2009,09,02, Wednesday
鹿児島中央を出発した「富士」は錦江湾沿いを走り抜けます。
私は併走する車達を横目に弁当を平らげ、あとはただボ~っと何も考えずに車窓を眺めます。
街中ではいろんな施設の明かり・・・
また人家の少ない地域では遠くをゆっくりと流れる民家の明かり・・・
そして突然目の前を横切る踏切の赤い光と音・・・
レールのジョイント音が激しくなり通過する駅の様子・・・
単線ですからすれ違う列車はありませんが、夜間の車窓を楽しむのにはこれで十分です。
夏場は民家の中まで見えてしまうこともあり、他人のプライベートがチラッと垣間見えて笑えますwww
最初の客扱い停車駅である隼人駅を出ると日豊線は内陸を走って宮崎県入り。
そして都城、宮崎と停車して日向灘沿いを北上し延岡駅に停車。
ここまで要した時間は4時間・・・
まさにあっという間にここまで来てしまいました。
あとは大分を経て終点門司港を目指すわけですが、大分からの所要時間は約4時間。
大分着が午前1時半頃ですから、5時半には門司港に到着できる計算になります。
しかし門司港駅の到着予定時刻は10時半頃・・・
それまで幾度と運転停車を繰り返しても5時間も時間調整出来ません。
じゃどうするのか・・・
なんと・・・
大分駅で5時間も運転停車をするんですwww
今まで一つの駅に5時間も停車する列車に乗ったことなどありません。
客扱いがあれば車外に出ることが出来ますし、日中の時間なら一旦途中下車してちょいと観光でも・・・なんてこともできます。
しかし今回の大分駅での停車は”運転停車”であり、基本的にドアは開放されません。
乗客はその間一歩も外に出られず車内に缶詰状態なわけです。
大分発が6時半頃ですので、その頃には夜も明け始めて明るくなっている頃です。
写真を撮ろうにもドアが開かなければ出られないわけで、写真目当てで訪れた人たちが撮っている様子を車内から指をくわえて見ていることになります。
しかも今回は好意で丸富士のヘッドマークを掲げてくれていますので、乗客の中にも「是非撮りたい」と思う人は多いことでしょう・・・
しかし!
JR九州はその辺もちゃんと考慮してくれていました。
5時~出発まで約1時間半はドアを開けてくれるのです。
ホームで写真を撮るのも良し、改札を出てコンビニで買い物をするのも良し、タクシーに乗って銭湯でさっぱりしてくるのも良し・・・
外の空気を吸ってリフレッシュ出来る時間をちゃんと用意してくれました。
そのことは乗車前から分かっていたわけでして、その時間は是非外に出てみようと思っていました。
ですから、延岡を出たあと携帯のアラームを5時前にセットしてしっかりと寝ることにしました。
そして午前5時ジャスト・・・
なんの前触れもなく「プシュ~!」という音と共にドアが開き、まだ薄暗い大分駅のホームに降り立ちます。
「富士」を見ようと訪れている人も結構いますが、列車の運行はまだ本格的に始まっておらずとても静かです。
スハネフのディーゼルエンジンの音がヤケに大きく感じます。

出来れば隣のホームから撮りたかったのですが、機関車の撮影はホーム長の違いで停車ホームからしか撮影できません。
また結構な数のファンが一生懸命撮影しており、なかなかポジションも決まりませんし、ヘッドライトの直撃を受けてゴーストの嵐www
仕方なくちょいと横から撮ってみました。
機関車の中には運転士の姿はなく、どこかで仮眠を取っているのでしょうか?

列車案内板には「寝台特急 富士」の文字が・・・
定期列車でもないのにこのように表示してくれるなんてありがたいですよね。
さて、もうちょっと明るくなるまで駅の外に出てみることにしました。
改札を出てコンビニに入ってみます。
恐らく乗客と思われる人たちが相当数います。
私も飲み物を大量に買い込みました。
一旦車内に戻って小休止。
外はみるみる明るくなってきました・・・


