未知の世界・・・
先週の終わりから1週間近くお休みを頂いていたのですが、その期間を利用してちょいと旅に出てきました。
ただ、かみさんはもう年休がないため子供と二人で行くことに・・・

かみさんは「久しぶりに一人でゆっくりできる~♪」と大喜びでして、子供は「おとうさんと二人じゃイヤだ~(*`Д´*)」だとw

今回はそう簡単に行ける場所でもないので、いい機会だと思って子供と二人で出かけてきました。
まぁ学校は2日ほど休ませることになりましたが・・・w


さて、朝10時にタクシーを呼んで福岡空港まで行き、そこから飛行機で約2時間。
気流がよくなかったため結構揺れたのですが、子供は顔面蒼白で「もう飛行機には乗らない」と泣きべそをかいていますw

到着後はJRで移動するのですが、その前に子供を連れて外に出てみます・・・




福岡市内では雪らしい雪は降りませんので、これくらいの雪を見ただけでも大喜び。

「おとうさん、ちょっと雪だるま作ろ」

って、おいおい・・・

こんなところで雪だるまなんて作るヤツはいないってw

そろそろ行こうか、と子供に声をかけたとたん轟音と共に飛行機が離陸していきます。

実はこの空港、すぐ隣に空自の基地があるんです。
そしてその基地から戦闘機が3,4機ほど続けて飛んでいきました。
右に大きく旋回してあっという間に視界から消えていきましたが、訓練でしょうかね・・・

この後はこの旅の目的地に向かうため、JRに乗り換えます。




この時点で「ああ、あそこね」とお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、話を続けます。
この電車に揺られて約40分、いよいよ目的地に到着です・・・




やってきました・・・
北の大地です。
いつかは来ようと思ってはいましたが、そうそう気軽に行ける場所ではありません。
休みと財布にかなり余裕を持っておかないとなりませんし、北海道は広いですから行動計画も綿密に練っておかなければなりません。
今回も「あるきっかけ」がなければかみさん一人置いて出てくることはなかったでしょう。

そのきっかけというものはまた後日書くとして・・・




いや~、とうとう念願の北海道にやってきました^^

ぱっと見で雪はそう多く感じません。
まぁこちらでは念入りに雪かきしますから、人通りの多い場所では歩くのにそう不安も感じませんね。
ただ日のあたりにくい場所はカッチカチに凍っていますので、子供の手をしっかりと握ってこの日の宿まで歩いて行きました。


しかし、寒かった!
まぁ一番寒い時期の北海道ですから当たり前なんですが、日中で氷点下5度なんて寒いって言うより痛い、ですよねw

幸いホテルは駅からゆっくり歩いて10分ほど。
部屋に入ってベッドに腰掛けたとたんドッと疲れがw
とりあえず日が暮れるまでちょいと休むことにしました・・・


| 旅::札幌雪まつり | 23:29 | comments (0) | trackback (0) |
雪と氷と光の世界・・・
前回のブログを書いた後、ちょいと体調不良に陥りまして自宅で静養しておりましたw
まぁ最初は風邪かな?って思っていたのですが、39度の高熱と喉の腫れと痛みが尋常でないほどだったのでインフルエンザだとまずいと思って医者に診てもらいました。
幸いインフルエンザは陰性だったものの、喉の炎症がかなり酷かったようで血液検査での白血球やCRPの数値が異常なまでに上がっていました。
喉の痛みは自分の唾を飲み込むだけで激痛が走るほどで、飲食など満足にできる状態ではありませんでした。
そして体全体の節々の痛みや悪寒で体を動かすのも辛い状態・・・
ですからその場で抗生物質やら栄養剤やらの点滴を1時間ほど打ってもらい、後は自宅で薬を飲んでゆっくり過ごしていました。
会社にも迷惑かけてしまいましたが、明日からはなんとか出勤できそうなのでまた頑張ります^^

さて、前回は初めて北の大地に足を踏み入れたところまで書きましたが、その続きです。
ホテルにチェックイン後、午後6時過ぎまで子供と二人で寝てました^^;
そして午後7時過ぎにホテルを出て大通公園まで歩いて行きました・・・




ちょうどこの期間は札幌雪まつりが開催されていて、大勢の人・人・人・・・
基本的に人混みが大嫌いな私ですが、だからといってこの一大イベントを見逃すわけにはいきません。
まずはテレビ塔の上にある展望室から大通りを眺めてみようと思いテレビ塔に向かったのですが、なんと長蛇の列が階段下まで伸びていますw
最後尾にプラカードを持ったお姉さんに待ち時間を聞くと「まぁ1時間はかからないと思いますが・・・」という返事。
1時間くらい待つのは平気なのですが、なにせ極寒の野外に黙って並ぶってのはかなり勇気がいります。
しかもまだ1年生の子供を連れてとなるとちょっと・・・

