2014,09,09, Tuesday
前回はインテリアのライトなどをLED化して白くしましたが、今回はヘッドライト回りです。
E90のヘッドライトはバイキセノンですが、ノーマルのバーナーはPHILIPSの4300K。
明るさに関しては問題ないのですが、もうちょっと白いといいんですけど・・・
ということで、バーナーは去年の車検時にPHILIPSの4800K(エクストリームヴィジョン)に変更済み。
ちなみにこれはフィリップスとして国内での取り扱いはまだしていないようですが、阿部商会が独自にマーヴェラスというブランドで発売しています。



よく「フィリップスのOEMで・・・」なんて中国などのメーカーが怪しいものを格安で売ってますが、こちらはバーナーそのものが正真正銘のPHILIPSです。
パッケージには5000Kとありますが、PHILIPSでは4800Kとアナウンスしてますね。
まぁ誤差も考えて5000Kと表記した方が売りやすいですからね^^;
このバーナーについてはすでに半年以上使用してきて何ら問題はありませんでしたし、明るさも色合いも丁度いい感じです。
黄色くなくて白過ぎない、そして明るさも犠牲にならず個人的には気に入っています。
さて、バーナーを変えると気になるのがあのイカリング(エンジェルアイ)です。
F30では光源にLEDを採用してきましたが、E90はハロゲンランプ(後期はH8)です。
ですから電球色のリングがかなり浮いてしまって、いずれは社外品のLEDに換えようと思っていました。
ということで、いろいろとネットで物色していたのですが・・・
種類多すぎw
中国メーカーの安いヤツはいろいろとトラブルもあるようでちょいと怖い・・・
かといって国内メーカーでも有名どころはあまりにも高すぎる・・・
そこで目にとまったのが台湾のレーシングダッシュというメーカー。
モノはちゃんとしているようですし、価格も手ごろなのでこれにしようと決めていたのです、が・・・
HPを見ると純白でいい感じなのですが、7000Kという数値が引っかかります。
そこでユーザーの画像を片っ端から見てみたところWBの設定もまちまちでしょうが、やはりちょいと青みが強いと感じました。
出来ればバーナーとの色もある程度合わせたいですから、これは困りました・・・
メーカーも“純白のLED”を売りにして出してきますので、色温度はだいたい6000K程度が主流でしょうか。
それ以下の商品ってのもなかなかありませんので、このあたりで他に何かいいものがないかさらに調べることにしました・・・

で、最終的に手に入れたのは高価ではありますがLUXIの12W。
ここは6Wのタイプもちょいとお安い値段で出ていますが、イカリングの構造を考えてここはあえて12Wを選択しました。
イカリングの構造云々はまた後ほど書きますが、とりあえずLEDバルブを手に入れることが出来ました。

内容はバルブ本体とキャンセラーで、キャンセラーは単なるセメント抵抗などではなくちゃんとした電子回路が組み込まれているようです。
これをノーマルのH8バルブと入れ替えるだけなのですが・・・
とにかく面倒くさそうなんですよこれがw
何が面倒かって・・・
まずはバルブの入っている箇所の開口部が結構小さめで、私のように大きな手ではバルブの脱着が困難。
さらに左側(助手席側)はエアクリーナーボックスが邪魔で、その開口部の蓋を開けることしか出来ないということ。
エアクリーナーボックスは外して作業するとして、小さめの開口部からどのようにバルブを交換したらいいものか・・・
まぁ後期モデルはまだ恵まれている方ですね。
前期モデルはエンジンルームからの交換は出来ず、タイヤハウスの内張を外してアクセスします。
つまり、ジャッキアップしてホイールを外さないと難しいということですw
さあ、とにかくやってみるしかない。
休みを一日潰す覚悟で臨むつもりだったのですが、休みに限って雨が多いんですよねw
雨じゃなくても車を使う用事があったり、とにかく今まで延び延びで来てしまいました。
しかしその間、あるものを使って予行練習をすることが出来ました。

