またまた懲りずに・・・
「富士・はやぶさ」は今年3月13日発をもって運転を終了、つまり廃止になります。
去年の「なは・あかつき」の時には運良く最終日の切符が取れたのですが、今回は発売後10秒経たずに完売だったそうで、私も切符は取れませんでした。
ならばせめてその前に最後の乗車を果たしておきたいと思い、2月28日~3月2日の日程で乗ってきました。

今回は往復「はやぶさ」で計画していたのですが、生憎2月28日の上り「はやぶさ」の切符が取れず、その後しばらくしてキャンセルが出た大分からの「富士」の開放B寝台の切符を確保していたので、行きは「富士」で帰りは「はやぶさ」のシングルデラックスの大分→東京→熊本というルートで乗ることにしていました。
ところが運良く出発前日に28日の上り「はやぶさ」のソロに乗変することが出来、めでたく当初の予定通り熊本~東京往復で乗ることが出来ました。
その乗車記を2回に分けて書いていこうと思います。

2月28日。
昼過ぎのリレーつばめで熊本まで出ます。
席は当然8番のグリーン個室で、2枚切符に3060円プラスして一人で乗車です^^
14時半頃熊本に到着し、これから乗る「はやぶさ」の車内で食べる食料を調達します。
その後窓口で3月1日発下り「はやぶさ」のシングルデラックスの空室を調べてもらいます。
というのも、私が持っている切符はシングルデラックスの奇数番。
つまり下りでは進行方向と逆向きになる部屋です。
これが偶数番に変更できないかどうかずっと空室をチェックしていたのですが、やはり出ませんね~
というか個室自体空きが出ない状況・・・
日曜日発なのでポツポツ出てくるかな~なんて思ってましたが、ムリっぽい・・・



さて、買い物を済ませてホームへ向かう途中の階段にこんな幕がたくさん・・・
これが首都圏の駅なら速攻で盗まれそうwww

とりあえずホームの端にある喫煙スペースで一服・・・
回りを見渡すとカメラを抱えた人がかなり多いですね。
この日は土曜日ということもあって、若い子が大勢「はやぶさ」の入線を待っています。



ここは「はやぶさ」の入線する3番ホーム・・・
九州新幹線の工事の関係で、ホームの幅は2mほどを残してゴッソリ削られてしまってます。
ここに先頭の機関車が入って来ることになるのですが・・・
入線後のここがどのようになるのかはご想像に任せますwww



なにげに撮った列車ですが、これは土曜休日に三角線を1往復する「快速おこしき号」です。
こんなヘッドマークまで付けて走るんですね・・・
こういう列車で海岸線をまったり走るのもいいかもしれませんね~



さてさて、そうこうしているうちに「はやぶさ」の入線です。
先頭の画像は当然ありませんよ。
あの狭いホームでもみくちゃになるのはゴメンですw

今回乗ったのはソロの偶数番、つまり2階です。
進行方向向きでよかったのですが、やはり居住性は1階には劣りますね・・・

しばらくボーッと外を眺め「やっぱ電車よりはるかにいいわ・・・」なんて感じると廃止が残念でなりません。
スピードは遅くて揺れるしギシギシキコキコうるさいし、電車特急のほうがはるかに快適ではありますが、旅をしてるな~って感じるのは断然客車ですね。



ここで熊本駅のキオスクで買った馬刺しを頂きます。
これは車内で食べることを告げるとちゃんと小皿を用意してくれますしオススメですよ。



そしてあっという間に門司到着。
ここで私は「富士」の到着をホーム上で待つことにします。



「富士」入線・・・
あり得ません・・・
人多すぎです・・・
駅員がマイクで「黄色の線より下がって!!!」とか「フラッシュ炊かないで!!」と大声で叫んでますが、聞き分けの悪い皆さんはお構いなしのようで・・・
これが最終日だとどうなるんでしょうか・・・

連結作業終了後、騒然としたホームから逃げるように自室に戻ります。
この調子じゃ下関でもすごいことになりそうですので、車内でおとなしくすることにしましょう^^;
ちなみにこの門司で20分遅れて出発しました。
理由は7号車のドアに起きた不具合の点検に時間がかかったためで、さらにその後7号車のドアは閉め切って運転したようです。



これは博多駅で買った「ありがとうはやぶさ」弁当。
デイトスの地下で行われていたイベント(といっても端っこの暗くて狭いスペースにグッズと弁当を売っているだけ)で購入したものですが、オマケでヘッドマークのストラップが付いていました。
中身はいたってフツーの幕の内ですので写真には撮ってませんw

さぁ、今回は極力起きていようと思ったのですが、やはり睡魔にはかないませんでした・・・
まるで草食動物のように起きては眠りを繰り返して夜明けを迎えます。
富士山は上部に雲がかかっていましたが、何とか部分的ではありますが朝日に照らされる姿を拝むことが出来ました。
熱海近辺で沿線のギャラリーがかなり多くなってきました。
撮影ポイントと思われる場所では数十人が固まってこちらにレンズを向けてますし、山間部のうっそうとした場所でも所々で私たちをスナイパーのように狙い撃ちしてます。
首都圏に入るとホーム端に押し寄せて待機してましたし、なんかすごいことになってます。
そんな状況でも小さな子供が手を振ってニコニコしているのを見るとホッとしますねw

さぁ、門司での遅れが1時間20分ほどに広がって、11時15分頃東京駅に到着。

!!

・・・

さすが日本の首都東京!
人口も日本一ならば「富士・はやぶさ」目当ての人も日本一ですかね・・・

私のように大きな荷物を抱えていては到底機関車の写真なんて撮れませんw
機回しを終えて人が品川方に移動していったあと、ハゲタカのように残った獲物を頂いてここ東京駅を去ることにしました。


| 鉄道::2009年春「富士・はやぶさ」の旅 | 23:19 | comments (0) | trackback (0) |
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