14年ぶりだそうで・・・
以前ここで「ヨシムラのデジタルテンプメーターは加工修理して使うか、それとも新しく買い直すか考える」と書きました。
あれからしばらく経ちましたが、結局買い直すことにしました。(以下長文)




左がそれまでZX-10に付けていたヤツで、右が新たに買い直したヤツですがパネルのデザインが違います。
なんでも今年の4月はじめ、14年ぶりにリニューアルしたばかりだそうです。
新タイプといってもパネルのデザイン以外変わったところは無いようですが^^;
私が以前マルチテンプメーターを買ったのは発売直後でしたので、もうあれから14年も経つんですね・・・

さて、私はそんなテンプメーターがリニューアルされることなど知るはずもなく、気持ちのタイミングさえ合えば買うのはいつでもいいと思っていました。
そしてここ最近はハンドルやその他諸々のパーツを見に何度もバイクセブンに足を運んでいたのですが、そのたびにテンプメーターを買おうかどうか迷って結局今まで買わずにきました。
しかしある日、突如新タイプに切り替わったのを見て思わずその場で買ってしまいました^^;
しかもちょうどオイル交換を考えていたときなので、ここで買わなければ恐らく次回のオイル交換まで買うことはなかったでしょうね。

ってことで、昨日のオイル交換時にドレンボルトをセンサーボルトに交換しておき、今日メーターを取り付けました。
午前中いろいろ忙しかったので作業は後日ゆっくり・・・と思っていたのですが、ソフトバンクの負け試合を見たあとでムシャクシャしていたので気晴らしに急遽作業開始です^^;
あらかじめオイル交換前の数日間は配線処理や取り回しなどの下準備をしておいたので、今日はその確認をしながら取り付けるだけなのでそれほど時間はかかりませんでした。

その前にまず配線についてですが・・・
センサーからのコードは付属のスパイラルチューブで保護するのですが、私は個人的な好みで別途購入した内径3mmのコルゲートチューブを使いました。
スパイラルチューブよりも曲線部の自由度が高いし、見た目もスッキリしてますからね。

次に電源はどこから取るかでしばらく悩みました。
先日フェンダーレスキットを取り付けたときに余ったナンバー灯のカプラを使おうと思っていたのですが、付属の電源コードが届かず延長するしかありません。
電源コードは出来るだけ短いほうがいいですから、あのカプラは諦めてメーターから近い場所を探しました。
サービスマニュアルの配線図をジーッと見てイグニションONで通電するラインを探します。




ちなみにメーターキットには電源割り込み用のエレクトロタップが付属していましたが、私はこれは使いません。
場合によっては接触不良や断線の危険性がありますし、何より既存のラインを傷つけることは極力避けたいです。
私は実際に今から15年以上前に初めて取り付けたセキュリティで痛い思いをしましたから、それ以来このタップは使わないことにしていますw
まぁ正しい使い方をすれば問題ないといいますけど、使わずに済むならそれに越したことはありません。
ということで今回はウインカーリレーのカプラに延長カプラを割り込ませることにしました。




リレーのカプラは110型3Pカプラですので、このように延長カプラを作成してプラスのラインを分岐させました。
このとき端子に2本分の電線を圧着させるのですが、小さな110型端子に2本圧着させるのはちょいと難しかったので片方(メーター接続側)は少し細い電線にしました。
細いっていってもメーターから伸びる電線と同じサイズなので問題はないでしょう、たぶん・・・w

次にこの細い電線にギボシ端子を取り付けます。
今回は防水ギボシカバーを使うのですが、この電線はそのカバーにはちょいと細すぎますし、ギボシもちゃんとカシメられるかが心配です。




そこでカバーの部分だけ熱収縮チューブを被せて線を太くさせ、カバーの防水性の確保と端子の圧着もしっかり出来るようになりました。
このあとギボシ端子を付けますが、その前に防水カバーを通しておきます。




芯線も細くて抜ける心配がありますので、ちょっと長めに残して折り返します。




まずは芯線部分を先にカシメて抜けないかどうかチェックします。




そして最後に被覆部分をカシメます。




そして最後に防水カバーの切り欠きをギボシに合わせて挿入。
このあと延長カプラからの電源ラインにもギボシ端子を付けて終わり。

ここで一つ注意点を・・・

ギボシ端子は車体側からのプラス線にはメス端子を使いましょう。
オス端子を使うと端子がむき出しになりますので、車体に触れてショートする危険性が高くなりますからね。


さぁ、これで配線の準備は整いましたので装着するだけですが、ここでもしばらく考えさせられました・・・
メーターをどこに付けるか、ということを。

まぁこの手のバイクに付けようと思ったらミラーホルダーかハンドルマウントくらいですよね・・・




スピードメーターに近い上側に付けようかな?とも思いましたが、ブレーキホースとバーパッドが邪魔でよく見えないので下側に付けました。
ステーはアクティブのメーター用ステーです。
ヨシムラ製のは角度がついていないし、何よりカーボン製なので高すぎます。
このアクティブのステーにはロングボルトとカラーが付いていましたが、ここでもバーパッドが邪魔でロングボルトが入らないのでカラーは使わず標準のボルトでそのまま固定します。
ボルトのねじ込み長が僅かに短くなりますが、恐らく大丈夫でしょう・・・w




下に付けた際に一番気になるのは、ハンドルを切ったときのタンクとのクリアランスです。
今回の場合はハンドルを右に切ったときが問題になりますが、まぁ何とか大丈夫のようです。




メーターの点灯確認は接続時にしておきましたが、最後にエンジンをかけて各数値が正しく表示されるか確認して終了~

さぁこれで気になっていたテンプメーターは無事取り付けられました。
今はいろんなメーカーから多機能(スピード、タコ、距離、最高速度計測とかw)でしかもこのヨシムラのより安価なデジタルメーターが出ていますが、私はそれほど多機能なものはいりません。
電圧と油温さえ分かれば十分ですから・・・

| モーターサイクル | 23:01 | comments (2) | trackback (0) |
コメント
まさかギボシのドアップ写真を拝見出来るとは思いませんでした(笑)。
でも凄く綺麗な仕事ですね。
私はあまりの作業のまずさ加減から、この手の写真は載せられません(^_^;
| たにやん | EMAIL | URL | 10/05/14 19:12 | 1817qmHo |
たにやん 様こんばんは。
私もギボシの画像をこんなに載せるのはよそうかと思ったのですが、細い電線を処理する際に参考になればとあえて載せさせていただきました^^;
なにぶん素人ですので一発で綺麗に仕上げることは出来ませんでした。
まぁそれは私も予想していたことですので予備のギボシは腐るほど用意しており、そしてそれをいくつも犠牲にして予習したことはここだけの秘密です^^;
| ごりぽん | EMAIL | URL | 10/05/14 22:25 | grbPzPek |
コメントする








この記事のトラックバックURL
http://white-momiji.chicappa.jp/tb.php/283
トラックバック

  
PROFILE
CALENDAR
S M T W T F S
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
<<   05 - 2024   >>
LOGIN
現在のモード: ゲストモード
USER ID:
PASS:
CATEGORIES
COMMENTS
TRACBACK
OTHERS
POWERED BY
ぶろぐん
SKIN BY
ゲットネット...¥
高精度自由雲台なら