ということで、夜間のテレビ塔は諦めて大通公園に向かうことにしたのです。










いろんな雪像や氷像が並んでおり、それがライトアップで綺麗に飾られ幻想的な光景が広がっていました。
心配していた足下ですが、頻繁に砂をまいているせいかそれほど滑るって感じじゃなかったですね。
ちゃんと気をつけてさえいれば普通に歩いていても滑ることはありませんでした。

子供も自分用の携帯(こういうときのためにプリペイド契約)で必死に写真を撮っていましたが、一応構図とかも考えて撮っている様子でちょっと驚きw
私はこの人出を考えて三脚は持ってきていません。
杖代わりに一脚を持ってこようかと思いましたが、極力荷物は少なくしたかったので、カメラとレンズ2本のみ持参。
最近のカメラは高感度でガンガン撮れるので助かりますね。

しかしまぁ当然と言えば当然ですが、人出のほとんどは観光客でしょうね・・・
しかも外国人の多いこと多いこと・・・
北海道というロケーションに盛大なお祭りとなれば人が集まらないわけがありません。
この寒さも吹っ飛ばすほどの熱気でムンムンしておりました^^

寒いといえばこのとき子供が「おとうさん、今7度だってよ」とビルの温度計を指差して言います。

え?

ああ、マイナスね・・・

子供にはマイナスとか氷点下とかまだよく分からないみたいで「それって寒いと?」だとw
水が凍る温度が0度だからそれよりも低いってことだよ、と教えると「ハァ~ん」と分かったのかどうか曖昧な返事w




途中、いきなり目の前にスキーのコース?が現れます。
PARK AIR 2015の会場とのことでしたが、すでにこの日のセッションは終わったあとでした。








そしてやってきましたスターウォーズ!
世界で初めてルーカスフィルム公認を得た雪像ということで、細かい描写まで見事に再現されており迫力満点でした。
制作した陸上自衛隊の想いというものもヒシヒシと伝わってくるようでした。

この雪像は今回の雪まつりにおけるメインとも言える雪像なわけですが、それだけに人もものすごいわけでして・・・
そんな人混みでなりふり構わず「自撮り棒」を振り回して撮影するグループは何を考えているんでしょうか?
あの棒の先にくっついてるカメラで何度殴られたことかw
最近流行っているのは知っていますが、使う人にはもっとモラルある撮影をお願いしたいです・・・








その後、大通公園をさらに西へ進んでいきます。
いろんなイベントがあったり、たくさんの出店が美味しそうなものを売っていたり、まさにお祭りって感じでいいですね。
その誘惑に子供が負けそうになるのを「あとでもっと美味いモン食わしてやるから」と必死で宥めます。




この日子供が一番喜んだのがこの雪像。
そう、こりゃまた見事なサザエさんです。
しかしまぁどの雪像も見事の一言です。


さて、大通公園を東から西へ一通り見て回ったあと、夕食を食べに行きます。
この雪まつりの会場は大通公園のほかにも東区にある「つどーむ会場」と「すすきの会場」があるのですが、今回は全て見て回る時間と体力がありませんでしたw




この交差点の先にあるのがあの「すすきの」です。
東京の歌舞伎町、我が町福岡の中洲と並んで日本三大歓楽街の一つであり、さらにかの有名なタケちゃんマンの歌にも登場するあの「すすきの」です。
ちなみにこの交差点、ここから見ると「大通西3」と書いてあるのですが、反対側から見ると「大通西4」なんです。
この辺の交差点名は見る方向によって違うのでかなり戸惑いますw

そのすすきので美味い海の幸を腹一杯食べ、私も子供も満足したところでこの日は終了と相成りました・・・

| 旅::札幌雪まつり | 23:14 | comments (2) | trackback (0) |
そして最終日・・・
前日の夜はすすきののお店で海の幸を腹一杯ごちそうになり、私も子供も大満足でホテルに戻りました。
そして夜が明けて北海道滞在最終日・・・

子供がブツブツとつぶやく声で目を覚まします。
私がベッドから這い出てみるとテレビに向かってなにやら文句を言っています。

ああ・・・マッサンかw


さぁ、この日で北海道ともサヨナラだ・・・
できればもうちょっと遠くまで行ってみたい気もしますが、どうせ色気を出してあちこち回ってあとが大変なことになるのは目に見えてますw
ですからこの日も雪まつりメインです。

昨夜断念したテレビ塔は後に回し、あの雪像たちは日中どのように見えるのか昨日回ったルートをもう一度回ります。






そういえば昨日見かけたスキーの会場・・・
今日はちょうど大会が始まる直前で、選手たちが練習していました。




そしてスターウォーズ!

