もういっちょ「あさかぜ」を・・・
先日変わったヘッドマークを付けた「あさかぜ」をご紹介しましたが、その際「これ一枚・・・」と書きましたがもう一枚ありました。
実はこのフィルムも含めていくつかのフィルムは保存状態がかなり悪く、退色・変色、シミ、傷のオンパレードでした。
ですから一応補正をかけてスキャンしてみたものの、その後の修正がめんどくさくて放置していたのです。
そのフィルムの中に一コマだけあのヘッドマークを付けた姿を見つけたので、他のコマも含めてなんとか見られる状態まで修正して載せてみます。




ED76の1019号機に掲げられたヘッドマークは紛れもなくあの「下三本」のヘッドマークですね。
東京からやってきた「あさかぜ1号」は、博多駅で乗客を降ろしたあと小運転線を通って寝床である竹下客車区へと帰っていきます。
博多駅からはしばらく下り本線側を走行し、国道385号線美野島アンダーパスのところで立体交差して本線の西側に出てきます。
画像の手前側の線路はかつての筑肥線の線路で、その線路とはシーサスクロッシングで合流&竹下と美野島に分岐されていました。




この画像は先ほどの南側、ちょうど筑肥線との分岐点付近です。
かつて筑肥線は矢印方向に九州松下電器の横を大きく右にカーブして伸びており、国道385号線の跨線橋あたりに筑前箕島駅がありました。
現在のこの場所はJR九州の美野島寮とその駐車場があり小運転線も複線となっていますが、当時はこんな感じで結構開けて見通しもよかったんですよね。
博多駅から竹下に帰る列車を見るのにはもってこいの場所でした^^




こちらは竹下客車区を出て博多駅に回送される「あさかぜ4号」です。
このように上りの本線だけちょいと高い位置を走っています。
こうやって夕暮れ時に下から見上げる「あさかぜ」は、長旅を前にした緊張感や使命感みたいなものを漂わせて、ゆっくりゆっくりと博多駅に向かっていきました・・・

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