1年ぶりの「あかつき」・・・


「あかつき新大阪行き」の幕は何年ぶりに見たでしょうか?
かれこれ15年以上前から京都行きになっていましたからね・・・
しかし、やはりブルトレにはこの国鉄時代の幕が似合いますね^^

さて、まずはお顔を拝見しようと前方へ向かいます。



おお~
「さくら」のテールマークではないですか・・・
往路では「さくら」として運転され、それをそのまま表示しています。



そして門司港までの牽引を任されているED76の94号機。
「あかつき」単独のヘッドマークをこの目で見たのはかれこれ20年以上前ですので、感慨もひとしお・・・

このときここは大勢のファンで埋め尽くされていましたのでこんなアングルでしか撮れずw
あまり長居をすると待っている方に悪いですから、さっさと取り終えて再度後方へ・・・



今日の編成は「富士・はやぶさ」の基本編成である6両に開放B寝台2両(スハネフ14 3とオハネ15 1)を増結した8両。
8両あれば何とか”ブルトレ”らしい編成写真になりますかね・・・



オマケに真後ろから。
長崎駅は長崎本線の終着駅で頭端式ホームですから、車止めを入れたこのようなアングルで撮ることが可能です。
ちなみに「あかつき」のテールマークですが、この14系車両にはすでに「あかつき」の幕はないようで、カラーコピーか何かのはめ込みでした。
しかも文字の横に小さく「門司車掌区100周年記念」のスタンプ調のロゴが^^;

さぁ、そろそろ乗り込みましょう・・・



と目に飛び込んできたのはこの幕w
さすがに「あかつき 門司港行き」の方向幕は存在しません。
ですからJR職員が急いでこのような紙を上から貼り付けていました。
これも苦肉の策だったのでしょうが、う~ん・・・w

さて、車両に乗り込み指定された席に着きます。
程なくして長~い汽笛の後にガクンッと引き出しの衝撃を伴ってゆっくりと長崎駅を出発。

今日は臨時列車ですから途中あちこちで運転停車をします。
そして終点門司港まで5時間38分かけて走るわけです。
長崎本線は有明海の海岸沿いを走る風光明媚な路線です。
またカーブも多く沿線では数え切れないほど大勢のファンが三脚を据えてこちらを狙っていました。

沿道では老若男女が手を振ってお見送り・・・
中にはこの列車を見て驚いた顔を見せるおじさんもいて面白かったですね^^
廃止になったブルートレインがこんな時間にここを走っているんですから、そりゃ驚きますって^^;

ちなみにかみさんですが・・・
どうもこの独特の臭いが気に入らないらしく、鼻が慣れるまで小一時間ほど「臭い」を連発してましたw
私はこの臭いはいわゆる”国鉄臭”の一部として大変気に入っているのですが・・・w

しばらくして弁当が配布されました。



おお~
初代銀釜のEF30ですね^^
デザインもなかなか良いですね~



中身はこんな感じ・・・

ちなみにこの弁当はこの列車のためだけに作られた特製弁当です。
しかもそのメニューは、長年食堂車で勤務されてきた宇都宮照信氏が当時のレシピを元にプロデュースしたものとか・・・
宇都宮氏といえば九州の鉄道ファンで知らない人はいないほどの人物です。
いろんな雑誌にコラムなどを寄せたり多くの本も出されていますし、彼の鉄道写真もいろんなところで目にできます。
そして現在は門司港にある鉄道記念館に館長代理として勤務されており、当然彼もこの列車に往復ともに乗車されています。

その特製弁当ですが・・・
いやぁ~美味かった^^
ホントお世辞ではなく心から「おいしい」と思いました。
味もボリュームも大満足の一品でした。

腹も一杯になり、暖かい日差しを浴びて外を眺めます・・・

当然のごとく睡魔に襲われるのですが、ここで寝ては男が廃るってもんです。
必死に眠気をこらえますw

そして列車は鳥栖駅を出発し鹿児島本線に入ります。
この鳥栖で運転士の交代があったのでしょうか・・・?
今までより頻繁に警笛を鳴らします。
しかも大きく長く・・・
沿線で見ている人たちへのサービスだと思うのですが、乗っている私も嬉しくなります。

やっぱりあの機関車の警笛っていい音だよな~

そして博多駅に到着。
今回のイベントでは「博多」「小倉」と客扱い(降車客のみ)の停車がありますが、ここ博多で降りる人なんているのでしょうか・・・?
ホーム上はロープで規制されるほど多くのファンでごった返していますので、降りる客を確認することはできませんでした。

そして日がだいぶ傾いてきた頃小倉駅に到着。
あとは30分足らずで門司港に着いてしまいます。
小倉~門司港間を30分近くかけて走ってくれるのですからありがたいといえばありがたいのですが・・・
それでも感覚的には「あっ!!」という間ですねw

ということで、いよいよ明日は終点門司港に到着です。

| 鉄道::リバイバルあかつきの旅 | 23:08 | comments (0) | trackback (0) |
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