この頃になるとソニックなど他の列車の運転も始まり、他のホームでも乗客の数がだんだんと増え始めてきます。
空は明るくなってきましたが、どうも雲が多いですね・・・

その後もう一度改札を出て大分駅を撮ってみました。
道路には所々水たまりがあり、どうやら雨が降ったようですね・・・
この日は日曜日でサラリーマンの姿はなくとても閑散とした駅前でしたw
さて、そろそろ車内に戻りましょう。
ホーム上は相変わらず見物人で賑わっています。
私もしばらくホームからその姿を眺めます。
真っ青な車体は早朝の駅にも良く合いますね^^;
車内はカーテンやブラインドを下ろした窓が多く、点々と方向幕の明かりが続いています。
昼間の騒々しいホームではなく、こういう静かなシーンではブルトレの車体が一層と旅愁を誘います。
さぁ・・・
貴重な1時間半もあっという間に過ぎ去り、ここ大分駅を出発。
そして門司港駅を目指して日豊本線を北上していきます。
私は併走する車達を横目に弁当を平らげ、あとはただボ~っと何も考えずに車窓を眺めます。
街中ではいろんな施設の明かり・・・
また人家の少ない地域では遠くをゆっくりと流れる民家の明かり・・・
そして突然目の前を横切る踏切の赤い光と音・・・
レールのジョイント音が激しくなり通過する駅の様子・・・
単線ですからすれ違う列車はありませんが、夜間の車窓を楽しむのにはこれで十分です。
夏場は民家の中まで見えてしまうこともあり、他人のプライベートがチラッと垣間見えて笑えますwww
最初の客扱い停車駅である隼人駅を出ると日豊線は内陸を走って宮崎県入り。
そして都城、宮崎と停車して日向灘沿いを北上し延岡駅に停車。
ここまで要した時間は4時間・・・
まさにあっという間にここまで来てしまいました。
あとは大分を経て終点門司港を目指すわけですが、大分からの所要時間は約4時間。
大分着が午前1時半頃ですから、5時半には門司港に到着できる計算になります。
しかし門司港駅の到着予定時刻は10時半頃・・・
それまで幾度と運転停車を繰り返しても5時間も時間調整出来ません。
じゃどうするのか・・・
なんと・・・
大分駅で5時間も運転停車をするんですwww
今まで一つの駅に5時間も停車する列車に乗ったことなどありません。
客扱いがあれば車外に出ることが出来ますし、日中の時間なら一旦途中下車してちょいと観光でも・・・なんてこともできます。
しかし今回の大分駅での停車は”運転停車”であり、基本的にドアは開放されません。
乗客はその間一歩も外に出られず車内に缶詰状態なわけです。
大分発が6時半頃ですので、その頃には夜も明け始めて明るくなっている頃です。
写真を撮ろうにもドアが開かなければ出られないわけで、写真目当てで訪れた人たちが撮っている様子を車内から指をくわえて見ていることになります。
しかも今回は好意で丸富士のヘッドマークを掲げてくれていますので、乗客の中にも「是非撮りたい」と思う人は多いことでしょう・・・
しかし!
JR九州はその辺もちゃんと考慮してくれていました。
5時~出発まで約1時間半はドアを開けてくれるのです。
ホームで写真を撮るのも良し、改札を出てコンビニで買い物をするのも良し、タクシーに乗って銭湯でさっぱりしてくるのも良し・・・
外の空気を吸ってリフレッシュ出来る時間をちゃんと用意してくれました。
そのことは乗車前から分かっていたわけでして、その時間は是非外に出てみようと思っていました。
ですから、延岡を出たあと携帯のアラームを5時前にセットしてしっかりと寝ることにしました。
そして午前5時ジャスト・・・
なんの前触れもなく「プシュ~!」という音と共にドアが開き、まだ薄暗い大分駅のホームに降り立ちます。
「富士」を見ようと訪れている人も結構いますが、列車の運行はまだ本格的に始まっておらずとても静かです。
スハネフのディーゼルエンジンの音がヤケに大きく感じます。

出来れば隣のホームから撮りたかったのですが、機関車の撮影はホーム長の違いで停車ホームからしか撮影できません。
また結構な数のファンが一生懸命撮影しており、なかなかポジションも決まりませんし、ヘッドライトの直撃を受けてゴーストの嵐www
仕方なくちょいと横から撮ってみました。
機関車の中には運転士の姿はなく、どこかで仮眠を取っているのでしょうか?

列車案内板には「寝台特急 富士」の文字が・・・
定期列車でもないのにこのように表示してくれるなんてありがたいですよね。
さて、もうちょっと明るくなるまで駅の外に出てみることにしました。
改札を出てコンビニに入ってみます。
恐らく乗客と思われる人たちが相当数います。
私も飲み物を大量に買い込みました。
一旦車内に戻って小休止。
外はみるみる明るくなってきました・・・


この頃になるとソニックなど他の列車の運転も始まり、他のホームでも乗客の数がだんだんと増え始めてきます。
空は明るくなってきましたが、どうも雲が多いですね・・・

その後もう一度改札を出て大分駅を撮ってみました。
道路には所々水たまりがあり、どうやら雨が降ったようですね・・・
この日は日曜日でサラリーマンの姿はなくとても閑散とした駅前でしたw
さて、そろそろ車内に戻りましょう。
ホーム上は相変わらず見物人で賑わっています。
私もしばらくホームからその姿を眺めます。
真っ青な車体は早朝の駅にも良く合いますね^^;
車内はカーテンやブラインドを下ろした窓が多く、点々と方向幕の明かりが続いています。
昼間の騒々しいホームではなく、こういう静かなシーンではブルトレの車体が一層と旅愁を誘います。
さぁ・・・
貴重な1時間半もあっという間に過ぎ去り、ここ大分駅を出発。
そして門司港駅を目指して日豊本線を北上していきます。
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