この迫力は昼間見ても変わりませんね~




そして氷でできた関帝廟も見事です。
ただ氷は雪と違って日中に写真を撮るのは難しいですね。
立体感がいまいち出てきません・・・




今や子供たちに大人気の妖怪ウォッチからもこのジバニャンを始めコマさん、ウィスパーなどの雪像がありました^^




しかしこのサザエさんも見事ですよね・・・
あのタラちゃんの口元なんてまさに芸術品です、ハイ。




そしてまたスターウォーズ!

これはやはり何度見てもいいです。
しかもどのアングルから見ても格好いい・・・
しかしこれも催しが終わると崩しちゃうんですよね?

なんてもったいないことを・・・


まぁ足早に大通公園の会場をぐるっと回ってきたのですが、この日は雪が時折強く降ってきて非常に寒かった。
ただこちらの雪と違って乾燥した雪で気温も低いですからあまり濡れないんですよね。




さて、この日子供が一番喜んだのがこれ・・・
歩くスキーの体験コーナー^^
簡単に言えばノルディックスキーのクロスカントリーですね。
その細長いコースを係員付き添いで2周するという至って単純なものです^^
しかし子供はスキーなんて生まれて初めてですから、そりゃもう大喜びw
もうちょっと大きくなったらスキーに連れて行くのもいいかもしれませんね・・・


さぁ、あれこれ見て回ったあとはお店で飲み食いしたり子供を自由に遊ばせたりしてゆっくり過ごしました。
そしてそのあとテレビ塔に向かい、有料のエレベーターに乗って展望台まで行ってみました。




これ、画像じゃよく分からないですけど、実際その場にいると結構怖いもんですよ、ほんと。
落ちっこないと分かっていても高所から真下が見えるという状況になると足がすくんじゃいます・・・




その展望台から見た大通公園です。
できれば昨夜ここからライトアップされたこれを撮ってみたかったのですが、あんなに大勢並ぶとは思ってもいませんでした・・・

しばらく展望台でゆっくりしたあと、下に降りることにしました。
せっかくだからと外階段で降りてみたのですが、寒すぎ!




寒風が容赦なく私たちを襲い、粉雪にまみれた鋼製の階段が足を払いのけようとします。
ゆっくり手すりを握りながら、慎重に降りて行きます・・・




途中、テレビ塔の係員が「お気を付けて~」と声をかけてくれますが、あのお姉さんずっとあそこに立ってたんだろうか?
まぁ短時間での交代制でしょうが、なにもせずじっと立っているだけでも疲れるのに、この気温下で風雪に打たれながらってのはザ・ガマンの世界ですよ・・・

そんな外階段をやっとの思いで降りて行き、無事地上に降り立つことができました。

さて、そろそろ帰りの準備をしなくてはいけません。
スーツケースはすでにこの日の朝、荷物として自宅に発送しましたので手回り品はごく僅かです。
ですから準備といっても各方面へのお土産を買うことがメインなのですが、これが難しいんですよね・・・
特に北海道という超々有名な観光地ともなれば、いったいどこで何を買っていけばいいのかと次第に頭が混乱していきますw
ですから、今回は買う場所は札幌駅に隣接する大丸だけと決め、買ったあと何を見ても見なかったことにしようと決めました。

そして午後3時頃、名残惜しいですが札幌の街ともお別れです。
少々疲れて眠そうにしている子供の手を握り、札幌駅へと向かったのでした・・・

| 旅::札幌雪まつり | 01:18 | comments (0) | trackback (0) |
さらば北海道・・・
前回は札幌駅に向かうまでを書きましたが、いろいろと忙しくてその後をアップするのが遅くなりましたが続けます・・・

札幌からは乗る列車の出発までかなり時間があるので、ラーメン共和国とやらに寄って味噌ラーメンを食べ、大丸でお土産を買ってホームに上がります。
このとき午後4時頃だったのですが、やはり札幌は日の入りが早いためすでに薄暗くなってきています。
今回はある列車を是非写真に収めたかったのですが、その列車がやってくる頃にはすでに真っ暗なんだろうな・・・
まぁとにかくまだ時間がありますので、ここ札幌駅にやってくる列車たちを練習がてら撮ってみました。




