ちょいと気付いたこと・・・
タイヤを交換してまず感じたことは”静か”だということ。

今まで4年以上(3万kmほど)頑張ってくれていましたが、何せうるさかった・・・
フロントはDNA GP、リアはS-driveでもともと静かなタイヤではなかったのですが、摩耗や硬化が進むと騒々しいの何のってw
ここ最近は低速時から一貫して「ゴワンゴワン」と車内に響いていたのですが、まるでハブベアリングが逝ったような音。
しかし、車自体9年経過していたとはいえ走行はまだ5万km弱で、まだハブベアリングが逝くには早いんじゃないの?と。
今回の車検時にもディーラーで確認してもらって「ベアリングはまだ大丈夫」とお墨付きをいただいていましたので、この音の原因はタイヤではないかと・・・
でも摩耗したタイヤってこんなすごい音がするのか?と、やはりベアリングではないかという疑念が捨てきれませんでした。

で、今回タイヤを交換して走り出した瞬間、その疑念は晴れました。

やっぱタイヤだったかw

異音なんてまったくしませんw

外したタイヤを見ても溝はまだありましたが、ショルダー部にひび割れが多数あり明らかに硬化しているのも確認できました。
そんな劣化したタイヤがあれほど酷い音を出していようとは・・・驚きです。

その”異音”と同じように気になっていたのが”振動”です。

60km/hあたりでほんの僅かにステアリングがブレていました。
しかしその振動はホントに微々たるものなのですが、そのちょっとした振動がかなり気になるんですよね。
まぁこの原因は明らかにタイヤだろうと思っていたのですが、案の定交換後は綺麗さっぱり振動は消え去っていました。

嫌な音も振動もなくなり「この車ってこんなに静かで快適だったんだ」と、その変わりようにタイヤの重要性を改めて思い知りました。
でも変わったというよりこれが本来の姿なんですがね・・・w


さて、外したホイールを片付ける前に綺麗に洗ってやりました。
その時ホイールの裏をしげしげと眺めているとあることに気がつきました。





これはちょいと前にもらい事故をしたときかすり傷が付いて新品になったリアホイールです。
上のは純正品を表す”BMW”とサイズの刻印です。
そのサイズに”EH2”の刻印がありますが、なんとこのホイールもランフラットタイヤに対応したEH2リムだったということでしょうか?
そして下の画像にはインセット50mmを表す”IS50”と”BORBET”の刻印が・・・

ボルベットって・・・あのドイツのホイール製造会社のあのボルベット?
そう、調べてみるとボルベットは各メーカーの純正ホイールを数多く手がけており、その1/4はBMWだとか。
へぇ~、そうだったんだ・・・

このホイールは09年製造の印がありましたのでかなり新しいものです。
だとしたらランフラットタイヤに対応していても何ら不思議はありませんが、残りの古い3本はどうなんだろ?





こちらが01年に納車された当時からのホイールです。
上の画像には同じようにメーカーとサイズの刻印がありますが、国名の表示はありません。
またこれにもサイズのところに”EH2”の刻印がありますが、当時はまだRFTが普及する前ですよね?
まぁ開発自体はずいぶん前からやってましたので、リムだけでも対応しておこうということだったのでしょうか・・・?

そして下の画像にはインセットの刻印と製造メーカーらしきロゴの刻印があります。

AAG?
AAC?

分からん・・・
ってことでググってみました。

なんでもオーストリアのAAGというメーカーだそうで、ここは現在ボルベットの傘下に入っています。
つまり、以前はAAGで作っていたがボルベットの傘下に入ったあとはボルベット銘で納入していたってことでしょうかね。
ちなみに今回購入したスタイル269もオーストリア製でしたがメーカーの刻印は見あたりませんでした。

メーカーの件は調べてスッキリしましたが、EH2リムの件についてはどうなんでしょうか。
このホイール(スタイル68)は2001年以前からあったと思うのですが、そんな前からRFTを念頭に置いて製造していたのでしょうか・・・

う~ん、分からん。

ところでホイールについていろいろ調べていて思ったのですが、BMW純正ホイールって膨大な数の種類がありますね。
しかもまったく同じデザインのホイールなのにオフセットやリム幅、直径の違うタイプが存在します。
というのもBMWの場合は車種によってホイールサイズは様々で、同じシリーズでも型式によってバラバラです。
しかもオフセットは+41とか+47とか半端な数字が多く、車種によってはその数値が2mmの差しかないケースもあります。
たとえば今回私が購入した18インチのスタイル269ですが、現行1シリーズ用のリアは8.5Jでオフセットは+52、一方E46(とE85)用のリアは8.5Jでオフセットは+50。
多くの国産車のように多車種で統一して共用できればホイールにかかるコストはかなり削減できると思うんですが・・・
そこまで拘るか否か、まぁそれはメーカーの考え方の違いということでしょうか。




さぁこちらはハンガリー製パイロットスポーツ3のサイドウォールです。
分かりづらいですが以下のような文字と数字が見えます。

TREADWEAR 320、TRACTION AA、TEMPERATURE A

これはアメリカが規定したタイヤの品質等級表示”UTQG”による表示(表示されてないタイヤも多く存在します)です。
TREADWEARは摩耗寿命を表し、100を基準に数値が高い方が耐摩耗性が高いということになります。
TRACTIONはウエットでの制動能力でAA、A、B、Cで評価されます。
TEMRERATUREは耐熱性能がA、B、Cで評価されます。

制動能力や耐熱性能はどのタイヤも高評価なのですが、このパイロットスポーツの驚くところは耐摩耗性の320という数字。
国内メーカーのハイグリップタイヤは200前後ってのが多いようですが、この数字を見る限りそこそこ持ってくれそうです。
まぁPS2の後継ではなくPS2とPP2の中間に位置するようなポジションのようですから、乗り心地とグリップ、そして経済性とバランスの取れたタイヤではないかと推測できます。
実際乗り心地に関しては想像以上にマイルドです。
インチアップでもそれを感じさせません
ノイズは多少ありますが「サ~」という高い音で嫌な感じはありません。
気になる耐摩耗性はUTQGの表示などアテにはしていませんが内心期待しています。

スリップサイン表示のおなじみミシュランマンがきっとその期待に応えてくれるはず・・・とw

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