発見・・・
今日は所用で博多駅に行ってきたのですが、そこのキオスクでこれを発見しました。





「さよならブルートレイン 夢をありがとう」

・・・

今年3月のダイヤ改正で廃止になる「富士・はやぶさ」ですが、いろいろと記念グッズが出ていますね。
先日は私も記念乗車券を買ったのですが、いやいや並んでいる人の多いこと多いこと・・・
中学生位と思われる若い子からお年寄りまで多くの人が並んでいました。

さて、今日購入したこれですが、なんだと思います?

実はこれ、バームクーヘンなんです^^;
中の画像はありませんのであしからず・・・

このバームクーヘン、製造元はあの「二鶴堂」です。
二鶴堂といえば福岡の有名な菓子店。
「は か た の ひと~♪」でおなじみ「博多の女」で有名ですね。
その「博多の女」のあんこが入っていない生地がこのバームクーヘンです。



パッケージは「富士・はやぶさ」の機関車と車両2両分あり、本州内のEF66「富士・はやぶさ」編成、九州内のED76「はやぶさ」編成と「富士」編成の計3つで、これら単体で購入することも可能です。
ちなみに編成は、機関車がEF66-45とED76-94で、客車がオロネ15-3005とスハネフ14-3と全て実在のもの。
しかし気になるのはオロネ15の帯が金帯になっていること・・・
あれってステンレス帯じゃなかったっけ???



テールもちゃんと「はやぶさ」と「富士」の両方があり、EF66の編成はちゃんと「富士」になっていました^^


さて、今日買ったのはこれだけではありませんでした・・・



最早鉄道グッズの定番商品である「チョロQ」です。



中を開けてみると、ちゃんと展示台(紙製ですがw)まで付いていました。
カマ番はEF66の51号機で、これまた実在のカマ番・・・
下関の所属を表す「関」の区名札、そして寝台特急のマーク、さらに製造元の「川崎重工 富士電機」の銘板までしっかり印刷されていました。



ヘッドマークも当然「富士・はやぶさ」のダブルネーム。
これで客車が12両あれば文句なしなんですがね・・・w

| 鉄道::その他 | 00:36 | comments (0) | trackback (0) |
さらば「富士・はやぶさ」・・・
3月13日発の運転をもって「富士・はやぶさ」はその長い歴史に幕を下ろしました。
私は残念ながら最終列車の切符を確保することができず乗ることができませんでした。
ですから見送りと出迎えだけでも・・・と思ったりもしたのですが、やめました。

見るとさらに哀しくなりますからね・・・

さぁ、これで東京と九州を結ぶ寝台列車が姿を消しました。
東海道ブルトレといえば高度経済成長を支えてきた第一人者でもありますし、新幹線と並んで日本の鉄道において大きな存在でした。
その東海道ブルトレも国鉄がJRへと民営分社化されて4社をまたいで走行する形になり、さらにスピードと経済性の追求で会社にとっては大変迷惑な列車になってしまったのです。
今や利用者の多くは「速さ、安さ、快適さ」が最重要であり、新幹線や航空機、高速バスなどのし烈な価格競争の煽りを受けて長距離寝台列車の利用者は少なくなってしまったのです。

前にも書きましたが、今や鉄道は単なる移動手段としての要素が大きくなり、列車の移動そのものを楽しむことを好まなくなってきたように思えます。
北海道方面へは北斗星、カシオペア、トワイライトエクスプレスなどの寝台特急がまだ存在しますが、北海道への旅行といえばある程度の余裕を持った旅程をくむケースがほとんどですよね。
これは”北海道はでっかいどう~”ってなイメージも大きく作用してか、ゆっくり贅沢な旅を求める人が多いのではないかと思いますねぇ・・・

さて、そんなこんなで廃止に追い込まれた九州ブルトレ・・・
何とか季節運行の臨時列車として存続して欲しいと願っているのですが、今のJRを見る限りそれはムリでしょうねw

と、ここで私が子供の頃に撮った写真が新たに発掘されたのですが、プリント(残念ながらネガが見つからず)をスキャンしたものを以下に・・・



まだ国鉄時代、門司駅でED76に付け替える「はやぶさ」です。
この頃はまだ西鹿児島まで行っていました・・・



東京駅で機回し中・・・



この頃の「富士」は宮崎行きとなっており、日本最長距離列車は「はやぶさ」にその座を譲っていました。



こちらは宮崎駅。
隣のお姉さんは食堂車のウエイトレス?それとも車内販売の乗務員でしょうか?
この頃の「富士」は、食堂車を含む約半分の車両は大分までしか連結してなかったはず・・・