尾灯が見えないので一瞬先頭に見えますが、721系快速エアポートを後ろからケツ撃ち。
私たちがここにやってきた時に乗ったのがこの721系です。




こちらは789系電車の快速エアポート。
旭川からここ札幌までは特急スーパーカムイとして運転され、札幌より千歳空港までは快速エアポートとして通しで運転されます。




そしてこれは気動車のキハ281系ですが、雪でトレインマークが読めない・・・w




スーパー北斗でした^^
この281系ともう一つ兄弟とも言える283系はいずれも振り子車両で側面に「FURICO」と書かれています。




そして時刻はそろそろ午後5時になろうとしていますが、とたんにギャラリーが増えてきました。
老若男女、様々な人たちがカメラ片手にホームの端に集まってきました。

ちなみにこの画像では結構明るく写っていますが、現像時にかなり増感してますので実際はもっと暗かったです。




それもそのはず、そろそろお目当ての列車が入線してくるからです。
来月のダイヤ改正で定期運転が終了となる「北斗星」です。
定期列車として残っていたいわゆる「ブルートレイン」はこの北斗星のみだったわけですが、車両の老朽化と青函トンネルの新幹線工事などのためいよいよ廃止となる事が決まってしまいました。
一応その後も臨時列車として運転されますが、ダイヤはカシオペアのスジ・・・つまりカシオペアと北斗星が日替わりで運転するということです。
しかしその臨時運転も今年8月22日で終了ということで、残念です。
カシオペアについてはその後も引き続き運転されるようですが先行きは不透明ですね・・・

ちなみに、大阪からのトワイライトエクスプレスも今回のダイヤ改正で廃止となりますが、こちらはいわば後継とも言える豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)」が2017年春にデビューすることになったそうです。

そんな北斗星ですが、私が初めて上野駅で実物を見たのが高校時代だったかな・・・
まだ真新しい車両にキラキラと光るエンブレムがとても印象に残っています。
それから25年以上たった今、あのとき以来の北斗星といよいよご対面です・・・




重連のDD51に牽かれてゆっくりゆっくりと入線してきた北斗星。
ギャラリー多すぎでまともに撮れませんが、まぁなんとかお顔を拝見。
あれから25年以上、毎日体に鞭打って走ってきた車両の至る所にその「年月」が感じられます・・・

今回は幸いにも切符が取れたので遠い九州からはるばるこのためにやってきました。
もうこの姿を見ることができないのかと思うと寂しいですが、最初で最後の北斗星の旅はこの目と心にしっかりと刻み込みたいと思います。




今回お世話になるツインデラックスです。
広さは開放B寝台の1区画分ほどで、片方に2段ベッドがあります。
子供は上段ベッドが気に入ったようですが、そこの小窓が曇っていて外が見づらいと文句を言っていますw
居住スペースは私には十分な広さですし、下段のベッドは起こすとソファーになるのでいいですね。
私はできるだけ起きていようと思っていましたので、早速ベッドはソファーに変換しちゃいました^^

入線後急いで写真を撮り、車両に乗り込み部屋に入って写真を撮り・・・
そんなことをしているうちにすぐ発車です。

これから上野までおよそ17時間の旅が今始まりました・・・



| 鉄道::北斗星お別れ乗車 | 02:10 | comments (0) | trackback (0) |
永久に輝け北斗の星よ・・・
札幌を出た時点で外は暗くなってきており、北の大地をゆっくりと眺めるということはできません。
あと6時間も走ればいよいよここ北海道ともお別れかと思うと寂しいですね・・・

今回、念願だったディナーは予約しませんでした。
かみさんも一緒であれば予約したのですが、この時期これも瞬殺だとかで確保できたかどうか分かりませんけどねw

まぁ札幌駅に来る直前に腹一杯ラーメンを食べてきましたし、お菓子やつまみで十分でしょう・・・

さて、北斗星は雪の中をひた走ります。
適度に遮音された中で聞こえてくる小気味よいジョイント音と机の下にあるヒーターの音、そして「お弁当にコーヒー、お土産・・・」とワゴンを押すお姉さんの声。
たまらんですw

電車でもない、気動車でもない、居住性を高めた寝台客車のその走行音はもうたまりませんよ。
発車時の引き出しショックを和らげるため、停車時に客車のブレーキ抜いてちょいとバックするその動作とか、今の電車では味わえない独特な雰囲気が大好きなんですよ。
まぁ今の人は速くて揺れの少ない静かな電車を好むのでしょうが・・・




