宿へ・・・
あらかじめホテルに伝えておいたチェックイン時刻である15時はすでに過ぎており、ちょっと急いでホテルに向かいます。
途中「日の駅フェニックス」に立ち寄ります・・・






眼下には「鬼の洗濯板」が広がり、最高のロケーションです。
山側の展望所や階段で海に下りることも出来ますが、あまり時間がないので今回はパスw

そしてまた国道220号線を北に進んで県道377号線に入ると青島。
フェニックスが立ち並ぶ綺麗な道路沿いに本日泊まるホテル「青島パームビーチホテル」があります。




9階建てでそれほど大きなホテルではありませんが、とても綺麗です。
しかも客室の目の前はすぐにビーチで眺めは最高。
本日泊まった部屋は最上階にあるデラックスツイン。
フツーのツインとの違いは”ベッドの大きさ”と”最上階か否か”です。






部屋からの眺め・・・
すぐ目の前に海が広がり、大勢のサーファーが波乗りに興じていました。

ちなみにこのホテルに隣接する「こどもの国」は私が子供の頃に一度行ったことがありますが、あまり”楽しかった”という思い出はなくちょっと寂れた感じだけが印象に残っています。
ホテルを運営する会社が「こどもの国」も運営しておりホテル内から入園できるのですが、今回は時間の都合もあってパスしました。




ホテルを出て散策してみます。
海岸とホテルの間には遊歩道が整備されており、とてもいい感じ^^
そこから青島もすぐなのですが、次回来たときは渡ってみましょう。


さて、夕食はバイキングです。
バイキング形式の食事としてはかなりの種類を揃えてあり、和食と洋食、寿司から焼肉までなんでもあります^^;
子供も疲れているので早めに切り上げて風呂に入り、フカフカのベッドでお休みなさい・・・

| 旅::宮崎・阿蘇の旅 | 18:56 | comments (0) | trackback (0) |
馬ヶ背へ・・・
潮騒の音で目を覚まします。
外はまだ薄暗いのですが、早くも数人がサーフィンに興じています。

今日も晴れるといいな・・・

と思って窓を開けたところ、曇り・・・

ン?
どうやら雨が降っているようです。




日が出て多少明るくなってくるとその雨がハッキリと見て取れ、空には厚い雲が・・・
テレビをつけて天気予報を見てみると「朝まで雨が残るがその後晴れる」とのこと。
出発までに晴れてくれればいいなぁ・・・

しばらく窓を開けて外を眺めます。
この雨の中でも数人のサーファーが見えます。
天気は悪いですが波が高めなのでかえっていいのかもしれませんね。
日が昇ってすっかり明るくなるとさらに多くのサーファーで賑わっていました。

さて、ちょっと早めに朝食をとりチェックアウトの準備をします。
この日の予定は、ここ青島を出発して国道10号線を北上して日向市に立ち寄り、そこから西に進路を変えて阿蘇まで向かいます。

チェックアウト後荷物を車に載せ、子供をチャイルドシートに縛り付けいざ出発!

まずは国道220号線に乗って宮崎市内を目指します・・・
その後国道10号線に入る予定だったのですが、せっかくだから海岸線の一ッ葉有料道路を通ってみようということになり予定を変更。
地図(ナビなんかありません)を見る限り海岸線でいい感じだったんですが、両サイドは松林で覆われて海なんかほとんど見えませんでしたwww
ただ、ひたすら真っ直ぐに伸びたきれいな道路は通行量も少なく快適でした。

この有料道路は終点以降そのまま国道10号線となり、あとはひたすら北上するだけ。
高鍋、美々津と過ぎるといよいよ海沿いに出ます。




日向市の南にある「道の駅日向」で休憩。
この頃になると天気はすっかり回復し、南国宮崎にふさわしい晴天となりました。
高鍋辺りまでは雨が降ったり止んだりの天気だったんですが、いつの間にか空の雨雲はどこかに消えてなくなってました。

晴れれば気持ちいいのですが、かなりの暑さです。
日の当たる場所ではその真夏のような日差しで汗が噴き出してきます。
冷たい飲み物で体の中から冷やし、日向市へ向けて国道10号線をさらに北上。
その後県道23号線に入り、馬ヶ背方面へ・・・

所々1.5車線になる道をくねくね上っていくと馬ヶ背観光案内所の駐車場に到着。




ここからは遊歩道で馬ヶ背まで歩いていきます。




狭い遊歩道ですがこの木陰は助かります。
ひんやりと涼しいこの小道をさらに登っていきます・・・




しばらくすると日本最大級の柱状節理の断崖が現れます。

そして、その先に進むと左右が開けていよいよ馬ヶ背です。

| 旅::宮崎・阿蘇の旅 | 22:52 | comments (0) | trackback (0) |
圧巻の日向岬・・・
馬ヶ背の名の通り、馬の背中のように細く盛り上がった岩場を慎重に歩いて先端の展望台まで行きます。
展望台といっても幅2mほどの狭い場所に腰掛けが一つ設置されているだけですが、そこからの眺めは絶景です。
しばらく無言で海のパノラマを堪能します。