その後調べたところ、この時期は全編成が宮崎まで行っていたようです・・・

| 鉄道::その他 | 12:12 | comments (0) | trackback (0) |
もう一つのお別れ・・・
14日に東京に到着した「富士・はやぶさ」の編成は、即日南福岡に向けて返却回送されています。
明日の未明には九州入りすると思われますが、実は今日の未明にもう一つ”回送”がありました・・・



そうです、新幹線の元祖である0系です。
この車両、製造元の川崎重工が引き取ることになり、15日0時過ぎに那珂川の車両基地から旅立っていきました。
日通の専用トレーラーでゆっくりゆっくりと車両基地近くの交差点を転回し、このあと博多港まで陸送されました。









交差点を曲がり終えると作業員が代車付近を念入りに点検していました。



このときはかなりのギャラリーがおり、小さな子供も見守っていました。
また、付近は作業員が交通整理をしていたのですが、止められた車はさぞかし驚いたことでしょう。
何せ道路を新幹線が走っているんですから・・・

さぁ、あとはまっすぐ高架沿いの道を進むだけ・・・
と、そこで作業員がみんな車に乗り込み出発進行!



は、速!!!
思っていた以上の猛スピードでかっ飛ばしていきました。
といっても恐らく30km/hほどだと思いますが、あの巨体でフツーの車と同じ感覚で去っていきましたから驚きました。
そこまでは人が歩く程度のスピードで慎重に動かしていましたので、そのギャップがなんかおかしくて・・・
周りの人たちも「あはは~!はぇ~」って笑ってましたからね^^

生まれ故郷で第二の人生を送れるなんてしあわせですよね・・・
0系よ、お疲れ様でした。

| 鉄道::その他 | 21:10 | comments (0) | trackback (0) |
金帯「あさかぜ」・・・
実家の押し入れから新たに過去の写真が出てきました。
今回も残念ながらネガが行方不明で、さらに撮影年月日の記述もないためいつ撮影されたものか分かりません・・・w
しかし、その写真の中の「あさかぜ」が金帯編成でデュエットが連結されていることから、恐らく国鉄末期~JR民営化直後あたりではないかと思われます。
以下写真をアップします。




門司駅で関門間を牽引したEF81を切り離します。
機関車とカニ24(電源荷物車)の側面に「JR」のマークがありますので、これは民営化後の写真ですね。
このときはEF81にもヘッドマークを付けていたんですね・・・
ちなみに、この411号機は最後までJR九州に残った2機のEF81のうちの1機(もう1機は410号機)ですが、その2機も「富士・はやぶさ」の廃止によって現在は保留機となってしまったようです。




東京駅に到着した「あさかぜ4号」
東京駅の朝はここからだと必ず逆光になりますので、いつもこんな眠い写真ばかりでしたw




こちらは博多駅に到着した「あさかぜ1号」
黄砂混じりの雨が降ったのか、とても汚れていますね・・・



これは4人用B寝台個室の「カルテット」
まぁ、普通のB寝台の1区画を個室にしたような感じです、ハイ^^
私はこの頃専ら一人での乗車でしたから、当然カルテットなんて乗ったことなどありません^^;





こちらは2人用B寝台個室の「デュエット」
あの「なは」のデュエットと同じタイプの個室です。

ホームにいる人たちの服装などから恐らく春休みに乗車したときのものだと思いますが、それがいつの年なのかは分かりません・・・



おおお・・・
誰かがイタズラしたのでしょうか・・・
「いなば」とは昭和50年に誕生した東京~米子を結ぶ寝台特急です。
東京~紀伊勝浦を結んでいた「紀伊」に併結して運転されていましたが、昭和53年に行き先を出雲市まで延長されると同時に「出雲2/3号」と改称され「いなば」は消滅しました。
僅か3年の短命に終わった「いなば」・・・
幕を回した人は絶対狙ってましたねこれはw

さて、この金帯「あさかぜ」について少々説明を・・・
ブルトレブームも去って次第に乗車率も下がり、そのテコ入れとして昭和61年の暮れに「あさかぜ1/4号」の車両がグレードアップされました。
使用する車両はそれまで通り24系25型で変更はありませんが、その内装を大幅に改装しました。
例を挙げると、それまではスリッパで歩くとペタペタうるさかったリノリウムの床にカーペットを敷きます。
また寝台の色も冷たい感じのする青系から暖色系に変更。
さらに、1両のA寝台個室(シングルデラックス)以外は全て開放B寝台の編成に4人用B寝台個室の「カルテット」を投入し、その後「デュエット」も追加。
そのデュエットにはミニロビーとシャワールームも備わっていました。
そして一番力を入れたのが食堂車です。
それまでは安っぽいテーブルとプラスチックのイスで場末の食堂のような雰囲気でしたが、新生食堂車はオリエント風の豪華な内装に生まれ変わりました。
その後天井に星空を描いた車両も登場し、何とか乗客を呼び込もうとしたのですが・・・ダメでしたねw
このグレードアップ路線はその後の「北斗星」にそのまま受け継がれる形となり、その後「あさかぜ」の食堂車は営業を中止してついには廃止されることになってしまうのでした。