左側のレンズユニットです。
なぜこんなものがあるかというと、実はこのE90は納車後しばらくしてちょいとした接触事故に遭ってしまいます。
接触といっても表面にうっすらと傷が付いた程度で、それ以外にダメージは皆無でした。
相手側の保険で修理ということになり、交換した旧パーツをディーラーに許可をもらって頂いてきたものです。
カバーにあった傷は何か樹脂がこすり付いたような感じで、クリーナーで磨いたら取れましたw
そのレンズユニットを使って交換作業を練習してみることにします。

裏側はこんな感じです。
右側にある丸い蓋は回せば外れます。

穴から覗いてみるとミラーがありますが、これは左上に伸びる2本のチューブに向けて光を当てるためのものでしょう。
そしてその2本のチューブはおそらく外側(ヘッドライト)のリングだと思います。
じゃ内側は???
実は内側のリングはチューブではありません。
表の画像を見れば分かりますが、レンズの周囲そのものが光って見えるわけです。
ここで疑問が・・・
どうやって回りだけ光らせてるの?

こちらはユニット上部にある蓋を開けたところです。
ここにはコーナリングライト用のH3バルブがあります。
ということは、リング用のH8バルブの光はこのH3バルブの背後から照らされる形になりますよね。
しかしその光はちゃんと遮光され、コーナリングライトに影響が出ないようになっているようです。
つまり、リング用のH8とコーナリングライト用のH3は内部でそれぞれ(ほぼ)独立した構造になっているんですね・・・


上の2つの画像はネットで検索して拾ってきたものをE90向けに追加・訂正したものです。
若干違うところもありますが、ほぼ同じ構造だと思います。
下の画像の上側には横から見た図がありますが、これが分かりやすいかも・・・
上手いこと考えてますよね^^
ちなみにE90の場合、チューブは図のように左右から1本づつではなく片側2本です。
E90後期用として売られているLEDバルブの一部に「装着するとVの字に開いてリングを直接照らし・・・」と謳われているものがありますが、E90に関していえば半分は無意味なのでは・・・って思いますw
ということで予行練習も無事終わり、あとは実際にトライする日を待つのみです・・・
E90のヘッドライトはバイキセノンですが、ノーマルのバーナーはPHILIPSの4300K。
明るさに関しては問題ないのですが、もうちょっと白いといいんですけど・・・
ということで、バーナーは去年の車検時にPHILIPSの4800K(エクストリームヴィジョン)に変更済み。
ちなみにこれはフィリップスとして国内での取り扱いはまだしていないようですが、阿部商会が独自にマーヴェラスというブランドで発売しています。



よく「フィリップスのOEMで・・・」なんて中国などのメーカーが怪しいものを格安で売ってますが、こちらはバーナーそのものが正真正銘のPHILIPSです。
パッケージには5000Kとありますが、PHILIPSでは4800Kとアナウンスしてますね。
まぁ誤差も考えて5000Kと表記した方が売りやすいですからね^^;
このバーナーについてはすでに半年以上使用してきて何ら問題はありませんでしたし、明るさも色合いも丁度いい感じです。
黄色くなくて白過ぎない、そして明るさも犠牲にならず個人的には気に入っています。
さて、バーナーを変えると気になるのがあのイカリング(エンジェルアイ)です。
F30では光源にLEDを採用してきましたが、E90はハロゲンランプ(後期はH8)です。
ですから電球色のリングがかなり浮いてしまって、いずれは社外品のLEDに換えようと思っていました。
ということで、いろいろとネットで物色していたのですが・・・
種類多すぎw
中国メーカーの安いヤツはいろいろとトラブルもあるようでちょいと怖い・・・
かといって国内メーカーでも有名どころはあまりにも高すぎる・・・
そこで目にとまったのが台湾のレーシングダッシュというメーカー。
モノはちゃんとしているようですし、価格も手ごろなのでこれにしようと決めていたのです、が・・・
HPを見ると純白でいい感じなのですが、7000Kという数値が引っかかります。
そこでユーザーの画像を片っ端から見てみたところWBの設定もまちまちでしょうが、やはりちょいと青みが強いと感じました。
出来ればバーナーとの色もある程度合わせたいですから、これは困りました・・・
メーカーも“純白のLED”を売りにして出してきますので、色温度はだいたい6000K程度が主流でしょうか。
それ以下の商品ってのもなかなかありませんので、このあたりで他に何かいいものがないかさらに調べることにしました・・・

