天国と地獄・・・
みずなし本陣と砂防みらい館の保存施設を見たあとは、この日の宿泊地である雲仙温泉を目指して国道57号線を西へ。
途中の仁田峠にちょいと寄り道してみました・・・












下界は晴れていましたが、ここまで登ってくると雲の動きが活発です。
厚い雲に覆われたかと思うと真っ青な青空が広がる、まさに女心のよう・・・
ここからロープウェイに乗って妙見岳まで行ってみます。




子供は「まるで遊園地の乗り物みたい」と喜んでいますw
ここから距離500m、高低差174mを約3分ほどで登っていきます。










妙見岳駅に着くと涼しい風がとても心地よいです。
幸い雲も切れてきて景色もいいし空気は気持ちいいし、まるで天国のよう。
ここからさらに山頂を目指して山歩き・・・

といっても僅か5分程度ですが、せっせと登っていきます・・・




ここが妙見岳山頂(標高1333m)です。
島原半島の南半分がグルッと一望できます。
中央左側に仁田峠の駐車場、そして右側のおしどりの池周辺が雲仙の温泉街です。

いやぁ・・・景色もいいし、空気もひんやりとしてとても気持ちいい^^
なんか降りるのが嫌になってきますw




北側には平成新山が目の前に!
かつてこの辺の主峰は普賢岳でしたが、1990年からの火山活動でできたこの平成新山が普賢岳の標高を超え、今や雲仙岳の主峰。
ちなみにこの山は長崎県で一番高い山でもあるとか・・・




ちょっと引いて撮ってみると、この山の溶岩ドームからどのように火砕流が流れていったか分かりますね。
この平成新山周辺と水無川上流域は今も土石流が発生するため警戒区域が設定されて立ち入りが制限されています。


さて、そろそろ降りますか・・・
できればもっと長く涼んでいたかったのですがw






今度はミヤマキリシマが見頃の時期に来てみたいですね。


さぁ、ここから雲仙温泉までは山道を降りて行くとすぐです。
この日泊まった宿はおしどりの池のすぐそばにある東園という宿。
温泉街の中心部ではありませんが、落ち着いた雰囲気がいい感じです。

夕食まで温泉に浸かってゆっくりしようかと思いましたが、せっかくですから温泉地獄に行ってみます。






地獄自体はこじんまりとしたものです。
別府のそれと比べちゃいけません・・・

強烈な硫黄臭の中、温泉地獄で蒸した玉子を頂きますw
ここは小学生時代に修学旅行で来て以来かな。

地獄を見たあとは周辺をグルッと回って宿に戻ります。
どの観光地にもあるようなお土産屋などはあるのですが、飲食物や日用品などちょっとした買い物ができるお店がないんですよね。
せめてコンビニの一つくらいあってもいいのでは・・・
まぁ、この雲仙温泉も活況って感じではありませんのでむずかしいかな?
廃業した旅館やホテルの建物があちこちに放置されていたりしますので、その辺の対策を何とかしないと・・・

1時間ほど歩いて宿に戻り、温泉に入ったあとは夕食です。
手の込んだ懐石料理でかなりボリュームがあって、味もなかなかよろしゅうございました。
和洋室の部屋もかなり広く、親子3人には持て余すほどw
従業員の対応も丁寧で感じがよかった。


さぁ腹もいっぱいになったし、あとは寝るだけ。
しかし翌日の天気予報が傘マークなのが気がかりです・・・





| 旅::雲仙・島原の旅 | 00:42 | comments (0) | trackback (0) |
晴のち曇、時々雨・・・
ここ最近仕事が忙しくて更新できませんでしたが、なんとかこの旅の記事を書き上げなければと眠い目を擦りながら書いています。

えっと・・・雲仙でしたね・・・

18日は結構歩いたので皆疲れていたのでしょうか、夕食後風呂に入って速攻で寝てしまいました。
しかし夜中に何かの音で目が覚めます。

なんだ?

と思って耳を澄ますと、どうやら雨が降っているようです。
しかもかなりの雨脚・・・
熟睡中の私を起こすくらいだから相当な雨だろう、とカーテンを開けてみるとベランダ越しにものすごい雨が窓を叩いています。
懸念していた雨がとうとう降ってきたか・・・

まぁこれは天気予報で「崩れる」と言ってましたからあきらめはついていますw
だから気にしてもしょうがないのでさっさとベッドへ。




そして翌朝・・・
目の前にある「おしどりの池」は青空じゃないですか!
ちなみにこの池、正式には「別所ダム」という人工の池です。
木々に囲まれたこの場所はとても静かでいい感じです。
ただ季節柄虫が多くて長居はできませんがw

ってかなんだよ、晴れてんじゃん・・・
これなら夜まで持ってくれるか?

