おじゃったもんせ鹿児島へ・・・
門司港を定刻に出発した「富士」は、このあと門司、小倉、行橋で客扱いの停車をし、その後はあちこちで運転停車をしながら鹿児島中央を目指します。
運転停車は基本的にドアが開きませんし、ドア扱いのある駅でも停車時間は僅かなので車外に降りることは出来ません。
ですから門司港から鹿児島中央まで車中缶詰状態となります。
まぁ夜行ですから夜明けまでは眠ればいいんですし、たとえ起きていたとしても苦にはなりません。

ただ一つ残念なのは・・・

鹿児島中央に到着するまで「富士」の写真を外から撮ることは不可能だということw

ということで、今回の旅ではあまり写真を撮っていません・・・
しかし、闇夜の中を走り抜けるブルートレインの車中では真っ暗な外を眺めるだけでも私には十分楽しいのです^^;
私はブルトレに乗るといつもその”非日常的”な行為に興奮してなかなか眠れないわけで・・・
夜通し列車の中から外を眺めることなんてなかなか出来ませんし、もし眠たくなれば自由に眠ればいい。
ということで、今回もずっと起きていようと思ったのですが、この日は仕事を終えてバタバタして門司港までやってきましたので疲れもあったのでしょう。
大分での停車中にウトウトし始め、いつの間にか眠ってしまいました・・・

ハッ!っと思って目を覚ますと、ちょうど日向市駅を通過しているところ。
空がうっすらと明るくなり始めた日向灘沿いをひた走っています。




そして宮崎駅に到着。
私が以前宮崎駅に来たのはまだ高架になる前でしたから、この変わりように大変驚きました。



上の写真のように、まだ地上駅で東側には機関区(宮崎運転区)や貨物の留置線などで構内はとても広く、一時期はこの「富士」も長旅で疲れた体を休ませていたかつての宮崎駅。
近代的で小綺麗になって生まれ変わり、当時の面影はどこにもありません・・・
個人的には国鉄時代の小汚くて寂しくて旅愁漂わせるあの宮崎駅が大好きでした^^;




そんな宮崎駅を出て大淀川を渡ると、お天道様がお出迎え。
日の出前までは若干薄雲が出ていたようですが、どうやらお天気はよさそうです。




宮崎を出たあと朝食が配られました。
チキン南蛮にご飯と冷や汁。
宮崎の家庭料理である冷や汁はご飯に掛けていただきます。
配られる際に「ご飯に掛けて食べてください」と添乗員が言っていたにもかかわらず、そのまま飲んでしまった方がいたそうで・・・
さぞかし塩辛かったことでしょうw

その後、日豊線は山間部に入り、都城、隼人、重富と走り抜けていよいよ錦江湾沿いをラストスパートです。




お天気は良かったものの、残念ながら雲?噴煙?で綺麗な桜島の姿を見ることは出来ませんでした。

私は錦江湾に沿って走るこの区間が大好きです。
右へ左へとスキール音を響かせながら海岸沿いを走り、すぐ隣の国道10号線では併走する車の中から皆こちらを見ています。
鉄道に詳しくない人でも、この鮮やかなブルーの車体に真っ赤な機関車はいやでも目に留まります。
「見て見て!」とこちらを指差す若い女性や、身を乗り出しながら手を振り笑ってこちらを見ている子供達。
中には携帯で撮りながら運転している危険なドライバーも・・・w

そしてプロジェクトXでも取り上げられた竜ヶ水駅、さらに鹿児島駅を出て終着駅の鹿児島中央駅に到着しました。




ここ鹿児島中央では大勢のファンがカメラを構えてお出迎え。
今回の旅で唯一日の当たったカマを撮れるチャンスでしたが、大勢のファンや子供達で撮影どころではありませんwww




ちなみに今回の方向幕です。
日本一の長距離列車だった時代、誇らしげに掲げていた栄光の幕です。

満足に撮影できないまま時間は過ぎ、遂に「富士」は回送列車としてホームを離れていってしまいました・・・
主役の去ったホームでヤケに重い荷物とカメラを抱えた私がぽつねんと立っています。
そしてしばらくしてふと我に返り・・・

さて、これからどうするかなぁ・・・
とりあえず、どこかで休もうか・・・

「富士」の去ったあとも大勢の人でごった返すホーム。
そのホームに興奮の余韻を残したまま私はエスカレーターを上っていったのでした。



| 鉄道::ありがとうブルートレイン第3弾「富士」の旅 | 23:03 | comments (0) | trackback (0) |
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