夏休み・・・
世間では盆休みだとか、夏休みだとかなにやら楽しそうですが、残念ながら私にそんなものは存在はせず、黙々と仕事に邁進している日々です。
しかし子供は小学校最後の夏休みですし、夏休みにどこにも連れて行ってやれないのはかわいそうなので、期間中唯一の連休が取得できた今週末に1泊でどこかに出かけることにしました。
1泊でしかもお盆休みに突入するということも考え、車でひょいと行ける近場で・・・ということになり、ならばやっぱ阿蘇だろということになるわけです・・・

阿蘇・・・何回目ですかね?
まぁ何度行ってもあのロケーションは最高ですし、ゆったりとした空間に癒やされます。
ですからちょっと機会があるたびに「田楽食べに行こう」「あか牛食べに行こう」と阿蘇に向かうわけです・・・
基本的には阿蘇・田楽・あか牛で旅を完結させることができるのであれこれ考えなくてもいいって所も魅力ですかw
というわけで10日朝、高速に乗って熊本へ・・・
帰省ラッシュに巻き込まれないよう若干早めに出てきた甲斐あって流れは非常にスムーズ。
しかしこの調子だと最初の目的地のとあるお店には早く着きすぎてしまいます。
ですから熊本インターを降りて一旦熊本市街に向かいます。
車の中からでも復旧作業中の熊本城を見てみようと思ったのですが、やはり車の中からではよく分かりません。
見えている部分はとても綺麗に修復されていますが、全体的にどれほどの作業がなされているのかは分かりませんでした。
今年10月5日からは一般公開も再開されるそうですので、その時また見に行きたいと思います。

さて、何度かお城の周りをグルグル回ってから国道57号線を東に走ります。
立野の先からは通行止めなので立野の交差点を右折して長陽大橋経由で国道325号線を高森に向かいます。
時折現れるジモティー車のノロノロ運転にもイライラすることなくまったりと車を走らせ、高森から国道265号線に入ってしばらくすると目的にお店に到着。
このとき10時ちょっと前。
土日祝日の開店が10時30分なので10時頃につけば丁度いいかな・・・とまさにその時間に到着。




ここは「らくだ山」という地鶏焼で有名なお店。
前回来たときに初めて食べたのですが、めちゃくちゃ美味かったんで再訪。
その時はものすごい人が並んで待っていたので心配しましたが、この日はそれほど多くはありません。
やっぱ夏はそこまで多くないのかな?
というのも、この店は換気のために年中窓が開けっ放しで、エアコンはおろか扇風機もありません。
ネットには「真夏は汗びっしょりになる」なんて書き込みも多く見られ、もしかしたらこの時期は敬遠する人も多いのかもしれません。
しかし開店直前には駐車場も一杯になり、誘導員まで配置されていましたw
確かにこのお店に入る道が狭くて離合しにくいので、出入り口で2名の誘導員が連絡を取り合って車を流しているようです。

さて開店と同時に通された席はありがたくも大きな掃き出し窓の連なる側でした。
タオルを首に巻いて臨戦態勢をとりますが、意外と涼しいんです。
時々さわやかな風が吹き抜けていきますので、これなら心配は杞憂に終わるかな・・・




これが3人分の地鶏です。
定食にはこれに粟飯、味噌汁、漬物、地鶏卵がついてきます。
この卵をごはんに掛けて食べる卵ごはんは絶品で、おかわりを注文する人もいるほど・・・




さぁいよいよ戦闘開始。
肉は歯ごたえはあるけど硬すぎず、濃厚な鶏肉の味を引き立たせるそのタレもまた秀逸。
卵ごはんと一緒に掻き込むとさらに幸せ・・・

懸念されていた暑さは場所がよかったためか大丈夫でした。
しかし、部屋の中央に通されたお客さんは滝のような汗を流しながら食べていたので「やっぱあそこ暑いんだ・・・」とかみさんw
今度夏場に来たときあそこに通されたら窓側が空くまで待ちますって拒否した方がいいよね・・・だとw

さて、美味い鶏肉を食べたあとはお約束の草千里です。
来た道を戻って県道111号線を登っていきます。
しばらく登っていくとなにやら雰囲気ががらっと変わります・・・

雲?霧?ガス?