しばらく子供と遊んだり、外を眺めたりして過ごしていましたが、八雲停車時にパチリ。
雪の量もだんだんと多くなってきており、このときすでに若干遅れての運転・・・

そしてそこから約1時間後、列車は函館駅に到着しました。
ここ函館では機関車の付け替えがあるので降りてみます・・・

が、子供が寝てるw

子供も「一緒に見たい」と言っていたのですが、爆睡中なのでそのまま置いて行きましたw
まぁこんなことになるだろうと思って事前に子供にも「もし寝ちゃったら置いていくけど、途中で起きても慌てずそのまま寝ておけ」と言っておきました。
また不安なら携帯で俺に電話しろと言うと「分かった」と言っていたので大丈夫でしょう・・・




函館では方向転換するので、機関車は今までの最後尾に連結されます。
雪もかなり多く、駅員がスコップで車両に付いた雪を削り落としていました。




隣の方のフラッシュがちょうどシンクロしてくれました^^
ここから青森までED79が牽いていきます。




駅員も大変です・・・
彼らにしてみれば面倒な列車なんでしょうね・・・




雪は降り続けます・・・
九州ではなかなか味わえないサラサラの雪です。
約10分間の停車時間もあっという間に過ぎ、列車は青森まで逆向きに進んでいきます・・・




午後11時頃でしょうか、やけに長いトンネルに入ったのでこれがおそらく青函トンネルでしょう。
途中で赤いカマが見えたのでとっさに撮ってみましたが、青森~札幌間を結ぶJR最後の急行列車「はまなす」ですね。
トンネル内は湿度100%なので窓が濡れていて展望はよくありません。




本州に入って最初の停車駅は蟹田。
停車といっても客扱いのない運転停車ですが・・・

周りの音は全て雪に吸収され、静寂の中ただポツンと佇む深夜の小さな駅・・・
そんな姿を眺めるのも夜行列車の楽しみではないでしょうか?




そして列車は青森駅へ・・・
青森駅手前では終点上野までの牽引を担当するEF510が係員と共に待機していました。
ここ青森も運転停車なのでホームに降りることはできません。
ですから車内からこんな写真を撮るのが精一杯ですw

さて、青森を出ると東北本線・・・
といっても現在は青森~目時間は青い森鉄道、目時~盛岡間がIGRいわて銀河鉄道という第三セクターになっています。
列車はその線路をひたすら南下し、盛岡、一ノ関と運転停車していきます。
私はその辺まで頑張って起きていたのですが、やはりウトウトしてしまいました・・・
この日最初の客扱い停車駅の仙台は寝過ごし、気がついたらちょうど福島でしたw




だんだん空も明るくなってきました。
郡山に着いた時には車内放送も始まり、子供も上からノソノソと降りてきました。

その後は宇都宮、大宮に停まり、いよいよ終点上野です。
北海道、東北地方の雪の影響で30分近く遅れての到着です・・・




しかしここも大勢の人で写真どころじゃありませんw
しばらくすると北斗星は推進運転で尾久まで回送されていきました・・・

ハァ・・・

いつも思うことですけど、寝台列車の旅ってほんとあっという間です・・・
しかし念願の北斗星の旅はとても楽しかった。


さぁ、北斗星が去ってしまえばもう用はない。
翌日から仕事に学校ですから、なるべく早く帰りたいです。
ですからさっさと羽田から飛行機で・・・と思ったのですが、子供がぐずります。
どうも去年の仙台便で大きく揺れた(ドンと落ちるようなヤツね)のがトラウマになったみたいで、飛行機は嫌だと言い出します。
私が「新幹線で5時間も黙って座っていられるか?」と聞くと「ガマンする」と・・・

しかしね・・・

今からすぐ東京に向かって新幹線に乗ったとしても、博多に到着するのは夕方4~5時頃だろ?

ダメ、やっぱ飛行機で帰るからそれこそガマンしろ。

その分早くお母さんに会えるだろ?と子供を無理矢理納得させて品川へ向かい京急に乗り換え羽田空港へ・・・
それでも揺れることを怖がっていたので、最新の飛行機だから揺れない(と思う)よ・・・と787の便に乗せて帰ってきました。




眼下には富士山。
天気もよくて福岡空港着陸まで大きな揺れもなく子供もぐずることはありませんでした。

さぁ、これで今回の旅は無事終わりました。
私は念願の北斗星にお別れ乗車することができて大満足なんですが、子供はどうだったかな?
北斗星に関しては「あれ、楽しい」と言っていたのでよかったですが、やはり母親がいないので時々寂しそうにはしていました。
私もできれば家族3人で行きたかったのですが、まぁそれは仕事の都合上仕方ありません。
今回は生涯一度だけかもしれない父子二人だけの旅だったということで、まぁ貴重な経験をしたな・・・と記憶に残ってくれればそれでいいと思っています。

| 鉄道::北斗星お別れ乗車 | 02:10 | comments (2) | trackback (0) |

  
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