にするか今日にするか迷ったのですが、九州道の帰省ラッシュによる渋滞を避けようと考え今日にしました。
せっかくETCで安く乗れるのですから、渋滞は避けたいですよね・・・^^;

ということで8時過ぎに自宅を出発。
途中のSAに寄って皆で朝食を取り、安全運転で無事門司港に到着。
このとき時刻は9時半頃・・・
さすがに各駐車場はまだ空車の表示が多く、スイスイと駐車完了。
前回ここを訪れたときはレトロ地区の北にある門司港レトロ駐車場しか空いておらず、そこから結構歩いて回ることになったのですが、今回は海峡ドラマシップの横にある駐車場です。
門司港駅周辺にもたくさんあるのですが、今回は観光ルートを考えた上であえてここに駐車しました。

さて、ここから向かうのは門司港駅のそばにある九州鉄道記念館。
しかし今回は記念館には立ち寄らず、向かったのはそのすぐ横にある小さな駅・・・




そう、4月26日から営業を開始した門司港レトロ観光列車「潮風号」(通称やまぎんレトロライン)です。
列車といっても2両のトロッコ車両の両端に小さなディーゼル機関車を付けたかわいい列車です。
このトロッコ列車は、2004年に廃止された門司港~田野浦間の臨港線を新たに整備し直して北九州市と平成筑豊鉄道によって運営されています。
鉄道記念館駅~関門海峡めかり駅までの2.1kmを所要時間約10分で日曜祝日をメインに30分間隔で運行されています。




この列車に使われている客車は島原鉄道で、そして機関車は南阿蘇鉄道で使われていたものです。
今日は天気も良かったせいか、私たちが駅に到着した時点で大勢のお客さんが列を作って待っていました。
その後なんとか待ち時間45分ほどで乗車。
ゴトゴトと音を立てながらゆっくりとトロッコ列車は進みます・・・




天井はこのようにいろんな魚の絵が描いてあるのですが・・・




お、トンネルの中ではこのように妖しい光を放ちます(画像はブレてますがw)
この瞬間、子供たちのはしゃぐ声と大人たちの感嘆の声^^

そうしてあっという間の10分間が終わり、終着駅である関門海峡めかり駅(ちなみにここは九州最北端の駅となります)に到着。
その後ちょいと西にある関門トンネルの人道入口に向かいます。




海岸線の道を歩いていくと、目の前に関門橋が現れました。
こうやって下から見ると迫力ありますね~
そしてこの場所の直ぐ背後には・・・



そう、ここに関門トンネルの人道入り口(門司側)があります。
この人道トンネルは国道トンネル(車道)の直ぐ下に位置しており、つまりこのトンネルは車道と人道の2層構造ということ。
この入り口からエレベーターで下に降りていきます。
ちなみに利用料金は歩行者は無料、原付と軽車両(自転車など)は20円です。




おおお~
実は、私の祖父と深い関わりのあるこのトンネル、今まで車道は何度も通っていましたが人道は初めてです^^;
外は強い日差しでかなり暑かったのですが、中は冷や~^^
ちょっと湿気が多いかな?と感じますが、なかなか快適です。
自転車や原付バイクを押して歩く人も結構いました。
しばらくは緩い下り坂が続きますが、上の車道を走る車の走行音が時々聞こえてきます。




そしてここが県境。
意外とあっさりしてますね^^;
そして今度は緩やかに上っていくと下関に到着です。




ここが下関側の人道入口で門司側とそっくりな造りです。
門司からゆっくり歩いて15分ほどですかね・・・
涼しくてなかなか快適でしたよ^^
子供はとても楽しそうに門司からずっと走ってきましたので、ちょいとお疲れの様子。
そばのベンチで冷たい飲み物でも飲んで小休止しますか・・・

ということで、続きはまた明日。

| 旅::その他 | 22:54 | comments (0) | trackback (0) |
壇ノ浦~唐戸、そして和布刈・・・
関門国道トンネルの人道入口(下関側)の目の前を国道9号線が走っており、それを挟んだ海岸沿いは「みもすそ川公園」として整備されています。




この5門の大砲は、幕末の下関戦争で使用された長州砲のレプリカ(FRP製)です。

そしてその先にもう1門・・・




こちらはその戦争で使われて、フランスが戦利品として持ち帰ったものが日本に里帰りした大砲のレプリカです。






そしてこれは源平合戦最後の地となったここ壇ノ浦の古戦場址碑と、源義経と平知盛の銅像。
横には平知盛がまだ幼い安徳天皇を背負って入水したとされる石碑もあります。

その他まだまだ見所はあるのですが、そろそろ腹も減ってきたので唐戸市場まで行きます。
そして唐戸市場で美味い海の幸をたらふく頂き、桟橋付近をぶらぶらと散策し唐戸市場を撮影。




ここ唐戸埠頭はカモンワーフや唐戸市場、そして海響館という水族館など綺麗に整備されており、またかなり広々としていますのでまったりとくつろぐことができます。


さぁ、あまりゆっくりすると帰宅が遅くなりますので、桟橋から関門連絡船に乗って門司港に戻ります。
この桟橋からはあの巌流島(船島)への観光船も出ており私も実は行ってみたかったのですが、これはまたの機会に・・・