そんな淡い期待を天気予報のお姉さんが打ち砕こうとします。
どのチャンネルも同じ内容でスマホで確認するもやはり天気は曇時々雨でところにより強く降るとのこと。
まぁ仕方ない、とにかくこの日はある場所まで行かねばならぬ・・・

ということで、ゆっくり朝食を食べてチェックアウトします。

外に出るとスコールのような雨が青空から降ってきますw
いったい何なんだよw
急いで荷物を積んでいざ出発・・・
といきたいところですが、実はルートをまだ決めてません。
ルートというか、熊本までのフェリーをどこから乗ろうか・・・と迷っていたんですよね。
島原港→熊本港か、多比良港→長洲港か・・・
時間はかかるが口之津から天草に渡って行くのもいいかな?って思いましたが、渋滞しそうだしなw
ということで島原港、多比良港どちらにするか決めなければなりません。

ここで子供に「フェリーに乗るの好き?」と聞くと「大好き!」と即答されました。

じゃ島原港で決定~^^

多比良港まで結構あるし、フェリーもあっという間に着いちゃうから島原港からのフェリーに決めました。

ってなわけで国道57号線を島原まで戻ることにします。
空は厚い雲の隙間から時々強い日差しが照りつけ、いかにも「不安定」ですw
しかし道路は交通量も少なくあっという間に島原港へ・・・

誘導員に促されるままレーンにならび、乗船券を買いに向かいます。

と、ここであることに気がつきました・・・

ここ島原港から熊本港へのフェリーは2種類あるんです。
九商フェリーと熊本フェリーです。
九商フェリーはまぁいわば普通のフェリーで、熊本港まで約60分。
一方の熊本フェリーはオーシャンアローという高速船で30分・・・
しかもこちらは船内が豪華でお洒落な感じじゃないですか。
せっかくだから熊本フェリーにするか・・・と売り場に行くと直近2便は「満席」との表示がw

やっぱりみんなこっちを選ぶわけねw

ってなわけで九商フェリーのチケットを買って車に戻ります。
そしてすぐに車列は動き始め、いよいよ乗船です。
子供は車ごとフェリーに乗るのが楽しいようで、なんかハイになってます・・・
四国に行った時に乗ったのがとても楽しかったみたいで、フェリーってだけで大喜びw






空はこの通りすっかり雲に覆われてしまいました。
この先天候の回復は望めそうもありません・・・




さらば島原半島よ・・・


しかし60分なんてあっという間ですね。
気がつけばもう熊本港です・・・




おお、熊本港って海上自衛隊の船まであんの?
けど、あの人だかりをみると何かのイベントかな?




そして熊本港に到着。
下船するやいなや大勢の人とテントが眼に入ります。
やはり何かイベントをやっているようです・・・

「海フェスタくまもと」と書いてありますが、なにやら楽しそう。
せっかくだから寄っていくか・・・

しかし駐車場は全て満車で空きを待っている車列がすごいことになっていますw

先のこともあるし、今回はパスね・・・

ってなわけで国道501号線を目指して進みます。
しばらく走るとあのイベントの臨時駐車場があったのですが、どうやらシャトルバスでピストン輸送している模様。
ここも満車みたいだし、運良く駐められてもあのバスにギュウギュウ詰めは勘弁願いたい・・・

このあと国道501号線をひたすら北上します。

小さな港町をいくつか通り抜け、やってきたのはなんと長洲・・・
結局長洲に来るなら最初から長洲港へのフェリーに乗ればいものをw




ここは金魚の館という施設で、旅の前に長洲を調べていて見つけて訪問リストに入れていました。
長洲といえば全国でも有名な金魚の産地。
実は私も金魚を飼っていて、長洲のことは知っていました。
できればここで行われる金魚まつりにも行きたいと思っていたのですが、そこで金魚を買ったとしても持ち帰るのは金魚に酷だよな・・・
うちの金魚に関しては機会があれば書きたいと思います^^




お祭りで使われるジャンボ獅子頭の神輿w
実はここ長洲は大きな大きな獅子頭で有名だとか・・・
いくつかある水槽の中で実物も飼育されていましたが、ちょっと大きすぎ。
子供には「脳みそデカっ・・・キモい」といわれる始末。
いやいや、あれ脳みそじゃなくて肉溜ですから・・・w
ちなみにこの肉溜、大きければ大きいほど良いとされています。
丹頂といわれる魚はこの肉溜が赤いのですが、大きい物になるとまるで赤いベレー帽を乗せてるみたいで面白いですよ。

そんなジャンボ獅子頭ですが、写真を撮り忘れてしまうほどの衝撃でしたw

施設内には飲食スペースもあり、ちょっとした飲み物とお菓子も買えます。
子供は池の錦鯉に餌をやって遊んでいます。
外は強烈に蒸し暑かったので、少しここで涼んで行くことにしました・・・




天井からぶら下がっているリボンも金魚。
こちらはかなりカワイイ金魚です。
しかしリボンで上手いこと作るもんです。
私もかみさんもこれが気になって帰宅後調べてみると、長洲町の観光情報サイトに作り方が載ってました。


さぁ、そろそろ出発です。
この日の目的地まではあと僅かです。
途中のコンビニで飲み物とお菓子を買い込んで向かいます。

心配される天気は小康状態。
雲は薄くなっていますが、時折小雨がぱらついています。
予報では夜には回復してくるらしいですが、ほんと今晩だけでいいのでなんとか回復して欲しいと祈るばかりです・・・

| 旅::雲仙・島原の旅 | 23:59 | comments (0) | trackback (0) |

  
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