リアス式の海岸線がここから見ると良く分かりますね。




来た道を先端の展望台から見るとこんな感じ・・・
言葉では言い表せませんが、とにかく迫力満点。

ここからずっと海を眺めているだけでも飽きることはないのですが、あまりゆっくりしていると阿蘇到着が遅くなるのでそろそろ戻ります。

来た道を戻り駐車場のある案内所に着いたときは一同汗びっしょりw
幸い案内所では軽食と喫茶もありましたので、ここでかき氷など食べて体を冷やしました。

その後もう一カ所見てきたのがこれ・・・




ここに来ると願いが叶うと言われているクルスの海。
クルスとはポルトガル語で十字を意味します。
ここで子供の健康と道中の安全を祈願して日向岬とお別れです。

その前に、ここから阿蘇までのルートを我が家のナビ(かみさん)で確認。
国道10号線を北上して延岡の南で国道218号線に入って高千穂、高森経由で行くか、もっと北から国道326号線に入って豊後大野、豊後竹田経由で行くか・・・
ざっと見た感じでは前者のほうが距離は短そうですが、山間部の割合が少なそうな後者を選択。

ルートが決まったところで阿蘇は内牧温泉を目指して出発です。

| 旅::宮崎・阿蘇の旅 | 22:06 | comments (0) | trackback (0) |
日向~豊後~肥後・・・
この日は平日とあってか国道10号線は比較的交通量が少なく快調なペースで北上します。
なにげに燃料計を見ると針はまだ1/4強の位置を指しています。
しかしこの先山間部に入るとスタンドを見つけるのも困難になるでしょうし、何より街中のほうが安いだろうと思ったので延岡の市街地で給油。
このときトリップメーターの数値は約500kmで、給油量は42L。

ほぉ~

およそ12km/lですか・・・
あまり燃費を気にして走っていたわけではないのに、かなりいい数字。
この2.2Lの直6エンジンは、トルクもパワーもそれほど大きくはありませんがよく回るエンジンなんでついつい踏んじゃうんですよねw
だから普段の燃費はだいたい6~7km/lであまりよくありませんので、この12km/lという数字には大変驚きましたw

延岡で給油後さらに北上して国道326号線(三国街道)に入ります。
ここから内陸の山間を走ることになるのですが、道はきれいに整備されてとても気持ちよく走れました。
交通量も少ないのでかなりのペースで進みます。
その後、豊後大野で国道502号線(日向街道)に入り、進路は北から西へ・・・
竹田市から国道57号線(豊後街道)に入ってあとは阿蘇までひたすら走ります・・・

山道を抜けると急に肥やしの臭いが鼻につきます。
周りを見ると紛れもなく阿蘇の風景です。

国道57号線から国道212号線に入ってしばらく走ると今日の宿がある内牧温泉に到着。




今日の宿は「湯の宿 入船」です。
日向岬を出発しておよそ3時間でここまで来ました。
今日はチェックイン予定時刻である17時までに無事到着(画像は朝撮ったものです)。

この宿は”旅館”というよりも”民宿”ですが「町湯と呼ばれる大衆浴場で民宿もやっています」って感じですね^^

泊まる部屋は、子供がいつでもすぐに寝られるようにとツインベッドの部屋を取っておきました。
部屋棟は4年前に改装したそうでかなりきれいでしたね。

部屋に入ってとりあえず一服・・・

日向からここまで長かったような短かったような・・・
日向市を出る頃地図を見て「こりゃ絶対間に合わないぞ・・・」と思うほどの距離だったのですが、道が走りやすかったのと空いていたことが幸いしたのでしょう。

さて、夕食前に皆で家族風呂に入ってきました。
ここは男女大浴場のほか、5つの小さな家族風呂があり自由に入れます。
天然掛け流しのナトリウム・マグネシウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉で、若干黄色味を帯びた透明度の高いお湯(露天は濁り湯)で硫黄臭は少ないです。
温度はぬるくなく熱くなくちょうどいい感じ。
入って数分も経つと体中ポカポカ~としてきて、家のお風呂と同じ感覚で浸かっているとのぼせてしまいます。