その後10分ほどで門司港に到着。
そしてここから駐車場まで戻るのですが・・・

昨日書いたように、駐車場をわざわざドラマシップ横にしたのはこの関門連絡船ののりばに近いからなんですね。
恐らく子供は歩き疲れて機嫌が悪くなるだろうと予想してこのような計画を立てていったのですが、まさにドンぴしゃw
ちょうど眠くてグズグズしてきたところだったので良かった・・・^^;

車に乗り込むと子供はバタンキューでおやすみです。
しかしこのあとすぐに福岡まで帰らず、北にある和布刈公園の展望台まで車で行くことにしました。




古城山をグルッと回る周回道路(一方通行)で和布刈公園の第二駐車場に止めて海峡を眺めます。
眼下には関門海峡と高速道路、そして関門橋・・・
その関門橋の橋脚と高速道路の間を縫うように車を走らせ、この日トロッコ列車で着いた駅近辺に降りてきます。
そしてまた門司港市街まで出て門司インターを目指します。

実は初めてここ門司港を訪れたとき、帰りは門司港インターを目指して走っていたのですが、門司港インターは下関方面の出入りしかできないんですw
門司港北側から車を走らせると真っ先に現れる高速道路の案内が「門司港I.C.」なので、知らない人はここを目指してしまいます。
実際その時私以外にも久留米、佐賀、熊本ナンバーの車が門司港インター入り口でUターンしてましたからwww

ですから今回は間違うことなく門司インターから九州道に乗りました^^

そして17時頃無事に帰宅。
この日は日差しが強かったため、少々日に焼けましたかね~

さて、子供もかみさんも楽しんでくれましたのでとても良かったのですが・・・
唯一残念だったのは、カメラのセンサーについたゴミですかねwww




終わりに和布刈公園の駐車場から見た門司港レトロハイマート。
横にゆっくりと記念館駅に向かうトロッコ列車が・・・
今回は子供とトロッコ列車のツーショットをゆっくり撮ることができませんでしたので、いずれまた乗りに来たいと思います。

| 旅::その他 | 22:36 | comments (0) | trackback (0) |
3年ぶりのランタンフェスティバル・・・
3年前は私一人で楽しんだランタンフェスティバル。
今年は子供も連れて家族で見に行ってきました。
3年前もそうだったのですが、この日もかなり寒い・・・
しかも出発日の朝はうっすらと雪が積もっており、その日の天気予報も「雪」とのこと。
一応JRは平常通り動いているようなので、博多駅へ出発。




九州新幹線全線開通までちょうど1ヶ月となった博多駅の姿。
3月3日に新装オープンを控えた駅ビルの外観はご覧の通り。




その正面には直径6メートルの大時計がその時を刻み始める日も目前となりました。


さて、この日は週末とあって長崎行きの「かもめ」はかなりの乗車率。
私の乗った列車も指定席は満席で、自由席の乗車口には長蛇の列が出来ていました。
幸いグリーンが取れていたのでその列に並ばずに済みました^^

そして出発して約2時間後に長崎駅に到着。
予約しているホテルのチェックインは15時ですから、まだ3時間ほどあります。
駅ビルの中のロイホで昼食を取り、とりあえず荷物だけ預けようとホテルに向かいます。

列車同様にホテルもこの週末はどこも満室で、早めに予約していて良かった・・・

ホテルに到着すると「お部屋はすでに準備できておりますのでチェックイン出来ますよ」と嬉しい対応。
ならばとお願いして部屋で小休止。
すると子供はベッドで速攻寝てしまい、私もかみさんも夕方まで寝ることにw

そして17時頃にホテルを出発。
そこから一番近い中央公園会場から見て回ることにしました。




あたりはまだ若干明るくて、もうちょっと暗くなればランタンの明かりも映えます。




前回の時もそうでしたが、この日もかなりのお客さんで大賑わい。
ただこの時点ではまだまだ序の口だということをあとになって知ることになります・・・

その後ブラブラ歩いて行くと中華街の入口に・・・




新地町の中華街はもはや黒山の人集り・・・
必死の思いでその中を抜けていくと湊公園の会場に到着。

到着したはいいが、あまりの人の多さに入場制限がかかっておりなかなか中に入れませんw
やっとの思いで中に入るも写真どころではありません。
とにかく子供の手をしっかり握って、これだけは見せておこうと思った豚の顔が並んだ祭壇に子どもを連れて行きます。

怖がるかと思いきや「ブタさんの顔がいっぱい~♪」となにやら嬉しそうwww

その後いろんなランタン・オブジェを見て楽しんだあと、必死の思いで外に出るとドッと疲れが・・・




とりあえず今年の干支であるうさぎのオブジェを撮ってさようなら・・・
人の多さに驚くと同時に、ISO1600とか3200でもフツーに撮れてしまう今のカメラに感動した一日でありましたw

| 旅::その他 | 00:14 | comments (0) | trackback (0) |

  
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