続くとは言うが・・・
もう先週の話ですが、東京の叔父(私の母の兄)が亡くなりました。
そして叔父の年が70歳だと聞いたときは驚きました。
まだまだ若いと思っていた彼もすでに古希を迎えていたのか、と。
しかしいくら70歳とはいえまだ私の父よりも若い年齢、しかも今まで健康そのものだったのに・・・

彼が病気だと知らせが入ったのは去年の暮れ。
どうも胃の調子がおかしいということで検査したところ胃癌との診断。
そして年明けすぐに全摘手術を行ったばかりでした。
それから2ヶ月も経たず他界するとは・・・

そう、あの恐ろしきスキルス胃癌だったのです。
この癌は異変に気がついて受診したときにはすでに手遅れというケースが多く、彼も同様だったようです。
胃を摘出したはいいが、すでにあちこちに散らばって手の施しようがない状況だったようです。

そして退院後は自宅療養中だったのですが、あまりにも早すぎます・・・
まだやり残したことはたくさんあったでしょう。
そしてできる限りのことをやって旅経ちたかったと思います。
しかしそんな猶予も与えられず彼は亡くなってしまいました・・・

ちなみに叔父はカメラマンです。
特にネコばかりを撮ってきたカメラマンで、猫写真家と言っていいでしょう。
ネットなどにはほとんど出てませんがカレンダーは毎年大小出していましたので、もしかしたらご存じの方もいらっしゃるかもしれませんね。
ここ10年くらいは仕事のペースを落としていたそうですが、それでも猫の写真はずっとずっと撮り続けてきました。
そんな叔父はほとんど一人で仕事をこなしてきたため、撮りためた写真・データはすべて自分で管理していたそうです。
しかし彼が亡くなったあと、自宅内の暗室と作業場にあるその膨大なデータをどうすればいいのか、そして今後の人生どう生きていけばいいのか、ただ残された叔母は呆然とするのみです・・・

まだ元気だった最愛の人が突然病に倒れ、そして治療の甲斐もなくこの世を去ってしまう。
今までそんなことを想像したとしても漠然と「悲しい」とか「いやだ」なんて言葉しか浮かびませんでした。
しかし今回の叔父の死で改めて考えさせられました。
私も今年でもう40歳で不惑とはいいますが、未だに迷いだらけの人生です。

自分の生き方に確信を持っているだろうか?

そんな自問に堂々とYESと答えられる・・・
早くそのような人間になりたい。

| 独り言 | 23:54 | comments (0) | trackback (0) |
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