その金帯編成に私が初めて乗ったのは、昭和61年の年末。
そうです、できたてホヤホヤの時期に乗りました^^
しかし、当時中学生だった私はそのような情報に疎く、まさかこんなグレードアップがなされていようとは思ってもいませんでした。
いつものように博多駅の4番のりばで「あさかぜ4号」の到着を待ち、そして入線後に乗車するまでその変化に気付かなかったのです。
ラインはゴールドで3本に増えていましたが、その時期の薄暗い中では異変に気付くことはありませんでした。
しかしデッキから通路の扉を開けた瞬間「何じゃこりゃ~!!!」と、そりゃもう驚いたのなんの・・・

じゅ、じゅうたんじゃんか~!

その後検札に来た車掌から「新しくなったばかりですよ」と告げられいつも以上に興奮したのを覚えています。
その強烈な印象は今も私の中で鮮明に記憶されていますが、それを思い出すと懐かしさと悲しさの混じり合った複雑な気持ちになり寂しくなってしまいます^^;

次回は番外編をお送りします。

| 鉄道::その他 | 23:37 | comments (0) | trackback (0) |
この前に続いて番外編・・・
先日は金帯あさかぜをお送りしましたが、今回は少しですがその他の列車を・・・




東海道ブルトレでは若干影の薄かった「みずほ」です。
東京~熊本・長崎を結ぶブルトレですが、当時熊本なら「はやぶさ」がありましたし長崎も「さくら」がありましたから個人的にはあまり興味のなかった列車です^^;
興味がなかったため写真もあまり撮っておらず、気がつけばJRになって一番先に廃止されてしまいました・・・

ちなみにこの「みずほ」を牽いてきた機関車はあの55号機・・・
平成4年、山陽本線に国道から転落した大型トレーラーとその積荷の鉄骨にこの55号機が牽く下りの「さくら」が衝突して脱線。
この事故で大破した55号機は大修理の末奇跡の復活を遂げたのですが、その後は調子が悪かったようで早い時期に廃車になってしまった悲劇のカマなんです。




こちらは東京駅で出発を待つ「さくら」です。
この「さくら」は1961年から「はやぶさ」との併結運転開始となる1999年まで栄光の1列車(東京口)でした。




こちらは「日南」です。
以前20系時代の写真をご紹介しましたが、今回は末期の24系25型時代です。
「かいもん」「日南」といえば鹿児島本線と日豊本線でそれぞれ門司港と西鹿児島を結んでいましたが、この時期の「日南」は博多発着になっていました。




こちらは「あかつき」です。
まだ国鉄時代の下関駅だと思いますが、運転席に花が飾られていますね~
こんなの初めて見ましたよw




これはJRになって青函トンネルが開通して誕生した「北斗星」
今も上野と札幌を結ぶ人気列車です。
フレンチのフルコース(予約制)が食べられる豪華な食堂車が話題になりましたね。
これは誕生間もない頃でヘッドマークもピカピカですね・・・
「あさかぜ4号」で東京に到着後、上野まで撮りに行ったのを覚えています。




お次は”L特急”の「有明」と「かもめ」のツーショット。
この頃は特急電車といえばこの485系ばかりでしたね・・・





最後は「かもめ」と「にちりん」で「にちりん」はボンネット型との並びです。
この485系は前面に貫通路のあるタイプとないタイプ(上の「有明」)がありますが、ないタイプも扉のレールが飾り帯として残っていますね。
現在もJR九州にはこの国鉄色の485系が存在しますが、この帯がないので非常に間の抜けた顔つきになっていますw

ちなみに上の写真はまだ小学生時代に親と一緒に南福岡電車区まで行き、許可をもらって撮ったものです。
あの頃は「撮らせてくださ~い」と言えば「気をつけてね~」と気軽に撮らせてくれたのですが、今はそう簡単には入れないんでしょうね・・・
当時の竹下客車区なんて南側は腐れかけた枕木で作った柵と破れたボロボロの金網だけでしたので、地元の子供たちが勝手に中に入って遊んでいました。
私もそこから入って「あさかぜ」を撮っていると、職員に「一人で近づくと危ないから俺についてこい」って機関車のほうまで連れて行ってもらってましたからね^^;

いい時代だった・・・w

| 鉄道::その他 | 23:34 | comments (0) | trackback (0) |

  
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