そのあと夕食ですが、これがなかなかすばらしい!
自家菜園で栽培した野菜を使った料理、そして赤牛と天草大王を使った料理はとてもおいしかったです。

そして部屋に戻ってまた風呂に入り、バタンキュ~・・・

翌朝は朝食前にまた風呂に入り、9時半頃チェックアウトしました。
温泉も料理も部屋も、そして宿の人もとても感じがよく、また比較的リーズナブルな価格設定にも大満足でした。


さて、宿を出るとまずはお約束の大観望へ・・・




眼下には先ほどまでいた内牧温泉。
何度も訪れたこの場所ですが、広大な景色はいつ見ても気持ちいいですね。

その後は田楽を食べる予定だったのですが、宿の美味い朝食をかみさん共々たらふく食べ過ぎてお腹が空きませんw
昼過ぎまで待っていては帰宅が遅くなりますので、今回は田楽は食べずに土産を買って帰ることにしました。

その土産を昼過ぎまでかかって買ったあと、熊本市内へ向けて国道57号線を走ります。
そして熊本I.C.で九州自動車道に乗って午後3時頃帰宅。

今回の旅行での総走行距離は約800km。
ペーパードライバーのかみさんは助手席でナビとして頑張ってもらう予定でしたが、ほとんど寝ていて役には立ちませんでしたw
しかし子供もかみさんも楽しんでくれたようで何よりでした。

今回、途中でもっと見たいものもあったのですが、それは次回に取っておくとしましょう^^

最後に・・・

ありがとう。

日中は快晴で気持ちよい旅にしてくれたお天道様に・・・
道中お世話になった方々に・・・
そして何より喜んでくれたかみさんと子供に感謝の言葉を述べて今回の旅を締めくくりたいと思います。



| 旅::宮崎・阿蘇の旅 | 22:55 | comments (0) | trackback (0) |
清正の技、ここにあり・・・
腹一杯熊本ラーメンを食べたあと、駅前から路面電車で市街地へ向かいます。
そしてホテルへチェックイン・・・

明日の朝は熊本から「明星」が運転されますが、私はこれには応募してませんので乗車しません。
家族で熊本までやってきたのですから、ずっと列車に乗りっぱなしっていうのもね・・・w
ですから翌日は熊本城でも見て帰ろうというと決めていました。

今回宿泊したホテルはホテルキャッスル。
かみさん曰く「田舎のラブホテルみたいな名前」だとwww
”天皇皇后両陛下をはじめ、内外賓客のご宿泊を頂いた経験を持つ、九州を代表する国際観光都市ホテル”に対して何という暴言!

まぁホテル自体特別大きくて豪華ってわけではありませんが、ここのウリはなんと言ってもそのロケーション。
当然、熊本城を目の前で見ることの出来るツインを予約しました。




窓越しでの撮影ですがこんな感じです。
左側の建物は熊本城の復元整備計画で2年前に復元・公開された本丸御殿です。
個人的にはこれがない方が絵になると思うのですが・・・w

子供が寝たら近くまで行ってみようかな?なんて思ってましたが、私も疲れていたのかいつの間にか爆睡w
気がつくとそろそろ日付が変わろうとしており、お城のライトアップは終了していました・・・




そして翌朝、ちょいとワイドで撮ってみました。
その後、11時前にはチェックアウトしていざ熊本城へ・・・




暑くもなく寒くもなく、この日はとても心地良い天気でした。
熊本城の石垣はそれは見事なもんでして、この画像では良く分かりませんが「武者返し」と呼ばれるその独特のカーブが美しいです。
熊本藩初代藩主で熊本城主である加藤清正は築城の名手と呼ばれた男。
その清正の居城なのですから、見事なのは当たり前といえば当たり前ですね。
ちなみに左右の大小天守は1960年に鉄筋コンクリートで復元されたものだそうです。




中にはいろんな資料が展示してあって、かなり見応えがありました。
ただ、狭く急な階段を6階まで上がるのはかなり堪えますw




大天守最上階からの眺めです。
雲がなければ阿蘇山も綺麗に望むことができるのですが、この日は薄雲がかかってハッキリと見ることは出来ませんでした。




天守閣を出て西側へ回ってみます。
こうやってみると分かりますが、大天守と小天守の石垣が微妙に異なります。
この小天守は大天守のあとから増築されたのだそうです。




西へ回った奥にはこの宇土櫓があります。
天守並みの立派な櫓ですが、明治の初めまではそれが5棟残っていたそうです。
その後この宇土櫓は西南戦争でも消失を免れ、今では築城当時から残る唯一の櫓です。
ちなみにこれは国の重要文化財ですが、内部も一般公開されていました。

さぁ、午の刻も回ったことですしそろそろ本丸御殿に行ってみましょうか・・・
といきたいところですが、このあとはまた明日。



| 旅::熊本城 | 23:30 | comments (0) | trackback (0) |

  
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