で、最終的に手に入れたのは高価ではありますがLUXIの12W。
ここは6Wのタイプもちょいとお安い値段で出ていますが、イカリングの構造を考えてここはあえて12Wを選択しました。
イカリングの構造云々はまた後ほど書きますが、とりあえずLEDバルブを手に入れることが出来ました。

内容はバルブ本体とキャンセラーで、キャンセラーは単なるセメント抵抗などではなくちゃんとした電子回路が組み込まれているようです。
これをノーマルのH8バルブと入れ替えるだけなのですが・・・
とにかく面倒くさそうなんですよこれがw
何が面倒かって・・・
まずはバルブの入っている箇所の開口部が結構小さめで、私のように大きな手ではバルブの脱着が困難。
さらに左側(助手席側)はエアクリーナーボックスが邪魔で、その開口部の蓋を開けることしか出来ないということ。
エアクリーナーボックスは外して作業するとして、小さめの開口部からどのようにバルブを交換したらいいものか・・・
まぁ後期モデルはまだ恵まれている方ですね。
前期モデルはエンジンルームからの交換は出来ず、タイヤハウスの内張を外してアクセスします。
つまり、ジャッキアップしてホイールを外さないと難しいということですw
さあ、とにかくやってみるしかない。
休みを一日潰す覚悟で臨むつもりだったのですが、休みに限って雨が多いんですよねw
雨じゃなくても車を使う用事があったり、とにかく今まで延び延びで来てしまいました。
しかしその間、あるものを使って予行練習をすることが出来ました。

左側のレンズユニットです。
なぜこんなものがあるかというと、実はこのE90は納車後しばらくしてちょいとした接触事故に遭ってしまいます。
接触といっても表面にうっすらと傷が付いた程度で、それ以外にダメージは皆無でした。
相手側の保険で修理ということになり、交換した旧パーツをディーラーに許可をもらって頂いてきたものです。
カバーにあった傷は何か樹脂がこすり付いたような感じで、クリーナーで磨いたら取れましたw
そのレンズユニットを使って交換作業を練習してみることにします。

裏側はこんな感じです。
右側にある丸い蓋は回せば外れます。

穴から覗いてみるとミラーがありますが、これは左上に伸びる2本のチューブに向けて光を当てるためのものでしょう。
そしてその2本のチューブはおそらく外側(ヘッドライト)のリングだと思います。
じゃ内側は???
実は内側のリングはチューブではありません。
表の画像を見れば分かりますが、レンズの周囲そのものが光って見えるわけです。
ここで疑問が・・・
どうやって回りだけ光らせてるの?

こちらはユニット上部にある蓋を開けたところです。
ここにはコーナリングライト用のH3バルブがあります。
ということは、リング用のH8バルブの光はこのH3バルブの背後から照らされる形になりますよね。
しかしその光はちゃんと遮光され、コーナリングライトに影響が出ないようになっているようです。
つまり、リング用のH8とコーナリングライト用のH3は内部でそれぞれ(ほぼ)独立した構造になっているんですね・・・


上の2つの画像はネットで検索して拾ってきたものをE90向けに追加・訂正したものです。
若干違うところもありますが、ほぼ同じ構造だと思います。
下の画像の上側には横から見た図がありますが、これが分かりやすいかも・・・
上手いこと考えてますよね^^
ちなみにE90の場合、チューブは図のように左右から1本づつではなく片側2本です。
E90後期用として売られているLEDバルブの一部に「装着するとVの字に開いてリングを直接照らし・・・」と謳われているものがありますが、E90に関していえば半分は無意味なのでは・・・って思いますw
ということで予行練習も無事終わり、あとは実際にトライする日を待つのみです・・・
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