急に視界が悪くなりなんだ?と右側に目をやると・・・

なんと火口から吹き出された噴煙が間近に見えるじゃありませんか。
何度か阿蘇には来ているけど、こんな光景は初めてです。




近くの駐車場から見るとよく分かります。
普段は北西寄りの風が多いので噴煙は南東側に流れるのですが、ここ最近はずっと東寄りの風が吹いていてるので噴煙も西側に流れているようです。
しかも最近は降灰も多いため周辺地域への被害もでているようですね。




草千里の駐車場に止まっている車にはおおむね灰が積もっていますw
風が強いためか吹きだまりにはたくさんの灰がたまっています。
しかしこの灰もマグマの破片だと思うと、なんかすごいよなぁって思っちゃいます。


風も強いし灰も降り注いできますのであまり長居はせず草千里をあとにします。
当初はこのまま阿蘇市内に降りて行く予定だったのですが、そうすると間違いなく灰に降られますので来た道をまた戻る事にします。
つづきはまた次回・・・






| 旅::阿蘇 | 21:26 | comments (0) | trackback (0) |
夏休み・・・その2
国道325~265で北上している途中にある上色見熊野座神社に寄り道します。
かみさん曰くパワースポットらしく、一度来てみたかったとか。
まぁ本来翌日行く予定にしていたのですが、どうせですから寄っていくことに・・・

駐車場はかなりの車が駐まっています。
結構人気のあるスポットなんでしょうか?
とりあえずその参道を見つけるとビックリ・・・
階段・階段・そして階段・・・
山の上まで延々と階段が続いていますw
パワースポットって・・・パワーを使う場所ってことだったのか?




木々に覆われた山の中にある1本の階段は左右に石塔が整然と並べられ、つまりこれが参道というわけです。
これを登って行くこと115段(当方調べ)、ようやく神殿が現れます。
小さな神殿で参拝したあとさらに上に続く道を発見。
ここまで登ってきたのにまだ上があるのかw
しかもここからがさらにキツかった・・・
日頃歩き慣れている私でもこれはさすがにこたえました。
山の中で気温こそ低いものの湿度は高く、木々に囲まれているため風もほとんど吹き込んできません。
ですから汗が止めどなく噴き出してきます。




ひぃひぃ言って登ってきたのがここ。
穿戸岩という巨大な風穴。
この穴の中に立つと強い風が吹き抜けていきます。
それまでの汗も一気に引いて、とても心地いい・・・

しばらくここに立って涼んだあと、来た道をゆっくりと降りて行きます。

いやぁ、久しぶりにいい汗かきました・・・


さて、このあとは一宮から国道57号線を西走し、これまたお約束の「道の駅 阿蘇」でソフトクリーム。
ASO MILKが大好きなのでソフトも必然と阿部さんのほうを選択。
その後店内をあれこれ物色して内牧の「みやはら」に移動。
ここでお菓子や飲み物を買って宿に移動します。
この日の宿は定宿となりつつある「阿蘇乃やまぼうし」です。
とても人のいい女将さんと店を切り盛りする三男坊は相変わらず元気で頑張っているようです。
ただ女将さんはお店以外にも農業・畜産業など超多忙で多少お疲れでしたが、いつものようにニコニコと出迎えてくれました。

その後は部屋でグダグダして肉食って風呂入って寝るというすばらしいひとときを過ごしました・・・


翌日は昼前に宿を発ち、道の駅でお土産などを買い、のんびりと下道で帰ることにしました。
というのも、昨日のうちに熊野座神社に行ったのでこの日は阿蘇での予定は特にありません。
このあとは大牟田のとあるお店に15時頃までに着けばいいので菊池経由の下道で帰ることにしました。
大牟田では美味しいうなぎをいただき、有明海沿岸道路~国道385号線にて18時頃帰宅。

これで今年の夏休みにおける小旅行は終わり。
子供には物足りなかったかもしれないけど、私はいい景色と美味い食い物だけでもう十分です・・・

| 旅::阿蘇 | 20:36 | comments (0) | trackback (0) |

  
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